ポータブル高圧チャンバー

1
国際山岳連合医療部会
提言集
Vol. 3
ポータブル高圧チャンバー
医師・非医師医療従事者及び登山トレッキング隊・
登山遠征隊関係者を対象として
Th. Kuepper,
U. Gieseler,
J. Milledge
翻訳
中島道郎
目次
1
はじめに
2
原理並びに高山病に関する安全対策
3
高圧チャンバーの設置個所
4
高圧チャンバーの使用方法
5
治療の結果/更なる処置
6
高圧チャンバーに伴う問題点
7
高圧チャンバーの類型
8
参考文献
1
はじめに
ポ ー タ ブ ル 高 圧 チ ャ ン バ ー( 以 下 チ ャ ン バ ー )と は 、重 症 急 性 高 山 病 (AMS)・高 所 肺 水 腫
(HAPE)・高 所 脳 浮 腫 (HACE)の 患 者 を 、現 場 で 緊 急 治 療 す る た め に 開 発 さ れ た 、軽 量 で 持 ち
運び可能な治療装置である。これは、患者を収めた袋の中に、手押しまたは足踏みポンプで
送気・加圧して膨らませ、それによって、患者の周囲は外気に比して高圧(高酸素圧)環境
と な り 、患 者 を 約 1500m な い し 2000m ほ ど 急 速 に 下 に 降 ろ し た と 同 等 の 効 果 が 得 ら れ る 装
置である。
2
原理並びに高山病に関する安全対策
●高山病対策の『黄金則』は『予防』である。
2
〇予防に優る治療はない。
〇適切な高所順応を得られるように、緻密な高所登山計画書を策定すること。
● チ ャ ン バ ー は 、 軽 症 AMS に は 、 予 防 ・ 治 療 ど ち ら に も 使 用 し て は な ら な い 。
〇もし、チャンバーを使わなければならないような事態になった場合は、その前にま
ずその症状が生じた高さの所にもう 1 日留まって、シッカリ順応を獲得すること。
チ ャ ン バ ー は 、 軽 い AMS 症 状 を 治 し た り 、 適 正 に 順 応 し な い ま ま 、 さ ら に 高 度 を
稼ぐ手立てとして作られた物ではない。
● チ ャ ン バ ー は 、 重 症 高 山 病 (AMS、 HAPE、 HACE)の 症 状 を 緩 和 す る も の で あ る こ と
には疑の余地は無い
〇但し、チャンバー治療は症状緩和と時間稼ぎにだけ役立つ装置である。
●その稼いだ時間は高所からの撤退に用いること。
●その患者を単独で下山させてはならない。誰かが必ず付き添うこと。
●下山途中での再悪化に備えて、チャンバーも一緒に持って降りること。
● 重 症 例 に お い て 、再 悪 化 を 防 止 す る 為 、そ の 患 者 を ‐ 例 え 短 距 離 で も ‐ 歩 か せ て は な
ら な い 。生 き て 帰 る 為 に は ど う し て も 歩 か ね ば な ら な い 場 合 は 仕 方 な い が 、出 来 る だ
け体は動かさないようにすべきである。
〇チャンバーの使用は、緊急治療だけの為の手段と心得るべし。
● こ れ に よ っ て 、患 者 を 下 山 す な わ ち 低 処 へ 搬 送 さ せ な く て 済 む 、と い う も の で は な い 。
●重症高山病症例に対する対策の順位は以下の通り。
1、 下 山 ( 低 所 移 動 )。 そ の 患 者 が 以 前 元 気 で あ っ た 高 度 を 目 安 に 。
少 な く と も 、 300~500m は 降 る こ と を 試 み よ 。
2、 酸 素 或 い は 医 薬 品 の 使 用 。 生 き 延 び る 為 だ け 、 時 間 稼 ぎ の 為 だ け と 心 得 よ 。 [1]
3、 チ ャ ン バ ー ( 上 記 1 と 2 と を 併 用 。 且 つ ま た 、 UIAA MedCom 提 言 集 ・ #2
AMS・ HAPE・ HACE 現 場 救 急 治 療 法 [1]参 照 )。
4、 医 薬 品 の み 。( 上 記 1~3 対 策 が 全 く 不 可 能 な 場 合 )
●チャンバー操作担当者の前提条件
〇チャンバー操作は、習熟した人だけに限ること。未熟者が取り扱って惹き起こされ
た重症合併症(例えば、重症過換気・鼓膜破裂など)の報告例あり。
〇習熟者によるチャンバー操作講習会を、全員に、出発前に実施して置くこと。
〇チャンバー操作は非常な力仕事である。高所では特にそうである。それ故、実際的
な 使 用 限 界 高 度 は お よ そ 7000m で あ る 。 そ れ よ り 上 で は 、 酸 素 と 薬 剤 を 投 与 し な
がら降る方がより好ましい。
3
チャンバーの設置場所
●全ての商業的トレッキング乃至遠征登山組織は、須らくチャンバーを用意すべし、とす
る明確な
根拠を支持するデータは存在しない。そうすべし、とする法律も無ければ、現在までの
ところ、
そうと明記された訴訟事件もない。注意深い登山計画書こそが重要である!
