SN-1001-MA-Y2 A-1 2003.06.05 4AF03029A

SN-1001-MA-Y2
2003.06.05
A-1
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MA-Y2
安全上の注意点
(ご使用前に必ずお読みください)
本製品のご使用に際し、本マニュアルまた製品付属の取扱説明書をよくお読みいただくと共に、安全
に対して十分注意して、正しくご使用いただきますようよろしくお願いいたします。
本マニュアルで示している注意事項は、本製品に関するもののみを記載しています。本製品以外の注
意点に関しましてはそれぞれのマニュアルをご覧になってください。
本マニュアルで使用する、安全上の表現として以下の「警告」「注意」の 2 種類を使用します。
警告:取り扱いを誤った場合に、危険な状態が起こり、人体に影響を受ける可能性がある場合
注意:取り扱いを誤った場合に、危険な状態が起こり得る場合
なお、本文中、注意で示している部分でも、状態により重大な結果になる可能性があります。
いずれも、安全にご使用になるための重要な内容を示していますので、必ず守ってください。
また、本マニュアルは大切に保管していただきますよう、よろしくお願いします。
取り付け時の注意事項
<注意>
・本製品は、後述する一般仕様の環境で使用してください。故障、誤動作の原因となります。
・筐体に固定する場合は、規定のネジを使用し、規定トルクの範囲でしっかり固定してください。
固定が不十分な場合、短絡、機器故障の原因となります。
・本製品に静電気が流れると、製品上の部品が破壊される恐れがありますので、コネクタや導通部分
には直接手を触れないで下さい。製品に触れる前には、接地された金属製のものに触れてください。
・本製品を落下させたり、強い衝撃を与えたりしないでください。故障、誤動作の原因になります。
・本製品内に、異物が入らないように注意してください。火災、故障、誤動作の原因になります。
配線時の注意事項
<警告>
・本製品の取り付け、取り外し、配線作業を行う場合は、必ずパソコン、パソコンに接続されている
機器の電源をすべて切り、さらに電源ケーブルをコンセントから抜いた状態で行ってください。本
製品、パソコン、周辺機器の故障、破壊、また感電の恐れがあります。
<注意>
・各配線の極性を再確認してください。接続を誤ると誤動作、入出力異常の原因になります。
保守時の注意事項
<警告>
・本製品の分解、修理、改造は行わないで下さい。感電、火災の恐れがあります。
SAVE NET マスタ
A-2
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
1.
入力データエリア
マップアドレス
0001($001)
15
0
INPUT16 (16 点×63 台)
126 バイト
0063($03F)
0064($040)
予備
2 バイト
0065($041)
受信制御(1 ワード×63 台)
126 バイト
0127($07F)
0128($080)
0256($100)
0257($101)
※シリアル通信ターミナルのみ(書込可)
予備
258 バイト
アナログ入力 (8ch×63 台)
通信設定現在値(8 ワード×63 台)
1008 バイト
0760($2F8)
0761($2F9)
0768($300)
0769($301)
※通信設定現在値はシリアル通信ターミナル
の場合でのみ
予備
16 バイト
受信バッファ
512 バイト
※シリアル通信ターミナルのみ
1024($400)
1025($401)
パルスカウンタ (6ch×63 台)
756 バイト
1402($57A)
1403($57B)
予備
1164 バイト
1984($7C0)
1985($7C1)
ターミナル種別
126 バイト
2047($7FF)
2048($800)
予備
2 バイト
※受信制御、通信設定現在値、受信バッファ以外の仕様に関しては、「SAVE NET マスター仕様書 型式 SN1001-MA-Y2(ソフトウェア編)」を参照してください。
★ラダープログラムによる入力データエリア読み取り方法
ラダープログラムにより入力データの内容をリードする場合は、READ 命令を使用してください。
READ
SL
n1
D
k
SL
n1
D
k
:マスタユニット Y(SN-1001-MA-Y2)の接続されているスロット番号
:読み出し開始アドレス
:読み出しデータを書き込む先頭デバイス番号
:読み出しデータ数(ワード数)
SAVE NET マスタ
A-3
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
1.1. 受信制御
通信が開始されると、シリアル通信ターミナルからのデータ受信状態が、このエリアに随時格納されます。
また、このエリアを利用してシリアル通信ターミナルで受信したデータを SN-1001-MA-Y2 に転送する制御
を行います。
(1)受信制御エリア メモリマップ
