新型SUV「VITARA(ﾋﾞﾀｰﾗ)」がユーロNCAP の安全性能総合評価で最

２０１５年４月２３日
スズキ、新型ＳＵＶ「ＶＩＴＡＲＡ(ﾋﾞﾀｰﾗ)」がユーロＮＣＡＰ
の安全性能総合評価で最高評価の５つ星を獲得
スズキ株式会社が欧州で販売している新型「ＶＩＴＡＲＡ(ﾋﾞﾀｰﾗ)」が、ユーロＮＣＡＰ※1 の
安全性能総合評価において、最高の評価となる 5 つ星を獲得した。
ユーロＮＣＡＰは、欧州諸国の運輸関連省が定めた新車の評価基準に基づいて実施される車
の安全性能評価で、「乗員（成人）保護」、「乗員（こども）保護」、「歩行者保護」、「安全
補助」の 4 項目での評価スコアを元に、0～5 星の総合評価が行われている。
これらの評価方法がより厳格になった 2015 年に初めて 5 つ星を獲得した車は 2 車種あり、
その一つが新型「ＶＩＴＡＲＡ」である。
項目
乗員（成人）保護
乗員（こども）保護
歩行者保護
安全補助
新型「VITARA」
評価スコア
89
85
76
75
5 つ星基準値
80
75
65
70
新型「ＶＩＴＡＲＡ」は、衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散する軽量衝撃吸収ボディー
[ＴＥＣＴ] ※ 2 に加え、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキ
サポート」を採用するなど、パッシブセーフティとアクティブセーフティの両面から安全対策を
図った。
ユーロＮＣＡＰの 2009 年の新評価システム導入以降では、スズキは 2010 年に「スイフト」
の欧州仕様車、2013 年に「ＳＸ４Ｓ‐ＣＲＯＳＳ」※3の欧州仕様車が 5 つ星を獲得している。
新型「ＶＩＴＡＲＡ」は、スズキがジムニーやエスクードで培ってきた本格四輪駆動車や
ＳＵＶとしての資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能など、あらゆる
面で進化させた全く新しいコンパクトＳＵＶである。卓越した走行性能を追求しただけでなく、
ユーザーのライフスタイルを反映できるクルマとして開発した。
スズキのハンガリー子会社マジャールスズキ社にて本年 1 月より生産を開始し、ハンガリー
をはじめとする欧州で販売を開始している。今後、世界戦略車としてハンガリーから欧州外にも
輸出する予定である。
※1 European New Car Assessment Programme（欧州新車評価プログラム）。欧州各国の交通関連当局などで構成
された独立機関が 1997 年より実施している安全性能評価。
※2 Total Effective Control Technology
※3 ＳＸ４Ｓ‐ＣＲＯＳＳの「Ｓ‐ＣＲＯＳＳ」はサブネームを表す。

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