Reflection 2011 R1 Service Pack 1 (SP1): Release Notes

Reflection 2011 R1 Service Pack 1 (SP1):修正、機能、およびフ
ァイルのダウンロード
最終改訂日: 2011 年 5 月 13 日
適用対象
Reflection
Reflection
Reflection
Reflection
Reflection
for IBM 2011 R1
for UNIX and OpenVMS 2011 R1
Standard Suite 2011 R1
X 2011 R1
Suite for X 2011 R1
概要
Reflection 2011 R1 Service Pack 1 (SP1) は、Reflection 2011 をインストール済みで保守契
約を締結しているユーザが使用できます。この技術ノートには、Reflection 2011 R1 SP1 への
リンク、およびサービスパックに含まれる機能と修正の一覧が掲載されています。
*
Reflection for IBM 2011、Reflection for UNIX and OpenVMS 2011、および
Reflection Standard Suite 2011 に本来組み込まれている機能の一覧については、「技
術ノート 2506」 (英語のみ) を参照してください。
*
Reflection X 2011 および Reflection Suite for X 2011 に本来組み込まれている機能
の一覧については、「技術ノート 2525」 (英語のみ) を参照してください。
*
セキュリティ更新および Reflection for IBM 2011、Reflection for UNIX and OpenVMS
2011、および Reflection Standard Suite 2011 に関する重要な情報については、「技
術ノート 2502」 (英語のみ) を参照してください。
*
セキュリティ更新および Reflection X Advantage (Reflection X 2011 と Reflection
Suite for X 2011 のコンポーネント) に関する重要な情報については、「技術ノート
2505」 (英語のみ) を参照してください。セキュリティ更新情報および Reflection X
14.1 については、「技術ノート 1708」 (英語のみ) を参照してください。
注意:本書は Reflection サービスパックについて説明しています。サービスパックは、これら
の製品の現行の保守プランに加入しており、ライセンスを保有している Attachmate 社のお客様
を対象としています。ダウンロードライブラリへのログインとアクセス方法の詳細については、
「技術ノート 0200」 (英語のみ) を参照してください。
サービスパックの入手方法
Reflection 2011 R1 Service Pack 1 (reflect-2011-r1-sp1-w32.exe) はダウンロードライブラ
リから入手でき、次の製品の R1 に適用されます。
Reflection
Reflection
Reflection
Reflection
Reflection
for IBM 2011
for UNIX and OpenVMS 2011
Standard Suite 2011
X 2011
Suite for X 2011
注意:複数の Reflection 2011 製品がワークステーションにインストールされている場合は、こ
のサービスパックを適用すると、すべての Reflection 2011 製品が同時に更新されます
(Windows ベースの複数のバージョンの Reflection 2011 製品を同じワークステーションで実行
することはできません)。
サービスパックの適用については、「技術ノート 2255」 (英語のみ) を参照してください。
対応プラットフォーム
Reflection for IBM 2011、Reflection for UNIX and OpenVMS 2011、および Reflection
Standard Suite 2011 の対応プラットフォームについては、「技術ノート 2511」 (英語のみ)
を参照してください。
Reflection X 2011 および Reflection Suite for X 2011 の対応プラットフォームについては、
「技術ノート 2529」 (英語のみ) を参照してください。
Reflection 2011 R1 SP1 の新機能と修正
Reflection 2011 R1 Service Pack 1 には次の新機能と修正が含まれています。ご使用の
Reflection 製品に関連する機能と修正を表示するには、下記の該当する製品名までスクロール
してください。
Reflection for IBM 2011 R1 SP1
Reflection for UNIX and OpenVMS 2011 R1 SP1
Reflection for IBM 2011 R1 SP1 および Reflection for UNIX and OpenVMS R1 SP1 には、次
の新機能と修正が適用されます。また、廃止された機能についても説明します。
新機能
*
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以下の IBM PComm 機能に対応しています。
-
PComm キーボードレイアウトファイルを使用できます。
-
既定の PComm キーボードレイアウトが追加されています。
