コラム 幸せの法則 佐藤 公一 よくある成功法則の本とか自己啓発の本

コラム
幸せの法則
より抜粋
佐藤
公一
よくある成功法則の本とか自己啓発の本とか読んでも、なかなかうまく行かない人が多い
理由は、スタート時のその人のエネルギーにあります。
驚く事に、多くの人は無意識に「不幸」とか「失敗」のエネルギーを作っちゃっているの
です。このエネルギーでいくら良い技術を取り入れても、なかなか成功したり幸せになった
り出来ないのです。当たり前ですが、多くの人は、成功したいから、幸せになりたいから、
成功法則本や自己啓発本を買うわけじゃないですか。実は、これが無意識に「今はまだ幸せ
じゃない」とか「今はまだ成功者じゃない」のエネルギーを作っているのです。
このエネルギーを列車に例えると、この列車の行き先には幸せとか成功という名の駅はな
いのです。いくらこの列車の中で良い技術を取り入れたとしてもです。
幸せの極意(法則)を一言でいうと、私はすでに幸せ者なんだと気付く事なのです。又は、
私はすでに成功者なんだと気づく事なのです。
それはよく言う『たるを知る』というよりも、私(自分)が今ここで何を作っているのか
に気付く事が大切です。
気づくためのキーは、感情です。感情は大きく分けて明るいか暗いかです。この感情に気
付くように心がけるのです。思考にはいろいろバリエーションがあり、明るいのか暗いのか
気づくのが大変ですが、感情はシンプルなので気づきやすいです。不幸とか失敗とかを無意
識にでも意識的にでも作った(思った)ら、感情は必ず暗くなり、逆に感情が明るい時には、
無意識的にでも意識的にでも、幸せや成功して(思って)います。
私達は、感情に気づいたらエネルギー(感情)をコントロール(選択)することが出来ま
す。感情は、エネルギーのバロメーターです。明るい感情を選択するならば、明るい(幸
せ)のエネルギーになるし、暗い感情を選択するならば、暗い(不幸)エネルギーになります。
エネルギーのコントロール(選択)方法は簡単です。形と言葉のツールを使うのです。
まず形とは、幸せ者又は成功者の形の事です。空手とか茶道のように、幸せ者、成功者に
も形があるのです。
その形の基本とは、『背筋を伸ばす』と『和顔(微笑み)』です。本当はこの和顔で背筋を伸
ばした姿が、本来の私たちのスタンダードです。どこかで不自然な癖がついてしまったのです。
ただそれを元に戻すだけなのです。ことばの基本は、
『愛語』と『自問』です。愛語は愛の
ある言葉なら何でもOKです。その中でも私は、
「ごめんなさい、ありがとうございます、愛
しています」を基本愛語としています。自分が死んだとイメージして、生きている間にもっ
と言っておけばよかったと後悔する言葉が、ごめんなさい、と、ありがとう、だからです。
そして愛していますは、全ての愛的な言葉の代表だからです。
自問は、明るくて前向きな自問なら何でもOKです。例えば、何かを失敗と思って感情が
暗くなったら「この事での学びは何?」とか、又は何か現実的にピンチが起こって感情が暗
くなったら「このピンチをチャンスに変える知恵は何?」とかですね。前向きで明るい自問
をすると、どんな人でも必ずその人なりの前向きで明るいアイデア(知恵)が出て来ます。
この言葉とツールを使って、自分のエネルギー(感情)をコントロールするのです。過去
の後悔や未来の心配で暗い感情に気づいたら、背筋を伸ばして微笑みで「この事での学びは
何?」とか言うのです。その時その時で、愛語を使うか自問を使うかは自由(直感)でいい
のですよ。過去の後悔や未来の心配に自問を使ってもいいし、現実のピンチや困った事に対
して愛語を使っても構いません。
要は感情(エネルギー)が明るくなれば何でもいいのです。形と言葉を使えば、過去の後
悔や未来の心配も現実のピンチや困った事も癒され(クリーニングされて)、エネルギー(感
情)は明るくなるのです。過去の後悔も未来の心配も現実のピンチもすべて成功、幸せに変
容します(変わります)。
「ああ、この事には、こんな学びがあったんだ、だから、これ成功なんだ」とかに気付き、
失敗が成功に変容するのです。形と言葉を使うことによって過去も未来も現在もすべてを受
け入れる事が出来るようになってくるのです。
自然の理で、全ては受け入れなければ変容しない事になっているのです。
緊張を例にとると分かりやすいです。緊張を取り払おうとか、緊張から逃げようとすれば
するほどに緊張は大きくなってきたりしますが、逆に「よ~し、この緊張と友達になるぞ、
今日はこの緊張感を楽しむぞ」とか、緊張を受け入れた瞬間から緊張は小さくなっていった
りするものです。
人は暇な時は、大体 9 割は過去の後悔や現実の不満や未来の心配事等、ネガティブ(暗い)
な事を思っています。人間の脳の機能がそういう様に出来ているからです。なので、戦前、
戦後直後の国民が忙しい時には、ウツとかノイローゼの人も少なかったのです。
原始の時代には、この能力が敵に備えるとか、冬に備えるとか役立ちましたが、現代のよ
