WING DAILY

 WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1805号 2008年(平成20年)12月3日 水曜日 (1)
WING DAILY
【HEADLINE NEWS】
★空港の設置及び管理に関する基本方針固まる
臨機応変な対応と地方など連携を重要視
交通政策審議会第6回航空分科会が12月2日、国土交通省
で開催された。今回は、第5回航空分科会でまとめられた基
本方針案を、これまでの分科会や11月に行ったパブリック
コメントで出された意見などをふまえて、事務局である航
空局が修正した資料を元に進められた。前回から改善され
た点は、おおむね事項の明確化・具体化が図られたかたち
となり、委員会は十分納得できるものとして、分科会を閉
会した。今後、まとめられた基本方針は国土交通大臣に渡
り定められることとなる。
導入部分は人命と国際貢献をより明確化
導入では航空の安全の確保について、人命の重さに当初
はあまり触れられておらず希薄な印象であった。このた
め、より具体的なものとするため、1度の航空事故が多くの
人名を奪う可能性が高く、安全の確保はすべての活動に対
して優先されるべき大前提であると改められている。ま
た、航空政策との整合・協調的取組として、世界との交流
に貢献する航空の役割を強調するため、“アジアの玄関
口”としたほか、航空ネットワークの強化が国際的責務を
果たすとされている。
空港みずから需要を創出、関係者は将来像を持つこと
空港の設置及び管理の意義及び目標に関する事項の意義
では、需要の創出が重要であることを新たに加筆。目標に
ついても航空ネットワークの形成を明らかにすることが必
要であることから、空港サービスの水準向上などから国内
外の路線の維持・強化を図るとともに、適正な空港使用料
の設定から海外空港へ密接につなぎ、国内の空港間のネッ
トワークを充実させると、より具体的になったほか、成
田・関空・中部といった国際拠点空港が相まって日本全体
の航空需要に対応することが重要であることと、空港関係
者の役割に将来像を見据えた整備と運営の重要性が必要で
あるとして追記されている。
整備・運営は各機関との連携と継続的取組が必要
空港整備の基本的事項について、各機関との連絡が重要
であることが指摘されたことから、管制との内部的な連絡
はもちろん、航空会社、地方公共団体などとの連携を十分
に確保するよう改められた。
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一方、空港運営の基本的事項について、空港の運営主体
のあり方について、将来的に見直すことが必要であること
を行革推進法から引用し、これを前提として、離島航空路
維持の明確化、機材の小型化・リージョナルジェット
(RJ)の発展など世界的動向の反映について取り入れた
上、導入部分にあったビジネス航空の対応に関する記述が
より効果的になるよう、ここへ記述されている。
また利用者の便益の増進を継続的に取り組み評価を行っ
ていくことや、空港運営に利用者の意向を反映させるため
適切な目標設定とその実施状況の評価・改善、効率化の視
点と継続的に取り組む重要性が盛り込まれたほか、空港施
設事業のあり方について事業者の適正な運営を確保する旨
を考慮する文が追加され、これらの協議会関係者として周
辺地方公共団体を追加。空港ごとの事情をふまえたメン
バーが構成員には必要であることが明記されることとなっ
た。
国際拠点3空港間のありかたをさらに強調
地理的・経済的・社会的な観点から、成田・関西・中部
の国際拠点空港は、東アジア近隣諸国の主要な窓口として
の役割のほか、国際ハブ空港としての競争の必要性も求め
られているため、3空港はそれぞれの背後圏の需要に応える
ことはもちろん、相まって日本全体の航空需要に対応する
ことはきわめて重要であるとして、空港容量余裕のある関
西と中部と合わせて航空需要をトータルに対応するととも
に、平成22年の首都圏空港の容量拡大によっても約10後に
は、空港容量が逼迫することが予想されており、さらなる
容量拡大に向けて国際拠点空港全体のあり方について検討
することと、極めて重要な国際拠点空港のあり方につい
て、大きく追加されている。
そのほかにも、空港周辺の自然環境保全への配慮や、安
全保障の適切な対応の確保、2010年の首都圏空港(羽田・
成田)の国際航空路線の拡充を適切なものとする配慮がな
されている。
◆基本方針案の概要
▼はじめに
空港政策の重点は「整備」から「運営」にシフトし、空
港の配置から見ればすでにでき上がっており、安全の確保
を前提に利用者の利便性向上や航空ネットワーク強化に取
り組んでいる航空政策に沿うよう、今後中長期的に空港の