〇もし、トレッキング会社がまともな高所順応計画書に従って行動しておれば、殆ど
3
すべてのトレッキング・ルート及び多くの遠征登山においては、かかるチャンバー
な ん ぞ は 不 要 な の で あ る 。 [2],[3]。
●チャンバーを用意すべきか否かを考えるのは、特に、目標とする地域がそう簡単に低標
高地点に下りて来られないような場所に限られる。例えば、高標高の谷で、登った
道の他は降りて来られないような場所などがそれである。
〇また例えば、降りるためには、一旦登って、それから降りなければならない、といっ
た 高 位 置 の 鞍 部 と か 、谷 と か を キ ャ ン プ 地 と し た 場 合 な ど が そ の 考 慮 の 対 象 に な る 。
〇 も し チ ャ ン バ ー を 高 所 に 持 ち 上 げ る 場 合 、そ れ は 最 高 キ ャ ン プ に 持 ち 上 げ る の が ベ ス
トである。その主な理由は以下の 2 つである。
1
高 さ に 起 因 す る 高 所 障 害 が 生 じ る と す れ ば 、そ れ は 当 に 最 高 到 達 地 点 に お い て で
ある筈、
2
若 し ほ か の キ ャ ン プ で 傷 害 が 発 生 し た 場 合 、チ ャ ン バ ー は 上 か ら 下 へ 持 ち 降 ろ す
方 が 、下 か ら 上 に 持 ち 上 げ る よ り 遥 か に 容 易 で 且 つ 速 い 。こ の 決 定 は 、ほ か に も
多 く の 考 慮 す べ き 要 因 が い ろ い ろ あ る し 、そ の 遠 征 の 安 全 対 策 全 体 の 中 で 、そ の
一つとして組み込まれてあるべきものである。
4
チャンバー使用方法
●高山病治療にチャンバーを用いる場合は以下の要領による。
〇 薬 物 療 法 と 併 用 す る こ と 。( 重 症 AMS 乃 至 HACE に は デ キ サ メ サ ゾ ン 、 高 所 肺
水 腫 の 緩 和 治 療 に は ニ フ ェ ジ ピ ン 。)
〇 患 者 を チ ャ ン バ ー に 入 れ る 前 に 、患 者 の 圧 力 耐 性 能 力( ポ ッ プ )を チ ェ ッ ク す る 。
(註 1)も し 高 所 で 耳 鼻 科 的 諸 症 状 が 持 続 す る よ う で あ れ ば 、ゆ っ く り と 膨 ら ま せ て
い き 、耳 に 圧 力 が 掛 け ら れ る か( ポ ッ プ )ど う か 試 し て み る 。
(若しダメならゆっ
く り 圧 力 を 下 げ る 。)
⦿もし患者が耳に問題ありと訴えたら鼻詰まりスプレー(例えばキシロメタ
ゾ リ ン )を 、チ ャ ン バ ー に 入 る 前 に 噴 霧 し 、5~10 分 し て 薬 が 効 い て 来 る の
を待ち、そのスプレーを持って入ること。
〇要すれば、入る前に排尿・排便のこと。
〇(可能な限り)チャンバー内での患者の位置は、患者から監視者が見え、監視者
からは患者の脈波酸素計と高度計が読めるようにすること。
〇 加 圧 時 間 は 60 な い し 120 分 。 120 分 以 後 は 、 そ れ 以 上 の 改 善 は 期 待 で き な い 。
加圧には排気バルブがシュッと音を立てるまでポンプを押し続ける。
⦿ チ ャ ン バ ー 治 療 に 時 間 の 上 限 は な い 。AMS の 場 合 は 通 常 、2 時 間 以 後 は 症
状がそれ以上に改善されることはない。しかし、生死の間にある場合は、
搬出可能になるまで加圧し続けたらよいだろう。
⦿ HAPE・ HACE 症 例 で 、 治 療 を 長 く 続 け た こ と で 良 い 結 果 に つ な が っ た と
云うことを示す観察データはないけれども・・・。
