「い い 花 の 新新 基 準 。 」を 決 めめ る 新 品 種 の コ ン テ ス ト & 認

「
いい花の新新基準。」
を決めめる新品種のコンテスト&認定定
開催概要
コンテスト名称
ジャパンフラワーセレクション
Japan Flower Selections(略称JFS)
主 催
ジャパンフラワーセレクション実行協議会(2006年10月21日設立)
※財団法人日本花普及センター、日本花き取引コード普及促進協議会、静岡県等で構成
協 力
社団法人日本花き生産協会、社団法人日本花き卸売市場協会、
社団法人日本生花商協会、社団法人日本生花通信配達協会、
社団法人日本インドア・グリーン協会、社団法人日本種苗協会、
社団法人日本フラワーデザイナー協会、日本園芸商協会、
日本花輪出入協会、全国新品種育成者の会
コンテスト部門
生活者に提供する商品の形態から3つの部門を区分しています。
2008年からは、これに加えて「コンテナ苗部門」が加わり4つの
部門になります。
①切り花部門
②鉢物部門
③花壇苗部門
④コンテナ苗部門(2008年より新設)
対象品種
①国内外の品種を問わず、新たに育種開発された品種で未販売もしくは
販売開始後5年間以内のものであること。日本花き取引コード(JFコード:
品種)に認定済みまたは受賞時にJFコードの新設が可能なものであること。
② 日本における商業的な生産・流通・販売が期待されるもの。
www.jf-selections.net
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趣旨と概要
ジャパンフラワーセレクションとは
『いい花の新基準。』を合言葉に、2006年4月からスタートした国内外の
優れた花の新品種を選ぶ、日本における統一的な新品種コンテストです。
また、花の業界のプロが、今いちばん自信をもって推奨できる新品種を認定
する(出品者が入賞品種を認定登録する)仕組みをもっています。
世界の新品種コンテストとしては、北米を中心とした全世界的なオールアメリカセ
レクション(AAS)、ヨーロッパを中心としたフロロセレクト(FS)がありますが、アジア
発、日本発の新品種のコンテストは、このジャパンフラワーセレクションがはじめて
です。出品品種は、昨年に引き続き、国内外の種苗メーカーや個人育種家、都道
府県の参加があり、徐々に裾野を広げています。
審査は、国内の花の業界を代表する学識者、フラワーデザイナー、市場関係者
などが、日本人の感性に訴える優れた新品種をコンテスト形式により、公正な視
点で専門的に選びます。
従来の多くの花きコンテストが注目してきた花や葉の美しさなどの優秀性に加え
て、生活者の視点から「育てやすさ」「購入しやすさ」「飾りやすさ」なども評価して、
花の業界が自信を持って推薦できる新品種を選ぶのが特徴です。
生活者にいい新品種の花を
■日本の花市場に登場する毎年3 000~5 000の新品種は世界一。
■日本の花市場に登場する毎年3,000~5,000の新品種は世界
日本で商業的に生産・販売されている花の品種は約4万品種。そのうち、
毎年、3千~5千品種もの新品種が日本の花市場に登場しており、
その数は世界一を誇ります。種苗登録も、年間800品種にのぼります。
日本でこれだけの新品種が流通しているのにもかかわらず、
生活者にはなかなかその情報が届いていません。
が
生活者の「どれが新品種か分からない。」「いい品種
を教えてくれれば、買いやすいのに。」という声に応えて、
花の業界が推薦できるのが『いい花の新基準。』を合言葉
に認定するのが、ジャパンフラワーセレクション入賞品種です。
入賞品種は、出品者が認定登録することにより、販売及び広報活動 【受賞
【受賞マークの例】
クの例】
において草かんむりの花マーク「JFS受賞マーク」を使用し、受賞した
ことを告知して、自信をもって販売することができます。このマークを
通じて、生活者が花を購入する際の判断基準、安心材料を広めてい
きたいと考えます。
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審査の流れ
出品募集
種苗メーカー/育種家/試験研究所など
出品受付
【切り花・鉢物部門】
【花壇苗・コンテナ苗部門】
展示
植栽
審査会を行うイベント会場に展示
します。
※審査会によって、場所が変わり
ますが、3日間程の展示を行いま
す。
浜名湖ガーデンパークの審査花壇、
コンテナに少なくとも1ヶ月前に
植栽します。
栽培記録/観察会
モニター調査
来場者によるモニター評価を
行い、公表します。
※切り花・鉢物部門のみ
・定期的に栽培調査・記録を
行います。(右図)
・審査会以外に、観察会では、
審査の事前/事後に最盛期を
むかえた品種の評価をします。
審査会による選考
この時点で、入賞した品種は、花の業界、
花のプロが推奨する品種となり、認定登録
によりマークが使用できます。
【受賞マーク】
【受賞
ク】
花壇苗部門の審査風景
さらに
年間のすべての入賞品種が年末に開催される中央審査委員会での
