4ページ

「親子で楽しむ科学実験教室」を実施して
47
自然観察・科学実験科
都出 清(シ 14)
自然観察・科学実験科は今年で7年目になりますが、特に重点を置いて社会貢献活動を積極的に取り組んでい
ます。「科学実験や自然観察の学習を通じて主として地域の児童生徒や住民を対象に体験型・対話型の社会貢献
活動を実施する」を理念に掲げて、「親子で楽しむ科学実験教室」を科学実験科が独自で森ノ宮地区小学校の児
童親子を対象におこなっております。24 年度は 8 月 19 日と 11 月 25 日に 2 回実施しました。
【実験内容
実験 内容及び参加人数
内容 及び参加人数】
及び参加人数】
(1)8 月 19 日(日)、場所 大阪府環境情報プラザ「いこらぼ」実験室
“水を使った楽しい実験”
水を使った楽しい実験 ”
「表面張力・水と食塩水・墨流し・水の浮力等の実験」
参加人数 7家族(小学生 9人、保護者 7人 計 16 人)
(2)11 月 25 日(日)、場所 大阪府環境情報プラザ「いこらぼ」実験室
“科学の不思議を親子で楽しく体験しよう”
“科学の不思議を親子で楽しく体験しよう”
「スライムでスーパーボールを作ろう
・いろいろな物でロケットを作って飛ばそう」
参加人数 9家族(小学生 10 人、保護者 8 人 計 18 人)
実験の説明を熱心に聞いています
【実験教室の様子】
【実験教室の様子 】
「水を使った楽しい実験」では、水の入ったコップにハガキを乗せ、ひっくり返してもこぼれない実験や、1 円玉を
浮かべ、そこに洗剤を落とし 1 円玉が沈んでいく実験を子供自身が体験して表面張力の不思議を学んだ。又墨流
しや、野菜や果物が浮くか沈むかを確かめたり、魚の醤油入れの浮沈子を作って学びながら楽しんだ。
「スーパーボールを作ろう」の実験では、ホウ砂と洗濯糊でスライムを作ったり、又食塩水を入れかき混ぜて固まっ
てきた物を手で丸め、スーパーボールを作った。よく跳ねるものができるとうれしそうにしていた。
「ロケットを飛ばそう」の実験ではフイルムケースの中にドライアイスのかけらや、ニンジンやダイコンのすりおろしにオ
キシドールを混ぜて入れて蓋をし、爆発するのを体験した。蓋が飛び上がるたびに大きな声が、また飛び上がる瞬
間のカウントダウンをしながら楽しんでいた。
実験をしている子供たちの真剣に取り組んでいる様子や、成功したり上手く出来た時の得意げな顔や失敗した時
のくやしそうな顔を見ると、科員一同満足し、成功を確信し、次回の実験教室に意欲を新たにした次第である。
液体窒素の中のゴムボールはどうなったか
実験成功! 得意げな顔
ボルダの電池
実験の様子 うまくいくかな!
でプロペラを廻す実験
ロケット発射! おや?まだかな!
【アンケート結果】
【アンケート結果 】
実験が終わった後、保護者の皆さんと子供たち全員にアンケートを書いてもらいました。
・ それぞれの実験をやさしく教えていただいて、子供も初めての体験ができよかったです。
・ 1 年生ですが楽しめてよかったです、子供が少しでも理科に興味をもってもらいたいと思いました。
・ 見るだけでなく、実験を子供たちも体験できてよかった。身近な材料で意外なものが出来てよかったです。
・ 毎年 2 回の実験教室を楽しみにしています、ずっと続けてください。また参加したいです。
子供たちからは
・ とても面白かった、家でもやってみます。また参加したいです。
・ もっといろいろな実験がしたいです。
※今後、科学実験科としては更なる自己研鑚と努力により、地域に密着した社会貢献活動と実験教室の拡大に努
める方針です。
-4-