取材要項 IAHAIO 2007東京大会実行委員会 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 目次 ・プレスリリース ・大会目標と参加予定者 ・特別講演 / 基調講演 ・協賛 ・後援団体 ・IAHAIO 2007東京大会実行委員会 ・ 社団法人日本動物病院福祉協会 (JAHA) ヒトと動物の関係学会 (HARS) コンパニオンアニマルリサーチ(CAIRC) NPO法人 日本介助犬アカデミー (JSDRA) 日本ヒルズ・コルゲート株式会社 ・IAHAIO ********** ・大会チラシ ・ポスター 2007 年 10 月 5 日付 ;転載自由 IAHAIO の宣言: 動物の恩恵は人としての権利である 2007 年 10 月 5 日東京発。人と動物の関係に関する国際会議(IAHAIO)は総会の場で、今後のメ ンバー組織の方針並びに活動を指導の指針となり、人々とコンパニオン・アニマルとの共生を図 ることができるよう支援し、特別なニーズを持つ人々が動物の恩恵を得ることができようとする 決議を採択した。 10 月 5 日に東京で開催された第 11 回人と動物の関係に関する国際会議には、28 カ国から 1,100 名 以上が出席した。開会式並びに天皇のご子息である秋篠宮殿下による特別講演を賜る直前に、 IAHAIO の国内メンバー組織の総会が開かれ、次のような宣言を行った。 「人が動物の存在から恩恵を受けることは、普遍的且つ自然な基本的な人権である」 このような結論を導き出した議論は、大会の特別セッションで別途提示され、生物学的進化論的 推論、文化横断的且つ歴史的側面、そして法的約因が含まれている。しかしこの権利が認定めら れるには、法律や規則での様々な局面で次のような対処の必要がある。 1) 動物との直接的な接触を望まない人の権利も尊重しながら適切に飼育されているコンパニ 2) 3) 4) 5) オンアニマルの同居を認める住宅規則を制定すること。 動物介在療法や動物介在活動のために、特別に選ばれた訓練された健康で清潔な動物が医 療施設に入れるように推進すること。 動物介在療法、動物介在活動、動物介在教育を実施するために適切に訓練された人と動物 を認めること。 動物がいることによって恩恵を受けることができるあらゆる年齢層のケアセンターや入居 施設において、コンパニオンアニマルの存在を認めること。 IAHAIO リオ宣言(動物介在教育実施ガイドライン)に基づき、学校カリキュラムにコン パニオンアニマルを介在させることを推進すること。 IAHAIO のウェブサイト(www.iahaio.org) 〔お問合せ先〕 社団法人 日本動物病院福祉協会(JAHA) TEL: 03-3235-3251 FAX: 03-3235-3277 E-mail: [email protected] ヒトと動物の関係学会 TEL & FAX: 06-6971-1120 E-mail: [email protected] IAHAIO2007 東京宣言 コンパニオンアニマルとの交流が人の健康と福祉に良い影響を与えることは、科学 的および医学的に証明されており、人は生まれながらに他の生き物や草木など自然 に親しみを覚えることも、生物学的および心理学的に証明されています。 かかる観点から、IAHAIO メンバーは、2007 年 10 月 5 日、東京で開催された総 会において、以下の決議および指針を満場一致で承認しました。 「人が動物の存在から恩恵を受けることは普遍的かつ自然な 基本的人権である」 この権利を広く享受するために、様々な分野の法律や規則に関する取り決めが必要 となります。そのため IAHAIO はすべての国際機関、国家および地方行政機関に以 下のことを要請します。 1.動物との直接的な接触を望まない人の権利も尊重しながら、適切に 飼育されているコンパニオンアニマルの同居を認める住宅規則を 制定すること。 2.動物介在療法や動物介在活動のために、特別に選ばれ訓練された 健康で清潔な動物が医療施設に入れるように推進すること。 3.動物介在療法、動物介在活動、動物介在教育を実施するために適切に 訓練された人と動物を認めること。 4.動物がいることによって恩恵を受けることができるあらゆる年齢層の ケアセンターや入居施設において、コンパニオンアニマルの存在を 認めること。 5.IAHAIO リオ宣言(動物介在教育実施ガイドライン)に基づき、 学校カリキュラムにコンパニオンアニマルを介在させることを 推進すること。 プレスリリース 2007 年 10 月 5 日 2007 年 IAHAIO 東京大会で東西が握手 第 11 回人と動物の関係に関する国際会議は、東京大学を会場に過去最高の 28 カ国余りが 参加。秋篠宮親王殿下より特別講演を賜る。 2007 年 10 月 5 日 - 東京 - 第 11 回人と動物の関係に関する国際会議組織委員会会長であ る正田陽一東京大学名誉教授は、会議初日に秋篠宮親王殿下を「特別講演者」として紹介。 