モジュール
アドレス
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
メモリマップ
アドレス
$041
$042
$043
$044
$045
$046
$047
$048
$049
$04A
$04B
$04C
$04D
$04E
$04F
$050
15
14
13
モジュール
アドレス
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
12
11
メモリマップ
アドレス
$051
$052
$053
$054
$055
$056
$057
$058
$059
$05A
$05B
$05C
$05D
$05E
$05F
$060
10
転送/クリア中
転送/クリア異常
転送/クリア完了
09
08
07
モジュール
アドレス
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
06
05
04
メモリマップ
アドレス
$061
$062
$063
$064
$065
$066
$067
$068
$069
$06A
$06B
$06C
$06D
$06E
$06F
$070
03
受信データ有
受信異常有
02
モジュール
アドレス
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
01
メモリマップ
アドレス
$071
$072
$073
$074
$075
$076
$077
$078
$079
$07A
$07B
$07C
$07D
$07E
$07F
00
受信データ転送
受信バッファクリア
BIT
00
受信データ転送
01
受信バッファクリア
08
受信データ有
09
受信異常
13
転送/クリア中
14
転送/クリア異常
15
転送/クリア完了
受信データが有る場合でデータを SN-1001-MA−Y2 内の指定
されたバッファに転送する時 ON に設定します。
データ転送が完了すれば OFF になります。
シリアル通信ターミナル内の受信データをクリアする場合
ON に設定します。
クリア完了すれば OFF になります。
シリアル通信ターミナル内に受信データが有る場合 ON にな
ります。
シリアル通信ターミナル内に受信データが有り、受信異常
が発生したデータが存在する場合 ON になります。
受信データ転送、または受信バッファクリアを ON にして処
理中となれば ON になります。
受信データ転送、または受信バッファクリア処理中に異常
が発生した場合に ON になります。
受信データ転送、または受信バッファクリア処理が完了し
た場合に ON になります。
異常終了の場合も同様に ON します。
SAVE NET マスタ
A-4
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
1.2. 通信設定現在値入力エリア
通信が開始されると、シリアル通信ターミナルの通信条件設定値がこのエリアに読込まれます。
※ このエリアは通常時、アナログ入力エリアとなっておりシリアル通信ターミナル接続時(ターミナルマッ
プ設定で’F’設定時)のみ通信設定現在値入力エリアとなりますのでご注意下さい。
アナログ入力エリアと、通信設定現在値の対応は下表の通りです。
Ch0
Ch1
Ch2∼Ch7
通信条件設定値
フロー制御設定値
予約
通信条件設定
15 14 13 12 11 10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Ch0
B0
B1
B2
B3
B4
B5
B6
B7
B8-15
通信速度
データ長
パリティ設定
STOP ビット設定
拡張機能設定
未使用
通信速度
データ長
パリティ設定
STOP ビット設定
拡張機能設定
000:1200bps 011:9600bps 110:設定禁止
001:2400bps 100:19200bps 111:設定禁止
010:4800bps 101:38400bps
0:7bit 1:8bit
00:パリティ無し 10:偶数パリティ
01:奇数パリティ 11:設定禁止
0:1bit 1:2bit
0:拡張機能無効
1:拡張機能有効
フロー制御設定
15 14 13 12 11 10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Ch1
B0
B1
B2
B3
B4
B5
B6
B7
B8-15
受信側フロー制御
送信側フロー制御
RTS 状態
XON 状態
受信側フロー制御
送信側フロー制御
RTS 状態
XON 状態
00:フロー制御無し 10:ハードフロー
01:XON/XOFF 制御 11:設定禁止
00:フロー制御無し 10:ハードフロー
01:XON/XOFF 制御 11:設定禁止
00:自動制御(設定に従う) 10:強制 ON
01:強制 OFF
00:自動制御(設定に従う) 10:強制 ON
01:強制 OFF
未使用
SAVE NET マスタ
