生命・医薬・動物ステーション 8 水槽内の除藻剤の開発 岡山理科大学専門学校 動物系総合学科研究科 大塚 雅広 株式会社K2 ライフラボ 株式会社ホクト環境システム Keywords : 飼育、環境 <研究目的> 藻類による魚類飼育水槽の汚染は魚類飼育の現場特に観賞魚の飼育では労力を必要とし、 大きな問題になっている。 また、近年の観賞魚飼育ブームは安定的な動きを見せており、それにつれて、家庭用や 業務用の魚類飼育水槽が増加し、簡単で魚類に安全な除藻剤が求められている。 亜塩素酸ナトリウムを用いた光酸化は、魚類飼育水槽の殺菌剤として、魚類を飼育した まま使用できることが判っている。 そこで、亜塩素酸ナトリウムを用いた光酸化法を用いて藻類除去の可能性を探ると共に、 その特性を生かした使用方法を確立する。 <研究の概要> 1) 亜塩素酸ナトリウムを用いた光酸化法の除藻効果の研究 亜塩素酸ナトリウムの除藻濃度と放射照度の関係 亜塩素酸ナトリウムの二酸化塩素への変換と波長の関係 最適光源の開発 2) 魚類への影響の研究 について研究した。 処理前 処理後 <応用の可能性> 魚類飼育用の除藻剤はペットブームに乗ってさらに市場が拡大しつつあり、安全で確実 な除草剤は皆無なことも相まって期待が大きい。 -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------連絡先 岡山理科大学専門学校 Tel : 036-228-3404 E-mail : [email protected]
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