-
PComm の "Macro File" マクロの実行に対応しています。
以下の Micro Focus Rumba 機能に対応しています。
-
Rumba の既定のキーボードレイアウトテンプレートが追加されています。
-
Reflection 内で既存の RUMBA キーボードマップ構成を開き、新しい Reflection
2011 形式で保存できます。
以下の追加のマウスクリック操作に対応しています。
-
マウスをトリプルクリックしてフィールド全体のコンテンツを選択できます。
-
マウスを 1 回左クリックすると、(EXTRA! で対応しているように) カーソルの位置
を指定したりライトペン対応フィールドを表示したりできます。
Reflection for the Web セキュリティポリシトークンへの対応が追加されています。
*
アクセス許可マネージャを使用して、従来の Reflection for IBM で対応していたよう
に、[入力フィールド内の下線表示] オプションを構成できるようになりました。ホスト
画面の入力フィールドを見やすくするには、このオプションを使用します。
*
IND$File と FTP で、EXTRA の転送一覧の読み取り機能が追加されています。
*
[Ctrl] + [Tab] キーと [Shift] + [Ctrl] + [Tab] キーで、Microsoft Windows が実行
中のアプリケーションを循環するのと同じ方法でセッションにフォーカスを設定できる
ようになりました。リボンモードでは、[Ctrl] + [Tab] キーを押すと、Reflection ワ
ークスペース内のセッションのみが循環されます。クラシックモードでは、[Ctrl] +
[Tab] キーを押すと、開いている Reflection ワークスペースのみが循環されます。
*
プログラムを使用して、開いているすべてのセッション一覧を (詳細を知らなくても)
取得できます。
*
16 色の VT カラーインデックスの変更に対応し、そのためのユーザインタフェースが追
加されています。
*
クラシックモードでは、PC 上の個々のユーザごとにホストセッションのステータスバー
をカスタマイズできます。
*
Reflection ワークスペースで、セッションベース単位で画面のサイズと場所を保存でき
るようになりました。
修正
API とオートメーション
*
xNoCase マクロ定数が 2 の値で正しく定義されました。
*
HLLAPI 関数 6 (SearchPS) で複数フィールドにわたる文字列を検索できるようになりま
した。
*
GetTextEx() 方式で、返されるテキストの矩形領域を選択できます。
*
API SearchText() 関数で、ホスト画面の複数行のデータを正しく検索できるようになり
ました。
*
VT セッションで、ControlKeySending および ControlKeySendingEventAgrs イベントか
ら、行と列のプロパティが常に正しい値で報告されるようになりました。
*
[ENTER] キーを使用して接続すると、VT セッションの Terminal_Connecting および
IBMTerminal_BeforeConnect イベントが開始されるようになりました。
*
HLLAPI ShortNameMapper.exe 内の既存の従来の EXTRA! EDP ファイルへのパスを変更す
ると、古いパスが読み取られる問題が解決されました。
*
ホストセッションドキュメント (アクティブではないセッションやドキュメント) に断
続的に影響し、未処理の例外エラーの原因となっていた画面イベントの問題が修正され
ました。
*
Reflection フレームの再起動中に、Visual Studio 2008 が MyReflection.Start() 方
式を正しく呼び出せるようになりました。
キーボード
*
バーコードリーダー経由で UNIX または OpenVMS セッションに送信した文字が消える問
題が修正されました。
*
AS/400 セッションで入力すると、カーソルの移動と文字入力が断続的に遅れたり途切れ
て表示されたりする問題が修正されました。
*
高速で入力したり長い ESC シーケンスを送信したりすると、正しくキー入力ができなか
ったり、VT ホストアプリケーションから無効なキー入力であるというエラーが返された
りする問題が修正されました。
*
移行した従来の EXTRA! キーボードマップで、CapsLock 状態が正しく保持されるように
なりました。
*
AS/400 セッションで [Alt] + [SysReq] キーを押した場合に、正しく動作するようにな
り、ワークスペースアクセスキーがトリガされなくなりました。
*
3270 セッションで、非常に高速で入力して左の [Control] キーを押すと、その後のす
べてのキー入力で [Control] が有効な状態であると認識される問題が解決されました。
*
[FILE] メニューのアクセスキーシーケンスのニーモニックが正しく動作するようになり
ました。
*
[Text] + [Send] キーを組み合わせて送信した場合に、従来の EXTRA! キーボードマッ
プから正しくインポートされるようになりました。
*
UNIX セッションや OpenVMS セッションで [CTRL] + [2] ~ [CTRL] + [8] キーを押し
た場合に正しく動作するようになりました。
*
カーソルキーを使って右から左へコピーした場合に、一番右の文字がコピーされるよう
になりました。
*
日本語セッションで、アンサバック文字列フィールドに入力された特殊文字が適切に保