A-5
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
(1)通信設定現在値入力エリア メモリマップ
モジュール
アドレス
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
Ch0
$101
$109
$111
$119
$121
$129
$131
$139
$141
$149
$151
$159
$161
$169
$171
$179
$181
$189
$191
$199
$1A1
$1A9
$1B1
$1B9
$1C1
$1C9
$1D1
$1D9
$1E1
$1E9
$1F1
$1F9
$201
$209
$211
$219
$221
$229
$231
$239
$241
$249
$251
$259
$261
$269
$271
Ch1
$102
$10A
$112
$11A
$122
$12A
$132
$13A
$142
$14A
$152
$15A
$162
$16A
$172
$17A
$182
$18A
$192
$19A
$1A2
$1AA
$1B2
$1BA
$1C2
$1CA
$1D2
$1DA
$1E2
$1EA
$1F2
$1FA
$202
$20A
$212
$21A
$222
$22A
$232
$23A
$242
$24A
$252
$25A
$262
$26A
$272
Ch2
$103
$10B
$113
$11B
$123
$12B
$133
$13B
$143
$14B
$153
$15B
$163
$16B
$173
$17B
$183
$18B
$193
$19B
$1A3
$1AB
$1B3
$1BB
$1C3
$1CB
$1D3
$1DB
$1E3
$1EB
$1F3
$1FB
$203
$20B
$213
$21B
$223
$22B
$233
$23B
$243
$24B
$253
$25B
$263
$26B
$273
メモリマップアドレス
Ch3
Ch4
$104
$105
$10C
$10D
$114
$115
$11C
$11D
$124
$125
$12C
$12D
$134
$135
$13C
$13D
$144
$145
$14C
$14D
$154
$155
$15C
$15D
$164
$165
$16C
$16D
$174
$175
$17C
$17D
$184
$185
$18C
$18D
$194
$195
$19C
$19D
$1A4
$1A5
$1AC
$1AD
$1B4
$1B5
$1BC
$1BD
$1C4
$1C5
$1CC
$1CD
$1D4
$1D5
$1DC
$1DD
$1E4
$1E5
$1EC
$1ED
$1F4
$1F5
$1FC
$1FD
$204
$205
$20C
$20D
$214
$215
$21C
$21D
$224
$225
$22C
$22D
$234
$235
$23C
$23D
$244
$245
$24C
$24D
$254
$255
$25C
$25D
$264
$265
$26C
$26D
$274
$275
SAVE NET マスタ
A-6
Ch5
$106
$10E
$116
$11E
$126
$12E
$136
$13E
$146
$14E
$156
$15E
$166
$16E
$176
$17E
$186
$18E
$196
$19E
$1A6
$1AE
$1B6
$1BE
$1C6
$1CE
$1D6
$1DE
$1E6
$1EE
$1F6
$1FE
$206
$20E
$216
$21E
$226
$22E
$236
$23E
$246
$24E
$256
$25E
$266
$26E
$276
Ch6
$107
$10F
$117
$11F
$127
$12F
$137
$13F
$147
$14F
$157
$15F
$167
$16F
$177
$17F
$187
$18F
$197
$19F
$1A7
$1AF
$1B7
$1BF
$1C7
$1CF
$1D7
$1DF
$1E7
$1EF
$1F7
$1FF
$207
$20F
$217
$21F
$227
$22F
$237
$23F
$247
$24F
$257
$25F
$267
$26F
$277
2003.06.05
Ch7
$108
$110
$118
$120
$128
$130
$138
$140
$148
$150
$158
$160
$168
$170
$178
$180
$188
$190
$198
$1A0
$1A8
$1B0
$1B8
$1C0
$1C8
$1D0
$1D8
$1E0
$1E8
$1F0
$1F8
$200
$208
$210
$218
$220
$228
$230
$238
$240
$248
$250
$258
$260
$268
$270
$278
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
モジュール
アドレス
