第 36 回 「みんなのがん教室」 開催報告 当院では、地域の皆さまにがんに関する一般的な知識を提供する場として、「みんなのがん教室」を 年 4 回定期的に開催しています。 36回目の今回は、「膵臓がん」について、当院の専門医師がスライドを用いて説明しました。 第 36 回みんなのがん教室 開催日時:12 月 2 日(金)15:00~16:30 場 所:諏訪赤十字病院 研修センター 参加者:42 人 テーマ:「膵臓がん」 講 師:諏訪赤十字病院 消化器科 小口 貴也 先生 消化器外科 三原 基弘 先生 0 教室では、「膵臓がんの診断」について消化器科の小口先生、「膵臓がんの治療」について、消化器 外科の三原先生より説明がありました。 「膵臓がんの症状」では、「早期の時点で特徴的な症状は無いが、胃のあたりや背中の痛み、体重減 少、消化不良、黄疸などの症状がある場合は、膵臓がんの可能性あるので早めに受診をしましょう。 症状がない場合でも、血液検査や腹部超音波検査は健康診断で行なわれているため、積極的に受け ましょう」と、呼びかけました。 「膵臓がんの治療」では、「膵臓がんは、がんの中でも治療成績の悪いがんと位置づけられるが、昔 と比べて『武器』や『戦法』が増えてきた。手術が基本だが、一方で最近の抗がん剤の治療効果の上昇 も著しい。何が何でも手術をと考えずに、体力を残して速やかに化学療法を開始する」と、説明しました。 ✒ 参加者の声を一部紹介します がんに対して全く知識が無かったので勉強になりました。 外来ではなかなか聞けないことも詳しく話しをしてもらって良かったです。 過去と現在の治療法や薬剤の対比があったので、医学の進歩がわかりました。 ★次回の開催予定★ 日 時:2017 年 3 月 3(金)15:00~16:30 場 所:諏訪赤十字病院 2 階 研修センター テーマ:「肝臓がん」 消化器科、消化器外科の専門医師がわかりやすくお話します。 お問い合わせ:がん診療推進室 ☎0266-57-6062
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