2015 第 11 号 2015 年 12 月 認定看護師会 今月は摂食嚥下障害看護認定看護師・辰巳が担当します。 7 月に摂食・嚥下障害看護認定看護師となりました。 3 北病棟 辰巳洋子です。どうぞよろしくお願いします。 脳血管疾患等、発達遅延や顎切除、舌切除の手術を受け後遺症に より摂食機能障害を有する患者に対して、口から物を食べれるように診療計画に基づ き医師・看護師・言語聴覚士などが 1 日 30 分以上の訓練指導を行うことを摂食機 能療法と言います。治療開始から 3 か月以内は 185 点/日が算定できます。 1 日 30 分・・・どんな 訓練をするといいのかな? 日常生活の中でさりげなく機能訓練を取り入れていける方法をご紹介します。 ①顔を拭く時に頬をマッサージしたり、首の後ろや肩の部分をマッサージするこ とで、筋肉の拘縮を防ぐことができます。 ②口腔ケアの時に歯ブラシや看護師の指で頬を内側から円を描くようグルッと 押したりすることで頬の訓練になります。 男性は髭剃り時に頬を膨らませてもらうのも訓練になります。 ③話したり歌ったりすることも、発声や唇、舌の訓練になります。 ④メガネに息を「はぁ~」と吹きかける事で、むせた時に咳が上手にできるよう になる訓練になります。 来月はがん放射線療法看護認定看護師が担当します! よろしくお願いします!
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