殿下はアジアの家禽類の起源と家畜化、及びこれら家禽類と人間との関係に関する専門家 としても著名。一国の王族、皇族が我が国で国際会議を開催する研究分野に所属されるこ とが珍しい。 人と動物の関係に関する国際会議事務局のデニス・ターナー会長は、「3 年ごとに開催さ れる IAHAIO 会議の参加者は、コンパニオン・アニマルとの関係が人間の健康や幸福にど のような影響を及ぼしているかについて研究している場合が多い。人間と家畜や野生動物 との関係に関する会議が東京で開催されたことは喜ばしいことである。この分野が成長・ 発展し、新たな学術分野が形勢されつつあると言える」と挨拶した。 健康への多大な恩恵 代表参加者数 1,100 名以上という過去最高の参加を得た会議では、猫や犬などのコンパニ オン・アニマルを飼うことによる好ましい影響について関心が集まり、その効果が確認さ れた。会議で発表された研究でも、動物介在による心の癒しや特別なニーズを持つ人々へ の動物による教育では、今後コンパニオン・アニマルとの関係も重視されると見られる。 人への効果を次に挙げる ・心臓発作後の生存率向上 ・血圧と心拍の低下(ストレス軽減) ・コレステロール値やトリグリセリド値の低下 ・健康への不安感を軽減し、クオリティ・オブ・ライフの向上 ・通院回数や薬代の低下 ・孤独感、抑圧感、恐怖心、不安感の軽減 ・自尊心の向上(子供達) Page 1 ・社会的接触や社会の統合の促進(子供、年配者、障害者)加えて、科学的研究から、特 殊なニーズを必要とする人々にとって支援とセラピー・アニマルは優れた癒しの効果が あることが実証されてきた。例えば、次のような例が該当する。 ・人と対話ができない精神病患者 ・自閉症児 ・ADHD 及び行為障害 ・ダウン症 ・アルツハイマー患者 ・神経障害(乗馬療法) ・障害者(介助犬/補助犬) アジアで拡大する研究分野 IAHAIO のターナー会長は次のように述べた。「この第 11 回大会は、アジアで初めて開 催された。アジアの同胞に学ぶたね世界各地から東京に集い、日本やその他アジア圏の研 究者・医師等から高度なプレゼンテーションを受けることにより、実に多くのことを学ぶ ことができる。しかし、この大会は西洋の同胞にもその最新の研究成果やプログラムを極 東の新しい聴衆に提示する場でもある」と。 今回の情報交換を通じて、動物そして世界各地の同胞とのパートナーシップが強化され、 この分野での一層の調和を図ることも可能だ。その意義は、今大会の趣旨である「人と動 物:共生へのパートナーシップ」に十分合致する。 〔お問合せ先〕 社団法人 日本動物病院福祉協会(JAHA) TEL: 03-3235-3251 FAX: 03-3235-3277 E-mail: [email protected] ヒトと動物の関係学会 TEL & FAX: 06-6971-1120 E-mail: [email protected] Page 2 2007 年 10 月 7 日付:転載自由 IAHAIO、マース社に「パイオニア」賞を授与 同社の 30 年に及ぶ研究に栄誉 2007 年 10 月7日付東京発 - 人と動物の関係に関する国際会議(IAHAIO)の理事会は今月 7 日、マース社をペットケアのグローバル企業と認定した。同社は人間と動物の関係につ いての情報と理解において 30 年間にわたる優れた貢献を行ったとして、「IAHAIO パイ オニア賞」を受賞した。IAHAIO 東京国際会議で行われたこの度の授賞式で、同社は第一 回目の唯一の受賞企業となった。 新たな調査分野 1950 年代から 60 年代にかけて、一握りの革新的なセラピストと教育者がコンパニオン・ アニマルをプログラムに取り込むことに成功した。70 年代になってもコンパニオン・ア ニマルの恩恵に関する実質的な調査団体は皆無であった。ペットを飼う世帯数が何百万に なっても、人間と動物の関係が科学的分野として正式に確立されることはなかった。こう した背景からマースは、人間とコンパニオン・アニマルとの関係(HCAB)として知られ る分野の開発を促進させる責任があると感じたのである。 同社はこの種の研究を社内で行うよりも、自主的思考を支援する側から実行役として活動 するほうがふさわしいと考えた。この方法は、同分野の並はずれた開放性や展望とトピッ クの多様性を育成する場合、このような方法は重要な要素となった。 結びつきの深い研究社会 東京大会では、1,100 名を超す研究者や医師が一堂に会した。単独で研究に取り組んでい たボリス・レビンソン、サム&エリザベス・コルソン、レオ・ビュースタッド他数名のパ イオニア等が 60 年代に始まる彼らの最初の報告書を出版して以来、歩んできた道を振り 返った。 IAHAIO のデニス・ターナー会長は、「マースはこれまでコンパニオン・アニマルに重点 を置き、立場の違うそれぞれの分野の研究者を一つにまとめ、真の研究団体の形成に役立 った」と語った。「70 年代からマースの援助で設立され他 HCAB のシンクタンクや大き な意義を持つこの度のマース後援による国際大会は、世界保健機構(WHO)を含む幅広 い科学界が認める共通の知識集団の育成と検証に尽力された。