整備・運営のありかたを定め、約5年ごとに改訂する。
▼1.空港の設置及び管理の意義及び目標に関する事項
(1)意義
航空輸送需要に的確な対応とサービス改善を行い、利用
者の便益増進と産業・観光など国際競争力強化のほか地域
の活力向上などに貢献すること。
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(2)目標
既存ストック有効活用を基本に、空港施設の更新・高
質化、運営面の充実・効率化など利用者の便益増進と空
港の安全・安心を確保すること。
空港サービス水準の向上により内外の航空路線の維
持・強化を図り、適正な空港使用料の設定により海外の
空港と密接に結ぶとともに国内の空港間でも充実した航
空ネットワークを適切に形成し、国際競争力強化を図
る。
空港の積極的な活用により地域経済の活性化とほかの
地域の活力向上を図るとともに、空港運営の環境負荷の
軽減し、周辺地域との強制を図る。
国際拠点空港が相まって日本全体の航空需要に最大限
対応し、近接する複数の空港に適切な役割分担を行い機
能を最大限活用していくなど空港運営の最適化を図る。
以上の達成に向けて国は航空ネットワーク拡充のため
の基盤整備と空港機能の強化などに向け取り組むなど、
空港会社・地方公共団体などの関係者それぞれが適切に
果たすことが望まれる。
▼2.空港整備に関する基本的な事項
今後は将来需要に対応する方策のほか、航空輸送サー
ビスの高質化、利用者便益の増進に向けた空港機能の高
質化、また耐震・防災など安全・安心の確保などが求め
られている。
これらに対応するため、現在の処理能力では将来の需
要に対応できないことが予想される、首都圏などの空港
へ、的確な対応のための方策と投資を重点化していく。
空港の耐震化、既存ストックを活用した空港機能高質
化など施策に取り組む。
▼3.空港の運営に関する基本的な事項
コスト意識の維持向上、空港別の収支など透明性の確
保の措置などにより効果的・効率的な運営を図る。
利用者など多様な意向を反映させるための取り組みを
推進し、利用時の参考情報としての活用を促すなどの方
策を検討。
事前予防的な安全他施策の推進を図り、テロ・ハイ
ジャック阻止など不法な侵入阻止など万全を期す。
航空保安システムの高度化、エコエアポート施策推進
など、環境負荷低減に取り組む。
国際拠点空港の空港会社は、公共的な役割を認識し関
係法令の遵守と、航空機の安全運航の確保、国際航空需
要に応える適切な方策を講じるなど、継続的かつ安定的
で適正な空港運営を確保する。
空港機能施設事業は公共的性格をふまえ、空港機能向
上を担う事業計画と、施設の適正な提供が可能な経理的
基礎と技術的能力を確認し事業遂行が適切に行われるよ
うにする。
そのほか、地方公共団体管理の空港について適切な運
営確保や透明化などの措置を講じる。
▼4.空港とその周辺の地域との連携の確保に関する基本
的な事項
空港の活用による地域経済活性化に向け、空港利用者
の視点もふまえて、周辺地域や利用者との交流促進、空
港に集まる物産の流通促進など、空港と周辺地域との連
携を推進していくことが必要。
また、空港を活用した地域の活力向上を図るため、空港管理
者・アクセス交通事業者・周辺地方公共団体・観光関係団体・
商工関係団体などと連携した取り組みの推進が重要で、協議会
制度の活用にも積極的に取り組む。
▼5.空港の周辺における騒音その他の航空機の運航により生ず
る障害の防止及び損失の補償並びに生活環境の改善に関する基
本的な事項
空港運営に伴う環境負荷を軽減し、周辺地域との共存を図る
ことが極めて重要であり、今後も引き続き環境対策と地域周辺
対策を着実に実施する。
また、これら対策の実施に当たって、周辺地域の事情・特色
をふまえ、空港管理者・周辺地方公共団体・空港関係者などの
間に十分な情報交換と適切な方策が合意され、進められること
が望ましい。
▼6.地理的、経済的又は社会的な観点からみて密接な関係を有
する空港相互間の連携の確保に関する基本的な事項
(1)三大都市圏の国際拠点空港全体として適切な運営
当面の首都圏空港容量の制約の中でも、最適対応ができるよ
う、三大都市圏の国際拠点空港全体として適切な運営を図る。
(2)首都圏における空港相互間の連携のあり方
平成20年6月に閣議決定された「経済財政改革の基本方針
2008」、同年5月の「首都圏空港(成田・羽田)における国際
航空機能拡充プラン」に従い、成田は国際線の基幹空港、羽田
は国内線の基幹空港という基本的な役割分担をふまえ、両空港
間および都心との間の鉄道アクセス改善のための整備の調査検
討を含め、両空港の一体的活用による国際航空機能の最大化を
図る。
(3)近畿圏における空港相互間の連携のあり方
