ELISA イムノ Explorer キット;クイックガイド - Bio-Rad

ELISA イムノ Explorer キット;クイックガイド
<抗原検出 ELISA>
1. 黄色のチューブに自分の名前を書きます。
2.
12 ウェルストリップに印をつけます。
まずストリップの端から 3 個のウェルには
陽性コントロール用に「+」、次に続く 3 個のウェルには
陰性コントロール用に「-」と印をつけます。
学生A
残りのウェルには自分の名前(3 個分)、最後の
3 個にはストリップを共同使用するもう一人の
学生の名前を書きます。
3. 新しいピペットチップを用いて陽性コントロール
(+)を 50μl ずつ「+」表示したウェルに移します。
4. 新しいピペットチップを用いて陰性コントロール
50μl
(-)を 50μl ずつ「-」表示したウェルに
移します。
コントロール
またはサンプル
5. 自分のサンプル 50μl をそれぞれ名前を記入した
ウェル 3 個に移します。
必ずサンプルごとに新しいピペット用チップを使用します。
6. 5 分間放置してサンプル中のタンパク質が
ウェルに吸着するのを待ちます。
7. 洗浄します。
a.マイクロプレートストリップをペーパータオル上に
上下逆に伏せて、逆さのままで数回指先で叩き、
内の液体を取り除きます。
b.新しいディスポ-ザブルピペットを用いて各ウェルに
洗浄液を満たします。
c.ストリップを流し場へ持っていき、洗浄液を全て捨てます。
勢いよく液を捨てることが上手に洗浄を行うポイントです。
d.再度マイクロプレートストリップをペーパータオル上に
学生B
上下逆に伏せて、逆さのままで数回指先で叩き、中の
液体を取り除きます。
e.上部のペーパータオルを 1~2 枚取り除きます。
50μl
8. 新しいピペット用チップを用いて 1 次抗体
(①)50μl を 12 個のウェル全てに加えます。
1次抗体(①)
9. 5 分間放置して抗体が抗原に結合するのを待ちます。
10. 上記 7.の洗浄法を繰り返して、結合していない
1 次抗体をウェルから洗い流します。
50μl
11. 新しいピペット用チップを用いて
2 次抗体(②)50μl をマイクロプレート
ストリップの 12 個のウェル全部に加えます。
2次抗体(②)
12. 5 分間放置して 2 次抗体が標的(1 次抗体)
に結合するのを待ちます。
13. 上記の 7.の洗浄方法を 2 回繰り返して、
1 次抗体結合していない 2 次抗体をウェル
から洗い除きます。
50μl
14. 新しいピペット用チップを用いて
酵素基質(TMB)50μl をマイクロプレートス
トリップの 12 個のウェル全部に加えます。
酵素基質(TMB)
15. 5 分間放置します。
結果を観察して記録します。
Z4191 0406A
ELISA イムノ Explorer キット;クイックガイド
<抗体検出 ELISA>
1. 黄色のチューブに試験するサンプルの見分けがつくように表示しておきます。
2.
12 ウェルストリップに印をつけます。
まずストリップの端から 3 個のウェルには
陽性コントロール用に「+」、次に続く 3 個の
ウェルには陰性コントロール用に「-」と印を
サンプルA
つけます。
残りのウェルには試験するサンプルを見分けられ
るように表示しておきます(ウェル 3 個ずつ)。
3.
新しいピペット用チップを用いて精製抗原(抗原)
50μl
50μl をマイクロストリップのウェル 12 個全部に
加えます。
精製抗原
4.
5 分間放置して抗原がウェルに
吸着するのを待ちます。
5. 洗浄します。
a.マイクロプレートストリップをペーパータオル上に
上下逆に伏せて、逆さのままで数回指先で叩き、
内の液体を取り除きます。
b.新しいディスポ-ザブルピペットを用いて各ウェルに
洗浄液を満たします。
c.ストリップを流し場へ持っていき、洗浄液を全て捨てます。
勢いよく液を捨てることが上手に洗浄を行うポイントです。
d.再度マイクロプレートストリップをペーパータオル上に
上下逆に伏せて、逆さのままで数回指先で叩き、中の
液体を取り除きます。
e.上部のペーパータオルを 1~2 枚取り除きます。
6. 新しいピペット用チップを用いて陽性コントロール
(+)50μl を+印のついたウェル 3 個に加えます。
サンプルB
7. 新しいピペット用チップを用いて陰性コントロール
50μl
(-)50μl を-印のついたウェル 3 個に加えます。
8. 血清サンプルごとに新しいピペット用チップを
コントロール
用いて、自分のグループの血清サンプル(黄色チューブ)
または血清
50μl を該当するウェル 3 個に加えます。
9. 5 分間放置して抗体が標的(抗原)に結合するのを
待ちます。
10. 上記 5.の洗浄方法を繰り返して、抗原に結合してい
ない 1 次抗体をウェルから洗い流します。
50μl
11. 新しいピペット用チップを用いて 2 次抗体
(②)50μl をマイクロプレートストリップの
2次抗体(②)
12 個のウェル全部に加えます。
12. 5 分間放置して 2 次抗体が標的に結合するのを待ちます。
12.