また、我々の今後の活動指 針を定める上でも貢献した。世界のペットケア世界の権威としても知られる同社は、長年 にわたり独立研究者や医師を支援し、この分野の確立に尽力して企業の多大な社会責任を 示された」と称賛した。 Page 1 マース・ジャパン社長のデビッド・テーズデイル氏は、マース社の受賞で「この素晴らし い大会に参加できることは大変栄誉あることであり、また影響力を発揮できることは我々 の誇りであります」と受賞の喜びを表明した。ファミリー企業として、時には通常と異な る投資を行うこともあり、わが社が基本方針に掲げる5項目の一つ、いわゆる「自由」で あります。そして今日、このような研究領域が非常に力強く、豊潤な成果を挙げているこ とを目にし、またこのような活動に関与したことに大変報われた思いを致しております」 と述べた。 新たな取り組み David Teasdale 氏は、この発表の場で同社の研究方針を直接支援することを改めて確認し た。「科学文献や現在の成果を見直し、わが社の支援が将来、最大限成果を上げることが できると考えられる3つの幅広い分野」-「ペットと子供の育成」、「ペットとコミュニ ティ単位での高齢者のためのクオリティ・オブ・ライフ」、そして「ペット所有に対する 障害」を確認した。 IAHAIO IAHAIO(International Association of Human-Animal Interaction Organizations:人と動物の関 係に関する国際組織)は、人と動物の相互作用の正しい理解を促進させるために各国で活 動している学会、協会等の国際的な連合体として 1990 年に設立されました。 同協会の本部はワシントン州にあり、欧米各国の加盟組織を持ち、4つの分科会の各代表、 調整役、会議、プロジェクト、及び世界のその他連合からの財務部がある。詳細は IAHAIO の下記ウェブサイトをご覧ください。 www.iahaio.org. 〔お問合せ先〕 社団法人 日本動物病院福祉協会(JAHA) TEL: 03-3235-3251 FAX: 03-3235-3277 E-mail: [email protected] ヒトと動物の関係学会 TEL & FAX: 06-6971-1120 E-mail: [email protected] Page 2 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 大会目標と参加予定者 【大会の目標】 1、人と動物の関係に関する研究発表 2、人と動物の関係に関する様々な分野の研究者現場実践者のネットワーク作り 3、人と動物の関係への関心のアジアでの喚起・発展 【参加予定者】 1、獣医学関連をはじめ、医学関連(心理学、教育学、動物科学、畜産学等)の研究者、医師 看護師、医学部学生、看護学生、医学関連職業従事者(臨床心理士、作業療法士、介護福祉士 等) 2、トリマー、トレーナー、トリマー科学生、トレーナー科学生、ペット業界関係者、競馬関係者、 動物園水族館関係者、畜産関係者等の動物関連業者 補助犬関連、教育関連、行政関連の方々 3、一般の動物の飼い主の方、動物関連ボランティアの方々 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 特別講演&基調講演 【特別講演】 ・秋篠宮文仁親王殿下 「鶏の起源と家畜化の過程」 【基調講演】 ・林 良博 (日本) 「ヒューマン・アニマル・ボンドの分野における獣医師の役割」 ・ Bruce Heady (オーストラリア) 「犬は飼い主の健康に良い効果をもたらす:中国での‘自然実験’」 ・ James A. Serpell (イギリス) 「ヒトと動物の関係の比較文化的、歴史的側面」 ・ Julie Lee (韓国) 「韓国での補助犬活動の紹介」 ・Benjamin Hart (アメリカ) 「獣医学の臨床的側面における動物行動学」 ・Patrick Bateson (イギリス) 「人と動物の関係における動物行動学」 ・Richang Zheng (中国) 「高齢者の精神の健康とコンパニオン・アニマル」 ・Gail F. Melson (アメリカ) 「子どもとコンパニオン・アニマル:教育の重要性」 ・Andrea M. Beetz (ドイツ) 「動物との関わりを通して発達する子どもの思いやりの心」 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 協賛 【メジャースポンサー】 ・日本ヒルズ・コルゲート株式会社 【スポンサー】 ・ マスターフーズ ・麻布大学 ・新日本カレンダー株式会社 ぺピイ事業部 ・パナホーム株式会社 ・株式会社インターズー ・社団法人日本動物病院福祉協会(JAHA) ・日本全薬工業株式会社(ZENOAQ) ・国際ペットワールド専門学校 【サポーター】 ・学校法人ヤマザキ学園 ・株式会社 アイディア ヒューマンサポートサービス ・専門学校ルネサンスアカデミー ・NPO法人 日本動物衛生看護師協会 ・ペットフード工業会 ・アメリカ・ペットフード協会(PFI) ・大日本住友製薬株式会社 ・財団法人東京動物園協会 【協力】 ・社団法人畜産技術協会 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 後援 【官公庁】 ・農林水産省 ・環境省 ・厚生労働省 ・東京都 【海外の団体や機関】 ・Anthrozoology Institute, University of Bristol, United Kingdom ・Center for Companion Animal Behavior & Human-Animal Interactions, University of California at Davis ・Center for the Human-Animal Bond, Purdue University ・Center for the Interaction of Animals & Society, University of Pennsylvania ・Humane Society International ・Institute for Applied Ethology and Animal Psychology in Switzerland ・Institute for Social Learning with Animals in Germany ・International Society for Anthrozoology ・Konrad Lorenz Research Center, Austria ・Singapore Society for the Protection of Animals ・World Small Animal Veterinary Association ・World Society for the Protection of Animals ・World Veterinary Association 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 【国内の団体や機関】 ・社団法人ジャパンケネルクラブ ・社団法人畜産技術協会 ・社団法人東京精神病院協会 ・社団法人日本愛玩動物協会 ・社団法人日本犬保存会 ・社団法人日本作業療法士協会 ・社団法人日本獣医学会 ・社団法人日本獣医師会 ・社団法人日本畜産学会 ・社団法人日本動物園水族館協会 ・社団法人日本動物福祉協会 ・社団法人日本動物保護管理協会 ・社団法人日本馬術連盟 ・財団法人東京観光財団 ・財団法人東京動物園協会 ・財団法人日本動物愛護協会 ・財団法人日本盲導犬協会 ・特定非営利活動法人聴導犬普及協会 ・特定非営利活動法人日本動物衛生看護師協会 ・独立行政法人国際観光振興機構 ・社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団名古屋市総合リハビリテーションセンター ・社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団横浜市総合リハビリテーションセンター ・全日本獣医師協同組合 ・動物との共生を考える連絡会 ・日本介助犬使用者の会 ・日本学術会議 ・日本小動物獣医師会 ・日本身体障害者補助犬学会 ・日本動物看護学会 ・優良家庭犬普及協会 ・よこはま動物園ズーラシア 【大学】 ・麻布大学 ・岩手大学 ・帯広畜産大学 ・酪農学園大学 ・東京大学 ・宮崎大学 ・ヤマザキ学園短期大学 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 構成団体 今大会は、人と動物の関係に関する国際組織 (IAHAIO)を代表して、日本の下記構成団体により、 運営されております。 IAHAIO 会員団体 ナショナルメンバー: 社団法人日本動物病院福祉協会(JAHA) ヒトと動物の関係学会(HARS) アフィリエイト・メンバー : コンパニオンアニマルリサーチ (CAIRC) NPO 日本介助犬アカデミー (JSDRA) 日本ヒルズ・コルゲート株式会社 社団法人 日本動物病院福祉協会 (Japanese Animal Hospital Association) JAHA は動物病院を正会員とする、厚生労働省認可 の社団法人です。 人と動物双方がよりよい関係で共生できる社会の 実現を目指して、動物病院の充実をサポートする事業 と動物病院を核として社会貢献を目指す事業を推進 しています。 本協会は 1978 年に任意団体としてスタートし、当 初から、米国から各科にわたる著名な専門医を年間 3 回から 4 回にわたって招聘し、常に最新の獣医学術知 識、技能の普及に努めてまいりました。 また 1986 年からは、健康で、清潔で、適切なしつ けをされた動物たちを伴って、施設への訪問活動を開 始しました。この福祉活動が厚生省(現厚生労働省)に認 められ、1987 年には社団法人に改組しました。 