2016年10月の邦人犯罪被害事例

2016年10月の邦人犯罪被害事例
在フランス日本大使館領事部
10月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は28件で、今年に入ってか
らの合計は、10月31日現在297件となりました。
今月のコメント!
◎署名を求められるなど話しかけられた際に貴重品を盗まれるケースが多発しています。どの
ような状況にせよ、話しかけら際には、まず貴重品の管理に注意を払ってください。
◎渡航にあたっては、外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお勧めします。
【2016年10月の被害届分析表】
○被害手口
強盗
ひったくり
スリ
置引き
車上狙い
侵入盗(空き巣等)
偽警察官
その他の手口・不明
合計
当該月
0
4
19
5
0
0
0
0
28
累計
3
23
169
88
8
2
0
4
297
○事件発生時間帯
0時台~5時台
6時台~9時台
10時台~13時台
14時台~17時台
18時台~21時台
22時台~23時台
不明
合計
当該月
0
2
9
6
10
0
1
28
累計
6
34
69
88
66
23
11
297
○事件発生曜日
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
日曜日
不明
合計
当該月
3
3
6
3
3
7
3
0
28
累計
36
36
43
40
36
56
48
2
297
○平日・ 休日の別
平日
週末・祝祭日
不明
合計
当該月
18
10
0
28
累計
189
106
2
297
○月別発生件数(2016年)
1月
2月
3月
4月
18
30
31
23
5月
20
6月
31
○発生場所
当該月
○パリ市内及び近郊
地下鉄車内・駅構内
5
RERのB線
3
上記以外の電車・駅構内
0
凱旋門・シャンゼリゼ通り界隈
1
エッフェル塔界隈
1
オペラ座界隈
5
7
ルーブル・オルセー美術館界隈
上記地区以外のレストラン・カフェ
0
上記地区以外のホテル
1
上記地区以外の路上
2
その他の場所・不明
2
○パリ市とその近郊以外
電車・駅等交通機関
1
レストラン・カフェ等
0
ホテル
0
路上
0
その他の場所・不明
0
合計
28
累計
○性別区分
男性
女性
合計
当該月
20
8
28
累計
168
129
297
○年齢
当該月
1
7
8
8
2
2
0
0
28
累計
10
62
68
48
48
37
19
5
297
20歳未満
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上
不明
合計
7月
36
8月
37
9月
43
10月
28
11月
0
12月
0
65
15
11
10
4
44
24
15
17
32
21
18
1
4
7
9
297
合計
297
【10月の被害例】
1.オランジュリー美術館前にて、3人組に署名を求められた。対応せずに立ち去ったが、
その際に胸ポケットに入れていた貴重品が盗まれていた。
(男性出張者)
2.コンコルド広場にて、数人の子どもたちに囲まれ、気がついたらバッグの中の貴重品
が盗まれていた。(男性旅行者)
3.RERB線の St.Michel-Notre-Dame 駅にて、改札を通ろうとしたら、男性が体を押し
つけてきた。その後、男性は改札を飛び越えて行った。改札を通った後、バッグ内の
貴重品が盗まれていることに気づいた。
(女性旅行者)
4.地下鉄 Rochehouart 駅で4号線から2号線に乗り換えでエスカレーターを登っている
際、男性から話しかけられた。その後、貴重品が盗まれていることに気づいたが、話
している最中、後ろにいた別の男性に抜き取られたと思われる。
(男性出張者)
5.シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内までタクシーで移動中、渋滞で車両が停車し
た際に窓ガラスを割られ、バッグを強引に奪われた。(女性旅行者)
6.オペラ・ガルニエ前にて写真を撮っていたところ、背後からポシェットバッグをひっ
たくられた。(女性旅行者)
7.Gare de Nord 駅にて切符を購入するために券売機を使っていると男性が話しかけてき
た。その直後、脇に置いていたカバンがなくなっていることに気づくも、その男も既
にいなくなっていた。(男性出張者)
8.ルーブル美術館に入ろうとしたところ、女性が記名と募金を求めてきた。無視して先
に進んだが気がつくとショルダーバッグのチャックが開いており、貴重品が盗まれて
いた。
(男性旅行者)
9.2区にある映画館で映画鑑賞中、足下に置いていたリュックサックを男が盗り走って
逃げていってしまった。
(女性在留邦人)
10.ホテル前にて会社の同僚を待っている際、男性に声をかけられた。わからないと対応
していが、気がつくとスーツケースの上に置いていたバッグがなくなっていた。
(男性
出張者)