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
Ch0
$279
$281
$289
$291
$299
$2A1
$2A9
$2B1
$2B9
$2C1
$2C9
$2D1
$2D9
$2E1
$2E9
$2F1
Ch1
$27A
$282
$28A
$292
$29A
$2A2
$2AA
$2B2
$2BA
$2C2
$2CA
$2D2
$2DA
$2E2
$2EA
$2F2
Ch2
$27B
$283
$28B
$293
$29B
$2A3
$2AB
$2B3
$2BB
$2C3
$2CB
$2D3
$2DB
$2E3
$2EB
$2F3
メモリマップアドレス
Ch3
Ch4
$27C
$27D
$284
$285
$28C
$28D
$294
$295
$29C
$29D
$2A4
$2A5
$2AC
$2AD
$2B4
$2B5
$2BC
$2BD
$2C4
$2C5
$2CC
$2CD
$2D4
$2D5
$2DC
$2DD
$2E4
$2E5
$2EC
$2ED
$2F4
$2F5
SAVE NET マスタ
A-7
Ch5
$27E
$286
$28E
$296
$29E
$2A6
$2AE
$2B6
$2BE
$2C6
$2CE
$2D6
$2DE
$2E6
$2EE
$2F6
Ch6
$27F
$287
$28F
$297
$29F
$2A7
$2AF
$2B7
$2BF
$2C7
$2CF
$2D7
$2DF
$2E7
$2EF
$2F7
2003.06.05
Ch7
$280
$288
$290
$298
$2A0
$2A8
$2B0
$2B8
$2C0
$2C8
$2D0
$2D8
$2E0
$2E8
$2F0
$2F8
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
1.3. 受信バッファエリア
シリアル通信ターミナルの受信データの転送に使用するバッファです。
使用するエリアは、シリアルポート1ポート毎(1ターミナルアドレス毎)に「送受信バッファ領域設定」
にて先頭アドレス、使用バイト数を設定します。
受信バッファ領域設定
15 14 13 12 11 10 9 8
先頭ワードオフセット=A
7
6
5 4 3 2 1
使用バイト数=B
0
受信バッファ
15
0
0769($301)
・
・
・
769+A
($301+A)
受信バイト数
2 バイト目
1 バイト目
4 バイト目
3 バイト目
…
受信データ
(B-1)バイト目
0
(B-2)バイト目
B バイト目
・
・
・
使用バイト数が奇数の場合は、
最後のワード上位8Bit が必ず0
1024($400)
※ 受信バイト数、受信データは受信制御エリアにより受信データ転送を行い転送完了した時点で
有効となります。
SAVE NET マスタ
A-8
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
2.
出力データエリア
マップアドレス
2049($801)
15
0
OUTPUT16 (16 点×63 台)
126 バイト
2111($83F)
2112($840)
予備
2 バイト
2113($841)
送信制御(1 ワード×63 台)
126 バイト
※シリアル通信ターミナルのみ
2175($87F)
2176($880)
予備
258 バイト
2304($900)
2305($901)
アナログ出力 (8ch×63 台)
通信設定(8 ワード×63 台)
1008 バイト
2808($AF8)
2809($AF9)
2816($B00)
2817($B01)
※通信設定はシリアル通信ターミナルの場合
でのみ
予備
16 バイト
送信バッファ
512 バイト
※シリアル通信ターミナルのみ
3072($C00)
3073($C01)
パルスカウンタリセット・リードコマンド (63 台)
126 バイト
3136($C3F)
3137($C40)
予備
896 バイト
3584($E00)
※送信制御、通信設定、送信バッファ以外の仕様に関しては、「SAVE NET マスター仕様書 型式 SN-1001-MAY2(ソフトウェア編)」を参照してください。
★ラダープログラムによる出力データエリア書き込み方法
ラダープログラムにより出力データエリアにライトする場合は、WRITE 命令を使用してください。
WRITE
S
SL
n2
k
S
SL
n2
k
:書き込むデータの入っている先頭デバイス番号
:マスタユニット Y(SN-1001-MA-Y2)の接続されているスロット番号
:書き込み開始アドレス
:読み出しデータ数(ワード数)
SAVE NET マスタ
A-9
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
2.1. 送信制御
シリアル通信ターミナルへのデータ送信状態が、このエリアに格納されます。
このエリアを利用してシリアル通信ターミナルへの送信データを SN-1001-MA-Y2 から転送する制御を行い