1994 年には、人と動物との関係に関する国際組織、 IAHAIO に日本の代表団体として入会が認められまし た。 会員は、動物病院を開設する獣医師を正会員に、病 院に勤務する獣医師、その他の獣医師、動物看護士、 医師や研究者、教育者等、獣医師を目指す学生、訪問 活動にご協力いただいているボランティア、犬のしつ けインストラクター、訪問先の施設、本協会の事業を サポートして下さる団体や企業等を準会員に構成され ています。 人と動物の共生社会の実現に向けて行っている事業 人と動物が互いによりよい関係で共生することができる社会を作ってゆくための事業として、大きく分けて、 「動物病院の充実をサポートする事業」と「動物病院を核として社会貢献を目指す事業」を推進しています。 Ⅰ.動物病院の充実をサポート 1)動物病院や獣医師、動物看護士の認定 ・JAHA 認定病院:人と動物の心が安らぐような 動物病院を目標に、ハードとソフトの両面にわ たる基準を設定し、その基準をクリアした病院 ・JAHA 内科・外科認定医:高度な専門知識と広 範な一般臨床知識を備えた臨床獣医師の育成 用教育プログラムを構成し、終了後試験に合格 した獣医師を認定 ・JAHA 認定動物看護士:動物看護に必要な知識 と技術を備え、HAB を大切する心を持った動物 看護士を試験によって認定 ・JAHA 認定動物看護士養成校:カリキュラム、 設備等の基準を満たし、JAHA が求めるレベル の動物看護士を育成できる養成校を認定 2)獣医師のための継続教育セミナー 臨床獣医師が大学卒業後も常に最新の獣医学 を学べるよう、発足以来、米国の専門医を講師 とするセミナーを継続的に開催 3)動物看護士、動物病院スタッフのレベルアップ を図る事業 ・動物看護士に必要な知識、技術を学ぶためのセ ミナーを、系統的プログラムで開催 ・動物病院のスタッフとして必要な動物行動学や しつけのセミナーなど、総合的なスタッフ教育 をサポート 4)学術出版物の刊行 獣医学セミナー講義録や記録ビデオ、動物看 護士や病院スタッフ向けを含め海外の学術書の 翻訳出版等 5)人と動物の幸せな暮らしを支える動物病院であ るためのその他の事業 動物病院に来院される人と動物のための、し つけや健康のハンドブック等、動物病院と飼い 主を結ぶツールを提供し、飼い主の暮らしを動 物病院を通じてバックアップ Ⅱ.動物病院を核として社会貢献を目指す 1)アニマルセラピー(CAPP 訪問活動)の推進 普段動物と接する機会がない方々を訪問し、 動物のもつぬくもりややさしさにふれていただ く CAPP 訪問活動を、動物病院を中心とした福 祉活動として推進 ・CAPP 認定パートナーズの認定 ・訪問活動マニュアル等の発行 2)動物のしつけ、飼い方のマナーの普及 人間社会で共に幸せに生活していくためには、 人も犬もルールを覚えなければなりません。 ・しつけやマナーの普及のためのセミナー ・関連書籍の発行 ・家庭犬しつけインストラクターの認定 ・マイクロチップ普及の推進 3)人と動物の関係に関わる国内外の団体との交流、 協力 ・IAHAIO へ加盟 ・動物との共生を考える連絡会等への参加 〒162-0814 東京都新宿区新小川町 1-15 池田ビル 201 TEL : 03-3235-3251 FAX : 03-3235-3277 website : http://www.jaha.or.jp e-mail [email protected] ヒトと動物の関係学会 ヒトと動物の関係学会は 1994 年 9 月、林良博東京大学農学部教授を発起人代表として、70 余名の 発起人により学会設立に向けての活動を開始しました。1995 年 4 月 2 日東京大学駒場キャンパスにお いて、設立記念大会が開催され、身近な動物-家庭動物をはじめ、野生動物や産業動物を包括して、 ヒトと動物の総体的な関係を考えるための学会として正式発足しました。(当日会員数 449 名) 研究課題は、動物たちの問題行動など現実的な課題をいかに解釈し、その対策をどう講じるのか、 という目的指向がひとつです。もうひとつは、動物そのものの特性を知り、私たちの知識を豊かにし たいという知的目的です。そのためには学際的な学術研究を必要としますが、会員には動物を研究対 象としている自然科学系の研究者のみならず、社会科学系、人文科学系の研究者も多数参加しており ます。また、学会は人と動物の新しい文化を創造することも大切な目的と考えていますので、作家、 写真家など動物との関わりを持つ芸術分野に携わる人、一般の方などあらゆる分野の人たちも参加し ております。 活動内容 毎年 3 月東京大学農学部弥生講堂において 2 日間の日程で開催 ・学術大会 ・公開シンポジウム 毎年秋(10 月もしくは 11 月)関西で開催 ・月例会 年 5~6 回開催 ・学会誌 年 2 回発行(2004 年 12 月現在通巻 14 号まで発行) ・事務局だより (2004 年 12 月現在 38 号まで発行) その他さまざまな活動の共催、後援を行っています。 