ドイツアート Bar Creators@Kamogawa Creators@Kamogawa は、日本とドイツのクリエイターが、Bar のようなくつろいだ雰囲気で、アートを語 り合うイベントシリーズ。鴨川のほとりのヴィラ鴨川では、ドイツの芸術家たちが滞在して様々な創作活動を 行っています。9 月中旬に来日するドイツの芸術家たちが、3 ヶ月間のレジデンス滞在の最初に、世界のアート シーンに精通するアートジャーナリスト小崎哲哉氏の司会のもと、京都を拠点に活躍する日本人クリエイター とともに語り合います。 今回のテーマは、「記憶と記録」。古都・京都には、平安遷都以来、1200 年を超える歴史の記憶が刻みこまれ ています。一方で、その記憶は、言い伝え、古文書、絵画、写真、映像など、様々な記録によって支えられて もいます。建築、写真、映像、美術など、「記憶と記録」に関わる仕事をしている日本とドイツのクリエイター たちが、それぞれの関心やこれまでの創作活動を紹介しつつ、未来へとつながるディスカッションを行います。 座談会の後は、館内のドイツカフェ「カフェ・ミュラー」にて、ドイツビールやおつまみを片手に交流をお 楽しみください。 アンドレアス・ハルトマン Andreas Hartmann (映像作家) 1983 年ドイツ・NRW 州生まれ。ポツダム=バー ベルスベルグ映画テレビ大学で映像カメラマンの 資格を取得。映像を担当した映画「Little Thirteen」 (2012) は、ベルリン国際映画祭をはじめ、数々の 国 際 映 画 祭 で 上 映 さ れ た。DAAD 奨 学 金 を 受 け ビルマやベトナムに滞在。ベトナムで撮影した ド キ ュ メ ン タ リ ー 映 画「Tage des Regens( 雨 の 日 々) 」(2010) は、 パ リ、 ト ロ ン ト、 ラ オ ス 等 の 映画祭で上映された。京都滞在中は、 「伝統と現 代の狭間に生きる日本の若者たち」をテーマにド キュメンタリー映画を製作予定。ベルリン在住。 公式サイト http://www.andreas-hartmann.com/ イェルク・コープマン Jörg Koopmann (写真家) © apersonalstyle 1968 年ドイツ・ミュンヘン生まれ。フォトジャーナ リズムを学んだ後、レンバッハハウス美術館の写真 家を務めた。1997 年以降はドイツ内外で主にドキュ メンタリー写真を撮影。2001 年ミュンヘン市写真 奨励賞受賞。写真集「Sight-Seeing」で 2012 年ドイ ツ写真集賞の金賞受賞。彼の作品はピナコテーク・ デア・モデルネ等のコレクションに収められている。 FotoDoks フェスティバル創始者、Bookwithabeard 出版社設立者、キュレーターとしても活躍。京都 では、カメラを通して社会的・建築的風景を探す 予定。ミュンヘンとコペンハーゲンを拠点に活動。 公式サイト http://www.joergkoopmann.com/ 仲西 祐介 Yusuke Nakanishi(照明家、KYOTOGRAPHIE 代表) © 仲西祐介 福岡生まれの照明アーティスト。 『KYOTOGRAPHIE』 創設者/ディレクター。東京に 20 年以上暮らし、 執筆、撮影や舞台の照明演出、パフォーマンスや イベントのディレクションを行う。2013 年、パー トナーの写真家リュシール・レイボーズ氏ととも に、京都初の国際写真祭『KYOTOGRAPHIE』を立 ち上げる。これまでに 30 ヶ国以上を訪れている旅 人でもある。近年は、ドライフードやネオンガス など、自然素材を用いたライティング・インスタ レーションを創作している。 小野 規 Tadashi Ono (写真家) 写真家。信州大学農学部林学科卒業後、渡仏。1991 年、アルル国立高等写真学校卒業。以後パリを拠点 に、都市、建築、歴史などを主題とする写真作品の 制作を続け、パリ国立図書館、東京国立近代美術 館、アルル国際写真祭などで発表。2009 年にはフ ランス国立ケ・ブランリ美術館第 2 回写真ビエン ナーレのアジア担当キュレーターを務める。2011 年より京都造形芸術大学 現代美術・写真コース教 授。著書に『Jean Tinguely ‒ Le Cyclop』 (共著)など。 スヴェン・プファイファー Sven Pfeiffer (建築家) © msa münster school of architecture 1972 年 ド イ ツ・ ヘ ッ セ ン 州 生 ま れ。 ハ ン ブ ル ク、マイアミ、フランクフルトで建築を学んだ 後、 ベ ル リ ン 工 科 大 学 等 で 研 究 員 を つ と め た。 ニューヨークのアイゼンマン建築事務所、ロッ テルダムの NOX、ベルリンの KSMS 設計事務所 等で経験を積み、ソウルのナム・ジュン・パイ ク美術館の設計にも携わった。2010 年、自身の 設計事務所 SPARC を設立。ミュンスター建築大 学デジタル構想・設計部門ディレクターも務め る。京都滞在中は、日本の伝統木造構法の現代 建築における可能性を探る予定。ベルリン在住。 公式サイト http://sparc-lab.de/ 小崎 哲哉 Tetsuya Ozaki (司会・構成) © 小崎哲哉 館内のドイツカフェ『カフェ・ ミュラー』も、ドイツビールや 軽食などをご用意して、皆様の お越しをお待ちしています。 交通のご案内 京阪電車 出町柳駅より 南へ徒歩 8 分 京阪電車 神宮丸太町駅より 北へ徒歩 6 分 1955 年東京生まれ、ウェブマガジン『REALTOKYO』 『REALKYOTO』発行人兼編集長。CD-ROM ブック『デ 主催・お問い合わせ ジタル歌舞伎エンサイクロペディア』 、写真集『百 Goethe-Institut Villa Kamogawa 年の愚行』などを企画編集し、 現代アート雑誌『ART 京都市左京区吉田河原町 19-3 iT』を創刊した。京都造形芸術大学大学院学術研究 センター客員研究員、同大大学院、同志社大学、愛 (川端通り荒神橋上る) 知県立芸術大学講師。昨年、あいちトリエンナーレ TEL: 075-761-2188(内線 31#) 2013 のパフォーミングアーツ統括プロデューサー [email protected] を担当した。今秋、 『百年の愚行』の続編を刊行予定。 www.goethe.de/villa-kamogawa
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