下弦の月のように見えるのは, 地球から見て月がどこにあるときか説明

第6学年1組
理科学習指導案
平成26年9月29日(月) 第5校時
第1理科室
指導者
石田和彦
1
2
単元名
太陽と月の形
単元目標
○月の位置や形の変化について興味・関心をもつことができる。
○月の形の見え方と太陽との位置関係から推論して追究し,月の形の見え方が規則正しく変化する理由につい
て考えることができる。
○太陽や月の表面のようすや月の位置や形を観察して記録したり,調べたりすることができる。
○観察や資料に基づいて,月と太陽の表面の違いを理解することができる。
3
指導計画(全7時間)
第一次 月と太陽の表面 (2時間)
第二次 月の形の見え方 (4時間)
第1時 夕方に見える月の形の変化を観察した結果をまとめる。
第2時 下弦の月の位置関係を調べる。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(本時)
第3時 いろいろな月の形の位置関係を調べる。
第4時 いろいろな月の形の見える方向と時刻について考える。
第三次 まとめ(1 時間)
4
本時案(第二次
目 標
第2時)
下弦の月が見えるときのモデル実験を行い, 結果をもとに下弦の月のように見えるときの太陽と月
と地球の位置関係を理解することができる。
学 習 活 動
1
教
師
の
支
援
月の観察記録を見る。
○観察から,満月・半月・三日月の見えた方角など観察の確
認をする。
○太陽と月の違いを想起し,月の光っている部分は太陽の光
のあたっている部分であることを確認することで,太陽光と
月の明るい部分の位置関係が捉えられるようにする。
本時の学習内容をつか
む。
○下弦の月を提示することで,夕方に観察した月とは異なる
ことを意識させ,いつ見える月か興味を持たせ,本時のめ
あてをもちやすくする。
2
評
価
下弦の月のように見えるのは, 地球から見て月がどこにあるときか説明しよう。
3
予想する
・自分で考える。
・ペアで考える。
4
確かめる。
○地球が描かれたワークシートと月に見立てたピンポン
玉をとで,実際の観察結果から,太陽と観測者の位置は
変わらずに,月の位置が変わることを押さえて予想できるよ
うにする。
・光が月の半分に当たっているときだろう。
・光が月の左側から当たっているときだろう。
○ピンポン玉と「ムーンスコープ」を使うことで,地球
から見た下弦の月の形を見つけやすくする。
ボールと光源を使って月に形の変化を調べることが多い
が,一度に多くの児童が調べることはできにくい。そこで,
本時ではピンポン玉の半分を黄色と黒色に塗ったもの(月)
と「ムーンスコープ」(地球から見る月の形画像)を使って一
人一人が月の形と太陽の位置関係を確かめながら調べる
ことができるように教具の工夫をした。
5
班で話し合い,交流す
る。
○調べたことを図や文で記録する。
○班ごとに,下弦の月に見えたときの太陽と月の位置関係に
ついてモデル実験をしながら分かりやすく説明させる。
6
まとめと振り返りをす
る。
下弦の月は地球から見て太陽と直角の位置にあり,
太陽の光が左から当たっている。
(振り返りの例)
○月の形が変わって見えるのは太陽と月の位置に関係が
あるんだな。
○太陽と月の位置関係がよく分かった。
○ほかの形でも位置関係を調べてみたいな。
下弦の月が
見えるときのモ
デル実験を行
い,結果をもと
に下弦の月の
ように見えるとき
のピンポン玉
と太陽の位置
関係について
説明している。
(思考・表現)