弦楽器Ⅵ (Strings Ⅵ) 井後 勝彦・後藤 明子・𠮷長 孝穂 今井 直貴・中野 力 3年後期 選択 2単位 実技 1 .授業の目的 弦楽器Ⅴに引き続き、弦楽器の演奏技術習得を目的とする実技レッスン授業である。毎週1回の個人レッスンでは、さらに 高度な奏法の演奏技術習得と、各学生の適性、進度、予想される演奏職としての社会参加形態(オーケストラ、室内楽、独奏 等)にも配慮した授業内容となるよう、学生と教員の対話による意見交換もしながら、学内演奏を視野に入れたレッスンをお こなう。 2 .授業計画 回 大 項 目 講 義 内 容 等 1 個人レッスン① 弦楽器Ⅴで選定し教則本を課題として継続使用しながら、演奏技術の向上を図る。なるべ く多数の楽曲を対象として、短期間に、これを完成させることを目標とし、そのために不 可欠な読譜能力の向上に努める。 2 個人レッスン② ポジション移動、6度の跳躍を学ぶ。 3 個人レッスン③ ポジション移動、6度の跳躍による第1位置から第7位置への移動をG弦上で学ぶ。 4 個人レッスン④ ポジション移動、6度の跳躍による第1位置から第7位置への移動をD弦上で学ぶ。 5 個人レッスン⑤ ポジション移動、6度の跳躍による第1位置から第7位置への移動をA弦上で学ぶ。 6 個人レッスン⑥ ポジション移動、6度の跳躍による第1位置から第7位置への移動をE弦上で学ぶ。 7 個人レッスン⑦ ポジション移動、6度の跳躍による第1位置から第7位置への移動を全弦上で学ぶ。 8 個人レッスン⑧ 期末試験曲目を選定し、その完成に向けたレッスンをおこなう。弦楽器Ⅴに続き、古典派、 ロマン派の協奏曲を試験曲目とすることが望ましいが、学生の希望も尊重する。 9 個人レッスン⑨ ポジション移動、7度の跳躍をG弦上で学ぶ。 10 個人レッスン⑩ ポジション移動、7度の跳躍をD弦上で学ぶ。 11 個人レッスン⑪ ポジション移動、7度の跳躍をA弦上で学ぶ。 12 個人レッスン⑫ ポジション移動、7度の跳躍をE弦上で学ぶ。 13 個人レッスン⑬ ポジション移動、7度の跳躍を全弦上で学ぶ。 14 個人レッスン⑭ 1度から7度に渉る跳躍に関する奏法の全体を学ぶ。 15 個人レッスン⑮ 上行シフティング、下降シフティングの相違を学ぶ。 16 試験 3 .到達目標 与えられた練習曲課題の習熟と、期末試験曲演奏の完成 を目標とする。 6 .参考文献 なし 4 .評価方法 実技試験100% 5 .教科書 なし − 458 −
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