平成17年11月に開催された、関西3空港懇談会で了承された
関西3空港のあり方に従い、以下の役割分担で、関西3空港の最
適運用を図る。
関西空港は西日本を中心とする国際拠点空港であり、関西圏
の国内線の基幹空港。国際線が就航する空港は今後も関空に限
定することが適当。
大阪空港は国内線の基幹空港であり、環境と調和した都市型
空港。
神戸空港は150万都市神戸とその周辺の国内航空需要に対応
する地方空港。
また関西3空港の最適運用・経営のあり方、関空会社の財務
構造の抜本的改善など喫緊の課題は、地元での議論もふまえつ
つ、利便の向上、関空の国際競争力の強化や安定的な経営基盤
の確立に向けて引き続き検討する。
(4)中部圏における空港相互間の連携のあり方
定期運航路線をセントレアへ一元化することを前提とするこ
とをふまえ、国際拠点空港として24時間運用を生かした活用を
促進。県営名古屋飛行場は、小型航空機の拠点としてセントレ
アを保管する役割分担の下、長期的視野に立って多様な航空需
要に適切に対応した連携を図る。
▼7.その他
(1)共用空港における整備及び運営等
共用空港については、自衛隊・米国との連携を密接に図ると
ともに、首都圏の需要の一翼を担う役割を果たすためのあり方
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について、関係者間で検討を進める。
(2)基本方針に則った空港法等の運用のあり方
基本方針は空港法で定める空港許容規定について認可、
空港機能施設事業者の指定などの判断指針ともなるので、
本基本方針に従い、具体的な認可基準、指定基準などを定
めることとし、当該基準などの策定に当たり、公正で透明
な手続きの確保に留意する。
(3)その他
空港周辺の自然環境保全に配慮。安全保障に関し、関係
法令に基づく責務など適切に履行。
▼おわりに
基本方針に従って空港政策を着実に進め、適切な整備お
よび運営を図ることとし、空港管理者をなど関係者はそれ
ぞれ役割を十分に発揮し、空港関係者間の連携を強化す
る。
今後の検討事項については、早急に結論を得て、必要に
応じ基本方針を改定する。
現時点で予想できない事象が発生した場合、見直し・改
訂時期を待つことなく、臨機応変に対応する。
【航空関連ニュース】
★石原都知事、横田軍民共用を米新政権に訴え
都議会定例会で所信表明
東京都の石原慎太郎知事は2日、平成20年第4回都議会定
例会の所信表明において、横田基地の軍民共用化について
「米国の現政権にはこれまでの交渉の積み重ねを新政権に
確実に引き継ぐよう求め、新政権にも早期実現を強く働き
かけていく」と、早期の民間供用を米政権側に訴えていく
姿勢をみせた。
横田基地の軍民共用化により、例えば、ビジネスジェッ
トなどの空港としての活用などに期待がかかるところ。
既報の通り、日本ビジネス航空協会(JBAA)は、首都
圏ビジネス機用空港に関する分析と見解をまとめた。その
なかで、ビジネス機用空港の発着枠は、空港施設の整備に
併せて漸増するが、ロンドン地区の代表的なビジネス空港
であるファンボロー空港の現在の取扱機数レベルの2万
3400回を可能とすべく、横田や厚木、木更津、そして下総
の4つの候補飛行場の1ヵ所ないし複数ヵ所を、ビジネス
機用空港として実現を図ることも求めている。
この4飛行場が適している理由として、滑走路長、都心
との車アクセス、近い将来のビジネス機空港としての可能
性を検討し、候補になりうると評価している。しかしなが
ら、4候補で優劣は付け難く政治的にも可能性が不透明と
している。
★橋本知事、今月エアアジアXを訪問へ
エアアジアX就航に向けアズランCEOと会談
茨城県の橋本昌知事が、今月10日~11日の日程で、マ
レーシアを訪問する。橋本知事は、エアアジアXを訪問す
る予定で、同社のアズランCEOと会談する予定だ。そのほ
か、橋本知事はエアアジアXが運航しているLCCターミナ
ルビルを視察する。
橋本知事は、「エアアジアXの方からは、ビザ問題と
いった入国手続きの簡素化で本県が努力していることにつ
いては評価をしていただいているところ」とコメントして
おり、「できるだけ早く茨城空港への就航を決めてほしい
ということをお願いしてくるつもり」と、早期の就航表明
に期待感を示した。
これまでの交渉のなかで、エアアジアX側から茨城県に
対して、空港コストや集客プロモーション、イベントなど
に関して、多岐に亘る要望などが投げかけられているとい
う。
既報の通り、アズランCEOが来日に際して、ビザの簡素
化問題を取りあげ、茨城県などが中心となって、簡素化に
向けた動きを進めてきていた。
★ADO11月、旅客数20%増加も利用率は2.7ポ減
