ST-1 ST-1P-PCUHDⓇ (1対2重シールド、 シールド、デジタル伝送対応 デジタル伝送対応バランスオーディオケーブル 伝送対応バランスオーディオケーブル) バランスオーディオケーブル)の特長 2015年9月 AVケーブルテクノロジーズ Mail ID; [email protected] UHL; http://homepage2.nifty.com/NEGY/ (注1;PCUHDは古河電気工業(株)の登録商標です。) (注2;当品にはPCUHDの硬銅線を使用していますので、1週間程度のアイドリングが必要です。) 1、ST-1 、ST-1P-PCUHDの -PCUHDの設計思想 最近はPCとインターネットをオーディオシステムに組み込んだPC/ネットワークオー ディオとこれに付随して、サンプリング周波数を上げて高音質を得るハイレゾルーション(ハ イレゾ)が注目されて来ました。このPCオーディオでは、イーサネットLANケーブル、 USBケーブル、XLR-RCAケーブル等が機器間の接続に使用されます。 ST-1 -PCUHDはPCオーディオの中で、XLR XLRコネクタ コネクタ、RCA 、RCAコネクタを コネクタを使 ST- 1P-PCUHD XLR コネクタ 、RCA コネクタを 使 って伝送 って伝送するバランス 伝送するバランスケーブル するバランスケーブルです ケーブルです。 です。上記しましたLAN、USBケーブルの特性インピー ダンスは1MHzで90~100Ωと規定されていますが、ST- ST-1 P-PCUHD UHDの1M ST- 1P-PC UHD Hzでの特性インピーダンスは約100Ωでこれらの要求と合致させています。 高周波を扱う場合には外来ノイズに対して、ケーブルのシールド特性を強化しておく必要 があります。そこでST- ST-1 P-PCUHD ST-1P-PCUHDでは音声周波数からGHz帯までカバーする、 銅箔テープと銅線編組による2重シールドを採用しました。 この様な高周波対応の設計はアナログオーディオケーブル アナログオーディオケーブルとして使用した場合にも、高周 アナログオーディオケーブル 波域の伝送特性が優れている為、高解像度 高解像度の 音質を得る事が出来ます。 高解像度 の音質 2、特長 ① 解像度に 解像度に適したPCUHD したPCUHD― 導体に採用; 採用; PCUHD―Hを導体に 導体には0.18mm∮のPCUHDの硬銅線を12本、断面が綺麗な円形と成るよう、 同心撚しました。PCUHDは元来、ミクロン単位の極細銅線を製造するために、不純物を 極限状態まで少なくした導体材料ですので、音質的には解像度 解像度アップ 解像度アップに役立ちます。 アップ ② ポリプロピレン(PP) ポリプロピレン(PP)を (PP)を絶縁体に 絶縁体に採用; 採用; 絶縁体にはAVCTブランドのスピーカーケーブルには標準使用しているポリプロピレン ポリプロピレン (PP)を採用しました。PPは音質的に静粛で解像度の高い音質が得られると、AVCT では評価しています。 (AVCTのスピーカーケーブルご愛用者の皆様は体感されていらっし ゃる事と思います。) PPは同様な電気特性のポリエチレン(PE)より、硬質で融点(約 160℃)も高いので、半田付作業も容易に行えます。 ③ シールドは銅箔 シールドは銅箔と 銅線編組の2重 シールドで、音声帯域 音声帯域からMHz からMHz帯域 銅箔と銅線編組の2 の2重シールドで、 MHz帯域までをカバー 帯域までをカバー; までをカバー; ST-1P-PCUHDはアナログオーディオとハイレゾルーションのデジタルオーディ オ、PCオーディオまで、広範に使えるよう、音声帯域からメガヘルツ帯域まで、安定した シールド特性を得られる構成を採用しました。 音声帯域~1GHzの全帯域で70dB以上のシールド特性を得られます。 ④ ハロゲンフリーシース材 ハロゲンフリーシース材の採用で 採用で環境対応; 環境対応; ケーブルのシースには、柔軟なハロゲンフリーシース材を採用しました。ケーブル全体の ハロゲンフリーを実現しています。 3.コネクタとの接続方法 コネクタとの接続方法 XLRコネクタへの コネクタへの接続方法 接続方法; ① XLR コネクタへの 接続方法 ; 下記がXLRコネクタへの一般的な接続方法です。 XLRコネクタ端子番号 1 ケーブル線心識別 シールド (グランド) 2 赤 (ホット) 3 白 (コールド) 赤 「配列図」(色は絶縁体の色を示します。 ) 白 ② RCAコネクタでのシールド RCAコネクタでのシールド処理方法 コネクタでのシールド処理方法; 処理方法; ST-1P-PCUHDは平衡型ケーブルと称され、シールドに対して赤線心(+)と白 線心(-)が同じ位置関係にあります。HP「AVケーブルの教科書」に詳細な説明が有り ますが、シールドを両端のコネクタに接続(接地)すると、シールド内を流れたノイズ信号 が(赤x白)で構成された音楽信号に加わって仕舞います。この為、RCAコネクタを使用 する場合には、シールドを片側のコネクタのマイナス信号端子と接続する(片端接地)事で、 優れたシールド特性を得られ、音質劣化を防ぐことが出来ます。 AVCTでRCAコネクタ付加工した製品には、片端接地をしたコネクタ側に緑色の熱収 縮チューブを取り付け接地側である事を表示します(上記写真参照)。 左右ケーブルの接地 側コネクタの接続機器は同じにして下さい。消費電力の大きい機器に接地側を接続するのが 良いでしょう。 4.ケーブル構造 ケーブル構造 項 目 導体 仕 様 材質 PCUHD―H(硬銅線) 構成(本/mm) 12/0.18 (同心撚) 外径(mm) 0.75 材質 ポリプロピレン 標準厚(mm) 0.57 (色;赤x白) 外径(mm) 1.89 方法 赤、白線心を介在と共に右撚 押え巻 紙テープ重ね巻き シールド1 方法 銅箔・ポリエステルラミネートテープ重ね巻き シールド2 方法 0.12mm軟銅線編組 材質・色 ハロゲンフリー材・青色 絶縁体 対撚 シース 仕上り外径(mm) 標準;6.6 5.電気的特性 項目 規格 試験方法 導体抵抗(Ω/km) 65.6以下 JIS C 3005 at 20℃ 絶縁抵抗(MΩ・km) 1000以上 JIS C 3005 at 20℃ 耐電圧(V/1min) 500 JIS C 3005 at 20℃ 静電容量(pF/m) 約44 線心間 at 1kHz 特性インピーダンス(Ω) 100±10 S T -1 -1 P -P C U H D 線心間 at 100kHz インピーダンスアナライザー 伝播特性 10000 Z0 (Ω) 1000 Lo ss(d B/km ) R( mΩ/lo o p ) 特性値 100 L( μH/m lo op ) C( p F/m ) 10 1 0.1 0.01 0.1 1 10 100 周波数( 周波数 ( kHz) 「図1」ST-1 ST-1P-PCUHDの P-PCUHDの伝送特性 伝送特性
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