Dr.pH 汚泥用 - インターファーム

・シールド泥土 ・推進工事泥土 ・SMW 泥土 ・地盤改良などで発生するアルカリ性泥土の pH 中和剤です。
Dr.pH 汚泥用
● 国土交通省新技術情報システム NETIS 登録(HR020030)
● 東京都港湾局 「新材料・新工法」 選定製品(18 港整技第 161 号)
● 特許第 3789745 号
Dr.pH 汚泥用の特長
●
国土交通省 建設汚泥の再利用に関するガイドライン「建設汚泥再生利用における留意点」
●
国土交通省 建築工事監理指針
① 混合後、3∼5 日で pH 値は永続的に安定します。
●
国土交通省港湾局
②
③
④
⑤
●
社団法人日本道路協会
●
徳島県県土整備部「建設汚泥の自工事現場内における再利用に関する運用」
●
滋賀県建設副産物処理基準
土壌環境基準に適合した中性処理土が得られます。
Dr.pH 土木・汚泥用を添加した土壌の浸出水の魚毒性はありません。
建設汚泥の中性化再利用は産廃処分コストの大幅な削減になります。
中性固化剤「エコハード A」と併用し、中和・造粒・固化を一括処理で
きます。(専用移動式処理施設使用)
炭酸化例:ソイルセメント発生土(pH11.8)を
pH8.5 に中和するための添加量の縮減効果
① セメント添加当日の自硬性高含水汚泥
⇒180kg/㎥
② 2週間経過した汚泥 ⇒99g/㎥
③ 4週間経過した汚泥 ⇒48kg/㎥
④ 6週間経過した汚泥 ⇒30kg/㎥
pH 8 .5 に 中 和
200
①
Dr.pH汚泥用添加量(kg/m3)
180
160
140
120
②
100
③
60
4∼6週間程度放置することで、中和剤添加
量は 1/4∼1/6 程度縮減できます。コスト縮
減のため、数週間発生泥土を保管できる仮
置場を設けてください。
0
0
10
20
30
40
50
仮 置 期 間 (日 )
改質土 pH5.8~8.6 の範囲にあること
●
環境基本法環境基準(生活環境の保全に関する環境基準)
配合試験
pH5.8~8.6 の範囲内であること。
・河川:6.0∼8.5 ・湖沼:6.0∼8.5 ・海域:7.0∼8.3
改質土の品質
・中和試験
設計配合した試験用供試土壌または現地
発生泥土を用いて中和剤配合量試験を実
施します。
石灰処理土中和曲線
項目
品質
備考
pH
5.8~8.6
配合試験により添加量を決定
強度
第二種 800kN/㎡以上
凝集固化剤併用の場合
再泥化
降雨時においても濁
水が流出しない
同上
安全性
環境庁告示 46 号に適合
原土の汚染が無いこと
12
オンを固定し pH を中和・安定させます。
11
中和処理後、アルミニウムイオンとリン酸イオンが
10
難溶性のリン酸アルミニウムに変化するため、処理
A
B
C
9
8
●処理土の用途
7
土は水生生物への影響が無く、富栄養化の原因にも
中性域で高いコーン指数の処理土が得られます。
6
0
5
10
15
20
25
30
35
Dr.pH土木汚泥 用の添加量 kg/m3
なりません。
・宅地造成 埋立て用土 農地嵩上材 高規格堤防
・コーン指数
無添加
20
「発生土利用の留意点」
セメント系安定処理および石灰系処理土⇒アルカリ溶出対策の検討⇒pH5.8~8.6
愛知県建設部 建設汚泥改良土の環境に対する安全性(基準)
2剤の成分によりアルカリ要因であるカルシウムイ
④
40
国土交通省大臣官房官庁営繕部 16 年度版
道路緑化基準「酸度矯正」
水質汚濁防止法排水基準:pH5.8~8.6
主成分
A 剤:有機酸、リン酸 Ca 塩
