はじめにお読み下さい

3ds max® 7 Service Pack
このファイルには、既知の問題に関する情報が含まれています。
下記のDiscreet のWebサイトのリンクから最新情報が入手できます。
http://www.discreet.jp/support/max_index.html
3ds max 7 Service Pack 1 (SP) のインストール
•
3ds max 7 のService Pack 1をインストールするには、管理者(Administrator)としてシステムにログイン
する必要があります。
•
更新の際、オリジナルの 3ds max 7 インストーラ (製品CD、またはネットワーク上に展開されたイメージ)
が必要になる場合があります。オリジナルの製品CDが手元にない場合、下記のサイトからフルのトライ
アル版 3ds max 7 をダウンロードすることができます。
http://www.discreet.jp/products/max7/index.html
•
3ds max7 Service Pack は 3ds max 7 のみにご利用になれます。このプログラムをインストールしても
以前のバージョンへのアップグレードにはなりません。 (例 3ds max 6).
•
Service Pack をアンインストールすることはできません。SP1 のアンインストールが必要な場合には、ま
ず 3ds max 7 をアンインストールし、製品CD から 3ds max 7 をインストールしてください。
•
3ds max 7 Service Pack のネットワーク展開に関する手順は、このドキュメントの後部で説明していま
す。
この Service Pack で修正された問題
BITMAP フォーマット
• AVI および MOV ファイルは、正常にネットワークレンダリングができるようになりました。
BIPED
• Biped のコピーをポニーテールがない Biped にロードする際の姿勢問題が解決されました。
•
3つの自由度がある複数のオブジェクトを選択した場合に正しいスペース内で回転していなかった問題が
解決されました。
•
オートキーを使用しポーズを貼り付けた場合、正しいポーズが貼り付けられない問題が解決されました。
ポリゴンを編集
• マッピング座標が割り当てられていないポリゴンを編集で修正されたオブジェクトへマテリアルを割り当て
る場合の安定性を向上させました。
編集可能メッシュ
• 編集可能メッシュのオブジェクトトタイプでサブオブジェクト変換アニメーション作成時にフレーム0でアニメ
ートされ正しく作成されない不具合が修正されました。
FILE I/O
• .DDS ファイル保存時のメモリーリークを修正しました。
ファイルリンク
• ファイルリンクは、まず代用となるデータセットを検索し、見つかった場合には、リロードは回避できるよう
になりました。
ロフト
•
[変換時ワイヤフレーム化]が無効の場合に、[Shift] + 移動を使用しシェイプのコピーを作成する場合、
ロフトオブジェクトが変形される問題がなくなりました。
•
[変換時ワイヤフレーム化]が無効の場合に、スケール変換時にロフトオブジェクトは正常に動作するよう
になりました。
•
[変換時ワイヤフレーム化]が無効の場合に、[Shift] + 移動を使用しシェイプのコピーおよびインスタンス
の作成をすると、[シェイプをコピー](コピー/インスタンス)ダイアログボックスが表示されるようになりまし
た。
マテリアルエディタ
• マルチマテリアルコンテナの整理時の不安定を修正しました。
•
ビットマップファイルのUNCファイル名への自動変換を無効にすることができます。この変換を無効にす
るには、[FileHandling] ConvertToUNC=0 を ini ファイルに追加します。
MENTAL RAY
• ファイナルギャザーは正しくない UV 座標を無視し、更に正確な結果がでるようになりました。
•
mental ray SSS シェーダの Backburner または コマンドラインでのレンダリングが可能になりました。
•
mental ray の安定性および高速モーションブラーの向上
•
mental ray のサイレントモードでレンダリングができなった問題を修正しました。
•
mental ray 高速モーションブラーおよび Dielectric material を修正しました。
•
[マップを配布]が有効な場合、スレーブマシンは、必要なテクスチャをローカルで探します。
法線マップ
• 法線マップのタンジェントの計算に複数の改良が加えられ、特に縫い目のマッピング時に見られた焦点
ぼけおよび不自然な結果が軽減されるはずです。
パラメータコレクター
• パラメータコレクターで順序変更されたパラメータのポジションは、パラメータがコレクターのロールアウト
から削除された後維持されるようになりました。
基本設定ファイル
• 3ds max を Direct3D モードで開きその後 OpenGL モードに戻った場合にも、OpenGL のデュアルプレ
ーンの設定が維持されるようになりました。
リアクションコントローラ
• ファイルをロード/マージ/xref した場合、スレーブはマスタートラックから切断されることがなくなりました。
•
保存させたシーンを開いた場合、リアクションマスター名は正しくリアクションマネージャで保存されるよう
になりました。
ラジオシティ
• 新しいマテリアルをオブジェクトに割り当てた後ラジオシティを無効にする際に不安定になる問題を修正し
ました。
•
メッシュは、マテリアルIDの境界に関連されるようになりました。
•
いくつかのケースで、ラジオシティ ソリューションは無効にならなくなりました。
スクリプトウィンドウとSDK
• 複数のMAXScript および SDK 問題が解決され安定性が向上されました。
スキンモーフ
• [ボーンをピック]モードをスキンモーフで使用中に、[選択]モードが有効の状態で3ds max で[作成]モード