持されるようになりました。
*
AS/400 セッションの地域設定で英語または中国語が選択されている場合に、PC でポル
トガル語と中国語の文字を両方とも入力できるようになりました。
追加の修正
*
既存の Reflection ブラウザセッションで新しいブラウザを開く操作を行うと、新しい
ウィンドウが埋め込みのブラウザセッションまたはタブとして開かれるようになりまし
た。以前の Web セッションでは、新しいブラウザウィンドウで新しいページへのリンク
が開かれていました。
*
Attachmate カスタム設定ツールを使用して Companion MSI を作成して [インストール
するユーザのみにインストールする] オプションを選択した場合に、[ショートカットの
作成] オプションが正しく更新されるようになりました。
*
テキスト文字を使用して影を付けた VT ReGIS グラフィックオブジェクトが正しく表示
されるようになりました。
*
Microsoft Windows のすべての色設定で、Sixel グラフィックが正しく表示されるよう
になりました。
*
ファイルのダウンロード中に、中間の FTP ファイル転送が「...接続を確立できませ
ん...」 (...connection cannot be established...) というエラーメッセージで失敗す
る問題は修正されました。
*
複数行のデータで [右端で折り返す] 設定で貼り付け操作を行った場合に、次の入力フ
ィールドにデータが正しく挿入されるようになりました。
*
正しい STRPCCMD 機能が復元されました。
*
ホットスポットが起動するマクロで LastMouseEvent() 方式が動作することで、ホット
スポットがクリックされた場所が正しく返されるようになりました。
*
管理者用インストールでインストールした場合に、
Attachmate.Utilities.OfficeTools3.DLL ファイルが更新されるようになりました。
*
Microsoft Windows 7 で作成された Reflection の管理者用インストールにサービスパ
ックやホットフィックスを適用する際に、「ファイルへの書き込み中にエラーが発生し
ました: <パス>\rftpcom15.dll」というエラーが発生する問題が修正されました。
*
Windows 7 で "中" サイズのテキストを使用した場合に、一部のダイアログボックスが
正しく描画されない問題が修正されました。
*
従来の EXTRA! セッションの使用中にタブを使ってセッション間を移動する際に、固定
画面や付属ウィンドウが正しく配置されるようになりました。
廃止された機能
*
Attachmate.Reflection.Framework.MyReflection.Stop 方式と
Attachmate.Reflection.Framework.MyReflection.StopProgram 方式は廃止されました。
以上の方式については、Attachmate.Reflection.Framework.Application.Close 方式と
の置換を検討してください。
*
Attachmate は、TCP/IP チャネル経由のリモート API アクセスへの対応を廃止していま
す。Reflection 2011 R1 Service Pack 1 では、現在 TCP/IP チャネルを使用するよう
に構成されているカスタムアプリケーションの TCP/IP アクセスに対応していますが、
このチャネルを選択したり構成したりすることはできません。Reflection 2011 リリー
ス 2 では、TCP/IP アクセスへの対応がすべて削除される予定です。
注意:TCP/IP チャネル経由で Reflection インストールにアクセスするカスタムアプリ
ケーションを使用している場合は、それらのアプリケーションすべてで IPC (InterProcess Communication) チャネルを使用できるようになるまでは、([API とマクロのセ
キュリティの設定] ワークスペース設定ダイアログボックスの)[.Net API を無効にす
る] を選択しないでください。.Net API を無効にしてから再度有効にすると、
Reflection は IPC チャネルを使用します。
Reflection X 2011 R1 SP1
Reflection X Advantage 3.0 Hotfix 3 と Reflection X 14.1 SP1 (両方とも Reflection X
2011 と Reflection Suite for X 2011 のコンポーネント) には、新しい機能と修正があります。
Reflection X Advantage 3.0 Hotfix 3
修正と機能を Reflection X Advantage 3.0 に適用する際に使用するファイルは、使用している
オペレーティングシステムによって異なります。
*
Windows プラットフォームで Reflection X Advantage 3.0 を実行する場合は、
reflect-2011-r1-sp1-w32.exe を実行すると Reflection X Advantage 3.0 が更新され
ます。
*
Windows 以外のプラットフォームで Reflection X Advantage 3.0 を実行する場合は、
使用するオペレーティングシステムに適したファイルをダウンロードして適用してくだ
さい。
新機能
*
X Manager ウィンドウを使用せずに、保存した定義ファイルから Reflection X
