ITIL V3 アセスメントのご紹介 株式会社プロシード コンサルティング事業本部 1. 本サービスの目的・価値 ITIL V3 アセスメントサービス(以下「本サービス」)は、IT サービスの提供に関する課題を IT サービスマネジメントの手法を採用して解決したい、又は、IT サービスの提供をさらに改善・高 度化したいお客様に対して、「現状を見極める」ためのインプットを提供するものです。 本サービスでは、プロシード社の誇る熟練したコンサルタントが、御社の目標・課題を確認した うえで、これに照らして総合的に現状を分析・評価し、さらに、 「改善計画」のかたちで、今後の 道筋をご提案いたします。 この際の、今後の道筋、改善の方向性の例としては、障害削減による品質向上、IT 評価の見える 化による顧客との関係改善、チーム・個人に依存していた活動の標準化による業務効率性の向上 などがございます。 本サービスではさらに、ご要望に応じて、プロシード社の研修ノウハウを駆使した IT サービスマ ネジメントの概要研修や、上層部等への報告会、プレゼンテーションを組み合わせることにより、 お客様組織内の意識改革を自然に促すお手伝いをさせていただきます。 (1) 本サービスの特徴 1) 当社の強みを最大限に生かしたアセスメントを実施します。 ・ ITIL 発祥の地、英国 FoxIT 社との長年の協力関係を活かし、他社に先駆け ITIL v3 の観 点でアセスメントします。 ・ ISO9000s などマネジメントシステム分野における長い経験の蓄積から、単なる ITIL との GAP(プロセスの有無)だけでなく、業務プロセスが組織の意図に沿って、有効に機能し ているかの観点で分析します。 ・ ノン・ベンダの立場を活かし、メーカ・製品に依存しない客観的視点で評価します。 ・ 民間企業から官公庁にいたる多くの組織でアセスメントサービスを提供してきた経験を 活かし、高いスキルを持ったコンサルタントがサービスを提供します。 2) プロセス成熟度のフレームワーク(5 段階の成熟度評価)活用、4 つのP(プロセス・人・技 術・パートナ)の視点の採用によって、幅広な観点を網羅しています。 3) 御社の業務課題に即した改善提案をいたします。 お客様の目標を意識して、その達成に向けた改善提案を行います。また、改善の実施方法に ついて、御社スタッフと検討するフェーズを含むことで、実行性のあるプランを提案します。 1 2. サービスの手順 手順の概要は、次のとおりです。 測定 - 現状のサービスを測定します。 分析 - ベスト・プラクティスに照らして情報を分析します。 計画 - 改善のための道筋を示します。 (そして、成功 – 変革の実装を成功させます!) 2 (1) サービスの工程(通常のお見積に含まれる実施内容) 通常の工程 No サービスの手順 備考 1 事前準備 2 キックオフ 3 概要研修(オプション) 実施準備含む。 4 組織目標確認 実施準備含む。 5 インタビュー 6 分析 シート作成・成熟度評価等 7 分析 検討セッション(改善事項絞込み-優先度確認) 8 お客様との意見交換セッション(オプション) 9 レポート作成 10 レポート作成-サマリ 11 レビュー/QA(2 回) 12 レポート作成-エグゼクティブ・サマリ 13 お客様ご担当者レビュー レビュー・コメン トの反映を含む。 14 報告会 実施準備含む。 15 幹部報告会(オプション) 実施準備含む。 計 ※ (オプション)とあるものは、ご要望に応じて追加可能なサービスです。 1) キックオフ キックオフでは、本アセスメントの実施について判断されたお客様側代表者をはじめ、お客様に とって顧客となる方々など、関係者に幅広くご出席いただくことが望まれます。 コンサルタント側で、アセスメント実施の目的や流れ(日程・場所・設備・インタビュー出席者 等)、評価対象とされる組織、お客様にご協力を依頼する事項、準備事項、報告をお納めする時期 等について、最終確認いたします。 3 2) インタビュー インタビューでは、Excel の評価シートに基づき、コンサルタントが主導して議論を進めます。 ここでの議論が、本アセスメント・サービス中、正確な報告書を作成するためには最も重要なもの となります。各設問について、コンサルタント側でその趣旨・内容を十分に説明し、ご納得いた だきながら、お客様との合意による評点を行っていきます。コンサルタントは、必要に応じてメ モをとらせていただき、後日の社内分析時のインプットといたします。 インタビュー日程の例 1日目:SS・SD領域 2日目:ST・SO領域 開始時間 所要目安 関連プロセス 9:00 0:45 IT財務管理 開始時間 所要目安 関連プロセス 9:30 1:00 変更管理 サービス資産管理 10:30 1:00 及び構成管理 11:30 1:00 リリース管理及び展開管理 12:30 1:00 昼食 13:30 1:00 インシデント管理 14:30 1:00 問題管理 15:30 1:00 アクセス管理 16:30 0:45 要求実現 17:15 0:45 イベント管理 18:00 0:30 まとめ会議 9:45 0:45 需要管理 10:30 11:30 12:30 13:30 14:30 15:30 16:30 17:30 1:00 1:00 1:00 1:00 1:00 1:00 1:00 1:00 サービス・カタログ管理 昼食 サービスレベル管理 キャパシティ管理 可用性管理 ITサービス継続性管理 情報セキュリティ管理 サプライヤ管理 3) 分析 検討セッション インタビューの後、コンサルタントは発見事項をとりまとめ、さらに、メモや評点の結果を参考 として、お客様の組織における強みや弱み、各プロセスの改善事項等を分析して参ります。 