上記 5 の洗浄方法を 2 回繰り返して、結合していない
2 次抗体をウェルから洗い除きます。
50μl
14. 新しいピペット用チップを用いて酵素基質(TMB)
50μl をマイクロプレートストリップの 12 個の
酵素基質(TMB)
ウェル全部に加えます。
15. 5 分間放置します。観察して結果を記録します。
Z4191 0406A
ELISA イムノ Explorer キット;クイックガイド
<感染症集団発生の追跡>
1.
黄色のチューブとディスポーザブル
750μl
ピペットに自分の名前を書きます。
2.
ピペットを用いて自分の「体液」
サンプルを全て別の生徒のチューブに
生徒A
生徒B
移します。サンプルを緩やかに混ぜて
から、相手のチューブから 750μl を
生徒A + B
生徒C
自分のチューブに戻します。
「交換の相手#1」のところに交換した
生徒A + B + C
相手の生徒の氏名を書いておきます。
生徒D
3.
さらに交換するよう指示があった場合
には、さらに 2 回体液サンプル交換をします。
交換の相手#1
ここで中断する場合:
交換の相手#2
サンプルは 4℃で一昼夜保存できます。
交換の相手#3
4.
12 ウェルのストリップに印をつけます。
まずストリップの端から 3 個のウェルには
陽性コントロール用に「+」、次に続く 3 個の
ウェルには陰性コントロール用に「-」と
学生A
印を付けます。残りのウェルには自分の
名前(3 個分)、残り 3 個のウェルにはストリップを
共用するもう一人の学生の名前を書いておきます。
5.
新しいピペット用チップを取り付けて
陽性コントロール(+)を 50μl ずつ「+」表示した
ウェルに移します。
50μl
6.
新しいピペット用チップを取り付けて
陰性コントロール(-)を 50μl ずつ「-」表示した
コントロール
ウェルに移します。
またはサンプル
7.
上記 3 で得た自分のサンプル 50μl を
学生B
それぞれ名前を記入したウェル 3 個に移します。
必ずサンプルごとに新しいピペット用チップを使用します。
8.
5 分間放置してサンプル中のタンパク質がす
べてウェルに結合するのを待ちます。
9. 洗浄します。
a.マイクロプレートストリップをペーパータオル上に
上下逆に伏せて、逆さのままで数回指先で叩き、
中の液体を取り除きます。
b.新しいディスポーザブルペットを用いて各ウェルに
洗浄液を満たします。
c.ストリップを流し場へ持っていき、洗浄液を全て捨てます。
勢いよく液を捨てることが上手に洗浄を行うポイントです。
d.再度マイクロプレートストリップをペーパータオル上に
上下逆に伏せて、逆さのままで数回指先で叩き、中の
液体を取り除きます。
e.上部のペーパータオルを 1~2 枚取り除きます。
10.
新しいピペット用チップを取り付けて
1 次抗体 50μl をマイクロプレート
50μl
ストリップの 12 個のウェル全部に加えます。
1次抗体(①)
11. 5 分間放置して 1 次抗体が標的(抗原)に
結合するのを待ちます。
12.
上記の 9.の洗浄方法を繰り返して
結合していない 1 次抗体をウェルから
洗い流します。
50μl
13.
新しいピペット用チップを取り付けて
2 次抗体 50μl をマイクロプレート
ストリップの 12 個のウェル全部に加えます。
2次抗体(②)
14.
5 分間放置して 2 次抗体が標的(1 次抗体)
に結合するのを待ちます。
15.
上記の 9.の洗浄方法を 2 回繰り返して、
1 次抗体結合していない 2 次抗体をウェル
から洗い除きます。
16.
新しいピペット用チップを取り付けて
50μl
酵素基質(TMB)50μl をマイクロプレートス
トリップの 12 個のウェル全部に加えます。
17.
酵素基質(TMB)
5 分間放置します。
結果を観察して記録します。
Z4191 0406A