ヒトと動物の関係学会に入会しませんか 「ヒトと動物の関係学会」は 1995 年 4 月、正式に発足しました。ヒトつまり人間と動物との関わり はじつに多様です。クジラやイルカ、ゾウやパンダから、熱帯魚やイヌ、ネコまで、ヒトは動物をふ れあいの友とし、あるいは食物や生活のために、さらには娯楽や祭りに利用してきました。 この学会は、ヒトと動物の多様な関わりを身近な生活から地球環境までを視野に入れた広い観点か ら考える会です。もちろん日本だけでなく世界中の地域や歴史が対象になります。 世界には、動物について異なった関心や興味をもつ人びとがいます。その考え方や意見をみんなで 持ちよっておたがいに考える場を持とう。こうした願いからこの学会が生まれました。けっして研究 者だけの狭い学会ではありません。 動物との関わりを考えるなかから、自分や相手を知り、そして豊かな生き方を目指すことができれ ば、素晴らしいことではないでしょうか。ぜひとも多くの方々に入会くださることを希望いたします。 お問合せ ヒトと動物の関係学会事務局 TEL & FAX:06-6971-1120 E-mail:[email protected] URL:http://www.hars.gr.jp 特定非営利活動法人 日本介助犬アカデミー <活動目的> 肢体不自由者の日常生活動作の介助をし、自立を助ける介助犬の社会におけ る理解と普及を目指した活動とともに、身体障害者補助犬と共に暮らす障害者 の社会参加・社会復帰を推進することを目的に発足した非営利活動法人です。 <設立趣意> 障害者の自立運動が活発化し、社会ではバリアフリーという言葉が一般化しており、障害者の社会参 加が円滑化する環境は益々進歩するであろうと思われます。 そのような中、介助犬は、気がねや遠慮なく介助を得ることが出来、プライバシーの確保、そして世 話をされる立場だけではないという障害者自身の役割感や責任感の獲得による自尊心、自制力の向上を 図ることができる自立手段として注目されています。介助犬は肢体不自由者の手足の代わりとして、落 としたものや手の届かないものを取って来て渡したり、引き出しやドアの開閉、エレベーターや電気等 のスイッチ操作、歩行介助といった介助動作を行うよう訓練されますが、障害者 人 人ニーズが異な るので、専門職との連携により、オーダーメイドが必要となってきます。 当会は、良質な介助犬の育成が健全に行われ、介助犬使用者が円滑に社会参加を行えるために、障害 者・医療従事者・育成事業者の方々に対する情報提供・相談事業を行っております。また、介助犬が社 会に正しく理解され受け入れられるため、学術的見地に立った法制化の協力をし、 年 月 日に は『身体障害者補助犬法』が成立し、それに伴い、介助犬だけでなく、身体障害者補助犬法に関する情 報提供や相談事業も行い、一般の方々からの問い合わせにも広く対応しております。 <役員> 理 事 長 高柳哲也(奈良県立医科大学名誉教授) 副理事長 本好茂一(日本獣医畜産大学名誉教授) 佐鹿博信(横浜市立大学医学部教授) 専務理事 高柳友子(横浜市立総合リハビリテーションセンター医師) 常任理事 山口千津子((社)日本動物福祉協会 獣医師) 山崎恵子((医)雄心会山崎病院 コーディネーター) 鷲巣月美(日本獣医畜産大学獣医畜産学部助教授) <ホームページ> http://www.jsdra.jp/ 視覚障害者のアクセシビリティにも配慮したHPです。 <一般社会への周知> 一般社会への周知の1つとして、補助犬同伴可シールの配布等を通して、同法 の啓発を広く行ったり、関連出版物等の発行を行っております。 <入会のお知らせ> 会員の方には な補助犬法情報や介助犬に関する学術的情報、使用者の 声などを掲載したニュースレターの送付、及び講演会や海外研修ツアー等の企画 に関するお知らせをお送りします。 (年会費=個人: : 円・団体: 円) 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 【第11回人と動物の関係に関する国際会議実行委員会】 委員長: 正田 陽一 副委員長 (統括) : 太田光明 副委員長 (財務) : 細井戸大成 副委員長 (プログラム) : 森裕司 副委員長(渉外) : 山崎恵子 事務担当委員 : 中西悦子 幹事: 石田 戢 幹事: 水谷 渉 委員: 大野和彦, 大久保隆之,谷雅富, 山口千津子, 内山晶 【Advisors】 ・Dennis Turner ・Tristan Follin 【プログラム委員会】 委員長: 森裕司 副委員長: Dennis Turner 委員 : Lynette Hart, 細井戸大成 、太田光明 【演題査読委員】 ・A Prothmann (GER) ・A. Beetz(GER) ・Alan M. Beck(USA) ・Anne. Howie(USA) ・B. Heady (AUS) ・Cindy C. Wilson(USA) ・D. Buttram (I) ・D. Vernay (FRA) ・E. Olbrich (GER) ・E. Waiblinger (CH) ・F.