ANAコードシェア札幌−仙台の利用率は62.6%
北海道国際航空(ADO)がまとめた11月の輸送実績によ
ると、旅客数は対前年比20.9%増の13万6955人だった。提
供座席数は25.4%増加して19万1952席、利用率は前年比
2.7ポイント減少して71.3%だった。
全日空(ANA)とコードシェアを開始した札幌−仙台線
の利用率は62.6%とまずまずのスタート。札幌/旭川−東京
線の旅客数は堅調な伸びがみられたが、札幌−東京線は20
%以上提供座席数を増加させたため、利用率は4ポイント強
減少した。旭川線は利用率も4.4ポイント増と堅調に推移し
た。
また、函館線の旅客数減少が顕著で21.8%も減少、提供
座席数も17%減少させたもののそれを上回り、利用率が4
ポイント減少した。女満別線は旅客数が10%減少したが、
提供座席数を20%以上減少させたため、利用率は9ポイン
ト増と大きく改善している。
なお、路線別の実績は以下の通り。
▼札幌−東京線=旅客数:8万3433人(16.9%増)、提供
座席数:11万2089席(21.7%増)、利用率:74.4%(4.3
ポ減)
▼旭川−東京線=旅客数:1万4975人(21.7%増)、提供
座席数:2万2711席(13.5%増)、利用率:65.9%(4.4ポ
増)
▼函館−東京線=旅客数:1万5639人(21.8%減)、提供
座席数:2万1961席(17.3%減)、利用率:71.2%(4.1ポ
減)
▼女満別−東京線=旅客数:8594人(10.7%減)、提供座
席数:1万2331席(22.2%減)、利用率:69.7%(9ポ増)
▼札幌−仙台線=旅客数:1万4314人(−)、提供座席
数:2万2860席(−)、利用率:62.6%〔ADOのみ51.3
%〕(−)
★JALとJTA、来年1〜3月搭乗分「特便割引」一部値下げ
日本航空(J A L )と日本トランスオーシャン航空
(JTA)は、2009年1月~3月搭乗分「特便割引1(ワ
ン)」「特便割引7(セブン)」の一部値下げを決定、国土
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1805号 2008年(平成20年)12月3日 水曜日 (4)
交通省に届け出た。
今回変更を行ったのは、羽田−福岡、那覇、旭川線の
「特便割引1」「特便割引7」の一部値下げと追加設定。ま
た2月3月分の「特便割引1」「特便割引7」の一部値下げも
行った。
1月分の値下げでは最大値下率として「特便割引1」羽田−
福岡線羽田発のJL305便の56%などがある。「特便割引7」
では羽田−福岡線羽田発JL307便63%引等がある。
2月・3月分の値下げでは最大値下率として「特便割引1」
の羽田−北九州線北九州発JL386便の46%引、「特便割引
7」では羽田−函館線羽田発JL1161便の54%引などがあ
る。
★SFJ、インテリアショップで「B P」展開催
スターフライヤー(SFJ)は来たる5日から25日までの期
間に、デザイナース家具のインテリアショップhhstyle.com
原宿本店1階において「BlackPoint」展を開催する。これ
はスターフライヤーが、同店舗にスターフライヤーをイ
メージしたスイスのファニチャーシステムUSMHallerSystemの空間を創出するというもの。これを記念してスター
フライヤーオリジナルレザーグッズ「Noir」も店頭販売す
る。
h h s t y l e . c o m ホームページ=〈 h t t p : / /
www.hhstyle.com/〉
スターフライヤーオリジナルレザーグッズ「Noir」
ショッピングページ=〈http://www.starflyer.jp/mileage/shopping/leather_collection.html〉
★NAA、2009年カレンダー800部プレゼント実施
成田国際空港会社(NAA)では、世界各国の風景をテー
マにした2009年カレンダー「成田から世界へ」の完成に当
たり、12月10日までホームページ上でプレゼントを実施す
る。
このカレンダーは美しい風景が毎月1枚掲載されており、
2008年度版については2007年12月に開催された八重洲地
下街カレンダー展で、各企業から110点がエントリー。こ
の中にあって、8位にノミネートされる評価を得ている。
“8”は末広がりの数字から、今回は800部。前回より300
部多く募集する。
応募ホームページはhttp://www.narita-airport.jp/jp/
★鹿児島空港、毎年恒例クリスマスイベント実施
鹿児島空港では12月1−25日に、毎年恒例となっている
クリスマスキャンペーンを実施する。
これは、条件を満たした空港利用者に応募が渡され、必
要事項を記入し投函すれば賞品が当たるというもの。
