平 成 27 年 7 月 13 日 福祉保健部生活衛生課 腸炎ビブリオによる食中毒に注意しましょう! 腸炎ビブリオ検査結果(平成 27年度 第2回 7月6日採水、採取等) ■アジ、海水、海底の泥いずれも腸炎ビブリオが検出されました 検体(※①) 検査数 魚体(アジ) 10 匹 TDH 遺伝子(※②) TRH 遺伝子(※②) 前回比較 腸炎ビブリオ 腸炎ビブリオ 検出数 菌数 検出数 検出数 (菌数) 7匹 最大 9.1/g 1匹 0匹 減少傾向 海水 3地点 3地点 最大 430/L 0地点 0地点 増加傾向 海底の泥 3地点 3地点 最大 2,900/10g 1地点 1地点 増加傾向 (採水時気温 24.0~26.0℃、海水温 20.8~23.0℃、塩分濃度(表層水)1.7~2.9%、塩分濃度(底泥)2.5~2.8%) ※① 県内2地点で水揚げされたアジ、県内3地点で採水した海水、採取した海底の泥を検査しています。 ※② 一部の腸炎ビブリオは毒素(TDH と TRH の2種類があります。)を産生し、これらの毒素の産生遺伝子が人への病原 性の指標となります。 腸炎ビブリオ食中毒は夏場に多発する傾向があります。これは、夏になると海水 の温度が上昇して腸炎ビブリオが大量に増殖し、魚介類に付着するためです。 また、新潟県では平成 16 年 7 月の集中豪雨後に岩かき等を原因とした腸炎ビブ リオ食中毒が集中的に発生しました。これは豪雨により河川が増水し、汽水域(河 川水が海に流れ込む水域)に生息していた腸炎ビブリオが海に流出して岩かきを汚 染した可能性が示唆されています。 次 号 は 、 7 月 27 日 頃 に 掲 載 予 定 で す 。 詳しい予防ポイントは新潟県ホームページ内「にいがた食の安全インフォメーション」をご覧ください。 http://www.fureaikan.net/syokuinfo/ またはネットで「にいがた食の安全」と検索! お問い合わせ 生活衛生課 直通 025(280)5205 もしくは最寄りの地域振興局健康福祉(環境)部(保健所)まで
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