宿泊合宿は大騒ぎ(部活動本番編)

平成22年度活動報告その4
宿泊合宿は大騒ぎ(部活動本番編)
2月21日(月)から22日(火)の1泊2日で、吉見町八丁湖のほとりにある「フレ
ンドシップ・ハイツよしみ」において、卓球クラブの本来の活動である卓球合宿を行いま
した。参加者は男性9人、女性8人の計17人でした。
宿舎に着く前に、まずは体ほぐしということで、鴻巣市吹上パークゴルフ場でパークゴ
ルフというものを体験しました。部員のほとんどが初めてのこの競技は、大きさ6㎝のプ
ラスティックボールを、一本のスティックを使って直径21㎝のホールに入れるまでの最
小の打数を競うものです。吹上コースは、18ホール全長932m、パー66という本格
的な芝コースでした。
プレー開始に先立ち、ゴルフ場の休憩用テントの下でちらし寿司を頂きました。これは
有志の女性軍が朝からそれぞれの家で炊いた酢めしを持ち寄って作ったもので、ほかにも
さまざまな煮物・お漬物など、お忙しいなか用意してくれた皆さんには感謝・感謝です。
予約時間より少し早い12時15分からスタートとなり、まずは記念撮影。男性陣は、
アウトの1番ホールからスリーサム3組、女性陣はイン1番ホールからフォーサム2組で
ちょうど17人です。コースは、パー3のホールの最短は27m、ロングホールのパー5
は最長98mと、バラエティーに富んでいます。短いホールはティーショットの力加減が
逆にむずかしく、年齢・性別に関係なく楽しめる良い競技だと思いました。午後は比較的
すいていたためか、1時間ちょっとで18ホールが終わりました。少しの休憩ののち2ラ
ウンド目へ。あとで聞くと2ラウンド廻っても500円とわかってビックリ。結果は、普
段からゴルフやグラウンドゴルフの経験豊富なYさんが、2ラウンドトータルで17アン
ダーの115と、2位に10ストロークの差をつけぶっちぎりの優勝でした。また、男女
のスコアも余り違いがなく、芝生の青い季節にまたプレーしたいとの声が上がりました。
ゴルフ場から約20分で今夜の宿泊地・ハイツよしみに到着。さっそく「御所の湯」と
名付けられた大浴場へ。ここは「井戸水を湧かしています」と正直に書いてあるのが好感
を持てました。入ってみれば大きな浴槽特有の、体の芯まで温まる良いお風呂でした。
さて、5時半からいよいよお楽しみの宴会です。ところが男性陣が全員集まり、一つお
きに席を空けて待っているのに肝心の女性たちが来ません。内線電話で催促してやっと来
たのは30分遅れ。女武蔵、遅いぞ! 今年から入部したOさんの発声による乾杯ののち、
しばらくは飲み食いに夢中。やがてカラオケの時間となりました。前回と同じくデュエッ
ト大会になるのかと思っていた私は、予想が大きく外れました。「瀬戸の花嫁」のメロデ
ィーにのって登場したのはなんとウエディングドレス姿のSさんUさんのお二人。驚天動
地とはこのことか。遅れたわけも部屋で試着していたためとわかりました。それにしても、
大きく裾の広がったドレスを2着も持ち込んだのに気がつかなかったのは迂闊でした。こ
のドレスは大好評で、もう2人の元・お嬢様たちのご披露に続き、男性2人も身にまとう
という悪乗りもあり、盛り上がりの衣装としては大成功でした。続いて、野良着に扮した
AさんKさんお二人による「麦畑」の熱唱があり、女性陣のパワーに圧倒された男性陣は、
どじょっ子くらぶ部長でもあるNさんの本格的安来節で一矢報いるのがやっとでした。
なお、宴会の様子を写した写真は、ホームページの性格上、世界中に広がる恐れがある
ため割愛させていただきます。
8時半、宴会場お開きのあとは部長の部屋に全員集合し、さらに二次会。こういう時は
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日本間は便利で、わずか8畳に17人詰め込んでも大丈夫でした。ここでは酔いの回った
Aさんを中心に話が弾み、持ち込みの日本酒・焼酎がすべて空になったのを機に、それぞ
れの部屋に戻りました。
翌朝は、バイキング朝食。夕べのアルコールが胃のひだの奥に残っており、それが食事
を摂ることでまたポワーンとしてくる気持ち良さは何とも言えません。9時過ぎから敷地
内の立派な体育館で卓球の練習です。去年の秩父と違って館内もそれほど寒くなく、しば
らく打っていると汗が出てくるくらいでした。強化合宿ではありませんので、普段の練習
を少し長くやったくらいで切り上げ、昼食としました。
あれ? ずいぶん卓球練習の記述が簡単ですね。書き疲れたわけではなく、ピンポン球
の打ち合いをくだくだしく書いても仕方がないでしょう。でもこれでは部活動本番篇とは
言えないかも……。
ということで、宿舎の玄関前で撮った記念写真を最後に、今回の活動報告を終わらせて
いただきます。
文:
角田
写真:中村、大友
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