第 20 回 直前チェック④ 一般知識一問一答

第 20 回
直前チェック④
一般知識一問一答
(合格テキスト 200~251
過去&厳選問題集 227~267)
一般知識では、合格テキストの重要事項を○・×形式で出題したいと思います。間違っ
た箇所はもう一度テキストを見直しておきましょう。
1.政治
問 1 三権分立論を唱えたのはホッブズである。
答 1 × モンテキュ―である。ホ
ッブズは社会契約説。 合
P433 参照
問 2 マスメディアの選挙報道などにより不利とさ
答 2 × 本肢は、アンダードッグ
れた候補者に有権者が投票しがちになる現
効果の説明である。合 P435
象を投票行動におけるバンドワゴン効果と
参照
呼ぶ。
問 3 わが国の衆議院選挙は、合計 480 議席を小
答 3
×
衆議院選挙は小選挙区
選挙区比例代表併用制で拘束名簿式を採用
比例代表並立制により行わ
することによって行われている。
れる。合 P436 参照
問 4 わが国の衆議院選挙は非拘束名簿式を採
答 4
×
衆議院選挙は拘束名簿
用した小選挙区比例代表並立制により、参議
式であり、参議院選挙が非拘
院選挙は拘束名簿式を採用した選挙区と比
束名簿式である。合 P437
例代表の並立制によって行われる。
参照
問 5 政治家個人への企業献金は禁止されない。
答 5 × 禁止されている。合
P438 参照
問 6 一般的な議院内閣制は、一元主義型議院
答 6 ○ その通りである。合
内閣制を指す。
P440 参照
問 7 日本は、1945 年 8 月、ポーツマス宣言
答 7 × ポツダム宣言である。合
を受諾した。
P443 参照
問 8 民間企業における経営手法等を公共部門に導
入し、より効率的で質の高い行政サービスの
答 8
○
その通りである。 合
P445 参照
提供を目指す新しい公共経営の考え方を
NPM という。
問 9 2001 年 1 月の中央省庁等改革に伴い、政 答 9 ○ その通りである。合
策の企画立案機能と実地機能を分離させ、実
施部門に独立の法人格を与えるとする独立
行政法人制度が創設された。
1
P447 参照
問 10 PFI とは、民間企業と行政組織の間で競争
答 10 × 本肢は、市場化テスト
入札を実施し、民間企業が行政に勝る場合
の説明である。合 P448
には、当該業務を民間企業に委託する制度
参照
をいう。
問 11 排他的経済水域を 12 カイリ以内、沿岸国
答 11 × 排他的経済水域と沿岸
の領海を 200 カイリ以内とすることを国
国の領海が逆である。 合
際的な統一ルールとする条約を国連海洋
P450 参照
条約という。
2.経済
問 1 国会は、会計検査院の検査を経た歳入
答 1 × 国会と内閣が逆である。
歳出決算を内閣に提出する。
合 P453 参照
問 2 一定の事業について、その完成に数年度を要
答 2
○
その通りである。(財政
するものについて、特に必要がある場合にお
法 14 条の 2)合 P454
いては、経費の総額および年割額を定め、あ
参照
らかじめ国会の議決を経て、数年度にわたっ
て支出することができる。
問 3
現在5%の消費税率は、2014年4月に
答 3
○
その通りである。ただ
8%、2015年10月には10%へと、2
し、税率引き上げの条件と
段階で引き上げられることになる。
して「経済成長率で名目
3%、実質2%を目指す」
と明記されている。合
P457 参照
問 4
一般会計予算の歳入の不足を補うために発
答 4 × 本肢は、赤字国債の説明
行される国債であり、発行根拠となる規定が
である。合 P458 参照
財政法にはなく、単年度ごとの特例法を発行
根拠とするものを建設国債という。
問 5 財政投融資は、民間では供給が困難な事業の
実施や資金の調達を行い、租税によらず、財
政政策を有償資金の活用による投資や融資
といった金融的手法で行う仕組みのことを
いう。
2
答 5
○
その通りである。 合
P460 参照
問 6 固定資産税とは、固定資産に対してその所有
答 6 × 標準税率は 1.4%。合
者に課される税金であり、その標準税率は
P463 参照
2.4%である。
問7
特定財源とは使途が特定されず、どの経費
答 7
×
にも使用できる財源のことをいい、一般財
特定財源と一般財源が
逆である。 合 P465 参照