専用ハガキがもらえる条件は、空港内売店1店舗で3000
円以上、飲食店1店舗で1500円以上、リラクゼーション
ルームおるたなで45分以上のコース利用、ヤマト運輸宅配
コーナーで1回につき2個以上の荷物の発送、いずれかを利
用した人で、応募には必要事項を記入の上、1階案内所前、
2階出発口左右、ゲート内6・8番搭乗口に設置してあるい
ずれかの応募箱へ25日までに投函、郵便の場合は27日の消
印を有効とする。賞品は抽選の上、発送をもって発表とす
る。
そのほかのイベントとして、1日10時からは1万5000個も
の電球を使用した高さ7.5メートルのクリスマスツリー点灯
式を行う。式には陵南幼稚園園児らが点灯および歌・おゆ
うぎを実施するほか、人工雪の降雪やサンタクロースの登
場などを予定している。
また人工雪は、20−25日11時30分と13時30分にも、10
分ほど降雪を行う。この雪は蒸発式人工降雪機を使用する
が、無害・無臭・非アレルギー・生物分解性といった特徴
があり、約120秒で蒸発、残留物がないので衣類に付いて
もシミにはならない。
《賞品の概要》
▼特等=旅行券10万円分(1名)▼1等=鹿児島−東京往
復航空券(1名)▼2等=航空会社ギフト券5万円分(2名)
▼3等=鹿児島空港ギフト券5000円分(10名)▼4等=鹿児
島のお土産2000円相当(11名)おるたな利用券2000円分
(1名)▼5等=オリジナルストラップ(300名)▼特別賞
=鹿児島特産黒豚しゃぶしゃぶセット
【航空工業/防衛ニュース】
★JAXA/ユネスコ、世界遺産保護監視で「だいち」活用
国内外自然遺産の監視、データベース公開も
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国際連合教育科学文
化機関(ユネスコ)は、JAXAの陸域観測衛星「だいち」
(ALOS )を利用した世界遺産監視協力に関する覚書
(MOU)を締結した。JAXA東京事務所において、坂田文
部科学審議官はじめ文部科学省関係者及び山本ユネスコ日
本政府代表部大使が出席し、立川理事長と松浦ユネスコ事
務局長が調印する署名式を行っている。
この覚書に調印したことでJAXAは、ユネスコに対して
アジアを中心とした国内外10カ所の世界遺産
を年2回程度撮像、画像の提供を行うことに合意した。さら
に、これまで「だいち」で撮像した世界遺産の画像をデー
タベース化して公開することも予定しているという。ユネ
スコは提供されたデータを、世界の関連研究機関、遺産保
有国とともに遺産の保護活動に役立てる予定。
観測対象サイトは、現在調整中とのことだが、「だい
ち」のセンサーの特徴から自然遺産を中心に選択を予定
だ。候補予定地は、白神山地、屋久島、知床、アンコール
ワット、四川ジャイアントパンダ保護区、サガルマータ国
立公園(ネパール)、マナス野生生物保護地区(イン
ド)、ハロン湾(ベトナム)、カラクムル遺跡(メキシ
コ)、マチュピチュ(ペルー)が挙がっている。
「だいち」は打ち上げから3年が経過しており、これまで
も地球を全球にわたり観測、例えば、発災時の被災状況観
測などに貢献してきた。
一方、ユネスコも欧州宇宙機構(ESA)などと協力して
2003年に「世界遺産条約支援のための宇宙技術の利用に関
する公開イニシアチブ」において、衛星による世界遺産の
監視を実施、その保護に役立てていた。
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1805号 2008年(平成20年)12月3日 水曜日 (5)
★三菱電機、シンガポールと台湾の商用通信衛星を受注
自社製衛星バスで国際商用通信衛星市場に初参入
三菱電機は、シンガポールのSingaporeTelecommunicationsLimited(SingTel)と台湾のChunghwaTelecom
CompanyLimited(Chunghwa、中華電信)の2社より、
両社の共同調達による次期通信衛星「ST-2」を受注し
た、と発表した。「ST-2」は現在運用中の商用通信衛星
「ST-1」の後継衛星となる。SingTelの発表によれば、受
注額は2億シンガポールドル(約120億円)という。2010
年に引渡の予定。SingTelとChunghwaの持分比率は62%
対38%。
今回の受注により、日本のメーカーとして初めて自社製
の国産標準衛星バス(衛星の共通基本機能部分)で国際商
用通信衛星市場に参入することになる。
「ST-2」の提案には、三菱電機の国産標準衛星バス
「DS2000」を用いた。「DS2000」は、NASDA(当時)
の技術試験衛星8型「きく8号」をベースに開発したもの
で、「DS2000」を採用した衛星の軌道上実績としては、