B 剤:硫酸アルミニウム塩
●中和成分の溶出(mg/100g)
80
空港港湾整備におけるリサイクル技術指針
●
pH(H2O)
セメントや石灰処理された泥土中には多量の「水酸化カルシウム」が含まれ多量の中和剤
を必要とし不経済です。
このような泥土を数週間放置すると「炭酸化」が進行し、
「水酸化カルシウム」が「炭酸カ
ルシウム」に変化します。
「炭酸カルシウム」は中和しやすい物質のため、中和剤添加量が少なく経済的に中性化で
きます。
「植栽工事:土壌酸度の改良」
●
成分と中和作用
経済的な中和のために ー炭酸化―
セ メ ン ト 処 理 泥 土 の 炭 酸 化 と D r.pH 汚 泥 用 添 加 量 の 変 化
株式会社インターファーム 東京都渋谷区恵比寿西 2-2-9 03-5459-1639
アルカリ性建設汚泥・建設発生土の再利用に関するガイドライン,基準等
40kg/㎥添加
Dr.pH
汚泥用
燐系
中和剤
硫酸
バンド
pH(H2O)
11.15
7.85
7.81
8.43
可溶性 Al
26.8
10.3
−
44.8
可給態燐酸
4 以下
103
542
―
増強が必要な場合は、中性固化剤を併用
した配合試験を実施します。
●再泥化しない
写真左:石灰処理土(推進工発生泥土)
pH11.2
写真中:中和処理のみ(Dr.pH 汚泥用)
pH7.7
配合量とコーン指数
1200
1000
コ
ー
ン
指
数
(kg/㎡
)
現場でDr.pH A剤とB剤を等量混合する2 剤混合タ
イプです。 基本配合 A剤 20-30% B剤 80-70%
中性固化土工事業共同組合賛助会員
pH7.5
写真右:中和+凝集固化処理土
800
600
400
200
0
0
20
40
60
80
配合量(kg/㎥)
中和・造粒・固化処理フロー
自硬性汚泥
非自硬性汚泥
(Dr.pH 汚泥用+エコハード工法)
廃泥ピットで硬化
↓
バックホウ等で細かく破
砕し仮置きヤードへ
移動式処理プラントを用いた連続処理
移動式プラントによる一括処理 ※1
・中和改良(ドクターペーハー)
仮置き(炭酸化 3-4 週以上)
石灰処理
あらゆる埋め戻し材として再利用可能
・中性・粒状・固化
・中性凝集固化剤(エコハード A)
●植生への適用
・ハツカダイコンによる発芽試験
農地嵩上げ材として利用(透水性確保)
または AC ハイキュア
・海浜、河川、湖沼周辺での埋め戻し材とし
※1 中性凝集固化剤は中性固化土工事業共同組合の製品です。
組合では専用の改質機により、3 種類の改良剤を同時に混合
することができます。
て利用(アルカリ排水・濁水防止)
上左:無改良泥土
pH9.9 .EC 1.8mS/cm
上右:改良土
pH7.6 EC2.1mS/cm
下中:畑土
pH6.67 EC0.2mS/cm
固化処理や中和によって電気
伝導度が上昇しますが、降雨
などによって自然に適正値ま
で下がります。
推進工、シールド工 SMW 等
のアルカリ性廃泥
仮置きヤード
炭酸化(3-4 週間以上)
ドクターペーハー
A 剤及び B 剤
エコハード A
再泥化防止および増強
移動式プラント
中和処理・固化処理
改質土壌の再利用
(埋め戻し土、農地嵩上げ等)
改質土を植栽用客土、作土として用いる場合は、有機物(堆肥、腐葉
土等)を加え、土壌の肥沃度を改善してください。
また土壌の物理性(透水係数、有効水分保持量)化学性(電気伝導度、
保肥力、養分等)が適当でない場合は、パーライト、ピートモス、化
成肥料などを加えるなど、用途に見合う改良を実施してください。