データストレージ ワークグループ LAN への最適な NAS アプライアンスの選択 Dan Blizinski 著 データストレージに、今日企業は最も頭を悩ませています。NAS（ネットワーク接続スト （ネットワーク接続スト データストレージに、今日企業は最も頭を悩ませています。 レージ）は、ストレージ容量を増やすために、ディスクドライブや PC サーバを既存のネッ トワークに追加する新しい方法です。本書では、NAS のメリットおよびご使用のネットワ トワークに追加する新しい方法です。本書では、 ークに NAS アプライアンスをお選びになる時の注意点についてご説明します。 ワークグループ LAN のネットワーク管理者として、このような経験はありませんか：再度、 ネットワークファイルサーバの中の 1 台でストレージ容量が足りなくなってきました。ユー ザー全員にいつものメッセージを送り、不要なファイルを削除するよう要請することになり ます。でも、これはその場限りの対処法でしかありません。ディスクストレージ容量を増や す何らかの方法を考える時期にきています。 ネットワークサーバに空きドライブベイがある場合、ハードディスクを増設しようとお考え になるかもしれません。これなら費用が余りかかりません。でも、サーバをオフラインにし なければならず、サーバを停止するとユーザーから苦情が出ます。サーバを再設定する時間 と労力も考えると、週末も作業で出勤しなくてはならないし、この解決法は思ったより安い ものではなさそうです。 別の PC サーバにネットワークストレージを増設することもできます。これには、オペレー ティングシステムソフトウェアのライセンスの購入が必要ですので、これに予算の大部分を 使ってしまうかもしれません。それに加えて、新しいサーバを設定して、今のネットワーク に組み込むのに 1 日もしくは、それ以上かかります。これも、経済的な解決法ではなさそう です。 第 3 の方法を考えてみてください。NAS（ネットワーク接続ストレージ）と呼ばれる新しい ネットワークファイル共有テクノロジです。NAS アプライアンスは、PC サーバとは独立し てストレージ容量を拡張し、ネットワークストレージを増設するのに、簡単でコストパフォ ーマンスの高いソリューションを提供します。 従来のストレージ増設方法 いままでは、企業はストレージを増やす必要があると、既存のサーバにディスクドライブを 増設したり、ネットワークに新しい汎用サーバを設置して対処していました。前述したよう に、どちらの解決法もサーバをオフラインにしてネットワークに必要な作業を行なうので、 IT 技術者は時間を取られ、ワークグループが中断されます。 業務の中断を最小限に抑えるため、ハードウェアのアップグレードは、通常営業時間外に行 ないます。これには、IT 担当者が夜間や週末に作業を行なう必要があります。しかし、デー タの高可用性が要求される環境では、ユーザーがネットワークリソースにアクセスする必要 が無く、作業に都合の良い時間帯はほとんどありません。ユーザーに不都合なだけでなく、 ストレージの増設を行なっている間、IT 技術者は他のネットワーク関連の問題に対処できま せん。 データストレージへの要求が増え続けるにつれ、ワークグループにストレージを増設すると いう従来の方法は、その費用がだんだん高くなってきています。多額の経費と労力がかかる こともしばしばです。ハードウェア、ソフトウェアライセンス、および設置とインストール の時間も考慮に入れると、ワークグループに新しいサーバを設置するのに 30 万円から 400 万円もかかります。人的資源では、新しいストレージの設置に 1 日あるいはそれ以上かかる かもしれません。新しいサーバを設置してテストした後でも、システムがネットワークに接 続されて稼動を始めると、問題が起こることもあります。新しいディスクドライブが割合廉 価だった場合でも、取り付けには数時間から半日かかることがあります。不便ですがこの間 はサーバはオフラインにする必要があります。 NAS アプライアンスの発展 PC の技術的な発達は、高度なネットワークサーバテクノロジへの道筋を整えました。ここ 20 年で、PC はストレージ、アプリケーションの提供、プリント、ゲートウェイの役目など、 多くの複雑な機能を管理する汎用ネットワークサーバにまで発達しました。すべての作業は この汎用サーバを通して行なわれるので、サーバのリソースに負担をかけ、システムのボト ルネックが作られることもよくあります。結果として、スループットと応答時間に影響が出 ます。 この状態を緩和するため、システム管理者達は汎用ネットワークサーバが限られた特別の機 能のみを提供するよう、サーバの構成を変更するようになりました。このような特別なニー ズの 1 つにファイルの共有があります。PC サーバの多くは、数多くのストレージで構成さ れ、オンラインのファイル格納場所専用になっています。しかし、PC サーバ設計には汎用 性が欠かせないため、ネットワークファイルサーバとしてユニークに発展した後も不必要で 使われていないコンポーネントが残されています。多くの IT リソースが無駄になっている だけでなく、1 つの特定の機能のためだけに、多目的ネットワークオペレーティングシステ ムが入念に設定されています。 簡単で廉価なストレージの増設方法 NAS アプライアンスは、ファイルストレージ専用に使われている汎用サーバに取って代わる ものとして開発されました。これはファイルの提供という単一の目的のアプライアンスで、 ワークグループにストレージを増設するのに応用の利く安価な選択肢を提供しています。 NAS アプライアンスは、ファイルサーバにではなくネットワークに直接接続され、「ネット ワークへの接続」を確保します。ワークグループのユーザーからは、アクセスしているファ イルが汎用サーバあるいは NAS アプライアンスにあるのかわかりません。ネットワーク性 能が向上したことと、汎用サーバがオフラインになってもファイルにアクセスできるという ことに、ユーザーが気付くかもしれません。 NAS アプライアンスハードウェアは不必要なコンポーネントが取り除かれ簡素化されていま すので、汎用サーバより格段にお求めやすい価格が実現されました。