会議結果(要旨)

平成18年度第3回新温泉町行財政改革推進委員会会議録(要旨)
[開催日時]
[開催場所]
[出 席 者]
平成18年6月2日(金)午後1時30分∼4時30分
浜坂多目的集会施設 中会議室
西垣委員長、前田副委員長
猪坂委員、上島委員、大田委員、北村委員、下雅意委員
田中委員、中井委員、中田委員、山根委員、米田委員
助役、山崎総務課長、西村総務課参事、仲村総務課課長補佐
新古企画課長、仲村係長、中井係長
行 政
事務局
[内
容]
1 開会
2 委員長あいさつ
3 議事
・事務局から、前回審議した結果をもとに修正した大綱素案を朗読説明する。出され
た意見のうち、素案に追加記載していないものについては、委員会の意見として答
申書に添付することを説明する。
・修正内容について委員会として確認する。
・主な意見は次のとおり
委員:合併協議に基づく施策といえども、現在の財政状況をもとに、新町にとって必
要な事業であるかどうかを再検討すること、抜本的な施策の見直しが緊急の課題で
ある。
委員:基金が底をついているので、積み立てていくことを明記すべきである。
委員:職員の削減は、それだけでは行財政改革につながらない。窓口時間の延長など
目に見える行政サービスを向上させることが大切である。
委員:職員数を聖域化することはよくない。行政がコスト意識を持つことを町民は求
めている。行政サービスの満足度は、職員数で決まるのではなく、サービスの質、
効率化することである。
(1) 新温泉町行財政改革大綱(素案)について
・事務局が素案の6ページ「2 健全な財政基盤の確立」についての概要を説明する。
・「2 健全な財政基盤の確立」についての主な質問、意見等は次のとおり
①経費の節減と財政の健全化
委員:「予算支出主義から決算・成果重視」の具体的内容を教えてほしい。
総務課:たとえ予算があっても、極力予算執行を抑制し、最少の経費で最大の効果を
生むようにし、その成果を重要視することである。予算編成においても、前年度対
比ではなく、決算、その事業の成果・結果を検証して必要な予算を編成することで
ある。民間の経営ノウハウを取り入れた行政評価を採用し、予算編成に活かしてい
く。
助役:行政の守備範囲、費用対効果の視点で行財政について議論を深めてほしい。
委員:「予算の枠配分方式」の意味、具体的内容を教えてほしい。
総務課:予算編成の方法のひとつである。従来は積み上げ方式をとっていたが、まず
歳入を決めて、次に歳出の枠を決めて予算を編成する方式である。
委員:予算執行について、支出主義から成果主義に変えてほしい。
委員:年1回の決算で検証チェックしても手遅れである。四半期ごとに見直しして検証
すれば、効率的な執行ができると思う。
助役:制度的には町財務規則があり、四半期ごとに予算を配当し、半期ごとに財政状
況、執行状況を公表することになっている。
委員:予算の執行残額はどうしているのか。
助役:標準財政規模の10%程度の基金を持つのが適当であるといわれている。平成
17年度、平成18年度の不用額を積極的に出すよう通知し、基金に積み立てている。
委員:平成18年度予算の中で一般会計から特別会計への繰出金は総額で15億円となっ
ている。この積算は、当初から想定できる赤字分の補填額なのか、経営努力した結
果の赤字補填なのか。下水道事業は工事が終わっているので、加入者(接続率)を
増やすことが経営改善のための対策である。
総務課:特別・企業会計は独立採算が原則であり、支出は、住民の負担(使用料等)
で補うのが基本である。しかし、自治体の責任として行うという観点から、どうし
ても必要な部分には一般会計から補填している。この繰出金には交付税など一般会
計から繰出すべきルール分も含まれている。
委員:予算編成は徹底的に削減努力をした編成結果であり、民間並みに厳しい査定を
行っているのか。余裕をもった編成になってはいないか。
総務課:事前見積もりを取り、必要最小限の予算要求である。ヒヤリングにおいてそ
の必要性、単価、数量など詳細にわたり厳しく査定している。
②未利用地等の売却処分の推進
委員:未利用地は総額でどれだけあるのか。
総務課:平成18年度予算で約7000万円の売却を予定している。未利用地があれば、有
効活用或いは売却処分を進める姿勢である。
③使用料・手数料の適正化
委員:
「現在、住民に負担を求めていないサービスの有料化」とは具体的に何を示して
いるのか。
「各施設使用料の減免規定の廃止」とあるが、全てを対象にしているのか。
事務局:スクールバス、園児バス、小中学生の通学費助成金など、受益者負担として
見直しを行うことにしている。また、減免規定については、受益者負担の原則に照
らして、全面的に見直しを行うという意味である。
委員:スクールバス等の無料化は、中学校の統合、ゆめっこランドの建設に関して、
