経営工学2 2015・D4・前期 専門科目・選択 D4.各分野の知識をものづく

授業科目名
経営工学2
履修年次・学期
2015・D4・前期
科目区分
専門科目・選択
教育目標との対応
D4.各分野の知識をものづく
りやメカトロニクスに応用す
る能力がある。
単位数
1(学修単位、JABEE 認定)
オフィスアワ-
月から水曜日の放課後
担当教員名
髙橋信雄
授業点検教員名
加藤健一
JABEE 科目区分
総時間数
授業概要
到達目標
基礎工学(⑤社会技術系)
教科書
(参考書)
履修ガイドライン
その他
学習・教育目標との対応
5-1 「システムづくり」の
ための基礎的な工学能力があ
る
総時間数 45時間 (授業30時間+自学自習15時間)
経営工学は、インダストリアル・エンジニアリングに由来し、企業や工場にお
ける生産性の向上を図るために生まれた学問分野である。近年の経営工学の対象
領域は,(1)人に関する領域(例:人間工学)
,(2)材料に関する領域(例: 生産
管理・ 品質管理)
,(3)装置に関する領域(例:信頼性工学・生産技術)
,(4)情報
に関する領域(例:システム工学・アルゴリズム・オペレーションズ・リサーチ
(OR))など広範囲に広がっている。本授業では高度情報化社会における企業経営
に焦点をあて,上記の(4)情報に関する領域の内,特に OR 関連の事項を学習する。
OR は意思決定のための数学モデルであり,授業では OR で取り上げられてい
る様々な問題の数学モデルを解決する手法を学んで行く。経営工学1では線形計
画法、動的計画法、輸送問題、ネットワーク分析を,経営工学2では待ち行列,
非線形計画法,日程計画管理手法、在庫管理などを取り上げ,解析法について演
習をしながら学んでいく。
(1)経営工学の概要について理解している
(2)待ち行列,非線形計画法,日程計画管理および在庫管理で扱われる問題を理
解でき,基本的な問題のモデル化や最適解を求めることが出来る
(3)待ち行列,非線形計画法,日程計画管理および在庫管理の典型的な応用例の
最適解を求めることが出来る
全出席(実験
系)
成績評価方法
・評価基準
JABEE
2/3 出
席
○
出席要件無
以下の項目の合計点で評価する。
・定期試験の得点(45%+45%)
・小テストの得点 (10%)
合格基準は上記の評価合計で 60%以上とする。
小テストは前回の授業内容を確認するレベルで,10 回程度実施する。
経営情報処理のためのオペレーションズリサーチ(コロナ社)
【自学自習】予習・復習 9時間
定期試験の準備 各3時間
学修単位科目であり、1回の講義(90分)あたり60分程度の予習や復習をして
いるものとして講義・演習を進める。
授業計画・内容
実施予定日
実施日
第5章 待ち行列①
第1回
待ち行列概論,典型問題,待ち行列の理論
第5章 待ち行列②
第2回
待ち行列で使用される母集団確率分布特性
第5章 待ち行列③
第3回
待ち行列の理論における特性値(待ち人数,待ち時間)
)
第5章 待ち行列④
第4回
(待ち行列現象の理論解析)
第5章 待ち行列⑤
第5回
解析応用例(窓口が1個,窓口がs個の場合)
第5章 待ち行列⑥
第6回
問題演習
非線形計画法①
第7回
1変数関数の最適化法と演習問題
中間試験
第8回
(第1章~第2章)
非線形計画法②
第9回
中間試験の解説。多変数関数の最適化法,条件付き関数の導関数を使う最適化
非線形計画法③
第10回
問題演習
第8章 日程計画管理手法①
第11回
概論、アローダイアグラム
第8章 日程計画管理手法②
第12回
PERT計算、結合点日程,演習
第9章 在庫管理①
第13回
在庫管理モデル1-確定的需要量モデル
第9章 在庫管理②
第14回
在庫管理モデル2-確率的需要モデル
期末試験
第15回
第7回から第14回の内容について
期末試験問題解答
第16回
問題解答と解説