源とは使途が特定されている財源のこと
をいう。
問8
ルーズベルト大統領が 1930 年代に世界
答 8
×
恐慌を克服するために推進した一連の経
ニューディール政策で
ある。 合 P467 参照
済政策のことをニューエコノミクス政策
という。
問 9 IMF 体制は、アメリカ通貨であるドルと
答 9 × 固定相場制である。合
金との交換を保証し、変動相場制を採用して
P469 参照
発足した。
問 10 EU の本部は、スイスのジュネーブに
答 10 × ベルギーのブリュッセ
置かれている。
問 11
ルである。合 P470 参照
中央銀行が金融市場において手形や債券
答 11
×
公定歩合操作ではな
の売買を行って、直接的に通貨量の調整を
く、公開市場操作の説明で
行う政策で、一般に、景気低迷時には買い
ある。合 P473 参照
オペレーションが行われ、景気過熱時には
売りオペレーションが行われることを公
定歩合操作という。
問 12 民事再生手続は、法人も利用できる。
答 12 ○ 自然人・法人を問わず
利用できる。合 P474 参
照
3.社会
問 1 温室効果ガスの削減目標を上回った国が、目 答 1 ○
標超過分を、目標未達成の国に売ることがで
その通りである。合
P477 参照
きることを排出量取引という。
問 2 ISO 規格そのものに、法的拘束力がある。
答2 ×
ISO そのものには法的拘
束力はない。合 P479 参照
問 3 特に水鳥の生息地として国際的に重要な
答 3 × 本肢は、ラムサール条約
湿地の保護に関する条約をワシントン条約
の説明である。合 P480
という。
参照
3
問 4 国民健康保険法の全面改正や国民年金の
答 4 ○ その通りである。合
制定がなされたことによって、国民皆保険・
P483 参照
国民皆年金の制度が整備され、すべての国民
が健康保険・公的年金に加入できるようにな
った。
問 5 生活保護は、世帯単位で行い、扶養義務
答 5 ○ その通りである。合
者の扶養は生活保護法による保護に優先す
P485 参照
る。
問 6 これまでの日本の労使関係の大きな特徴
答 6 × これらと企業別組合の 3
としては、終身雇用制、年功序列型賃金の 2
点が挙げられる。 合 P486
点があげられる。
参照
問 7 欠陥商品による被害者は、加害者(メーカー) 答 7 ×
の過失を立証しなくても損害賠償請求がで
PL 法である。 合 P489
参照
きるものとし、メーカーに無過失責任を負わ
せた法律を特定商取引法という。
問 8 帰化の許可は、総務大臣の権限である。
答 8 × 法務大臣の権限である。
合 P490 参照
4.情報
問 1 行政機関は、申請を書面で行うこととさ
答 1
×
主務省令で定めること
れているものについて、個別法令の規定で定
により、電子情報処理組織を
めなければ、電子情報処理組織を使用して行
使用して行うことができる。
うことができない。
(行政手続オンライン化法
3 条 1 項)合 P492 参照
問 2 電子証明書は二重に発行することができる。 答 2
×
二重発行は禁止されて
いる。合 P494 参照
問 3 何人も、不正アクセス行為の用に供す
答 3 ○ その通りである(不正ア
る目的で、アクセス制御機能に係る他人の識
ク セ ス 禁 止 法 4 条 )。 合
別符合を取得してはならない。
P496 参照
4
問 4 2008 年の改正によって、広告宣伝メー
答 4
○
その通りである(迷惑メ
ルの規制に関し、取引関係にある者への送信
ール防止法 3 条 1 項)。合
など一定の場合を除き、あらかじめ送信に同
P498 参照
意した者に対してのみ送信を認める方式(オ
プトイン方式)が導入された。
問 5 携帯電話会社に対し、青少年(18 歳未満)
答 5
○
その通りである(青少年
に携帯電話インターネット接続サービスを
ネット規制法 17 条)。 合
提供する際に、青少年有害情報フィルタリン
P500 参照
グサービスを提供することを、保護者が利用
しない旨を申し出ない限り、義務付けてい
る。
問 6 バイオマス認証とは、指紋・声紋・網膜の血
答 6 × バイオマスではなく、バ
管パターン・眼球の虹彩などの個人ごとの個
イオメトリクスである。 合
体差を判別することによって本人確認を行
