換気方法の検討 ―モデルトイレでの検証― ■モデルトイレ 足元排気口 天井給気口・排気口 戸田建設技術研究所 ■換気方法 ●一般的な換気方法 排 気 ●推奨する換気方法 給 気 給気 排気 ・天井排気,ガラリ給気 ・床付近の空気がトイレ中に 拡散する恐れあり ・足元排気,天井給気 ・床付近の空気を効率良く 排気することを期待 ■実験方法 ・場所:換気方法を変更できるモデルトイレ ・方法:臭気を発生させて、においセンサーに より、臭気レベル※の経時変化を測定 ・機器:ポータブル型 においセンサー ※においの強さを示す値。 においの種類は評価できない。 においセンサー ■トイレ全体の傾向の確認 測定点 H=2300 排気口(天井) 排気口(足元) 測定点 H=250 臭気発生 断面図(概略) ・便座付近の床において、 臭気を発生(芳香剤) ・排気口(足元・天井) 付近において、臭気レ ベルを測定 ■臭気レベルの経時変化 800 臭 600 気 レ 400 ベ ル 200 0 0 換気なし H=2,300 H=250 換気なし 天井排気 足元排気 足元排気 10 20 30 40 50 経過時間(分) 60 10 20 30 天井排気 40 50 経過時間(分) ・臭気レベルは、全体的に足元排気<天井排気 ・提案型の排気とすることで、汚染空気の拡散抑制 効果が期待できる。 60 ■便器付近の傾向の確認 排気口(足元) 測定位置 便器 臭気発生 125 125 125 125 125 115 175 断面図(概略) ■臭気レベルの分布 ●一般的な換気方法 ●推奨する換気方法 天井排気・ガラリ給気 足元排気・天井給気 高 壁 排 気 口 高 壁 排 気 口 低 臭気発生 床付近の汚染された空気を拡散する 危険性あり 低 臭気発生 床付近の汚染された空気を効率よく 排気することが可能
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