学校情報の発信

平成26年7月号
夢いっぱい 笑顔いっぱい 元気いっぱい
今、サッカーワールドカップが、ブラジルで開催されています。保護者
や地域の皆様の中にも楽しみにされておられる方も多いのではないでしょ
うか。残念ながら初戦で日本はコートジボアールに負けてしまいましたが、
翌日、ちょっとうれしいエピソードがネットで公開されていましたのでそ
の一部をご紹介します。
サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会での日本人サポーターの振る舞いが素晴ら
しい、と世界中から尊敬の念を集めているのだという。
2014年6月15日に行われた日本対コートジボワール戦で日本は1-2で敗れた。怒りを露
わにイスを蹴ったり、何かを投げつけたりするサポーターが少なくない中で、日本のサポー
ターの取った行動は会場内のゴミ拾いだった。
アメリカのある放送局では自社サイトコラムに2枚の写真を掲載した。そこにはW杯会場
の観客席と思われる場所で何人もの男性が青く大きなビニール袋を持ってゴミを拾ってい
る様子が写っている。記事は「2014年のW杯で日本のファンは試合の後に清掃を始めた」と
いう見出しを掲げ、日本のサポーターはコートジボワールに1-2で敗れたものの取り乱すこ
とはなく、近くにゴミ箱がないことが分かるとゴミ拾いを始めた。その作業は徹底されてい
て、負けたチームのサポーターなのにもかかわらず非常に上品な行動だ、などと書かれて
いる。
よほど衝撃的で不思議な光景に見えたのか、この日本人の清掃の様
子がネット上に多くアップされている。「ツイッター」で写真を公開した人
のコメント欄には英語とスペイン語で、「彼らの文化と教育。ブラボー!」
「日本は最高だ!」「彼らはとても礼儀正しい。私たちは彼らから多くの
ことを学ぶことができる」などと尊敬の念を示している。 ~以下省略~
試合終了後の日本人サポーターの方々も、残念な気持ちで一杯だったことでしょう。し
かし、「自分たちも日本代表の一員なんだ。」という誇りの気持ちや「自分たちを楽しませ
てくれたスタジアムに感謝の気持ちを表したい。
」という気持ちが、試合後の(徹底した)
清掃という行動に表れたのだと思います。そして、この行動を見た多くの国の人々の心を
揺さぶったのだと思います。
「彼らの文化と教育。ブラボー!」このコメントを読んで心が震えるほどの喜びと共に
将来を担う子どもたちの教育に携わっている私たちの責任の重さを感しました。
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