両脚の強度の浮腫と肩背部の鈍痛を緩和し、左半身の感覚が戻って

左半身の感覚麻痺が少しずつ改善し、ひとりで散歩が実現可能な状態までに。
今回のスコープアイ
今回のケースでは、頸椎症性頚髄症の
今回のケ
スでは 頸椎症性頚髄症の
手術後に左半身感覚麻痺と両脚の強
度の浮腫になった症例の改善報告事
例です。施術開始当初は、両脚の強度
の浮腫や、頸から肩背部の筋緊張から
くる鈍痛があり、それらを軽減すること
を中心に施術を実施。症状が改善され
ていくにつれ、歩行も安定し、今ではひ
とりで近所へ散歩もできるようになられ
た改善事例に、焦点を当てました。
初期目標
■両足浮腫の改善
■肩背部鈍痛の緩和
中長期目標
■室内歩行の安定
■日常生活動作の維持・向上
■日常生活動作の維持
向上
施術前の状況
【治療内容】
治療初期は、酷い下肢の浮腫と両足指の内側変形があったことから、両脚を中心に関節
の動きを良くするリラクゼーション法とエクササイズを実施することで、関節の拘縮予防と
可動域向上に努めました。同時に両脚の末梢からマッサージを行い、血行促進で浮腫軽
減も実現できるようになりました。また肩背部の鈍痛緩和の為に、マッサージと肩関節の
他動運動を行い、歩行時に重要な姿勢支持向上の運動も取り入れました。現在では上記
の施術に加え、膝関節の伸展運動と足部の感覚を向上させるための足関節の屈伸運動
や起立運動なども り れ 姿勢保持や歩行バ
や起立運動なども取り入れ、姿勢保持や歩行バランスの改善につながる施術も実施。そ
改善
ながる施術も実施 そ
の効果は自宅周辺をひとりで散歩ができるようになったことにも表れています。
両脚の強度の浮腫と肩背部の鈍痛を緩和し、左半身の感覚が戻ってほしい。
ご利用者:K・K様(77歳・男性)
傷病名:頸椎症性頚髄症から左半身の
感覚麻痺と両脚の強度浮腫。感覚麻痺
と浮腫によって、両足指の変形も強く、
杖でトイレに行くのがやっとという歩行
が困難な状態でした。外出時は車椅子
を使用されていました。
今月のTOPICS
■コミュニケーションをとりながら気持ち良いマッサージ
と楽しい運動でご利用者に合わせた効果的な施術を!
【ご利用者からのニーズ】
当初、ご本人からの主訴としては、「両脚が重く痛みや熱感があっ
て、特にくるぶしから足の甲にかけて辛い。背中に重い鉄板が張
り付いているような鈍痛もあるので、それらを何とかしたい。」とい
うことでした。また、ご家族も左半身の感覚が以前の状態にまで
う
。
、
覚
前
戻って欲しいということでした。状態が改善されて行くにつれ、今で
は自宅周辺の一区画、約300mを約20分程度かけ、奥様の見守り
なしで散歩ができるようになり、近所の方からも声を掛けられて嬉
しかったと言われています。
■齋藤施術師
後遺症の左半身麻痺と強度の浮腫みの改善事例 -埼玉営業所発
今回のご利用者については、両足指が内側に変形していたものが、運動機能の向上や浮腫の軽減によっ
て歩き易さ、バランス感覚などの安定感が出てきました。加えて筋力向上と関節の可動性の改善によって
「寝返り・床上動作・立ち上がり・歩行」などのスピードと安定性を確保できたことが
「寝返り・床上動作・立ち上がり・歩行」などのスピ
ドと安定性を確保できたことが、ひとりで散歩ができる
ひとりで散歩ができる
状態に繋がったと考えています。今後も、散歩が楽しく継続できるように自主トレーニングを含め指導・サ
ポートをしてまいりたいと思っています。
改善結果報告
■棚村副所長
リハビリを兼ねた折り紙の上達と共に左手指の動きも改善されていきました。
治療当初の主訴であった浮腫が今では殆ど目立たなくなり、肩背
部の鈍痛も軽減され、以前は出来なかった左への寝返りができる
ようにもなりました。歩行も当初はトイレに行くのが精一杯で転倒
の不安も大きかったのですが、両足指変形の改善や脚の筋力向
上、姿勢保持の向上から自宅内は安全に歩けるようになりました。
また、現在では杖使用にて週3回程度、自宅周辺を散歩できるま
でに改善し、感覚も徐々に戻ってきています。左手指のMP関節
の拘縮もありましたが、リハビリを兼ねた折り紙をコツコツと続け
られ、折り紙の完成度が高くなると共に、左手指が伸展できるよう
になったことも、嬉しい効果です。
(埼玉営業所 齋藤施術師)
■発行 株式会社ケアプラス
■手指の巧緻運動など麻痺や脚の浮腫みが改善
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