Advantage セッションおよびクライアントを読み込んで開始できるようになりました。
これに対応するため、rxmgr.exe コマンドラインユーティリティに新しく 2 つのオプシ
ョンが追加されました。
-
X Manager ユーザインタフェースを起動する前に指定の Reflection X Advantage
定義ファイル (*.rxd) をインポートするには、-import を使用します。ファイルパ
スまたは URL を使用してファイルを指定できます。
-
X Manager を起動せずに設定をインポートするには、-noStart と -import を組み
合わせて使用します。
修正
*
このサービスパックによって、Java Runtime Environment (JRE) の Version 6 Update
24 がインストールされます。この JRE の更新によって、Java とサーバ間の切り替えに
おける潜在的なセキュリティの脆弱性を解決できます。Reflection X Advantage に影響
する可能性のあるセキュリティ警告およびアドバイザリの最新情報については、「技術
ノート 2505」 (英語のみ) を参照してください。
*
[バッキングストア] が [表示中の画像が隠れた時に保存] に設定されている場合に、ウ
ィンドウの背景が正しく表示されるようになりました。
*
Reflection X Advantage でマウスボタンをクリックすると、アプリケーションによって
はマウス座標のエラーで予想外の動作が発生する問題がありましたが、修正されました。
この修正が行われる前は、マウスクリックを正しく動作させるためにウィンドウを再配
置する必要がありました。
*
ClearArea 要求および ReparentWindow 要求の処理エラーによって画像が重なって表示
される問題が修正されました。
*
ドロップダウンメニューを右クリックしても失敗する問題が修正されました。
Reflection X 14.1 SP1
新機能
*
IP マクロ拡張を構成するための [ネットワークの設定] オプションが更新されました。
特定の IP アドレスを指定する場合に、Reflection はすべての使用可能な IPv4 および
IPv6 インタフェースを検出し、使用可能なオプションをドロップダウンリストで表示す
るようになりました。
*
変換後のトレースファイルには、Windows メッセージの名前と時刻が含まれるようにな
りました。
*
ログファイルに Rx.exe の開始時刻と停止時刻が表示されるようになりました。
*
負の表示座標に対応しました。
*
Reflection X を再起動したときに既存のログファイルをどのように処理するかを構成す
る新しい設定が追加されました。この設定を構成するには、[設定一覧] - [既存のログ
ファイルに追加] を選択します。この設定が [いいえ] (既定) の場合、既存のログファ
イルは新しいログで置き換えられます。この設定が [はい] の場合、新しいログ情報は
既存のログファイルに追加されます。
修正
*
最小化された CDE ホストアプリケーションのタスクバーアイコンは表示されなくなりま
した。
*
Arabic (iso8859-6) が使用可能な Windows フォントの一覧に含まれました。
*
Windows Explorer (explorer.exe) の再起動後も、Reflection X Manager アイコンは引
き続きシステムトレイに表示されます。
*
言語オプションの変更後に、Solaris XDMCP ログイン画面が再表示されます。
*
[ウィンドウマネージャの設定] で X 端末デスクトップが選択されて X スクリーンの設
定が変更された場合に、Reflection X プロファイラがアプリケーションエラーで終了す
る問題が解決されました。
*
ILOG ポップアップウィンドウの修飾 (タイトルバー、閉じるボタン、ウィンドウ境界線
などの表示) が正しく表示されるようになりました。これにより、Quartus II という X
アプリケーションの実行時に発生していた問題が修正されました。
*
RENDER が有効な場合に、一部の文字が逆に表示 (横方向に反転) される問題が修正され
ました。
*
[ホスト鍵の信頼性] ダイアログボックスの表示問題が修正されました。
*
Reflection ウィンドウマネージャが有効な状態で 2 番目の X クライアントウィンドウ
を開くと、X マネージャウィンドウの背後に表示される問題が解決されました。
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ポップアップウィンドウでユーザが操作した結果、Motif X クライアントウィンドウが
フォーカスされなくなったり、背後に移動したりすることはなくなりました。
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RX2158 および RX2159 のエラーに関するエラーメッセージ問題は修正されました。
*
[Shift] キーを押していないのに [Shift] キーが有効な状態になる問題が修正されまし
た。この問題は、コンピュータが生成した一連のキーストローク (例えば、自動キー、
送信キー、音声認識装置) で、[Shift] キーの次に [Home]、[End]、[Insert] などの特
定の「ファンクション」キーが続く場合に発生していました。
注意:このドキュメントの英語版 (http://support.attachmate.com/techdocs/2555.html) に、
最新情報が含まれている場合があります。