乾燥肌 - 神戸市薬剤師会

一般社団法人
神戸市薬剤師会
くすりと健康
乾 燥 肌 と は、皮 膚 の一番 外 側 に あ
が 促 される た め、女 性 や 小 児の皮 脂
いでいます。男性ホルモンにより分泌
皮 膚 が 直 接 外 的 刺 激 を 受けるのを 防
成分で、皮膚の表面に皮脂膜を作り、
んで保 持 す る 働 き が あ りま す。刺 激
質は、角 質 層に浸 透 し 水 分 を 抱 え 込
などやワセリンです。ヘパリン類似物
分とする軟膏、クリーム、ローション
は、ヘパリン 類 似 物 質、尿 素 を 主 成
た 塗 り 薬 が 中 心 となりま す。主 な 薬
乾 燥 肌の治 療は、保 湿 を 目 的 とし
る 角 質 層の水 分 含 有 量 が 低 下 してい
の量は成人男性に比べて少ない傾向が
が 少 な く、子 ど も か ら 高 齢 者 まで幅
皮 脂 は、皮 脂 腺 か ら 分 泌 される 油
る 状 態です。皮 膚 か らは 蒸 発 な どに
あ り ま す。ま た、加 齢 によ り 男 性 ホ
広い年代に使用が可能です。尿素は、
乾燥肌
よ り 少 し ずつ水 分 が 失 われていま す
なくなります。
ルモン量 が 減 る と 皮 脂の分 泌 量 も 少
N M F の 構 成 成 分 のひ とつで、水 分
が、体の内部から水が供給されて一定
N M F は、アミノ 酸 な ど か ら 構 成
の水 分 量を保っています。このバラン
ス が 崩 れて、供 給 され る 水 分 量 よ り
刺 激 が 強 く、皮 膚 を 構 成 している た
んぱく質を分解する作用もあるため、
を 保 持 す る 働 き が あ り ま す。た だ、
子 ど も や 肌 の 弱い方、顔 な ど には 使
角 質 細 胞 内の水 分 を 保 持 す る 働 き が
あ りま す。加 齢 な どにより 新 陳 代 謝
用しない方が良いでしょう。ワセリン
されてお り、角 質 細 胞 内 に 存 在 して
ひとつが 空 気の乾 燥です。そのため、
︵古い皮膚が新しい皮膚におきかわる
は、皮 膚 の 表 面 に と ど ま り、皮 膚 を
失われる 水 分の量 が 多 くなり 続 ける
湿 度 の 低 い 冬 に 多 く な るこ と が 知 ら
す。
こ と︶が 遅 れ る と N M F は 減 少 し ま
と、乾 燥 肌 と な り ま す。その 原 因 の
く皮膚の状態も大きな原因のひとつで
保 護 した り、水 分 が 蒸 発 す るのを 防
れています。しかし、それだけではな
角 質 細 胞 間 脂 質 は、セラミド な ど
できますが、べたつきやテカリがある
す。皮 膚 は、皮 脂 や 天 然 保 湿 因 子
ため目立つ場所には使用しにくいかも
ぐ 働 き が あ りま す。刺 激 がほと ん ど
こ の 角 質 細 胞 間 脂 質 が 減 少 す る と、
しれません。
な く、皮 膚のう すい顔 な どにも 使 用
角質細胞間の隙間を通って外部の刺激
質 細 胞 同 士 の 隙 間 を 埋 めてい ま す。
刺 激 か ら 守 られ、水 分 が 失 われす ぎ
物質が入ってきたり、皮膚の水分が外
のた ん ぱ く 質で 構 成 されてお り、角
ないよ う な 仕 組 みになっていま す が、
外 線 やアレルギ ーの原 因 となる 外 的
こ れ らの 防 御 因 子 が 何 ら か の 原 因 で
に 出 や すい状 態 になりま す。N M F
︵N M F︶、角 質 細 胞 間 脂 質により 紫
その機 能 が 低 下 す るこ とにより、水
と同様に新陳代謝の影響を受けます。
松本
︵北区 薬局エビラファーマシー
博志︶
分が失われすぎて乾燥肌になります。
50