サインズのワンポイント

2016 年 12 月
サインズのワンポイント
今月の言葉「分かち合う」
:
「受けるよりは与える方が幸いである」
(聖書)を思い出します。
クシュナーは「人生の目的は、人に勝つことなどではない。成長し分かち合うことである」と。
hannseikimaeni
☆特別記事「図書館バスがやって来た!
=被災地の子どもたちに本の力を=
東日本大震災のあと、20011 年 10 月から、被災地に本を届ける図書館バスを運行、2015
平原ぜんこくのしょうちゅうが
年 12 月まで、首都圏から毎月 2 回訪問。貸出冊数 8915 冊、バスの走行距離 6 万 4 千キ
ロ…。長年、学校図書館で働かれた斉藤紀子さんは、子どもたちを元気づけたい一心で、
気仙沼市と石巻市を定期巡回し、図書の貸し出しを続けました。仮説住宅では「いつも
の図書のおばちゃん」と飛びつく子や、津波に流されてしまった本を探しあてて喜ぶ親
子等々、辛く厳しい現実のなかに、この働きならではの感動が伝わってきます。
☆「美しく歳を重ねる」…高齢者にこそ必要な生きがいメイクアップ=美容家・公文裕子先生
高齢者のなかには「何も今更…もう遅すぎる」と、拒絶反応の方も…一方で、現実の
介護ではメイクアップの効果がとても大きく、
「化粧療法」が、認知症予防の面から注目
されています。化粧の根源とは「心身のメイクアップ」との言葉に。ナルホド…です。
★ トータルヘルス解説「ソーシャルサポート」18 ㌻:…人は、人との関わり合いの
なかで自分を確立し、成長して行きます。スマートフォンが普及し…現代人のコ
ミュニケーション力が問われる様々な事例が生じています。人が本当の意味で、
健康で平安な生活を送るために必要なこととはなにかを考えさせられます。
★羅
針 盤:
「光さす言葉の先へ」…光の降臨
<クリスマスの意味>
地震、台風などの災害に見舞われた年も終わろうとしています。ベトナムから
の留学生グェン・ティ・トゥイさんは「…日本は自殺率が高く、電車の中では睡
眠不足で疲れた顔をよく見る。日本人は…いつも心配事があるようだ」新しい年
に向かって、いま私たちにとって最も必要なこととは何かを問う。
★創世記との語らい 26 ㌻:
「二人の子孫」…洪水の後、ノアの子であるハムの子孫と
セムの子孫との、二種類の人間の生き方が生まれたことが聖書に伝えられていま
す。…現代に生きる私たちは、今も、二つの生き方の選択が問われている?
★傾聴のスキル 30 ㌻:「聴き上手とは我慢強い人のことではなくて、自分をよく受け入
れている人なのです」。という言葉に、ナルホドと思いながら、…では、具体的に
は…?です。32 ㌻傾聴の祖であるC・ロジャースの言葉にその答えがあります。
★子供を伸ばす親の力:35 ㌻「叱られて育つと打たれ強くなる?」「近頃の若
い者は、…ほめられてばかりで叱られ慣れていないから、会社でちょっと叱られ
ると立ち直れず、すぐに辞めたいと言い出す」…あなたは、このような話が本当
だと思いますか?と問われています。その答えを是非、本文で確認してください。
★幸せを呼ぶ「ひとり老後」の過ごし方 40 ㌻:今月の内容は①新しい友人をつくる
『友活』が大切。②『矢継ぎ早』と『前倒し』。そして、③一人でも楽しめる『孤
独力』を身につける。ウーム…読んで納得です。保坂先生は 2017 年も執筆します。
★小さな紙風船 44 ㌻:
「叱られない幸せ」実は、いつも紙面の都合で載せられなかった、
いその なほこさんのページを紹介します。「この年になって、気づいたことがあ
る/こどもがなぜ、雪を喜ぶのかということだ…」あったかい文章に心もホッコリ。
★ドライフルーツのジャム 46 ㌻:このレシピのドライフルーツは
食物繊維、鉄分、ビタミンAなどの抗酸化物質が豊富ですが
ビタミンCを補うために、水の代わりに新鮮なフルーツジュー
スを混ぜてみることをお勧めします。独自のジャムを楽しんで下さい。
図書館バスの斉藤先生は、故・的井玉子さんからの長年のサインズ愛読者です。
季節は既に真冬の様相です。みな様の御健康と、ご家庭の上に神様のお守りをお祈りいたします。