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損 益 計 算 書
平成24年 4月 1日から
平成25年 3月31日まで
科 目
金 額
千円
売
上
千円
高
63,240,936
価
51,379,719
益
11,861,217
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
10,342,041
売
上
売
上
営
原
総
業
営
業
利
利
外
益
収
1,519,175
益
受 取 利 息 及 び 配 当 金
194,354
仕
入
割
引
50,327
為
替
差
益
346,102
他
352,293
そ
の
営
業
外
費
用
支
払
利
息
35,696
売
上
割
引
14,433
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
460,250
そ
357,256
の
経
常
943,078
他
利
867,637
益
1,594,617
税 引 前 当 期 純 利 益
1,594,617
法人税、住民税及び事業税
法
当
人
税
期
等
純
調
整
利
額
益
736,179
△ 136,061
600,118
994,498
貸 借 対 照 表
平成25年 3月31日現在
東罐興業株式会社
科 目
金 額
科 目
(資 産 の 部)
流 動 資 産
現 金 及 び 預
受
取
手
金 額
(負 債 の 部)
金
34,629,484 千円 流 動 負 債
買
掛
5,530,967
金
形
短
金
期
借
22,445,307 千円
10,439,356
入
5,228,472
電
子
記
録
債
5,000,000
未
権
払
金
71,292
売
掛
2,313,708
未
金
払
費
用
16,122,301
商
品
及
び
製
2,371,226
未
品
払
法
人
税
等
3,615,947
仕
掛
373,111
預
品
り
金
1,271,926
1,876,655
リ
原 材 料 及 び 貯 蔵 品
ー
ス
債
務
670,161
短
期
貸
付
13,192
役 員 賞 与 引 当 金
金
1,601,227
未
収
入
金
140,577
繰
延
税
金
資
の
そ
の
他
他
固 定 負 債
長
期
借
入
7,010,780
金
10,437
貸
倒
引
当
14,346
産
736,363
そ
43,710
2,000,000
リ
金
ー
ス
債
務
△ 370,191
26,357
退 職 給 付 引 当 金
4,457,817
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
固 定 資 産
有 形 固 定 資 産
46,757,016
217,687
関係会社投資損失引当金
22,099,062
建
250,325
P C B 対 策 引 当 金
物
6,603,573
構
築
8,487
そ
物
の
他
320,836
機
械
及
び
装
50,105
置
7,480,623
負 債 合 計
29,456,088
車 輌 及 び 運 搬 具
50,356
(純 資 産 の 部)
工 具 器 具 及 び 備 品
824,458
土
地
3,392,761
リ
ー
ス
資
産
建
設
仮
勘
定
39,091
株 主 資 本
資
本
利
利
益
益
剰
準
余
備
51,863,664
金
1,531,465
金
金
50,332,199
3,387,361
382,866
そ の 他 利 益 剰 余 金
無 形 固 定 資 産
130,481
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
49,949,332
配 当 引 当 積 立 金
129,337
そ
の
他
2,700,000
償 却 促 進 積 立 金
1,144
投資その他の資産
17,398,000
資産買換差益積立金
24,527,472
投
資
有
価
証
券
837,632
別
途
積
立
金
790,246
関
係
会
社
株
式
28,280,700
繰 越 利 益 剰 余 金
14,870,601
733,000
関 係 会 社 出 資 金
2,033,532
長
期
貸
付
金
5,913,298
繰
延
税
金
資
産
2,113,914
そ
貸
資
の
倒
産
引
合
他
当
計
評 価 ・ 換 算 差 額 等
66,747
172,197
その他有価証券評価差額金
64,127
△ 1,366,318
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
2,619
金
81,386,500
純 資 産 合 計
51,930,412
負 債 及 び 純 資 産 合 計
81,386,500
個
別
注
記
表
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
①子会社株式及び関連会社株式・・・移動平均法による原価法
②その他有価証券
時価のあるもの・・・決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの・・・移動平均法による原価法
2.デリバティブの評価基準及び評価方法・・・時価法
3.棚卸資産の評価基準及び評価方法・・・総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による
簿価切下げの方法により算定)
4.固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産除く)
・・・定率法
②無形固定資産 ・・・・・・・・・・・定額法
③リース資産(所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産)
・・・リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法
なお、リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引のうち、リース取引開始日が企業会計基準第 13 号「リース取引に関する会計基準」の
適用初年度開始前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理
によっている。
5.引当金の計上基準
①貸倒引当金・・・・・・・債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、
貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収
不能見込額を計上している。
②役員賞与引当金・・・・・役員に対する賞与の支給に充てるため、支給見込額を計上している。
③退職給付引当金・・・・・従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の
見込額に基づき計上している。過去勤務債務は、その発生年度に一括処
理することとしている。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤
務期間以内の一定の年数(10 年)による定額法により按分した額をそ
れぞれ発生の翌事業年度から償却することとしている。
④役員退職慰労引当金・・・役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末の支給見込額
