Case Study 1 ディスコ

すごい会議
[Case Study 1]
株式会社 ディスコ
www.disco.co.jp
東証一部上場 :61 46
オンリーワンの Kiru,Kezuru,Migaku 技術で、世界シェ
事業:半導体、電子部 品向け切
ア 7 割をもつ、半導体製造装置メーカのディスコ。常に世界
断、研削、研磨装置 で世界首位
一を目指すチャレンジングな社風、企業のミッション・ビジ
20 11 年度売上 :8 45 億
ョン・価値観を、現場に浸透する経営陣のリーダーシップは
経常利益:12 7 億
素晴らしく、日本における働きがいある会社ランキングで 8
従業員:16 92 名
位の評価を得ている。
導入開始:2 009 年 6 月
ディスコの事業の一つにレーザ技術があり、現在、事業
2010 年 働きがいある会社ランキング 8 位
の柱の一つになっている。その中で、最も多くの台数が出
荷される主力装置を新規に開発し、大幅に性能アップしたものを市場に投入するプロジェ
クトが動いていた。メンバーは、技術・営業・品質・製造部門の主力がコアとなり開発を
進めていた。
すごい会議の導入
2009 年 6 月、開発スタートから半年が経っていたが、すごい会議を導入。主力メンバーを
集め、現状の問題の棚卸しから始まり、目指すゴールの合意、それを実行するための計画
を全員で作った。またすごい会議の仕組みを使って問題解決を継続した。




導 入 プ ロ ジ ェ ク ト : レーザ切断装置の新規開発プロジェクト
メ ン バ ー : 9 名(開発、製造、購買、品質保証、営業)+ すごい会議コーチ
期 間 : 2009 年 6 月-2010 年 8 月(10 回のすごい会議を実施)
すごい会議 実施概要:
Day1-2:クリティカルな問題の棚卸し、全員が合意するチャレンジングな目標の決
定、 担当役割・責任の明確化、コミットメントの合意、 ブレイクスルーを起こし続
けるフレームワークの決定
Day3-10:目標達成の障害となっている問題の解決
導入後、様々な変化が起こり開発が加速
【変化 1】他部署との壁がなくなった (※以下、「」は開発リーダーの声)
「開始当初から、製造や購買とも開発目標を共有し、安易に妥協せず作り込みを実行でき
た。従来は技術主幹で進めていたが、製造・品質・購買の新たな視点が盛り込まれるよう
になり、ベースのクオリティがアップしている。製造も、従来なら物ができてからフィー
ドバックし、試作の段階で技術がこの辺でと言えば、さっさと切り上げてしまう。しかし、
すごい会議を導入する事で、開発当初からどんどんアイデアを出し合い、設計に盛
り込めた。設計部隊としては、当初はいつも以上に負荷はかかったがトータルの完
成が早くなった。」
→ 製造工数、従来機より 30%削減に成功、開発完了 3 ヶ月前倒しに成功
1
Copyright 2009-2011 Sugoikaigi & BRILLIANT COMPANY Inc. All rights reserved
すごい会議
【変化 2】営業との連携が強まり、顧客対応が向上
「目標がより明確になったので、お客様の評価を得ることに早い段階から積極的に動けた。
通常より半年は早く動き始めた。お客様の興味をきちんとひいて、設計への作り込みもそ
の分早まっている。従来のプロセスなら、技術は造る事に専念し、自らが進んでお客に評
価を求めることはなく営業任せにしていたが、す ご い 会 議 導 入 後 は 、技 術 者 が 売 れ る 製
品を意識して作ることができた。」
→ 最重要顧客から受注を得る事に成功
【変化 3】チャレンジに妥協せず、ゴール達成を追求
「すごい会議を導入していなければ、装置原価目標は達成しなかったと思う。従来機なみ
の原価だっただろう。なぜならリアルタイムにコストを計算してここまで進捗を追いなが
ら開発することはしていない。通常は、他に優先順位の高い案件があり、コストの事もわ
かっちゃいるけどしょうがないじゃないと言う展開になりがちなる。す ご い 会 議 を や る 事
で、毎月、毎週、目標達成に向けてメンバー全員が活発にディスカッションし、従
来以上にチャレンジしていく事が出来た。」
→ 原価 20%削減に成功し利益率向上。年間 2-5 億円の利益インパクト
経営にインパクトのあるプロジェクトに随時導入
その後ディスコでは、新加工プロセスの開発、特殊機の開発、社内監査工数のプロセス改
善など、経営にインパクトのあるプロジェクトですごい会議を導入し、さらに高いレベル
の成果にチャレンジしている。今も、世界一のレベルを追求するディスコの挑戦は続く。
他のプロジェクトにおける主なインパクト
【プロセス開発プロジェクト】
通常半年はかかる開発プロセスを、半分の3ヶ月で完了することに成功
スピードが何よりも求められる半導体業界においてのインパクトは大きい
【特殊機の開発プロジェクト】
目標値以上の性能を達成しながら、装置原価目標もクリア
通常より2ヶ月早く市場に投入に成功し、1 ヶ月で 13 台の受注に成功
【社内監査工数のプロセス改善プロジェクト】
年 5,000 時間かかるプロセスを、年 2500 時間への削減にチャレンジ
外部の協力会社と一つの目標を合意し、一次段階の目標をクリア
2
Copyright 2009-2011 Sugoikaigi & BRILLIANT COMPANY Inc. All rights reserved