ます。
(1)送信制御エリア メモリマップ
モジュール
アドレス
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
メモリマップ
アドレス
$841
$842
$843
$844
$845
$846
$847
$848
$849
$84A
$84B
$84C
$84D
$84E
$84F
$850
15
14
13
モジュール
アドレス
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
12
11
メモリマップ
アドレス
$811
$812
$813
$814
$815
$816
$817
$818
$819
$81A
$81B
$81C
$81D
$81E
$81F
$820
10
転送/クリア中
転送/クリア異常
転送/クリア完了
09
08
07
モジュール
アドレス
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
06
05
04
メモリマップ
アドレス
$821
$822
$823
$824
$825
$826
$827
$828
$829
$82A
$82B
$82C
$82D
$82E
$82F
$830
03
送信データ有
送信異常有
02
モジュール
アドレス
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
01
メモリマップ
アドレス
$831
$832
$833
$834
$835
$836
$837
$838
$839
$83A
$83B
$83C
$83D
$83E
$83F
00
送信データ転送
送信バッファクリア
BIT
00
送信データ転送
01
送信バッファクリア
08
送信データ有
09
送信異常
13
転送/クリア中
14
転送/クリア異常
15
転送/クリア完了
SN-1001-MA−Y2 内の指定されたバッファよりシリアル通信
ターミナルに送信データを転送する時 ON に設定します。
データ転送が完了すれば OFF になります。
シリアル通信ターミナル内の送信データをクリアする場合
ON に設定します。
クリア完了すれば OFF になります。
シリアル通信ターミナル内の送信データがシリアルポート
より送出されていない場合 ON になります。
シリアル通信ターミナル内でシリアルポートへの送信に異
常が発生した場合 ON になります。
送信データ転送、または送信バッファクリアを ON にして処
理中となれば ON になります。
送信データ転送、または送信バッファクリア処理中に異常
が発生した場合に ON になります。
送信データ転送、または送信バッファクリア処理が完了し
た場合に ON になります。
異常終了の場合も同様に ON します。
SAVE NET マスタ
A-10
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
2.2. 通信設定エリア
通信が開始後、このエリアに設定された値によりシリアル通信ターミナルの通信条件設定が行えます。
※ このエリアは通常時、アナログ出力エリアとなっておりシリアル通信ターミナル接続時(ターミナルマッ
プ設定で’F’設定時)のみ通信設定エリアとなりますのでご注意下さい。
アナログ出力エリアと、通信設定の対応は下表の通りです。
Ch0
Ch1
Ch2∼Ch7
通信条件設定
フロー制御設定
予約
通信条件設定
15 14 13 12 11 10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Ch0
B0
B1
B2
B3
B4
B5
B6
B7
B8-15
通信速度
データ長
パリティ設定
STOP ビット設定
拡張機能設定
未使用
通信速度
データ長
パリティ設定
STOP ビット設定
拡張機能設定
000:1200bps 011:9600bps 110:設定禁止
001:2400bps 100:19200bps 111:設定禁止
010:4800bps 101:38400bps
0:7bit 1:8bit
00:パリティ無し 10:偶数パリティ
01:奇数パリティ 11:設定禁止
0:1bit 1:2bit
0:拡張機能無効
1:拡張機能有効
フロー制御設定
15 14 13 12 11 10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Ch1
B0
B1
B2
B3
B4
B5
B6
B7
B8-15
受信側フロー制御
送信側フロー制御
RTS 状態
XON 状態
受信側フロー制御
送信側フロー制御
RTS 状態
XON 状態
00:フロー制御無し 10:ハードフロー
01:XON/XOFF 制御 11:設定禁止
00:フロー制御無し 10:ハードフロー
01:XON/XOFF 制御 11:設定禁止
00:自動制御(設定に従う) 10:強制 ON
01:強制 OFF
00:自動制御(設定に従う) 10:強制 ON
