235 下剤 MS用 2014/06 富田薬品(株)医薬営業本部

235 下剤
MS用 2014/06
分類
商品名
会社
酸化マグネシウム
剤形・規格
一般名
散剤
適応
アントラキノン系
大腸刺激性
ジフェノール誘導体
小腸刺激性
自
律
神
経
作
用
特徴
2g・分3or1(就寝前)
8~10時間後
ニューキノロン系、テトラサイクリン系抗生物質の吸収阻害作
用あり→同時服用避ける
マグミット錠250mg/330mg/500mg
錠剤
協和化学/健栄/シオエ/マイラン/丸石
250mg、330mg
硫酸マグネシウム「NikP」
日医工ファーマ/日医工/岩城
散剤
硫酸マグネシウム
便秘症
1回5~15g(多量の水とともに服用)
大量投与→Mg中毒(熱感、血圧降下、中枢神経抑制、呼吸
麻痺)注意
マグコロールP
堀井
50g/包
クエン酸マグネシウム
検査処置
40~50g(120~150mlに溶解)検査の10
3~10時間後
~15時間前に服用
検査用、高張液、脱水症状の恐れ→水分摂取、胃切除患者
に投与する場合ダンピング症候群の恐れ→時間かけて投与
D-ソルビトール内用液65%/75%
丸石(65)/興和・興和創薬(75)
65%/75%
D-ソルビトール
X線造影剤
硫酸バリウム100gに対して10~20g
プルゼニド錠12mg
ノバルティス
錠 12mg
センノシド
便秘症
1日1回1~2錠(最高4錠)
8~10時間後
習慣性 尿が黄褐色又は赤色を呈する
センナ
末
センナ
便秘錠
0.2~0.5g・分1
8~12時間後
プルゼニド類似 習慣性
ダイオウ末
末
大黄
便秘症
1~3g・分3
8~12時間後
プルゼニド類似 習慣性
ピコスルファートナトリ
ウム
①便秘症 ②術
後排便 ③
検査処置
①、②5~7.5mg・分1
③3~7.5mg・分1
7~12時間後
習慣性少ない 液剤(5滴=2.5mg)は幼少時・老人で調節可
能
加香ヒマシ油
便秘症
検査処置
食中毒
1回15~30mlそのままor水や牛乳等に
浮かべて頓用
2~4時間後
小腸中有害物質排除に用いる 脂溶性物質(駆虫剤)中毒に
は禁忌 小腸の消化吸収を阻害するため連用は避ける
便秘症
塩類下剤
糖類下剤
刺
激
性
下
痢
効果発現時間
便秘症
酸化マグネシウム
浸
透
圧
下
剤
用法用量
副交感神経刺激
剤
ラキソベロン錠2.5mg
ラキソベロン内用液0.750%
帝人ファーマ
錠2.5mg
液10ml
加香ヒマシ油
検査用
パントシン散20%/錠30/60/100
/200
第一三共
錠 30、60、100、
200mg/散20%
パンテチン
弛緩性便秘
300~600・分1~3
腸管運動促進作用を有する 弛緩性便秘に有効
パントール注射液
100mg/250mg/500mg
トーアエイヨ/アステラス
注 100mg/A
注 250mg/A
注 500mg/A
パンテノール
術後腸管麻痺
1回50~500mg 1日1~3回(最高6回)
皮下、筋、静注
低K血症、機械的腸閉塞の患者には臨床効果得られない
ワゴスチグミン散(0.5%)/注0.5mg
/注2mg
塩野義
散 0.5%
注 0.5mg/2mg/A
ネオスチグミン
術後腸管麻痺
1回5~15 mg,1日1~3回(増減)
1回0.25~1.0mg 1日1~3回皮下、筋注
術後腸管麻痺、麻痺性イレウス、弛緩性便秘に有効
ベサコリン散5%
サンノノーバ/エーザイ
散剤
塩化ベタネコール
腸管麻痺 麻痺
30~50mg・分3~4
性イレウス
テレミンソフト坐薬2mg/10mg
味の素製薬
坐剤 2mg 10mg
ビサコジル
便秘症
検査処置
1日1~2個
5~60分後
大腸刺激性
新レシカルボン坐剤*
京都/ゼリア
坐剤
炭酸水素Na
リン酸二水素Na
便秘症
1回1~2個 肛門奥深く挿入
重症:1日2~3個数日間続けて投与
10~30分後
腸内徐々に炭酸ガスを発生して蠕動運動亢進作用と排便促
す 病床者、小児、妊婦にも使用可
グリセリン浣腸「オヲタ」小児用30
/60/120
日医工ファーマ/日医工
浣腸 30、60、120ml 50%グリセリン
便秘
腸疾患時の排便
10~150ml浣腸
直後
連用により耐性増大、習慣性あり、使用残液は排気する
アミティーザカプセル
アボット
24μg
ルビプロストン
慢性便秘症
(器質的疾患による便秘を除 1回24μg 1日2回
く)
約13.1時間
大腸粘膜におけるClチャネルを選択的に刺激し、腸管腔内に
Clイオンと水分の分泌を促し、便性状をコントロールする。
ラクツロース末・P
ラクツロース・シロップ60%「コーワ」
興和/興和創薬
末・P 98%以上
シロップ60%
ラクツロース
①産婦人科術後の排ガス・
排便の促進
②小児における便秘
①19.5~39.0g・分2
②0.33~1.30g/kg・分3
腸管内PHを低下させ、浸透圧下剤、アンモニア低下作用など
により、肝性脳症を改善させる
プロスタルモン・F注射液1000/2000
小野
注 1000/2000μg/A ジノプロスト
術後腸管麻痺
麻痺性イレウス
1回1000~2000μg、1日2回点滴静注1
~2時間で
腸管蠕動亢進作用、3日間投与して効果がないときは中止、
気管支収縮の恐れあり(呼吸・循環器の観察要)妊婦禁忌
検査処置
<高張液投与>
34g(本剤50g)を水に溶解し、全量約180mLとす
る。通常成人1回144~180mLを検査予定時間の
10~15時間前に経口投与。(適宜増減)
<等張液投与>
68g(本剤100g)を水に溶解し、全量約1,800mLと
する。通常成人1回1,800mLを検査予定時間の4
時間以上前に200mLずつ約1時間かけて経口投
与。適宜増減(2400mlを超えない)
腸管内への水分移行作用、腸管内の水分吸収抑制作用によ
り、腸内容積を増大。
喘息、消化管閉塞、消化性潰瘍禁忌
坐剤
浣腸剤
そ
の
他
マグコロール
マグコロールP
堀井
液:13.6%
(34g/250ml)
散:68%(34g/50g/
包)
ニフレック配合内用剤
味の素製薬
137.155g
モビプレップ配合内用液
味の素製薬
244.212g
クエン酸マグネシウム
Nacl KCl
検査処置
NaHCO3
Na2SO4
Nacl KCl Na2SO4
マクロゴール4000、アスコルビ
検査処置
ン酸、L-アスコルビン酸ナトリ
ウム
1袋を水に溶解し2Lとし、1回2~4Lを
1L/hrで投与(上限4L)
1袋を水に溶解し2Lとし、1回1~2Lを
1L/hrで投与(上限2L)
1時間後(1L/hr 腸管内洗浄作用、排液がほぼ透明になるまで投与を続ける
で投与の場合) バリウム注腸X線造影時の前処置には不適
―
従来製品比べ腸管洗浄効果や電解質バランスの維持は同
等。服用量が半量になり、味が改善されたのが特徴。
富田薬品(株)医薬営業本部