サンフランシスコ・ベイブリッジ耐震化工事

視察先概要3
サンフランシスコ-オークランド ベイブリッジ耐震化プロジェクト
1.ベイブリッジ耐震化プロジェクト(San Francisco – Oakland Bay Bridge Seismic Safety Project)
Bay Bridgeは、1936年に完成したサンフランシスコと対岸のオークランドを結ぶ大大動脈
(I-80)で、1日約28万台が行き来する。1989年10月Loma Prieta地震で甚大な被害を受け、今後、
起こりうる大規模地震に対する抜本的な耐震化が求められ、サンフランシスコ-オークランド
ベイ・ブリッジ耐震化プロジェクト(San Francisco – Oakland bay Bridge Seismic Safety Project)が計
画された。2002年に本格的に着工し、2015年の完成を目指して工事中。
ベイブリッジは、サンフランシスコ側よりWest Approach(高架)、West Span(つり橋)、Yerba
Buena Island(トンネル)、East Span(高架)、Oakland Touchdown(高架, 盛土)に区分され、それぞれ
耐震化が実施されており、一部完成している。なお、East Spanは撤去され、Self-Anchored
Suspension Bridge(自立式つり橋), Skyway(高架)が新設される。
(下図参照)
http://www.baybridgeinfo.org/Display.aspx?ID=8 より転載
2.プロジェクトの進捗状況
ベイブリッジの区分
工事の状況
完 了
West Span(吊り橋)
工事中
West Approach(高架)
Yerba Buena Island(トンネル)
Self-anchored Suspension Bridge(自立式つり橋)
Skyway(高架)
Oakland Touchdown(高架等)
未着工
East Span(トラス橋)
耐震化内容
補強
全面的改築
改築
新設
新設
改築
撤去
3.視察概要(予定)
月
日
平成20年3月14日(金)
視察内容
○全体計画の説明
○Self-Anchored Suspension, Skywayの工事現場視察(船による移動)
4.ホームページ
http://www.baybridgeinfo.org/