を計上している。
⑤関係会社投資損失引当金・・・関係会社に対する投資に係る損失に備えるため、財政状態等を勘案
して、会社所定の基準により損失見込額を計上している。
⑥PCB対策引当金
・・・PCB(ポリ塩化ビフェニル)処理費用の支出に備えるため、今後発生
すると見込まれる金額を計上している。
6.その他計算書類の作成のための基本となる重要な事項
①ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっている。なお、為替予約取引のうち、振当処理の要件を満たしているものは
振当処理によっている。
②消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっている。
ただし、資産に係る控除対象外消費税等は発生事業年度の期間費用としている。
(会計方針の変更に関する注記)
(減価償却方法の変更)
法人税法の改正に伴い、当事業年度より、平成 24 年4月1日以後に取得した有形固定資産については、
改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に変更している。これにより、当事業年度の営業利益、経常
利益及び税引前当期純利益はそれぞれ 138,867 千円増加している。
(貸借対照表に関する注記)
1. 有形固定資産の減価償却累計額
83,551,018 千円
2.関係会社に対する金銭債権
9,633,433 千円
3.関係会社に対する金銭債務
10,158,458 千円
(損益計算書に関する注記)
1.関係会社との取引高
売上高
8,887,343 千円
仕入高
8,786,661 千円
販売費及び一般管理費
5,082,602 千円
営業取引以外による取引高
386,545 千円
(株主資本等変動計算書に関する注記)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類
普通株式
当事業年度期首
株式数
(単位:株)
当事業年度
増加株式数
30,600,000
当事業年度
減少株式数
-
28,769
2.自己株式の種類及び株式数に関する事項
株式の種類
普通株式
当事業年度期首
株式数
30,571,231
(単位:株)
当事業年度
増加株式数
23,669
当事業年度末
株式数
5,100
当事業年度
減少株式数
28,769
当事業年度末
株式数
0
(注)自己株式の増加は株式交換反対株主からの買取りによるものである。また、減少は自己株式
の消却を実施したことによるものである。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
配当金の
総額
1株当たり
配当額
基準日
効力発生日
平成 24 年 6 月 26 日
定時株主総会
普通株式
152,881
千円
5.00 円
平成 24 年 3 月 31 日
平成 24 年 6 月 27 日
平成 24 年 11 月 13 日
取締役会
普通株式
152,881
千円
5.00 円
平成 24 年 9 月 30 日 平成 24 年 12 月 10 日
平成 25 年 2 月 12 日
臨時株主総会(注)
普通株式
767,617
千円
25.10 円
平成 25 年 1 月 31 日
平成 25 年 3 月 8 日
(注)平成 25 年 2 月 12 日の臨時株主総会において、当社が保有する投資有価証券の現物配当を決議し、
平成 25 年 3 月 8 日に実施している。
(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの
決議
株式の種類
配当の原資
配当金の
総額
1株当たり
配当額
基準日
効力発生日
平成 25 年 6 月 27 日
定時株主総会
普通株式
利益剰余金
152,856
千円
5.00 円
平成 25 年
3 月 31 日
平成 25 年
6 月 28 日
平成 25 年 6 月 27 日
定時株主総会(注)
普通株式
利益剰余金
114,529
千円
3.74 円
平成 25 年
3 月 31 日
平成 25 年
6 月 28 日
平成 25 年 6 月 27 日の定時株主総会において、当社が保有する投資有価証券の現物配当を決議する
予定である。
(税効果会計に関する注記)
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
退職給付引当金損金算入限度超過額
1,592,447 千円
減価償却損金算入限度超過額
343,869 千円
貸倒引当金繰入否認
624,511 千円
賞与引当金繰入否認
319,108 千円
未払固定資産税否認
141,123 千円
有価証券評価損否認
22,194 千円
関係会社投資損失引当金繰入否認
89,216 千円
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
272,559 千円
3,405,027 千円
△49,808 千円
3,355,219 千円
繰延税金負債
資産買換差益積立金
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
△467,824 千円
△35,511 千円
△1,606 千円
繰延税金負債合計
△504,941 千円
繰延税金資産の純額
2,850,277 千円
(リースにより使用する固定資産に関する注記)
重要な会計方針「4.固定資産の減価償却の方法」に記載のとおり、リース取引開始日が「リース取引に関
する会計基準」及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」の適用初年度開始前の所有権移転外ファ
イナンス・リース取引については、引き続き通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっており、
その内容は次のとおりである。
1.事業年度末日における取得原価相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得原価相当額
減価償却累計額
期末残高相当額
(千円)
相当額(千円)
(千円)
工具器具及び備品
29,673
29,673
0
事業年度末日における取得原価相当額は、未経過リース料相当額が有形固定資産の事業年度末残高等
に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定している。
2.その他、リース物件に係る重要な事項
支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
4,429 千円
減価償却費相当額
4,429 千円
減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法により算定している。
(金融商品に関する注記)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、資金運用については安全性の高い金融資産に限定し、資金調達については、事業計画に照らし、
必要な資金について、主に親会社や銀行からの借入による方針である。またデリバティブ取引について
は、事業活動によって生じる為替変動リスクを回避するために利用することとし、利用にあたっては実
需に基づく取引に限定し、投機的な取引は行わない方針である。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されているが、定期的に取引先ごとの期