〇 チ ャ ン バ ー に 空 気 を 送 り 込 む 際 、 注 入 量 は 毎 分 40l、 す な わ ち ポ ン プ 押 し 回 数 毎
分 8-12 回
であるよう、絶えず気を配ること。それは内圧を一定に保つためばかりでなく、
4
高い酸素
分 圧 と 低 い 二 酸 化 炭 素 分 圧 を 保 持 し 、 以 て CO2 中 毒 を 防 止 す る た め で あ る 。
〇( 出 来 た ら )脈 波 酸 素 計 で 患 者 の SaO2 を 監 視 す る こ と 。計 器 は チ ャ ン バ ー の 窓
から見えるようにしておくこと。
〇 HAPE 患 者 は 水 平 に 寝 か し た 体 位 の ま ま で は 耐 え ら れ な い 筈 で あ る 。地 形 を 利 用
し て 、 頭 の 方 を 約 30 度 ほ ど 高 い 位 置 に 据 え る よ う に す る と よ い 。
〇 重 症 例 で は 、 チ ャ ン バ ー の 中 で 、 ボ ン ベ の 酸 素 を 毎 分 4- 6 リ ッ ト ル 、 マ ス ク で
吸 入 さ せ る と 更 な る 症 状 改 善 が 見 ら れ る よ う で あ る 。( こ の 場 合 、 チ ャ ン バ ー の
中 で 火 事 ・ 爆 発 の 危 険 は な い 。)
〇 60 分 乃 至 120 分 経 過 後 、症 状 が 軽 減 し た ら 下 山 を 試 み よ 。そ の 場 合 、症 状 再 悪
化に備えて再治療出来るよう、誰か一人付いて、チャンバーを運搬すること。
⦿ 系 統 的・科 学 的 デ ー タ で は な い け れ ど も 、世 に 数 多 く の 症 例 報 告 が な さ れ
て い る 。で も 、い く ら 数 は あ っ て も 、チ ャ ン バ ー に よ る 高 所 障 害 緩 和 の 程
度 に は 限 界 が あ る 。し か し な が ら 、若 し 下 山 が 不 可 能 な 場 合 は 、チ ャ ン バ
ー 治 療 は 、 そ の チ ー ム が 可 能 な 限 り 、 続 け な け れ ば な ら な い 。( 高 所 で は
疲 労 困 憊 的 作 業 で あ る 。)
〇 症 状 が 120 分 経 っ て も 改 善 さ れ な い 場 合 は 、 合 併 症 ・ 追 加 診 断 ( 血 栓 塞 栓 庄 ・
感 染 症 ・熱 射 病 ・ 低 体 温 症 ・ 重 症 脱 水 症 等 々 ) を 考 慮 せ ね ば な ら な い 。
( 註 1)口 の 中 で 唾 液 を 呑 み 込 む 仕 種 を し て 、鼓 膜 内 外 両 側 の 圧 力 を 同 じ に す る こ と が 出 来
る能力。
‘
〇 鑑 別 困 難 症 例 に 対 し 、取 敢 え ず チ ャ ン バ ー 治 療 を 試 み る こ と は 出 来 る 。な ぜ な ら 、
こ の 治 療 に 禁 忌 は な い か ら で あ る 。但 し 、チ ャ ン バ ー 内 で の 心 肺 蘇 生 は 不 可 能 で
あるが。
〇意識喪失症例でも、体位が適当(回復位)でさえあれば、禁忌ではない。
〇内圧減圧中に患者が耳に圧力乃至痛みを訴えたなら、直ちに減圧速度を緩
めること。若し患者が体内‐外圧を同一に出来ないのであれば、チャンバ
ー 内 圧 を 約 25% ま で 下 げ て か ら 、 そ の 患 者 に 、『 ポ ッ プ 』 す る よ う に 言 う
こと。
● 下 降・酸 素・薬 剤 3 者 併 用 療 法 は 、ど ん な 場 合 で も 好 ま し い 。意 識 喪 失 患 者 モ ニ タ ー が
チャンバー内で困難な場合は特にそうである。
〇註:高山で使用可能な酸素の量は、ボンベを何本持ちあげられるか、で決まる。
