「地域ぐるみの子ども読書活動推進事業」にかかわる自校の課題と方針 藤岡市立美九里西小学校 1 自校の課題と方針 (1)学校図書館の環境整備について ①課題 ・学習情報センターとして調べ学習に活用できる学校図書館の整備 ・児童が興味関心をひくディスプレーの工夫 ・居心地の良い学校図書館 ・児童図書や職員図書の利用者に応じた活用しやすい配架 ②今後の取り組み ・いつでも情報を得られるようにするために分類を明確にし、学習に活用しやす いようにする。また調べ学習に役立つ『情報ファイルコーナー』をつくる。 ・季節や授業や学校行事などに合わせて、学校図書館に掲示物を貼ったり楽しい コーナーを作成したりして興味関心をもたせるようにする。 ・本の分類に関係ある展示物を置き、本を読みたくなるような掲示物を作る。 ま た、カーテンなどで今までより綺麗で明るい雰囲気にする。 ・職員図書や教育ビデオの所在がわかるリストを作成し、職員の共有フォルダに 入れ、職員がいつでも学校にある情報を活用できるようにする。 (2)授業における学校図書館の活用について ①課題 ・学年ごとの学校図書館を利用した授業計画 ・授業の中での学校図書館の活用方法の検討 ②今後の取り組み ・図書室で調べ学習をしやすいように、パスファインダーを作り整備していく。 また、図書室に『調べ学習コーナー』や『情報ファイルコーナー』を設置し 集める。図書室だけでは足りない場合は巡回司書とも連携をとりながら、購入 したり、市立図書館の予約をしたりして集める。 (3)児童の読書量(平均読書冊数)増加について ①課題 ・4月3冊、5月5冊、6月7冊、7月7冊と増えているが、学年によって偏 りがある。 ②今後の取り組み ・借りる冊数が少ない学年には、担任に図書を活用する授業を呼びかけたり、 その学年の興味関心をひくディスプレーにしたりする。また、今年度は読ん だ冊数よりも読んだ本の内容にこだわり、「ぐんまの子どもにすすめたい本 200 選」をじっくり読ませていきたい。 2 学校図書館を活用した授業実践の予定 実施クラス 実施時期 教科 ( 内容 ) 授業者 1年1組 9月 国語(大きなかぶ) 担 任 1年1組 9月 国語(じどう車くらべ) 担 任 2年1組 9月 国語(大きくなあれ) 担 任 2年1組 9月 国語(カンジーはかせの大はつめい) 担 任 2年1組 10月 国語(サンゴの海の生きものたち) 担 任 3年1組 9月 総合(三名川の生き物) 担 任 3年1組 10月 国語(ちいちゃんのかげおくり) 担 任 3年1組 11月 国語(すがたをかえる大豆・食べ物 担 任 国語(「伝え合う」ということ) 担 任 国語( 一つの花 ) 担 任 はかせになろう) 3 4年1組 9月 4年1組 10月 4年1組 1月 国語(つぶやきを言葉に・言葉遊びの世界) 担 任 5年1組 9月 社会(工業を支える人々自動車工場) 担 任 5年1組 11月 理科(生命の誕生) 担 任 外 6年1組 9月 国語(みんなで生きる町) 担 任 6年1組 10月 社会(2 つの戦争と日本・アジア) 担 任 6年1組 10月 社会(鎌倉) 担 任 学校図書館サポーターとの連携の予定 ○学校図書館の整備 〈 調べ学習コーナー 〉 学校図書館の中に各学年から要望のでたテーマに基づき学習準備のために、パスファ インダーを作成したり、必要な本を並べたりする。 〈 居心地の良い学校図書館 〉 学校図書館全体の環境を整える。 壁面を工夫したりカーテンなどで明るくしたり、心が和む空間を意識的に作っていく。 〈 情報ファイルコーナー 〉 パンフレットなどの資料を、授業で活用できるように見やすく集めて置く。 4 その他 学校図書館の取り組み 「 図書だより」各家庭向け 「 図書新聞 」各クラスや児童向け(図書掲示委員会) ○ 4月 ・「ぐんまの子どもにすすめる本 200 選」を図書室の廊下に掲示 ・6年生による「読み聞かせ」を行う ○ 5月 ・ ブックスタンプラリー「たんけんしよう本の森」を始める ○ 6月 ・「読んだ本を紹介しますカード」で、児童玄関に掲示して読書紹介 ・ 学年別ファイル『本の紹介』を作成 ○ 7月 ・ 読書郵便ポストを児童玄関に置き、読書郵便を始める ※参考資料 「ぐんまの子どもにすすめる本200選」 6年生による「読み聞かせ」 を図書室の廊下に掲示 ブックスタンプラリー「たんけんしよう本の森」 「読んだ本を紹介しますカード」で、児童玄関に掲示 学年別ファイル『本の紹介』 郵便ポストを児童玄関に置いた読書郵便 「 図書だより」 「 図書新聞 」
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