を使用すると表示されるアプリケーションエラーが修正されました。
スキンラップ
• キーボードの[Ctrl] + [A] ですべてのサブオブジェクトを選択時にスキンラップをインスタンス化すると生じ
るアプリケーションエラーが修正されました。
配列ツール
• 配列プレビューがある場合修正パネルが復元されるようになりました。
選択フロータ
• 選択フロータは、正しくリサイズされるようになりました。
ターボスムーズ
• ポリゴンのサブオブジェクトの選択がターボスムーズモディファイヤ内で赤くなり、サブディバイドされたポ
リゴンがターボスムーズ内スタックの現在の選択に影響されていることがわかるようになりました。
UVWアンラップ
• [UVW アンラップ]モディファイヤの[UVW を編集]ダイアログボックスで[テクスチャを選択]ドロップダウンリ
ストを指定し, [なし]を選択する場合の不安定性を修正しました。
ビューポートシェーダ
• DirectX シェーダで使用中のテクスチャを編集した場合に起こるプログラムの不安定性がなくなりました。
•
DirectX の効果の変更時の安定性が向上されました。
•
標準マテリアルのDXディスプレイがスカイライトでも表示されるようになりました。
•
標準マテリアルのDXディスプレイ使用時にライト作成をキャンセルすると生じるクラッシュを修正しまし
た。
•
標準マテリアルのDXディスプレイは、オフのライトを無視するようになりました。
•
ビットマップ/フォトメトリック パス エディタは、.FX テクスチャおよびファイルを正しく処理するようになりまし
た。
•
DirectX シェーダのUVWマップ表示が向上されました。
•
•
DirectX .FX ファイルの出力結果をビューポートでの表示とマッチするように向上しました。
DirectX シェーダのロード方法をファイル開始時ではなく3ds max 6 と同じ方法のオンデマンド時に戻しま
した。
DirectX シェーダは、ミラーされたオブジェクトを反転させなくなりました。
•
•
DirectX .FX ファイルの相対パスの対応が向上されました。
•
DirectX シェーダタイプの少量のメモリーリークを修正しました。
ウォークスルー
• ウォークスルーモードが有効時にビューポートを変更した場合、または手動でクリップが有効時にビュー
ポートをカメラに設定した場合に生じる不安定性を修正しました。
•
ウォークスルーモードが有効時にビューポートをカメラに設定し、その後 3ds max を閉じた場合に生じる
不安定性を修正しました。
XREF
• Xref ファイルを修正し max ファイルのサイズが不意に増える問題に対応しました。
Service Pack 1 パッチをネットワーク上の
複数のマシンに展開する方法
ネットワーク展開ガイド (オリジナルの3ds max製品CD上の「Manual」フォルダ内にある NetDeployGuide.rtf) に説
明されている方法を使って多数のワークステーションを3ds max 7 SP1にアップデートすることができます。 主な
違いはクライアントから.MSI ファイルを呼ぶかわりにMSPパッチファイルを起動するところにあります。 MSPファイ
ルを入手し展開するためには以下のステップに従ってください。
1) サポートサイトからSP1の自己解凍ファイル(setup_3dsmax7_sp1_jpn.exe)をダウンロードします。
2) Winzipを使って3dsmax7SP1_jpn.mspという名のファイルを、すべてのワークステーションからアクセスでき
るディレクトリに抽出します。
この例では、ファイルが以下のロケーションにダウンロードされたと想定します。 \\myserver\sp1patch
3) 下記のシンタックスのバッチル−チンを使います。
%comspec% /c msiexec /p \\myserver\sp1patch3dsmax7SP1_jpn.msp /qn
注意: /q スイッチは表示されるUIの階層を設定します。 /qn はすべてのプロンプトを抑圧するので、サイレントモ
ードでインストールを行うのに便利です。 スクリプトをデバッグする必要がある場合、/qb に切り替えて基本形式
のダイアログを表示させることもできます。
4) 重要: このバッチルーチンを実行させる前に、3ds max とbackburner がすべてのワークステーション上で停
止していることを確かめてください。 停止していない場合、エラーメッセージが表示され、そのマシンはSP1パッチ
を受け付けません。 /qnスイッチを使ってパッチを走らせている場合、アップデートに失敗した旨を示すダイアログ
は表示されません。
既存のクライアントインストールにパッチを適用するのとは別に、オリジナルのインストールをアップデートしたイメ
ージを作成し、まだ3ds max 7がインストールされていないマシンに展開することにより3ds max とSP1を一度で
インストールすることができます。 これにはまず管理者によるオリジナルのインストールを作成することが必要で、
そのあとに次のシンタックスを使ってパッチを適用します。
msiexec /a [path to administrative image .msi file] /p 3dsmax7SP1_jpn.msp
Autodesk、 Autodesk ロゴ、 および 3D Studio MAX は登録商標であり、 3ds max と Discreet は、 米国および
その他の国における Autodesk, Inc.の商標です。Microsoft と DirectX は Microsoft Corporation の商標です。そ
の他の製品名、会社名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。
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