そ れ に 対 し チ ャ ン バ ー の 方 は 、そ れ を 膨 ら ま せ 換 気 す る 人 間 の 体 力 が ど こ ま
で続くか,で決まる。
●快適な温度を確保すること。
〇常にチャンバー内を、冷たく凍った地表面から断熱すること!寒冷環境にあっ
ては,寝袋や衣服で患者を保温せねばならない。
〇チャンバー内では、羽毛製品は使用不可である。なぜなら、チャンバーの中は
湿 度 が 高 い (100% )か ら 。 フ リ ー ス 製 品 の 方 が 好 ま し い 。
〇 直 射 日 光 は 避 け る 。乃 至 は 日 覆 い を 付 け る 。直 射 日 光 に あ た る と 、チ ャ ン バ ー
内部温度は耐え難いほど高く上がる。
5
● 若 し チ ャ ン バ ー が 何 ら か の 事 故 で 突 然 に 空 気 が 抜 け た 場 合 、息 を 止 め て は い け な い 。息
はシッカリと吐き出すこと。
● 袋 の 中 に い る と い う こ と は 、患 者 に と っ て は 、常 に 心 理 的 に ス ト レ ス が 高 ま る 事 態 で あ
る 。外 に い る メ ン バ ー は 、中 の 患 者 と は 常 に コ ン タ ク ト を 保 つ こ と ! 患 者 は 自 分 の 周 囲
に、或いは自分の身の上に何が起こっているか常に知っていなければならない。
● 適 正 量 の 空 気 の 供 給 に 気 を 配 る こ と 。締 め 切 っ た テ ン ト の 中 で ポ ン プ を 操 作 し て は な ら
ない。特にテントの中で火を使うようなことは、絶対あってはならない。
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治療の結果/更なる処置
● 対 照 が 取 っ て あ る 研 究 、取 っ て な い 研 究 い ろ い ろ あ る が 、殆 ど の 例 に お い て 、症 状 の 軽
減が急速に出現し、且つ数時間続くと報告されている。
● 然 し な が ら 、 そ の ま ま 高 所 に 留 ま る と 、 殆 ど の 患 者 が 大 体 12 時 間 以 内 に 症 状 再 発 を 見
ている。
● 現 在 の と こ ろ 、チ ャ ン と 対 照 を 取 っ て い る 重 症 HAPE,HACE 症 例 の 研 究 は 数 少 な い が 、
実際の
ところ、報告例の多くは重症例でも良い結果を示している。
● 完 全 に 回 復 し た 症 例 な ら 、数 日 後 、再 登 高 を 注 意 深 く 試 み る こ と は 可 能 で あ る 。( [4]参
照)
〇 完 全 な 高 所 順 応 を 得 る た め に 注 意 を 払 う こ と 。登 高 計 画 は そ れ 以 前 に も 増 し て
『より防御的』であること。
〇 高 山 病 症 状 の 観 察 記 録 を 続 け 、一 寸 で も 症 状 が 現 れ た な ら 、直 ち に 元 の 、完 全
に正常であった高さのところまで下山すること。
〇 再 登 高 を 試 み る 場 合 は 、決 し て デ キ サ メ サ ゾ ン の よ う な 高 山 病 症 状 を マ ス ク す
る よ う な 薬 剤 を 服 用 し て は な ら な い 。ア セ タ ゾ ラ マ イ ド は 、こ う い う 場 合 に も 、
注意して用いれば構わないようだ。
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チャンバーに付随するトラブル
● 換 気 が ゆ っ く り 過 ぎ る と 、 CO2 中 毒 を 来 た す お そ れ が あ る 。
〇 チ ャ ン バ ー の 適 正 換 気 量 ( 前 掲 40l/min.以 上 ) を 守 る こ と 。