国土交通省/気象庁の運輸多目的衛星新2号「ひまわり7
号」と、スカパーJSATの「スーパーバードC2号機」があ
る。共通性により信頼性を確保しつつコスト削減が可能
で、SingTelとChunghwaから納期や契約形態を含めて総
合的な評価を得て、受注に至った、としている。
三菱電機は、今回の受注により、「DS2000」で国際商
用通信衛星市場に初めて参入することになった。
同社は1969年の宇宙開発事業団(NASDA)発足以来、
NASDAの推進する国内衛星開発プロジェクトの半数近く
に主契約者として参画し、今日の日本の宇宙開発における
リーディングメーカーとしての地位を築いてきた。また、
320以上の海外衛星プロジェクトにも衛星部品の供給など
で参画してきているが、衛星の本体というべき標準衛星バ
スを受注したのは今回が初めてとなる。
★8日より5日間千歳に米軍F15が訓練移転
米軍再編に関する嘉手納基地からの訓練移転として、12
月8日から12日まで、米空軍F-15戦闘機と、人員が空自千
歳基地に移動し、空自と共同訓練を行うと、北海道防衛局
より千歳基地関係地方公共団体の千歳市、苫小牧市、北海
道等に、11月28日通知があった。
嘉手納基地の米空軍第18航空団のF-15戦闘機は、5機程
度が千歳に展開、人員は約70名が輸送機などで千歳に移動
する予定。空自千歳基地の第2航空団のF-15戦闘機6機程
度と、北海道西方空域、三沢東方空域を使って、戦闘機戦
闘(空中戦)訓練を実施することになる。
★陸自生徒非自衛官化適用されず
1月6日まで、生徒募集
防衛省は来年1月6日までの期間に、生徒募集を行う。
去る11月14日、防衛省は陸上自衛隊の自衛官である自衛
隊生徒(中学卒業と同時に3等陸士として入隊)を防衛省
職員の定員外とするため、「3等陸士」の階級を廃止、新た
な身分として「生徒」を2009年から新設することを内容と
した防衛省設置法改正法案を国交省に提出、閣議決定して
いたが、募集活動に必要な期間の確保、志願者の進路選択
機会の確保、関係者の混乱などの回避等の観点から、2009
年の4月の採用に係わる募集については、引き続き現行の生
徒制度を継続することとした。
新たな「生徒」制度については、必要な法律改正が行わ
れた後、平成22年4月から開始する予定であるという。
今回募集を行うのは自衛官生徒と貸費学生、自衛隊幹部
候補生と予備自衛官補。
自衛管生徒募集は陸上自衛隊を250名採用予定。募集対象
は15歳以上17歳未満の男子で中学校卒業者又は中等が教育
学校の前期課程修了者。第1次試験は1月10日に、2次は1月
23日、最終合格通知は2月17日に行われる。
また、今回陸・海・空それぞれ10名を募集している隊与
学生とは、大学および大学院で、医学、歯学、理学、工学
を専攻している学生で、卒業(修了)後、その専攻した学
術を活かして引き続き自衛隊に勤務する意志を持つ者に対
し防衛省より学資金が貸費される学生。試験は2009年2月1
日で、合格発表は来年4月下旬。そのほか詳細はホームペー
ジまで。自衛隊募集ホームページ=〈h t t p : / /
www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/〉
★海自、沖縄周辺海域で、米海軍と対潜特別訓練
海上自衛隊は、4日から6日の期間に、沖縄周辺海域で、
対潜特別訓練を実施する。参加部隊は海上自衛隊第8護衛隊
から護衛艦「さみだれ」と「さざなみ」。加えて航空機数
機。
米海軍からは駆逐艦4隻、フリゲート艦1隻、潜水艦1隻、
補給艦1隻、音響測定艦1隻、航空機数機が参加する。
なお、海上自衛隊の訓練統制官は大島浩司1海佐、米海軍
からは第15駆逐隊司令マーク・C・モンゴメリー大佐。
海上自衛隊のがアメリカと行う対潜特別訓練は昭和32年
から開始し、今回で114回目となる。
【海外メーカーニュース】
★エンブラエル、エンブラエル195型6機確定受注
エアヨーロッパ運航、世界初のE195運航社に
エンブラエルは2日、JJHキャピタルとエアヨーロッパの
ジョアン・ホセ・ヒダルゴ社長が保有するグローバリア
と、エンブラエル195型機を6機確定発注する契約を交わし
たと発表した。これらの機体は、エアヨーロッパで運航、
エアヨーロッパでは、スペインのバレアリックとカナリー
諸島、そして欧州域に投入する予定だ。
今回契約分の初号機引き渡しは、2010年半ばに計画して
おり、世界初のエンブラエル195型機運航会社となる。エア
ヨーロッパでは、1クラス制の122席仕様とした。
エンブラエルによると、今回の契約はリストプライスで
23億7000万米ドルで、今年2月に発表された購入権が行使
されたもので、エンブラエルはすでに確定受注残リスト
