北海商科大学 講義概要(シラバス) 科目名 担当者名 観光研究ゼミナールⅣ 竹野 学 科目年度 2015 開講セメスター 第7セメスター 単位数 開講年次 2 4年次 授業のねらい ゼミでは文献の輪読を通じて、下の到達目標に掲げたような、文系の大学生として最低限身につけておくべき技術の習得をめざします。今期は、日本 における鉄道事業の経営者と事業多角化について論じた下記の文献をとりあげます。 本書の読解を通じて、観光産業の中での鉄道業の位置を勉強し、さらに本学の目標である「アジアの時代にアジアを学ぶ」に則ったアジア理解を深め たいと考えます。 なお、本ゼミは卒業論文執筆を予定している4年生が受講対象にもなりますので、卒業論文作成を考える受講生には、そのための準備作業も取り入れ ます。 到達目標 1.著者の伝えたいことを正確に読取る能力を身につける。 2.読んだ文章を的確に要約して文章化する能力を身につける。 3.自分の考えを口頭や文章で他人に伝える能力を身につける。 4.問題を発見し、その解決に必要な情報を収集・分析・整理しその問題を確実に解決できる能力を養う。 5.多文化・異文化に関する知識の理解を養う。 授業内容 1週目 打ち合わせ―ゼミの進め方の説明、報告順の決定と文献の調べ方の解説 2週目 『鉄道王たちの近現代史』第1章(1) 3週目 『鉄道王たちの近現代史』第1章(2) 4週目 『鉄道王たちの近現代史』第2章(1) 5週目 『鉄道王たちの近現代史』第2章(2) 6週目 『鉄道王たちの近現代史』第3章(1) 7週目 『鉄道王たちの近現代史』第3章(2) 8週目 『鉄道王たちの近現代史』第4章 9週目 『鉄道王たちの近現代史』第5章(1) 10週目 『鉄道王たちの近現代史』第5章(2) 11週目 『鉄道王たちの近現代史』第6章(1) 12週目 『鉄道王たちの近現代史』第6章(2) 13週目 『鉄道王たちの近現代史』第7章 14週目 『鉄道王たちの近現代史』第8章(1) 15週目 『鉄道王たちの近現代史』第8章(2) 16週目 まとめ 準備学習(予習・復習)等の内容 ・1週目は輪読の担当箇所を決めますので、必ずテキストを持参してください。 ・報告者は報告に向けてテキストを精読し内容を簡潔にまとめ、関連文献の調査などの準備を行ってください。また、参加メンバーはテキストを読んで、 質問事項や議論すべき内容を各自で考えてきてください。 成績評価の方法・基準 出席状況、報告の内容、討論への参加態度などで総合的に評価します。なお、無断欠席をする学生には単位取得を認めません。 履修上の留意点 毎回の報告者を決めて、報告者にレジュメの作成と報告をしてもらい、それをもとにして全員で議論をします。そのため、全員が毎回必ずテキストを 読むことがゼミに参加するための前提となりますし、遅刻や無断欠席は厳禁です。 テキスト 小川裕夫『鉄道王たちの近現代史』イースト新書、2014年 参考書 ゼミの中でその都度指示します。 更新日付 2015/01/28 08:35
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