平成 25 年年頭の挨拶新年を迎え、一言ご挨拶を申し上げます。皆様におかれましては、日頃より格別なるご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。新しい年が全ての皆様にとって、より良い年となりますことを心からお祈り申し上げます。私たちは今、日々変化が起こる激動の時代に突入し、厳しい経営環境がここ数年世界中で恒常化してしまったような、閉塞感が漂う時代が続いております。当社主軸事業である人材サービス事業を取り巻く環境につきましても、昨年１０月には改正労働者派遣法の施行が行われ、今春には改正労働契約法が施行されるという、様々な変化が訪れております。そのような時代にこそ地に足の着いた経営を行いつつも、あふれる玉石混交の情報の中から変化の予兆を見逃さない嗅覚を研ぎ澄ましていかなくてはならないと肌身に感じております。また、日本の製造業、特に長年日本経済のけん引役であった電機・電子部品メーカー各社が極めて厳しい経営環境から抜け出し切れておらず、日本から海外への工場移転がなされ、地域経済が疲弊していく姿を目にする中、創業以来 41 年間日本のものづくりを応援してきた人材サービス企業として、引き続き、ものづくりを支える源泉である人材の育成に注力していく一方、個々の人材が真に活躍できる環境づくりを、お取引先様との協業により創り上げてまいります。『メイド・イン・ジャパンを支える最高のプロ集団になる』というビジョンを掲げる当社が飛躍することにより、日本のものづくり力の維持向上に繋がるとの気概をもって臨んでまいります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。平成 25 年 1 月吉日日総工産株式会社代表取締役社長清水竜一