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1805号 2008年(平成20年)12月3日 水曜日 (6)
に、第3四半期の時点で匿名として掲載していた。
★ボーイング、管制装置を通したレーザー地上発射に成功
ミサイル防衛用ABL機の実証試験に一歩前進
ボーイングと協力企業、米ミサイル防衛庁は、11月最終
週にカリフォルニア州エドワーズ空軍基地の施設内で、エ
アボーン・レーザー(ABL)機に搭載したビーム制御、火
器制御システムを通してのレーザービーム地上発射試験を
行い、機首のターレットから発射されたビームは、模擬ミ
サイル標的に対して指向、焦点を合わせることに成功し
た、と12月1日発表した。
ABLの開発試験としては、「9月に機上でのレーザー初
発射に続く2008年中の重要なマイルストーンを達成し、来
年に予定される空中発射によるミサイル撃墜実験に向け、
試験は軌道に乗っている」とボーイングのミサイル防衛シ
ステム担当スコット・ファンチャー副社長は述べた。
また、ボーイングのマイケル・リン副社長兼ABLプログ
ラム・ディレクターは、次のステップはコントロール・シ
ステムを通したレーザーの発射時間をより長く続けること
だ、と述べた。
【海外エアラインニュース】
★QFAとBAW、現在合併交渉中、統合の可能性示唆
カンタス航空(QFA)とブリティッシュ・エアウェイズ
(BAW)は12月3日、両社間で合併交渉を進めており、将
来的に統合の可能性があることを発表した。両社は今後の
方向性については未定としているが、統合されれば両社ブ
ランドを維持し、二重構造で経営していく。今後の経過に
ついては、交渉が進み次第、必要に応じて発表していく。
BAWによると、今後もイベリア航空との合併交渉も継続し
ていくという。
一方で、ロイター通信によると、オーストラリア政府
は、QFAについて外資による経営権取得を認めない方針を
示したとのことで、現行通り外資によるQFAの株式保有率
上限は49%を維持していく意向。
過去、BAWはQFAの株式を25%保有していたことも
あったが、現在は両社間で株式の持ち合いはしていない。
航空会社の経営環境が厳しい中で、QFA、BAWともに日本
を含む世界的な再編策を進める。
★ジェットスター航空、成田就航前にメディア露出強化
新テレビCMや新聞広告、店頭イベントも
成田就航を12月18日に控えたジェットスター航空がメ
ディアへの露出をさらに強化する。12月2日に都内ホテル
で行われた「ケアンズセミナー」の中で、同社東京支店長
の中田茂氏が業界向けに紹介したもので、12月4日よりタ
レントのベッキー出演による新しいテレビCMの放映が始
まる他、週2回ベースの新聞広告、さらに旅行会社店頭での
イベントなど、積極的なPR展開を図る。
新テレビCMは、12月18日より就航するゴールドコース
トとシドニーで撮影、現在放映しているバージョンに加
え、ゴールデンタイムの時間帯にも登場する予定。また新
聞広告は来年3月31日まで週2回のペースで展開、内容は同
社利用のパッケージ商品を告知する旅行会社との共同広告
のスタイルとなる。
さらに店頭イベントは、12月1~7日の期間中、埼玉県に
あるJTBトラベルデザイナー越谷イオンレイクタウンで
「オーストラリア体感フェア」と題して開催。無料のワイ
ンセミナーやネイルアート、抽選会など、盛り沢山の内容
を提供する。同様のイベントは、12月13~17日にもクラブ
ツーリズムが展開するクラブツーリズムカフェの練馬店及
び常盤平店(千葉県松戸市)でも行う。
他にも同社では、トレインジャック(来年2月初旬の2週
間、東京メトロ銀座線及び丸ノ内線)やエイビスレンタ
カーとの「フライ&ドライブ・プロモーション」(12月18
日~3月31日)の実施も予定する。
スタークラスの販促強化、パッケージにもサービス選択制
一方、営業面でも「スタークラス」の販促強化、また機
内食や毛布など、サービスの有無が選択できる運賃体系を
パッケージツアー向けに導入するなど、新たな取り組みを
開始する。
スタークラスは、プレミアムエコノミークラスの扱い
で、ゆったりとした座席や空港ラウンジの利用など、ビジ
ネスクラスレベルのサービスを提供するプロダクト。今後
はツアーパンフレット内の露出やブッキング・キャンペー
ンを予定しており、機内食をはじめとするサービス内容の
グレードアップも図る。
またLCC(ローコストキャリア)ならではのサービス選
択は、現在のところFIT向け運賃のみの対象。旅行会社の
パッケージツアーでは、基本的に食事や毛布が付いた運賃
を提供しているが、来年4月を目処にサービス内容を選択で
きる運賃体系をパッケージツアー向け運賃にも導入する予