P502 参照
う方法のことである。
問 7 電子認証の認証機関としての役割を担う
答 7 × 民間機関でも可能であ
のは公的機関のみである。
る。 合 P505 参照
問 8 電子消費者契約では事業者が確認措置を
答 8
講じていない場合には、たとえ消費者に重過
○
その通りである(錯誤無
効の特則)。 合 P507 参照
失があったとしても、操作ミスにより行った
意図しない契約を無効とすることができる。
問
9 IP アドレスとは、インターネットなどの IP 答 9
しない契約を無効とできる。
ネットワークに接続されたコンピュータご
○
その通りである。 合
P508 参照
とに割り振られた識別番号のことである。
問 10 Cookie とは、コンピュータが保有するユ
ーザーの接続時刻や処理内容などを記録
答 10 × 本肢は、ログの説明で
ある。合 P511 参照
したファイルのことである。
問 11
インターネットなどを活用して消費者が
内容を生成させていくメディアのことを
CGM という。
5
答 11 ○ その通りである。合
P513 参照
問 12 個人情報保護法における「個人情報」
答 12
とは、死者の情報も含む。
問 13
×
死者の情報は含まな
い。合 P514 参照
氏名と住所が記載されたアンケートの戻
答 13 × 該当しない。合 P516
り葉書を、分類整理されていない状態で箱
参照
に入れて保管しているだけの場合も、「個
人情報データベース等」に該当する。
問 14 大規模事業者は、個人情報保護法の規制の
答 14
×
大規模事業者ではな
対象となる「個人情報取扱事業者」から除
く、小規模事業者である。
外されている。
合 P519 参照
問 15 個人データのうち 6 ヶ月以内に消去する
答 15
予定のものは、「保有個人データ」から除
○
その通りである(施行
令 4 条)。合 P521 参照
外されている。
問 16 個人情報取扱事業者は、利用目的を変更す
答 16
○
その通りである(個人
る場合には、変更前の利用目的と相当の関
情報保護法 15 条 2 項)。
連性を有すると合理的に認められる範囲
合 P522 参照
を超えて行ってはならない。
問 17 書面(電子媒体含む)により直接本人から
答 17 × 取得後に、本人に通知
個人情報を取得する場合は、原則として、
または公表すればよいの
取得後に、本人に通知または公表すればよ
は、書面(電子媒体含む)
い。
により直接本人から個人
情報を取得する場合以外
である。合 P524 参照
問 18 個人情報保護法では、利用目的の達成に必
答 18 × ならないのではなく、
要な範囲内において、個人データを正確か
努めなければならない。
つ最新の内容に保たなければならない。
合 P526 参照
6
問 19
個人情報取扱事業者は、本人から、当該
答 19
○
その通りである(個人
本人が識別される保有個人データの内容
情報保護法 26 条 1 項)。
が事実でないという理由によって当該保
合 P528 参照
有個人データの内容の訂正、追加又は削除
を求められた場合には、その内容の訂正等
に関して他の法令の規定により特別の手
続が定められている場合を除き、利用目的
の達成に必要な範囲内において、遅滞なく
必要な調査を行い、その結果に基づき、当
該保有個人データの内容の訂正等を行わ
なければならない。
問 20
主務大臣からの助言や勧告に従わなかっ
た場合は、罰則の対象となる。
答 20
×
従わなかったのみで
は、罰則の対象とならな
い。 合 P531 参照
問 21
行政機関個人情報保護法による個人情報
答 21 × 個人情報保護法と異な
とは、生存する個人に関する情報であっ
り行政機関個人情報保護
て、当該情報に含まれる氏名、生年月日そ
法では容易性は要件とさ
の他の記述等により特定の個人を識別す
れていない。合 P532 参
ることができるもの(他の情報と容易に照
照
合することができ、それにより特定の個人
を識別することができることとなるもの
を含む)をいう。
問 22
行政機関の長は、開示請求があったとき
答 22 × 努めるのではなく、し
は、不開示情報が含まれている場合を除
なければならない。合
き、開示請求者に対し、当該保有個人情報
P534 参照
を開示するよう努めなければならない。
7