年間の最優秀賞、優秀賞、特別賞の選定へノミネートされます。
中央審査会による選考
年間のすべての入賞品種の中から
「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」
「ベスト・フラワー(優秀賞)」「特別賞」を決定します。
日本フラワー・オブ・ザ・イヤー授賞式
「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」「ベスト・フラワー(優秀賞)」
「特別賞」の表彰と日本フラワービジネス大賞の表彰並びに、花に
関わる特別シンポジウムなどを開催します。
2006-2007の授賞式の様子→
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審査のポイント
下記の視点で審査を行っています。
(1)品種の形質特性
・育種の開発コンセプトが優れている。
・総合的なバランスに優れている。(草姿・分枝性・草丈・バランス)
・花に関する特性が優れている。(花型・花色・花の大きさ・花弁・花首・芳香性・バランス)
・葉、茎に関する特性が優れている。(葉型・葉色・大きさ・厚さ・芳香性・バランス)
・品質の保持が優れている。(花保ち・花つき・開花期間
品質の保持が優れている。(花保ち 花つき 開花期間 等)
(2)品種のパフォーマンス性
・国内における栽培がし易い。(繁殖方法、潅水条件、土壌条件)
・減農薬、無農薬など、農薬を減らしている。
・生産者の栽培の手間を軽減している。
(3)推奨ポイントに対する視点・評価
※推奨ポイント:育種開発をした出品者の品種情報(推奨点、特長など)をもとに審査をします。
・従来品種に対してアピールできる新しい特性がある。
・新しい価値、トレンドを創りだしている。
新しい価値 ト
ドを創りだし いる
・新しい使い方を提案している。
・新たなマーケット、新ビジネスの創出に貢献する。
・世の中の気分をプラスに向ける、明るくする力をもつ。
・生活者の創造的な暮らしを作りだす。
・フラワーアレンジメント・コンテナガーデン、ハンギングバスケットなど、
展開力や活用力に優れている。
展開力や活用力に優れている
・主役、脇役として花の存在感がある。
・生産体制を整えて、生産品質のクオリティを保っている。
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中央審査委員会の委員(平成19年12月3日現在)
委員長
副委員長
副委員長
委
員
畑中 孝晴
今西 英雄
大川 清
安藤 敏夫
安藤 正彦
石原記念男
井野口守政
岩井 弘則
奥田 芳彦
小泉 徹
腰岡 政二
齋藤 彰
宍戸 純
高橋 洋子
高林 成年
寺井 宏次
土井 元章
長岡 求
長村 智司
林 豊己
深井 誠一
福井 博一
福永 哲也
藤原 孝
三浦 俊雄
三輪 智
村松 文彦
米田 勝
米村 浩次
敬称省略 五十音順
財団法人日本花普及センター 理事長
園芸学研究者/東京農業大学農学部教授
園芸学研究者/静岡大学名誉教授
園芸学研究者/千葉大学園芸学部教授
園芸商/有限会社長良園芸代表
日本ハンギングバスケット協会理事長
フラワ デザイナ /花半生花店店主
フラワーデザイナー/花半生花店店主
園芸学研究者/元浜松フラワーパーク公社園長
花き市場/株式会社なにわ花いちば営業推進部長
フラワーデザイナー/株式会社白楽花園代表
園芸学研究者/日本大学生物資源科学部教授
花き市場/株式会社するが花き卸売市場取締役特販部長
花き市場/株式会社大田花き 商品開発室長
フラワーデザイナー/有限会社すみれフローラルアート代表
園芸学研究者/元京都府立植物園園長
フラワーデザイナー/株式会社天満花重 代表取締役
園芸学研究者/信州大学農学部教授
花き市場/株式会社フラワーオークションジャパン取締役
園芸研究者/大阪テクノ・ホルティ園芸専門学校校長
花き市場/福岡県花卉農業協同組合生産流通部次長
園芸学研究者/香川大学農学部教授
園芸学研究者/岐阜大学応用生物科学部 教授
花き市場/豊明花き株式会社取締役
花き市場/兵庫県生花株式会社専務取締役
インドアグリーンデザイナー/三浦花園代表
園芸学研究者/元静岡県農業試験場場長
フラワーデザイナー/株式会社村松園芸代表
フラワーデザイナー/株式会社花ぬすびと代表
園芸学研究者/米村花きコンサルタント事務所代表
※各審査会では、開催される地域ごとに、花の業界関係者にも審査委員としてご参画いただき
審査を行っています。
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ジャパンフラワーセレクション2008-2009の出展要項
来年度JFS2008-2009の出展要項のサマリーをお知らせします。
変更点は、下線をご確認ください。
審査対象区分
審査対象は、生活者に提供される商品形態によって4つの部門に区分します。
○コンテナ苗部門を新設します。
○近年、ガーデニングで人気の高い野菜苗、果樹苗も受け付けます。(観賞、食用をかねる)
切り花部門
① キク
② バラ
