地域ゼミ「西京銀行課題解決型インターンシップ(PBI)」最終報告書(9 月

地域ゼミ「西京銀行課題解決型インターンシップ(PBI)
」最終報告書(9 月 30 日)
担当:庄司・石川
【ゼミの目的】
近年山口県の人口減少が叫ばれる中、どう解決を図っていくかは喫緊の課題となっています。その
ようななかで、
「山口県に若者を呼び込み、県内企業への就職を促進し、定住を図る」ということを
目的とした「若旅プロジェクト(若旅 in やまぐち)」の企画を行いました。これは、地元西京銀行が
主催するもので、
「西京銀行課題解決型インターンシップ(PBI)
」と呼ばれるものです。
本学の学生は 6 日間にわたって行われるこのインターンシップ(会場:西京銀行本店)に参加し、
上記目的を達成するために、山口県内の魅力ある企業・観光地の調査、企画、発表等を行うこととな
りました。
また、インターンシップのみならず、教室授業での情報共有や課題の整理などを行い、より深い学
習となりました。この教室授業では、アクティブ・ラーニングの各技法を効果的に用いることにより、
主体的な態度と技能の育成をねらいとしていました。
【目的の達成度】
①西京銀行本店で行われた課題解決型インターンシップ(PBI)
本インターンシップは、本学の学生のほか、山口大学や山口県立大学など複数の大学による協働学
習となりました。そして意欲の高い学生とともに、お互いに切磋琢磨し若旅の企画を考え、意見交換
をし(学びあい)魅力あるツアーを企画することができました。
また、6 日間のインターンシップ期間だけでは不足する部分を、グループウェア:サイボウズ Live
を活用しオンライン学習(CSCL)で補完しました。
このように、他大学の学生と対面・オンラインともに学びあうことができ、若旅ツアーを完成させ
るとともに、その前提となる「調査、企画、発表」を十分に行うことができました。
②徳山大学(キャンパス)における教室授業
上述のとおりインターンシップは 6 日間ですが、その間に教室授業で前週に学んだこと(参加内
容)の整理や共有(AL 技法:コラボレイティブライティング等)を行いました。
受け身では成り立たない教室授業では、
「教わる」のではなく「学ぶ」を意識した学習となり、
“他
者と学ぶ”ということを意識したなかで、お互いに主体的な態度と技能を大きく向上することができ
ました。
西京銀行本店で行われた
徳山大学(キャンパス)における教室授業
課題解決型インターンシップ(PBI)
(AL 技法:コラボレイティブライティング等)