定で、「サービス選択をどんどん浸透させる」(中田氏)
考えだ。
【旅行関連ニュース】
★タイ反政府グループ、3日10時に空港開放と声明
空港からの撤退開始も、運航再開時期は不透明
タイ・バンコクでの反政府グループ集会による2空港閉鎖
は、与党3党の解党とソムチャイ首相の即時失職という急展
開を迎えた。反政府グループの市民民主化同盟(PAD)
は、スワンナプーム空港とドンムアン空港からの撤収を始
めており、「12月3日10時から空港を開放する」旨の声明
を出しているが、空港再開の安全検査や機材運び入れ等に
相当の時間を要することが見込まれ、航空機の運航再開時
期は現時点で判明していない。2日時点では、スワンナプー
ム空港は15日午後6時まで空港閉鎖を延長するとの決定が
解除されておらず、運航再開時期は流動的な状況にある。
在タイ日本国大使館によると、12月2日午後、タイ憲法
裁判所は、連立与党3党の解党判決を出した。これは、現政
権を構成する6政党のうち、「国民の力党」「タイ国民党」
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1805号 2008年(平成20年)12月3日 水曜日 (7)
「中道主義党」の役員が、2007年12月に行われた下院選挙
で違法行為を行ったとするもの。
今回の判決では、憲法の規定に基づいて、これらの3党を
解党するとともに、昨年12月当時の各党の役員全員(国民
の力党37名、タイ国民党43名、中道主義党29名)につい
て、5年間の公民権停止とする判決が下された。これによ
り、国民の力党党首代行のソムチャイ首相は即時失職し
た。
これを受け、外務省は12月2日、「タイ:バンコクにお
ける反政府市民団体等のデモに伴う注意喚起(その3)」を
スポット情報で発出。ソムチャイ首相が即時失職したほ
か、2日未明には、市民民主化同盟(PAD)等反政府グ
ループに占拠されているバンコクのドンムアン空港国内線
ターミナルで爆弾が爆発し、1人が死亡、20人が負傷する
事案が発生したと説明した。また、11月29日には首相府で
擲弾が爆発し50人が負傷したほか、11月30日には首相府で
擲弾が爆発し45人が負傷するなど、事件等が相次いでいる
と説明した。
外務省では、タイの政局は当面不安定な状態が継続する
ものと思われるとし、さらに現在行われている反政府グ
ループと親政府グループによるデモ活動等が激化する可能
性も排除できないと指摘。このため、①PADが占拠してい
るスワンナプーム国際空港とドンムアン空港、②反独裁民
主戦線(UDD)が集会を行っているバンコク都庁舎周辺
に加え、首相府、国会付近、政府機関、テレビ局、ラジオ
局には近づかないよう、注意を呼びかけた。また、上記以
外で集会・デモ等が行われている場所にも絶対に近づかな
いよう求めた。
【人事異動】
★JAL管理職異動
(12月1日付)
▼運航部運航基準グループ長(経営企画室付ジャル・エク
スプレス)吉田聡
▼整備企画室マネジャー(整備企画室付コクサイエアロマ
リン)古賀信幸
▼整備企画室ITプロジェクト推進グループマネジャーを解
く(整備人材開発部人材育成・業務改善推進グループマネ
ジャー兼整備企画室ITプロジェクト推進グループマネ
ジャー)佐藤利之
▼部品企画部契約グループ長(部品企画部機材仕様グルー
プ長)前田周祐
▼部品企画部機材仕様グループ長(整備企画室ITプロジェ
クト推進グループマネジャー)溝口和臣
▼メンテナンスコントロール部エンジニアリングサポート
グループマネジャー(メンテナンスコントロール部メンテ
ナンス・コントローラー)對間治
▼関連事業室付JALエアロパーツ(部品企画部契約グルー
プ長)濱浩三
▼空港業務部付JALスカイ九州圏福岡空港支店マネジャー
(運航部運航基準グループ長)矢島賢治
▼人事部付JAL サンライト(経営企画室付日本エアコ
ミューター)高本貴志
▼整備企画室業務グループマネジャー兼務を解く、品質保
証部マネジャー兼務を解く(整備企画室付JALアビテック
兼整備企画室業務グループマネジャー兼品質保証部マネ
ジャー)畠中繁
▼整備企画室ITプロジェクト推進グループマネジャー兼務
を解く(整備企画室付JALエンジンテクノロジー兼整備企
画室ITプロジェクト推進グループマネジャー)村上増男
▼経営企画室付ジャル・エクスプレス(乗員サポート部飛
行技術室マネジャー)水野大介
▼経営企画室付日本エアコミューター(羽田客室乗員部業
務グループマネジャー)植田慎治
▼顧客マーケティング部付トランスコスモス兼関連事業室
付JALマイレージバンク(関連事業室付JALナビア)薗田
将則
(12月20日付)
▼OCCスケジュール統制室マネジャー(空港業務部付JAL
スカイ九州兼福岡空港支店マネジャー)山口肇