うに自由な時間もあり、食べ物や家のある生活の中では、自分のエネルギー(感情)のコン
トロール法を学ぶ事がとても大切になってきます。形と言葉で、お金も使わないこんな簡単
な方法があるのですから、やらない手はないですよ。やって効果がなければ辞めればいいだ
けなのですから。退会料もないですしね。
ちなみにこれは私が考えた方法ではなく、昔からある知恵を現代の知恵を通してシンプル
化したものです。
その昔からの知恵に、人の行為は身(形)・口(言葉)・意(心)となっており、意(心)
を実現させるためには、身(形)、口(言葉)が土台になるというものがあるのです。
それはネガティブ(暗い)なほうも同じで、不幸そうな形(猫背で悲しそうな顔して)と
不幸そうな言葉(グチ、不平不満、泣き言、心配、人の悪口等言って)を作ったら、意(心)
もそうなります。
今ここで、幸せ者、成功者の意(エネルギー)を選択したいのなら、身(形)と口(言葉)
を幸せ、成功に合わせるのです。
身、口、意の 3 つを統合させるのです。
私はこの 3 つを統合させるの事が、真の幸せの法則、真の成功法則(自己現実法則)だと
思っています。
皆さんの幸せの参考に少しでもなれば幸いです。
注意点
※愛語、自問は、口に出してもいいし、心の中でいってもどちらでもOKです。また慣れ
てくると呼吸に愛を込めるだけでも大丈夫になってきたりとか、自分なりのやり方が出来て
きますよ。
※背筋を伸ばしてと、お伝えしましたが、歳とか病気で背筋を伸ばせない人は別ですよ。
自分なりで良いのですから、無理せず自分なりの幸せの形を作ればいいのです。背筋が伸
ばせなくても微笑みは出来るじゃないですか、微笑みだけでもいいのです。その人なりのベ
ストでいいのですよ。
※成功者とは、自己現実の意味で使っています。
お金持ちになって出世しても、不幸な人を真の成功者とは呼びません。
お金持ちでも貧しくても、今ここで幸せを実現した人が真の成功者であり、自己現実者な
のです。
おまけ
昔、法然さんというお坊さんがいました。
その人は、南無阿弥陀仏と唱えれば誰でも浄土へ行けて救われると説きました。今の言葉
に直すと、南無阿弥陀仏と唱えれば誰でも幸せになれるといったのです。これを専修念仏と
言いました。
しかし念仏を唱えれば救われるという事は、今はまだ救われていないという事でもあります。
法然さんの弟子の親鸞さんは、ある時ハタとこの事に気付いたのです。
「ああ、今ここで私
はすでに救われていたんだ」と。この瞬間、親鸞さんは、今ここで私はすでに幸せなんだと
気づいたのです。
これは大発見です。
これはインドで0を発見したことに匹敵する大発見です。これまで修行して悟る(幸せに
なる)が当たり前だったからです。
親鸞さんも法然さんと同じく南無阿弥陀仏と唱えてましたが、その心は法然さんとは全く
異なっていたのです。
親鸞さんの南無阿弥陀仏は、今ここで幸せ(救われていたんだ)のお礼を込めました。法
然さんあっての親鸞さんですが、親鸞さんは幸せの極意(法則)を掴んだのです。
応用
※相手の内面的イメージをポジティブに導いてあげたいときは、結果を前払いしてあげる
と良いです。例えば、いつもつまらなさそうにしている人には、「キミって笑顔が素敵だね」
とかね。また、いつもいい加減な人には、「キミ最近しっかりしてきたね」とかね。
結果の前払いをしてあげると、相手の内面的イメージがどんどんポジティブになり、本当
に(現実に)そのような現象が起きてきます。いつもつまらなそうな人がよく微笑むように
なり、いつもいい加減な人が、リーダー的能力を発揮したりね。人の能力はすごいのです。
脳から見ても開発されていない能力をたくさん秘めています。
褒め方の応用のコツとしては、今のキミ大好きだよ、の波動(感情)で結果を前払いして
あげることです。何コイツ、みたいに相手を否定した波動(感情)で前払いしても(褒めて
も)なかなか相手の心に届かないからです。矛盾した言い方だが、相手を変えようという考
えは横に置いて、背筋伸ばして笑顔で前払いしたらよいですよ。
自己肯定感について
今の子供をめぐる問題の根っこには、「自己肯定感が弱い」があります。
前払いで褒める大きな目的のひとつには、この自己肯定感を高めてあげる、にあります。
その子の内面的イメージの自己肯定感を高めてあげるのです。なので、褒めるだけではなく、
例えば「大好きなお母さんから生まれたお前は、もっと大好きだよ」とハグしてあげる事も
効果的ですよね。親も、
「大好きな私」にあるように、何気なく自己肯定感を持つことは良い
ことです。
「認識」が現実を作ります。
本当は頭が良い子でも、自分はバカだという認識(内面的イメージ)を持つと、本当にバカ
という要素が出てきます。
逆に「あなたは利発な子よ」といつも声掛けしてその子の自己肯定感を高めてあげたとした
ら、利発(頭が良い)という要素がどんどん出てきますよ。
ほとんどの人は甘く見ているけども、内面的イメージは一番大切な事と言っても良いのです。