-X. Meslin (WHO) ・G. Choi (KOR) ・Hal.Herzog(USA) ・J. Bradshaw (UK) ・J. Fossey (UK) ・J. Serpell (USA) ・K. Stafford (NZ) ・Susan Duncan (USA) ・T. Adams (AUS) ・水越 美奈(JPN) ・津田 望 (JPN) ・神庭 重信 (JPN) ・石田 卓夫 (JPN) ・高柳 哲也(JPN) ・加隈 良枝(JPN) 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 IAHAIO 理事会 President : Dennis Turner Treasurer : Larry Norvell Vice-President - Conference : Tristan Follin Vice-President - Policy & Finance : Paul Sills Vice-President - Membership : Vacant Secretary : Anne Docherty IAHAIO 2007 東京大会 実行委員会 委員長:正田 陽一(CAIRC) 副委員長( 総括担当):太田 光明(HARS) 副委員長(財務担当):細井戸 大成(JAHA) 副委員長(プログラム担当):森 裕司(HARS) 副委員長(渉外担当):山崎 恵子(JSDRA) 事務担当委員:中西 悦子(JAHA) 監事:石田 戢(HARS) 監事:水谷 渉(JAHA) 委員:内山晶(JAHA)、大久保隆行(JAHA)、大野和彦 (CAIRC)谷雅冨(Hill’s)、山口千津子(JSDRA)、 アドバイザー Dennis Turner Tristan Follin 運営委員会 委員長:細井戸 大成 副委員長:山崎 恵子 委員:内山 晶 大久保 隆行 太田 光明 大野 和彦 谷 雅冨 中西 悦子 森 裕司 山口 千津子 プログラム委員会 委員長:森 裕司 副委員長:Dennis Turner 委員:Lynette Hart、太田 光明、細井戸 大成 演題査読員 T. Adams (AUS) D. Buttram (I) B. Headey (AUS) E. Olbrich (GER) D. Vernay (FRA) 石田 卓夫 (JPN) 津田 望 (JPN) A. M. Beck (USA) G. Choi (KOR) H. Herzog (USA) A. Prothmann (GER) E. Waiblinger (CH) 加隈 良枝 (JPN) 水越 美奈 (JPN) A. Beetz (GER) S. Duncan (USA) A. Howie (USA) J. Serpell (USA) C. Wilson (USA) 神庭 重信 (JPN) J. Bradshaw (UK) J. Fossey (UK) F.-X. Meslin (WHO) K. Stafford (NZ) 高柳 哲也 (JPN) 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 IAHAIO IAHAIO(International Association of Human-Animal Interaction Organizations:人と動物の関係に関する国際組織)は、1990年に創設され、 動物と人との相互作用の正しい理解と認識を促進させるために各国で活動 している学会、協会等の国際的な連合体です。 本部は米国ワシントン州に置かれ、メンバーシップ、会議、プロジェクト、財務 の4つの分科会があり、世界各国の加盟協会の活動を調整しています。人と 動物の関係に関する国際組織)は、1990年に創設され、 動物と人との相互作用の正しい理解と認識を促進させるために各国で活動 している学会、協会等の国際的な連合体です。 本部は米国ワシントン州に置かれ、メンバーシップ、会議、プロジェクト、財務 の4つの分科会があり、世界各国の加盟協会の活動を調整しています。 同組織の主たる目的は、加盟各国間の協調を促進することにあります。 この若い科学に対する世界的関心と支援が高まるにつれ、IAHAIOの調整役 としての役割は最新の調査結果を伝達し、プログラム開発を促進させるうえで 不可欠な存在となっています。加えて、同組織では人間とコンパニオン・アニマル との関係で顕著な研究成果を挙げた個人や団体を対象に国際的な賞を授与 しています。 例えば、「ペット・イン・シティーズ」(Pets in Cities)や「著名な学者」 (Distinguished Scholar)といった賞が設けられ、3年ごとに授賞式が開催 されています。 