日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を把握する体制としている。
投資有価証券は、業務上の関係を有する企業の株式であり、その一部が市場価格の変動リスクに晒され
ているが、定期的に時価や取引先企業の財務状況等を把握する体制としている。
買掛金及び未払金は、ほとんどが1年以内の支払期日である。また、外貨建て債務の一部のものについ
ては、先物為替予約を利用し為替の変動リスクをヘッジしている。
借入金は、主に営業取引及び設備投資に必要な資金を調達することを目的としている。
デリバティブ取引は、実行部門と主計部門の相互牽制と契約相手先との残高確認等のチェックを行って
いる。
(利用にあたっては実需に基づく取引に限定し、売買差益の獲得を目的とする投機的な取引は行わ
ない方針である。
)また、デリバティブ取引の利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付け
の高い大手金融機関に限定し、取引を行うことにしている。
営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されているが、当社では財務部門が適宜、資金繰り計画を作成・
更新するとともに、手許流動性を一定水準以上に維持することにより管理している。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成 25 年 3 月 31 日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりである。な
お、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれていない。
(単位:千円)
貸借対照表
時価
差額
計上額
(1)
現金及び預金
5,530,967
5,530,967
-
(2)
(3)
(4)
(5)
受取手形
電子記録債権
売掛金
短期貸付金
貸倒引当金
5,228,472
71,292
16,122,301
1,601,227
△368,195
22,655,099
22,655,099
-
5,913,298
△1,328,025
4,585,272
4,585,272
-
395,954
395,954
-
33,167,294
10,439,356
5,000,000
2,313,708
373,111
1,876,655
2,000,000
22,002,832
33,167,294
10,439,356
5,000,000
2,313,708
373,111
1,876,655
2,003,830
22,006,662
-
-
-
-
-
-
3,830
3,830
4,226
4,226
4,226
4,226
-
-
(6)
(7)
長期貸付金
貸倒引当金
投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1) 買掛金
(2) 短期借入金
(3) 未払金
(4) 未払法人税等
(5) 預り金
(6) 長期借入金
負債計
デリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されているもの
デリバティブ取引計
(注 1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1)現金及び預金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
(2)受取手形、(3)電子記録債権、(4)売掛金及び(5)短期貸付金
短期間で決済されるため、当該帳簿価額から信用リスクを反映した貸倒見積高を控除した金額によってい
る。
(6)長期貸付金
回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算出しているため、時価は決算日における貸借対照表計上額から現
在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としている。
(7)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっている。
負債
(1)買掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。一部の買
掛金は、為替予約等の振当処理の対象とされており(下記「デリバティブ取引」参照)、当該時価は取引
先金融機関より提示された価格によっている。
(2)短期借入金、(3)未払金、(4)未払法人税等及び、(5)預り金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
(6)長期借入金
元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で、割り引いた現在価値により算定し
ている。
デリバティブ取引
繰延ヘッジ処理によるものは、取引先金融機関から提示された価格によっている。
為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている買掛金と一体として処理されているため、
その時価は、当該買掛金の時価に含めて記載している(上記「負債」(1)参照)
。
(注 2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分
貸借対照表
(1)非上場株式
394,292
(2)関係会社株式
14,870,601
(3)関係会社出資金
2,033,532
これらは、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とし
ていない。このため、(1)非上場株式については、2.資産(7)の「投資有価証券」には含めていない。
(賃貸等不動産に関する注記)
当社では、大阪府及び静岡県において、賃貸商業施設等(土地を含む)を所有している。これら賃貸等不
動産の貸借対照表計上額、損益及び時価は、次のとおりである。
(単位:千円)
貸借対照表
用途
収益
費用
時価
計上額
商業施設
住宅
合計
26,517
30,614
8,419
627,469
151,014
6,500
6,574
111,425
177,531
37,114
14,993
738,894
(注 1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額である。
(注 2)収益は賃貸収益等、費用は減価償却費、修繕費、保険料、租税公課等である。
(注 3)当事業年度末の時価は、主として、社外の不動産鑑定士による不動産調査報告書に基づく金額である。
(1株当たり情報に関する注記)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
1,698 円 66 銭
32 円 52 銭
(その他追加情報の注記)
(連結納税制度の適用)
平成24年12月に連結納税の承認申請を行い、翌事業年度より連結納税制度が適用されることとなったた
め、当事業年度より、「連結納税制度を適用する場合の税効果会計に関する当面の取扱い(その1)」
(実務対応報告第5号 平成23年3月18日)及び「連結納税制度を適用する場合の税効果会計に関する
当面の取扱い(その2)」(実務対応報告第7号 平成22年6月30日)に基づき、連結納税制度の適用
を前提とした会計処理を行っている。