● AMS/ HACE: の 場 合 、 チ ャ ン バ ー 内 で の 悪 心 ・ 嘔 吐 を 見 る こ と が あ る 。
〇チャンバー内にプラスチック・バッグを持って入ること。
〇入る前に抗悪心・嘔吐剤を飲んでおくこと。
● HAPE 患 者 は 水 平 臥 位 に は 耐 え ら れ な い 。
〇地形を利用して、上体を高くした位置に保つ。
●不安/閉所恐怖症
〇患者が、外が全部見え、すべてが聞こえるように内外の接触を保つ。
〇患者は安楽に、そしていつでも外が見られる位置にあるよう、チャンバー
の置き場所を配慮する。
●患者に対し、暫くは心理的に不快かも知れないけれども、高所障害は命に関わ
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る事態であることを説明すること。その意味は、この選択がこの場合ベターな選
択であったことを理解させることにある。
●高所にあって、チャンバー内部圧と換気量を保持する為に行なうこのポンプ作
業は、かなりな努力を要する力仕事である。
●ジッパー・弁・そして袋それ自体からの空気漏れ
〇チャンバーの運搬は丁寧に、操作は適正に。
〇出発する前に必ずテスト。
補 修 用 粘 着 テ ー プ を 忘 れ ず に 持 参 す る 。( 必 ず 袋 の 内 側 面 に 貼 る 。)
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チャンバーの類型
⦿ガモフ
バッグ
2.5×0.6m
〇円筒型
〇加圧・換気は足踏みポンプ
〇 毎 分 12 回 足 踏 み 。( 内 部 圧 : +104mmHg/ + 139mbr、 CO2 中 毒 防 止 )
〇 重 量 : 6.5kg
〇重症患者を収容するのは容易ではない。
〇 費 用 等 、 詳 細 は www.chinookmed.com へ 。
⦿セルテック
バッグ
2.2×0.65m
〇円錐型
〇加圧・換気は手押しポンプ
〇 毎 分 8 回 手 押 し 。( 内 部 圧 : +165mmHg/ + 220mbr、 CO2 中 毒 防 止 )
〇 重 量 : 4.8kg
〇重症患者を収容するには、すべてのタイプの中でこれが一番容易。
〇 費 用 等 、 詳 細 は www.certec.eu.com
⦿ポータブル
高所
〇ミイラ棺型
チャンバー
(PAC)
である他はガモフバッグにほぼ同じ
〇 重 量 ( ポ ン プ 等 全 部 ひ っ く る め て ): 8kg
〇協調的でない患者を収容するには困難かも。
〇 費 用 等 、 詳 細 は www.trecsafe.com.au
⦿ TAR ヘ ル メ ッ ト
( 市 販 さ れ て な い 。 が 、 将 来 同 様 品 が 出 る か も 。)
〇 小 型 軽 量 装 置 ( ポ ン プ を 含 め 、 装 置 全 体 で 1kg 以 下 。) 目 下 開 発 途 上 。 同
型試作品はテストに成功している。
〇 十 分 な デ ー タ が ま だ 無 い の で 、 UIAAMedCom と し て は シ ス テ ム に つ い
ての説明も含め、結果の発表を待っているところである。
8
参考文献
以上の著述について、さらに参考文献を必要とされる諸氏は、原文に当られたい。インタ
ーネットで
UIAA MedCom の ホ ー ム ペ ー ジ を ひ か れ る と 、Medical Recommendation
云 う 項 が あ り 、 そ の 3 番 目 に Portable Hyperbalic Chamber
と
という章がある。各国語訳
が 並 ん で い る が ( 日 本 語 も あ る ! ) 英 語 を 選 ぶ と 、 そ の 最 後 に Reference が あ る 。