01:強制 OFF
未使用
SAVE NET マスタ
A-11
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
(1)通信設定エリア メモリマップ
モジュール
アドレス
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
Ch0
$901
$909
$911
$919
$921
$929
$931
$939
$941
$949
$951
$959
$961
$969
$971
$979
$981
$989
$991
$999
$9A1
$9A9
$9B1
$9B9
$9C1
$9C9
$9D1
$9D9
$9E1
$9E9
$9F1
$9F9
$A01
$A09
$A11
$A19
$A21
$A29
$A31
$A39
$A41
$A49
$A51
$A59
$A61
$A69
$A71
Ch1
$902
$90A
$912
$91A
$922
$92A
$932
$93A
$942
$94A
$952
$95A
$962
$96A
$972
$97A
$982
$98A
$992
$99A
$9A2
$9AA
$9B2
$9BA
$9C2
$9CA
$9D2
$9DA
$9E2
$9EA
$9F2
$9FA
$A02
$A0A
$A12
$A1A
$A22
$A2A
$A32
$A3A
$A42
$A4A
$A52
$A5A
$A62
$A6A
$A72
Ch2
$903
$90B
$913
$91B
$923
$92B
$933
$93B
$943
$94B
$953
$95B
$963
$96B
$973
$97B
$983
$98B
$993
$99B
$9A3
$9AB
$9B3
$9BB
$9C3
$9CB
$9D3
$9DB
$9E3
$9EB
$9F3
$9FB
$A03
$A0B
$A13
$A1B
$A23
$A2B
$A33
$A3B
$A43
$A4B
$A53
$A5B
$A63
$A6B
$A73
メ モ リ マ ッ プ アドレス
Ch3
Ch4
$904
$905
$90C
$90D
$914
$915
$91C
$91D
$924
$925
$92C
$92D
$934
$935
$93C
$93D
$944
$945
$94C
$94D
$954
$955
$95C
$95D
$964
$965
$96C
$96D
$974
$975
$97C
$97D
$984
$985
$98C
$98D
$994
$995
$99C
$99D
$9A4
$9A5
$9AC
$9AD
$9B4
$9B5
$9BC
$9BD
$9C4
$9C5
$9CC
$9CD
$9D4
$9D5
$9DC
$9DD
$9E4
$9E5
$9EC
$9ED
$9F4
$9F5
$9FC
$9FD
$A04
$A05
$A0C
$A0D
$A14
$A15
$A1C
$A1D
$A24
$A25
$A2C
$A2D
$A34
$A35
$A3C
$A3D
$A44
$A45
$A4C
$A4D
$A54
$A55
$A5C
$A5D
$A64
$A65
$A6C
$A6D
$A74
$A75
SAVE NET マスタ
A-12
Ch5
$906
$90E
$916
$91E
$926
$92E
$936
$93E
$946
$94E
$956
$95E
$966
$96E
$976
$97E
$986
$98E
$996
$99E
$9A6
$9AE
$9B6
$9BE
$9C6
$9CE
$9D6
$9DE
$9E6
$9EE
$9F6
$9FE
$A06
$A0E
$A16
$A1E
$A26
$A2E
$A36
$A3E
$A46
$A4E
$A56
$A5E
$A66
$A6E
$A76
Ch6
$907
$90F
$917
$91F
$927
$92F
$937
$93F
$947
$94F
$957
$95F
$967
$96F
$977
$97F
$987
$98F
$997
$99F
$9A7
$9AF
$9B7
$9BF
$9C7
$9CF
$9D7
$9DF
$9E7
$9EF
$9F7
$9FF
$A07
$A0F
$A17
$A1F
$A27
$A2F
$A37
$A3F
$A47
$A4F
$A57
$A5F
$A67
$A6F
$A77
2003.06.05
Ch7
$908
$910
$918
$920
$928
$930
$938
$940
$948
$950
$958
$960
$968
$970
$978
$980
$988
$990
$998
$9A0
$9A8
$9B0
$9B8
$9C0
$9C8
$9D0
$9D8
$9E0
$9E8
$9F0
$9F8
$A00
$A08
$A10
$A18
$A20
$A28
$A30
$A38
$A40
$A48
$A50
$A58
$A60
$A68
$A70
$A78
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