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 IAHAIO 会員団体一覧 ナショナルメンバー 【ヨーロッパ】 ・AFIRAC (FRANCE) Association Francaise d‘Information et de Recherche sur l ’Animal de Compagnie ・Felelos Allatbaratok Egyesulete (HUNGARY) Association of Responsible Pet Owners ・AIUCA (ITALY) Associazione Italiana Uso Cani da Assistenza ・DOMZ (SLOVENIA) Drustvo Za Odgovoren Odnos Do Malih Zivali ・ETHOLOGIA (BELGIUM) Belgian Association for Study & Information on the Human-Animal Relationship ・Forschungskreis Heimtiere in der Gesellschaft (GERMANY) Pets in Society Research Group ・IEMT (AUSTRIA) Institute for Interdisciplinary Research on the Human-Pet Relationship ・IEMT (SWITZERLAND) Institute for Interdisciplinary Research on the Human-Pet Relationship ・MANIMALIS, Sweden ・Multidisciplinary Research Institute on the Relation Between Humans and Animals (NETHERLANDS) ・PRPOA (POLAND) Polish Responsible Pet Owner Associati ・RETAA (LUXEMBOURG) Research in Animal Assisted Therapy and Animal Assisted Education ・SCAS (UK) Society for Companion Animal Studies ・SISCA (ITALY) Societa Italiana de Scienze Comportamentali Applicate 【北アメリカ】 ・Delta Society (UNITED STATES) 人と動物 :共生へのパートナーシップ 2007年10月5日ー8日 【環太平洋地域】 ・Delta Society Australia, Ltd. (AUSTRALIA) AND Petcare Information and Advisory Service (AUSTRALIA) ・Human Animal Bond Association of Korea (KOREA) ・HARS (JAPAN) Society for the Study of Human Animal Relations ・JAHA (JAPAN) Japanese Animal Hospital Association ・MNAWF (MALAYSIA) Malaysian National Animal Welfare Foundation アソシエイトメンバー ・The Federation of Riding For the Disabled International (AUSTRALIA) ・ISAZ (UNITED STATES) International Society For Anthrozoology ・WSPA (UNITED KINGDOM) World Society for the Protection of Animals アフィリエイトメンバー ・American Humane Association (UNITED STATES) ・Assistance Dog Institute (UNITED STATES) ・CAIRC (JAPAN) Companion Animal Information and Research Centre ・Hill‘s Pet Nutrition, Inc. (JAPAN) ・The IAMS Company (USA) ・JSDRA (JAPAN) Japanese Service Dog Resource Academy ・Pattes Tendues (SWITZERLAND) ・Pet Therapy Society of Northern Alberta (CANADA) ・Pet Village (ITALY) ・Tel Aviv University (ISRAEL) Animals and Society ・VTHS (SWITZERLAND) Therapy Dogs Switzerland ・Waltham Centre for Pet Nutrition (UNITED KINGDOM)
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