議案第66号 三次市交通観光センター設置及び管理条例案を次のように提出する。 平成25年9月6日 三次市長 増 田 和 俊 三次市交通観光センター設置及び管理条例(案) (目的及び設置) 第1条 公共交通機関の利用者,観光客等の利便性の向上並びに観光及 び交流情報の受発信を図り,地元産品の販売を通して都市間の交流及 び地域資源の発掘に寄与するとともに,都市のエントランスとして, まちの賑わい創出及び魅力あるまちづくりを図ることを目的として, 交通観光センターを設置する。 (名称及び位置) 第2条 交通観光センターの名称及び位置は,次のとおりとする。 名称 三次市交通観光センター 位置 三次市十日市南一丁目2番23号 (事業) 第3条 三 次 市 交 通 観 光 セ ン タ ー ( 以 下 「 セ ン タ ー 」 と い う 。) は , 第 1 条 に 規 定 す る 目 的 を 達 成 す る た め ,次 に 掲 げ る 事 業 を 行 う も の と す る 。 ⑴ 公共交通機関の利用者へのサービス及び利便性の向上に関するこ と。 ⑵ 観光情報,交流情報の受発信及び案内に関すること。 ⑶ 地元産の食材を活用した飲食物の提供,地元産品の展示及び販売 に関すること。 ⑷ 都市間の交流及び地域資源の発掘の促進,まちの賑わい創出並び に魅力あるまちづくりに関すること。 ⑸ 前各号に掲げるもののほか,センターの目的を達成するために必 要な事業 (指定管理者による管理) 第4条 センターの管理は,三次市公の施設における指定管理者の指定 手続等に関する条例(平成16年三次市条例第29 9号)第3条の規 定 に よ り 指 定 す る 団 体( 以 下「 指 定 管 理 者 」と い う 。)に 行 わ せ る こ と ができる。 (利用時間及び休業日) 第5条 センターの利用時間及び休業日は,次の表のとおりとする。 区 分 利用時間 観光案内所 8時から18時まで 1 交通案内所 8時から18時まで 階 待 合・休 憩 ロ ビ ー 7 時 か ら 2 2 時 ま で 2 売店 8時から18時まで 飲食コーナー 8時から22時まで 休業日 多目的スペース 8時から22時まで 階 ギャラリー 2 8時から22時まで 前項の規定にかかわらず,指定管理者は,必要があると認めるとき は,あらかじめ市長の承認を得て,利用時間又は休業日を変更するこ とができる。 (利用の許可) 第6条 センターを利用しようとする者は,あらかじめ指定管理者の許 可を受けなければならない。許可に係る事項を変更しようとするとき も,同様とする。 2 指定管理者は,前項の許可をする場合において,センターの管理上 必要な範囲内で条件を付すことができる。 (利用の制限) 第7条 指定管理者は,前条第1項の規定による許可を受けようとする 者が次の各号のいずれかに該当するときは,その許可をしない。 ⑴ 公の秩序及び善良の風俗を乱すおそれがあるとき。 ⑵ センターの施設又は設備を損傷し,又は滅失するおそれがあると き。 ⑶ 当該許可が集団的に,又は常習的に暴力的不法行為(暴力団によ る不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2 条 第 1 号 に 規 定 す る 暴 力 的 不 法 行 為 等 を い う 。)を 行 う お そ れ が あ る 組織の利益になると認められるとき。 ⑷ 前3号に掲げるもののほか,センターの管理運営上支障があると 認められるとき。 (利用許可の取消し等) 第8条 指定管理者は,第6条第1項の規定による利用の許可を受けた 者( 以 下「 利 用 者 」と い う 。)が 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と き は , 利用の許可を取り消し,利用を制限し,若しくは停止し,又は利用の 許可の条件を変更することができる。この場合において,利用者が損 害を受けることがあっても,指定管理者は,その責めを負わない。 ⑴ この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。 ⑵ 利用の許可の条件又は指示に違反したとき。 ⑶ 前条各号のいずれかに該当したとき。 (利用料金の納入等) 第9条 利用者は,指定管理者にセンターの利用に係る料金(以下「利 用 料 金 」 と い う 。)を 前 納 し な け れ ば な ら な い 。た だ し ,指 定 管 理 者 が 認めたときは,後納することができる。 2 利用料金は,別表に掲げる額の範囲内において,あらかじめ市長の 承認を得て指定管理者が定める。 3 市 長 は ,利 用 料 金 を 指 定 管 理 者 の 収 入 と し て 収 受 さ せ る も の と す る 。 (利用料金の減免) 第10条 指定管理者は,あらかじめ市長の承認を得て,利用料金を減 額し,又は免除することができる。 (利用料金の還付) 第11条 既に納付された利用料金は,還付しない。ただし,利用者の 責めに帰すことができない理由により施設を利用することができない 場合,その他市長において特別の理由があると認める場合は,その全 部又は一部を還付することができる。 (原状回復の義務) 第12条 利用者は,施設の利用を終了したとき又は第8条の規定によ り施設の利用の許可を取り消されたときは,直ちにこれを原状に回復 しなければならない。 (損害賠償の義務) 第13条 利用者又は入場者は,故意又は過失によりセンターの施設等 を損傷し,又は滅失したときは,これを原状に回復し,又はその損害 を賠償しなければならない。ただし,市長が特別の理由があると認め るときは,この限りでない。 (指定管理者が行う業務) 第14条 指定管理者は,次に掲げる業務を行うものとする。 ⑴ 第3条各号に掲げる事業の実施に関する業務 ⑵ センターの運営及びセンターの施設,設備等の維持管理に関する 業務 ⑶ センターの利用の許可に関する業務 ⑷ 前3号に掲げるもののほか,センターの運営に関して市長が必要 と認める業務 (指定管理者の指定の期間) 第15条 指定管理者がセンターの管理を行う期間は,指定を受けた日 の属する月の翌月の初日から当該年度の3月31日まで及び翌年度の 4月1日から起算して3年間とする。 2 指定を受けた日の属する月の翌月の初日又は指定を受けた日が4月 1日の場合においては,前項の規定にかかわらず,当該の日から起算 して3年間とする。 3 前 2 項 の い ず れ の 場 合 に お い て も ,指 定 管 理 者 の 再 指 定 を 妨 げ な い 。 (委任) 第16条 附 この条例の施行に関し必要な事項は,別に定める。 則 (施行期日) 1 この条例は,規則で定める日から施行する。 (準備行為) 2 指定管理者の指定及びこれに関し必要なその他の行為等は,この条 例の施行日前においても,三次市公の施設における指定管理者の指定 手続等に関する条例の規定により行うことができる。 (指定管理者の指定の期間の特例) 3 この条例の公布の日以後最初に指定する指定管理者の指定の期間に ついては,第15条第1項及び第2項の規定にかかわらず,平成27 年3月31日までとする。 別表(第9条関係) 土日,国民の祝日に関す る法律(昭和23年法律 区 分 平 日 第178号)に規定する 休日 多目的スペース 1日当たり3,120円 1日当たり3,900円 ギャラリー 1日当たり1,280円 1 日 当 た り 1 ,0 2 0 円 オープンスペー ス 1 平 方 メ ー ト 1日当たり 100円 1日当たり 130円 ル当たり 交通案内所 月額 65,000円 観光案内所 月額 87,000円 売店 月額115,000円 飲食コーナー 月額240,000円 備 考( 多 目 的 ス ペ ー ス の 項 ,ギ ャ ラ リ ー の 項 及 び オ ー プ ン ス ペ ー ス 1 平 方 メ ー ト ル 当 た り の 項 に 限 る 。) 1 利用者が市外居住者の場合は,利用料金の2倍の額とする。 2 利 用 者 が 営 利 目 的 の 場 合 は ,利 用 料 金 の 3 倍 の 額 と す る 。た だ し , 当該利用者が市外居住者の場合は,利用料金の5倍の額とする。 3 冷暖房機器を使用する場合は,利用料金の5割の額を加算する。
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