分析では、成熟度評価、及びお客様目標に照らした改善事項の絞り込みを実施する事が、基 本とされます。分析の過程で、複数コンサルタントによる検討セッションを行い、中立性・ 客観性・高品質性が担保されます。 4) レポート作成 インタビューの後、コンサルタントが所定のテンプレートを用いてレポートを作成いたします。 具体的な内容につきましては、次項をご参照ください。当社では、レポート作成の過程で、作成 者とは別のコンサルタントが内容を検証することにより、品質保証を行っています。 お客様へのレポート提供は、原則として、Word 又は PDF の形式によりお納めいたします。 5) お客様ご担当者レビュー 最終納品の前に、一度、お客様ご担当者にご確認いただき、修正点その他のご指摘をいただきま す(ただし、本確認は、お客様組織名の最終確認や、軽微な体裁変更、タイプミス等を中心とし、 内容や評価に関する根本的な部分は範囲外となります。) 。 4 6) 報告会 通常、レポート作成の後に、数時間程度での報告会を開催し、これからのアクションについての 改善提案をいたします。 以上が通常のアセスメントサービスの流れとなりますが、ご要望に応じて、オプションの採用な ど、内容をカスタマイズすることが可能ですので、随時ご相談下さい。 (2) サービスの成果物 次が、報告書の一般的な目次となります。 1) 本書について 2) エグゼクティブ・サマリ(折込の A3 の 1 枚裏表の資料) 経営(オーナ、スポンサ)へのメッセージとして1枚版で作成いたします。 表面には結論が、裏面はアプローチなどが 1 枚にまとめられます。 3) アセスメント実施概要 4) マネジメント・サマリ 総括部分です。分析結果、及び改善のポイントの結論が記載されます。主には ・成熟度の全体グラフと評価 ・ITIL のベストプラクティスとの GAP に関する全体グラフと評価 ・組織目標に対する強みと弱み ・組織目標達成のための改善事項(短期・中期・長期) ・他社との比較(オプション-V3 での他社比較ではなく、V2 の該当部分となります) 5) 個別プロセスの評価詳細 ・各プロセスの成熟度と評価理由 ・ベストプラクティスとの GAP ・組織目標達成に向けた改善提案(サマリに記載されなかった事項やサマリ記載事項の詳細) 6) 付属資料(インタビュー・シート) ・質問項目 ・現状(議事メモ) ・GAP ・備考 3. 提供価格帯 通常、オプション部分を除き 350 万円(税別)となります(内容に応じてのご相談となりま す。)。 5 4. 会社概要 (1) 社名 株式会社プロシード (2) 所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿 1-23-7 新宿ファーストウェスト 12 階 WEB http://www.proseed.co.jp TEL (3) 03-6302-3350(代表) 設立年月日 1991 年 6 月 24 日 (4) 強み 当社は、創業時より、どこの系列にも属していない中立なコンサルティングファームです。 発注者側と受注者側の双方の視点を組み入れてコンサルティングを実施できる数少ない組織 です。 当社は、itSMF Japan の設立の一翼を担い、日本市場への ITIL の浸透に中心的な役割を果 たすなど、ITSM、ITIL の日本での事業展開に関して、最も早くから取り組んできました。 当社では、ITIL のほか、情報システムの企画(EA)、調達・契約(IBR、RFP 等)、実施(PM、 EVM)、運用・保守(ITIL)、終結・革新のマネジメントシステムを組み合わせ統合した形で ナレッジやノウハウの提供をいたします。さらに、お客様の企業文化変革のため、人材教育 (研修)と、コンサルテーションの2つの軸を用いて、組織変革マネジメントまでを視野に 入れたお客様支援を実施しております。 (5) 主な実績 次は、企業名について公開可能と許可を頂いたものです。 お客様 実 施 内 容 野村総合研究所様が提唱する SSMF(千手サービスマネジメント・フレームワーク)の策 株式会社 定を支援。SSMF は、野村総合研究所様が提供する、運用管理ツール「千手」を用いて、 野村総合研究所様 運用プロセス設計する際のフレームワークです。 http://senjufamily.nri.co.jp/service/ssmf/index.html ベリタスソフトウェア社(現シマンテック)様の、ITIL ビジネスモデルの策定を支援。 株式会社 特に、ITIL のサービスデリバリを対象とした、キャパシティ管理や IT サービス継続性管 シマンテック様 理、可用性管理を中心としたフレームワークです。 運用プロセス設計、弊社パートナと協力しての運用管理ツールの実装を支援。 大日本印刷 2007 年 10 月には、改善効果を ROI レポートとして策定しました。 株式会社様 http://www.bmc.com/ja_JP/products2/L2-case-dnp.html 6
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