③ カーネーション
④ ユリ
⑤ トルコギキョウ
⑥ ガーベラ
⑦ 一般草花類
(①~⑥、⑧~⑨を除く)
⑧ 球根類(④を除く)
⑨ 洋ラン類
⑩ 木本類
鉢物部門
① シクラメン
② 一般草花類
(①、③~⑥を除く)
③球根類(①を除く)
④ ラン類
⑤ 観葉植物類
⑥ 多肉・サボテン類
⑦ 木本類
⑧ 野菜苗
⑨ 果樹苗
花壇苗部門
① シクラメン
② 一般草花類
(①、③~⑥を除く)
③ 球根類(①を除く)
④ ラン類
⑤ 観葉植物類
⑥ 多肉・サボテン類
⑦ 木本類
⑧ 野菜苗
⑨ 果樹苗
コンテナ苗部門
① シクラメン
② 一般草花類
(①、③~⑥を除く)
③ 球根類(①を除く)
④ ラン類
⑤ 観葉植物類
⑥ 多肉・サボテン類
⑦ 木本類
⑧ 野菜苗
⑨ 果樹苗
エントリー期間
■切り花部門・鉢物部門
■花壇苗部門・コンテナ苗部門
締切:審査日の2週間前
締切:審査日の1ヶ月前
品種の準備
■切り花部門・鉢物部門
■花壇苗部門・コンテナ苗部門
審査日の1~2日前に審査会場に送付
審査日の1ヶ月前に浜名湖ガーデンパークに苗送付
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出品料
切り花部門・鉢物部門
1品種
10,500円
10品種以上の出品/各イベントで
ブ ス出展
ブース出展
1品種あたり
5,250円
花壇苗部門・コンテナ苗部門
1品種
31,500円
10品種以上の出品
1品種あたり
15,750円
,
個人育種家・生産育種家 (注)
1品種あたり
15,750円
同一品種を花壇苗・コンテナ苗の
両方エントリー
1品種あたり
21,000円
(注)
【花壇苗部門の出品料の改定】
個人育種家、生産者育種家の出品を奨励する観点から、下記を満たす出品者に対して
出品料金を半額とします。
出品料半額対象者
●社団法人日本花き生産協会の組織に属する生産者で育種を行っている者
●社団法人園芸文化協会の個人会員で育種を行っている者
●全国新品種育成者の会 花部会の会員で育種を行っている者
●社団法人フラワ ソサイエティ の会員で育種を行っている者
●社団法人フラワーソサイエティーの会員で育種を行っている者
認定登録
入賞品種は、マークを使用する権利を得るために、正式に認定登録をしていただきます。
品種の特長など、アピール情報も送付いただきます。
その情報は、JFSのHPの品種ライブラリーに反映されます。
認定登録料
1品種あたり 42,000円(5カ年 税込み)
(分割払い:8,400円×5カ年)
認定証/受賞マークデータを受け取る
品種情報をHPで発信
HPの品種ライブラリ では 特長 栽培方法などの情報を発信しています
HPの品種ライブラリーでは、特長、栽培方法などの情報を発信しています。
フラワーショップの店頭で活用できるマーク付POPもダウンロードできるようになります。
お問合わせ先
■ジャパンフラワーセレクション実行協議会事務局 企画・総務部
担当:西岸、本田、堂國
〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-6-17山一ビル4階
財団法人日本花普及センター 企画調査部内
TEL 03-3664-8739
FAX 03-3664-8743 E-mail:[email protected]
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審査会および審査日程、展示期間
切り花部門・鉢物部門
名称
春審査会
「2008日本フラワー
&ガーデンショウ」
デ
ウ」
夏審査会
「季節のHANAカフェ」
展示期間/審査日
展示:2008年3月28日(金)~30日(日)
開催場所
幕張メッセ国際展示場
【千葉県千葉市】
●審査会:2008年3月27日(木)
展示:2008年7月予定
3日間ほど
丸の内カフェ
【東京都千代田区】
●審査会:2008年7月中旬予定
秋審査会
「かんさいフラワー
ショ 」(予定)
ショー」(予定)
展示:2008年10月予定
3日間ほど
花博記念公園
【大阪府大阪市】
●審査会:2008年10月中旬予定
花壇苗部門・コンテナ苗部門
冬春審査会
展示:2008年1月~2008年5月
●審査会:2008年3月7日(金)
初夏審査会
浜名湖ガーデンパーク・
審査用花壇及びコンテナ審
査用施設【静岡県浜松市】
展示:2008年3月~2008年7月
●審査会:2008年6月10日(火)
夏審査会
展示:2008年5月~2008年9月
●審査会:2008年8月8日(金)
秋審査会
展示:2008年8月~2008年12月
●審査会:2008年11月7日(金)
し審査会も季節ごとに行ないます。審査会は、年度によって開催季節が変動することがあります。
※
花壇苗部門・コンテナ苗部門は、出品した審査会に開花が間に合わない品種は、当該審査会での入賞判定を保留して、
栽培記録を元に、次の審査会での判定とします。
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