行政と保護者との約束で行っている。それらの有料化より、合併協議に基づく事業
の根本的見直しが先である。
委員:行政サービスの有料化については、旧町で一度無料と決めたから変更できない
というのではなく、新温泉町の財政状況の中で、応分の負担をする環境が整った段
階で見直すことは必要である。
委員:義務教育において子どもには教育を受け権利があり、行政が校区を決めている
のであるから、校区内の通学にかかる費用は町が負担すべきものである。
④税・税外収入確保対策の実施
委員:旧浜坂町の町税の時効問題は解決したのか。また、固定資産税の未納額が多す
ぎるが、特別徴収など訪問徴収を積極的に行った結果の徴収率であるのか。
助役:一昨年の時効問題は解決しており、適正な法的手続で徴収方法を行っている。
議会に対しても時効額等を明らかにしており、今後は問題は起きない。
委員:税負担は住民の義務であり、まちづくりの基本である。町は毅然とした態度で、
差し押さえも辞さない覚悟で徴収すればよい。
委員:旧町で徴収率、滞納額に大きな差があるが、効果的な徴収方法を学ぶべきであ
る。
委員:徴収内容・結果の問題分析を行って、徴収率を上げる努力をしてほしい。
委員:本委員会としては、多額な滞納額を懸念しており、町当局に対して税徴収の強
化を図ることを最優先課題に掲げて、数値目標を示した強力な施策をとっていただ
くことを強く意見してはどうか。
委員:町当局は、行財政改革の優先課題を決めて実行計画を作らなければならないと
思うので、本委員会としても優先順位を決めていくべきである。
委員:下水道の接続については事業完了後3年以内に接続するというルールがある。
接続率向上のため、ペナルティ制度を設けてはどうか。
委員:個々の事情があるので、ペナルティはよくない。現在の接続率をもとにして、
当初策定した財政計画を見直すべきである。
委員:下水道接続率を上げなければならない。起債の返済を考えると、現在の使用料
を上げる改定が必要である。
「きれいな環境を作りましょう」という接続率向上策は
必要だが、ペナルティを課すことには反対である。また、改造工事経費が高すぎる
という意見を聞くので、指定業者に金を低く抑えるよう指導するなどの施策が必要
ではないか。
⑤公共工事コスト縮減
⑥公営企業等の経営健全化
委員:地域の病院は必要だが、公立病院、診療所の経営は厳しい状況であり、医師確
保の困難な状況、医師の定着しないことによる民間医療機関や鳥取への患者の流出
を考えると、本当に必要なのか。病院や診療所は町民のニーズに応えていけるのか。
委員:町民は、救急体制に対しては不安を持っているが、公立病院に対して中核医療
機関としての役割を求めているのか疑問である。早急に行政内部で検討すべきであ
り、住民の意見を聴く時期に来ている。
委員:医療問題は住民の生命に関わる重大な問題であり、病院内部では取り上げにく
いが、病院を維持する財政力があるのかどうかを真剣に研究し、検討することが急
務である。
委員:農村部にある自治体病院の財政状況は、全国的に非常に厳しい。合併協議の中
では専門部会で議論すると言いながら議論されなかった。高齢者などからは病院は
近いところにあってほしいという意見を聴く。県を含めた審議会を設置して医療体
制を検討すべきである。自治体の役割は、住民の安全を守ることである。経営の問
題だけでなく、行政全体として地域医療を守ることを検討しなければならない。
委員:病院問題は本委員会で議論するのではなく、病院・医療のあり方について検討
する審議会を設立することが適当である。
委員:医療・病院問題は財政的側面だけでは議論できない。町を挙げて自分の病院を
守る、利用するという町民意識を盛り上げていくことが大切である。
事務局:この公営企業等の経営健全化に関する病院事業についての記述について、今
の議論をもとに、地域医療体制について問題提起をするよう文章化してはどうか。
また、町としても、診療所を含めた地域医療体制、開業医との連携、病院経営改善、
医師確保等について検討する委員会の設立準備を行っているところである。
⑦入札制度の見直し
委員:物品の購入を含めて実態はどうなっているのか。一般競争入札により低価格を
実現することと地元業者を育成することは相反するが、どう整合性を図っていくの
か。最低制限価格の設定により一定の保護は図れるのではないか。
助役:財務規則等で随意契約できるものも特殊な契約以外はすべて入札を行っており、
地元業者の参入をいただいている。
副委員長:予定の閉会時間となった。この「2 健全な財政基盤の確立」については、
まだ議論が尽くされていないので、次回の継続審議としたい。
8
その他
事務局から、次回会議で必要な資料があれば、6月7日(水)までに事務局に連絡す
ること、次回委員会は、6月19日(月)に開催することを確認する。
10
閉会