モジュール
アドレス
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
Ch0
$A79
$A81
$A89
$A91
$A99
$AA1
$AA9
$AB1
$AB9
$AC1
$AC9
$AD1
$AD9
$AE1
$AE9
$AF1
Ch1
$A7A
$A82
$A8A
$A92
$A9A
$AA2
$AAA
$AB2
$ABA
$AC2
$ACA
$AD2
$ADA
$AE2
$AEA
$AF2
Ch2
$A7B
$A83
$A8B
$A93
$A9B
$AA3
$AAB
$AB3
$ABB
$AC3
$ACB
$AD3
$ADB
$AE3
$AEB
$AF3
メモリマップアドレス
Ch3
Ch4
$A7C
$A7D
$A84
$A85
$A8C
$A8D
$A94
$A95
$A9C
$A9D
$AA4
$AA5
$AAC
$AAD
$AB4
$AB5
$ABC
$ABD
$AC4
$AC5
$ACC
$ACD
$AD4
$AD5
$ADC
$ADD
$AE4
$AE5
$AEC
$AED
$AF4
$AF5
SAVE NET マスタ
A-13
Ch5
$A7E
$A86
$A8E
$A96
$A9E
$AA6
$AAE
$AB6
$ABE
$AC6
$ACE
$AD6
$ADE
$AE6
$AEE
$AF6
Ch6
$A7F
$A87
$A8F
$A97
$A9F
$AA7
$AAF
$AB7
$ABF
$AC7
$ACF
$AD7
$ADF
$AE7
$AEF
$AF7
2003.06.05
Ch7
$A80
$A88
$A90
$A98
$AA0
$AA8
$AB0
$AB8
$AC0
$AC8
$AD0
$AD8
$AE0
$AE8
$AF0
$AF8
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
2.3. 送信バッファエリア
シリアル通信ターミナルの送信データの転送に使用するバッファです。
使用するエリアは、シリアルポート1ポート毎(1ターミナルアドレス毎)に「送受信バッファ領域設定」
にて先頭アドレス、使用バイト数を設定します。
送信バッファ領域設定
15 14 13 12 11 10 9 8
先頭ワードオフセット=A
7
6
5 4 3 2 1
使用バイト数=B
0
送信バッファ
15
0
2817($B01)
・
・
・
769+A
($B01+A)
送信バイト数
2 バイト目
1 バイト目
4 バイト目
3 バイト目
…
送信データ
(B-1)バイト目
0
(B-2)バイト目
B バイト目
・
・
・
送信バイト数が奇数の場合は、
最後のワード上位8Bit は無効
1024($C00)
※ 送信バイト数、送信データは送信制御エリアにより送信データ転送を行う前に、データ書込み
を完了させてください。
SAVE NET マスタ
A-14
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
3.
動作モード設定エリア
マスタユニット Y では、このエリアに設定されている情報をもとに、通信を行います。
通信開始(「通信開始/停止要求フラグ」を参照)前に必ず動作モードの登録を行ってください。
マップアドレス
3585($E01)
3586($E02)
3587($E03)
3588($E04)
15
0
コントロールフラグ
通信速度設定
通信モード設定
通信リトライ回数
3589($E05)
予備 6 バイト
3591($E07)
3592($E08)
未使用 4 バイト
3593($E09)
3594($E0A)
3595($E0B)
3596($E0C)
通信速度設定状態
通信モード設定状態
予備 8 バイト
3599($E0F)
3600($E10)
3601($E11)
ROM バージョン
ターミナルユニット設定 32 バイト
3616($E20)
3617($E21)
予備 32 バイト
3632($E30)
3633($E31)
ターミナルユニット設定状態 32 バイト
3648($E40)
3649($E41)
送受信バッファ領域設定
256 バイト
※シリアル通信ターミナルのみ
3776($EC0)
3777($EC1)
未使用 16 バイト
3784($EC8)
SAVE NET マスタ
A-15
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
3.1. ターミナルユニットマップ
ターミナルマップは最大 63 台まで使用することができます。使用するモジュールの割り付けをここで登録し
てください。
ターミナルユニットマップには、1 アドレスにつき 4 ビットのモジュール種別番号を設定する必要がありま
す。使用する/しないに関わらず全アドレス(01∼63)にモジュール識別番号を設定してください。
(1)ターミナルユニットマップ メモリマップ
メモリ
アドレス
$E11
$E12
$E13
$E14
$E15
$E16
$E17
$E18
15 12
アドレス 04
アドレス 08
アドレス 12
アドレス 16
アドレス 20
アドレス 24
アドレス 28
アドレス 32
ビ ッ ト 位 置
11 8 7 4 3 0
アドレス 03 アドレス 02 アドレス 01
アドレス 07 アドレス 06 アドレス 05
アドレス 11 アドレス 10 アドレス 09
アドレス 15 アドレス 14 アドレス 13
アドレス 19 アドレス 18 アドレス 17
アドレス 23 アドレス 22 アドレス 21
アドレス 27 アドレス 26 アドレス 25
アドレス 31 アドレス 30 アドレス 29
メモリ
アドレス
$E19
$E1A
$E1B
$E1C
$E1D
$E1E
$E1F
$E20
15 12
アドレス 36
アドレス 40
アドレス 44
アドレス 48
アドレス 52
アドレス 56
アドレス 60
ビ ッ ト 位 置
11 8 7 4 3 0
アドレス 35 アドレス 34 アドレス 33
アドレス 39 アドレス 38 アドレス 37
アドレス 43 アドレス 42 アドレス 41
アドレス 47 アドレス 46 アドレス 45
アドレス 51 アドレス 50 アドレス 49
アドレス 55 アドレス 54 アドレス 53
アドレス 59 アドレス 58 アドレス 57
アドレス 63 アドレス 62 アドレス 61
(2)モジュール識別番号
運用前にターミナルユニットマップの通信対象となるメモリアドレスの該当位置にモジュール識別番号を 4 ビッ
トで登録してください。
モジュール
識別番号
運用モジュール
0
未使用
1
入力 16 点
2
出力 16 点
3
入/出力
4
パルス入力
5
アナログ入力
6
アナログ出力(4ch)
7
マルチアナログ入力
8
アナログ出力(8ch)
備考
使用しないアドレスは全てこの値に設定してください
9∼E
予備
9∼EHは、0 設定時と同じになります
F
高機能ターミナル
高機能ターミナル(温度入力、シリアル通信等)を指定
※電源投入時には、ターミナルマップ全アドレスに 0(未使用)が設定されています。
SAVE NET マスタ
A-16
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
(3)シリアル通信ターミナルのターミナルマップ設定
シリアル通信ターミナル SN-4302-SIO は、ターミナル側 DIP スイッチで設定されているアドレスと、設定+
1のアドレスの2アドレスを占有します。
シリアル通信ターミナルを使用される場合、ターミナルマップ設定でターミナル側 DIP スイッチでの設定ア
ドレスと、設定アドレス+1の両方に高機能ターミナル’F’を設定する必要があります。
【例】シリアル通信ターミナルアドレス設定 10の場合
ビ ッ ト 位 置
メモリ
アドレス 15 12 11 8 7 4 3 0
$E11
$E12
$E13
F
F
$E14
$E15
$E16
$E17
$E18
SAVE NET マスタ
A-17
アドレス 10 に’F’を設定
アドレス 10+1 に’F’を設定
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
3.2. 送受信バッファ領域設定
シリアル通信ターミナルを使用する場合の送信データ、及び受信データを転送するためのバッファ領域を設
定します。
バッファ領域は送信用、受信用別々に設定可能でバッファ領域先頭オフセットと使用バイト数で設定します。
送受信バッファ領域設定は、通信開始する前に設定しておく必要があります。
受信バッファ領域設定
15 14 13 12 11 10 9
先頭ワードオフセット
8
7
6
5 4 3 2
使用バイト数
1
0
① 先頭ワードオフセット(0∼254)
使用する受信用バッファの先頭アドレスを、受信バッファ領域($301)の先頭からのオフ
セットで設定します。
② 使用バイト数(1∼255)
使用する受信用バッファの大きさをバイト数で設定します。
送信バッファ領域設定
15 14 13 12 11 10 9
先頭ワードオフセット
8
7
6
5 4 3 2
使用バイト数
1
0
① 先頭ワードオフセット(0∼254)
使用する送信用バッファの先頭アドレスを、送信バッファ領域($B01)の先頭からのオフ
セットで設定します。
② 使用バイト数(1∼255)
使用する送信用バッファの大きさをバイト数で設定します。
SAVE NET マスタ
A-18
2003.06.05
4AF03029A
(Ver.1.10)
SN-1001-MAY2 シリアル通信ターミナル
(1)送受信バッファ領域設定メモリマップ
モジュール
アドレス
01
02
03
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2003.06.05
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