たとえば、PC サーバ と違って NAS アプライアンスには、キーボード、マウス、モニタ、および I/O ポートは必要 ありません。 NAS アプライアンスは通常、組み込み型のマルチネットワークプロトコルを使って非常に効 率的なオペレーティングシステムを実行します。このオペレーティングシステムは、ネット ワーク上でファイルを提供するのに最適化されています。サーバに接続するユーザー全員に オペレーティングシステムのライセンスの購入が必要な従来のサーバとは異なり、NAS アプ ライアンスにはライセンス料は必要ありません。システムソフトウェアは組み込み済みで、 ソフトウェアのアップグレードは無料でウェブサイトから通常はダウンロードできます。つ まり、企業はネットワークストレージに必要なハードウェアとソフトウェアコンポーネント を購入するだけでよいのです。 NAS アプライアンスの使用 NAS アプライアンスは主にファイルの共有とオンラインストレージに使用されます。ワーク グループによっては、アクセス頻度の高いユーザーノードの近くの NAS アプライアンスに 大きなファイルを保存することもあります。これは、ネットワークトラフィックを分離し、 ネットワークとサーバのロードバランスを取るのに有効です。 よく使用するソフトウェア設定のイメージを複写して企業内の NAS アプライアンスに配布 するところもあります。これにより、プライマリファイルサーバの負荷を軽減できます。技 術会社や設計会社の中には、NAS アプライアンスに CAD/CAM やその他のデータ量の多いフ ァイルを保存し、必要に応じてこれらのファイルにアクセスするという、低費用のソリュー ションを提供しているところもあります。 企業の支店では、NAS アプライアンスを使って特定の場所でオンラインストレージを増やす ことができます。インストールには社内 IT 職員からの詳しい助言を受ける必要がなく、リ モートサイトで管理できます。営業社員はラップトップコンピュータを自宅からネットワー クに接続して NAS アプライアンスから最新版のアプリケーションソフトウェアをダウンロ ードできます。これにより、IT 職員が CD からソフトウェアをロードする時間が省け、企業 全体がライセンスソフトウェアの対応バージョンを使用するようになります。 NAS アプライアンスに期待すること ワークグループ内でのデータストレージへの要求は常に増加し続けていますので、NAS アプ ライアンス製品の部類は急速に成長しています。従来の汎用ファイルサーバよりインストー ルとメンテナンスが簡単で、購入と稼動に費用がかからないため、NAS アプライアンスはネ ットワーク上でのストレージ容量を増やすのに最良の選択といえます。 この製品は市場では割りと新しいので、購入を検討する場合に従来のストレージオプション と比較して NAS の評価がわかりにくいことがあるかもしれません。NAS アプライアンスを 選ぶ時に製品のどのような特徴が重要なのですか？ どのようなメリットを期待しているの ですか？ お客様のワークグループ LAN に最良の製品を選択するのに、以下の基準をお役立 てください。 既存のネットワークとの互換性 既存のネットワークへ簡単に組み込みができるよう、既存のネットワークプロトコルとワー クステーションのタイプに互換性のある NAS アプライアンスを選んでください。サーバが DHCP、Bootstrap Protocol (BOOTP)、または Reverse Address Resolution Protocol (RARP)サーバ に応答し、IP が自動的に割り当てられるか確認してください。 手動で IP を割り当てる場合、速やかに作業を行えるように案内する、使いやすいインスト ールウィザードを起動します。NAS アプライアンスが既存のワークグループ環境をサポート している場合、インストール時に新しい NAS アプライアンスを設定して組み込む時間と労 力が少なくてすみます。 簡単なインストール NAS アプライアンスを既存のネットワークに増設するのは、「コンセントに差し込んで、電 源を入れる」のとほとんど変わらず、本当に簡単です。デフォルトのインストールは 15 分 以内で終わります。NAS アプライアンスは、他のサーバに影響を与えずに既存のネットワー クに簡単に設置、組み込みができます。サーバやクライアントソフトウェアを別にインスト ールする必要もありません。インストールの作業中にネットワークユーザーがファイルやネ ットワークリソースへのアクセスを失うこともありません。 このソリューションでは、次の 3 つの手順だけで稼動を開始できます。 1 電源コードをコンセントに差し込みます 2 Ethernet ケーブルを接続します。 3 電源を入れます 視覚的なウェブ管理 NAS アプライアンスは 1 つの機能だけを専門にしていますので、メンテナンスの必要はほと んどありません。NAS アプライアンスを評価する時は、ウェブブラウザへの視覚的で使いや すい GUI に注目してください。ネットワーク上のどのクライアントからでも、あるいはイン ターネット上のどの場所からでも NAS アプライアンスのルーチン管理やカスタマイズをウ ェブブラウザから実行できます（図 1 参照）。 図 1.ウェブブラウザからの NAS アプライアンスの管理とカスタマイズ ネットワークセキュリティ ネットワークセキュリティに重点を置く場合、パススルーセキュリティを Windows NT Domain NetWare Bindery でサポートすることによって既存のネットワークセキュリティに組 み込む NAS アプライアンスを選択してください。パススルーユーザー認証に対応している Windows NT Domain セキュリティに組み込むと、ネットワーク共有に対してパスワードセキ ュリティの一段と強力なソリューションを提供します。 クロスプラットフォームでのファイル共有 クロスプラットフォームでのファイル共有は、Windows、Apple® Macintosh®、および UNIX/Linux ワークステーションが混在するワークグループ環境では、Microsoft、Novell、 Apple、および UNIX ネットワークのサポートが必要で、IT 管理者には頭痛の種です。この 問題を解決するため、NAS アプライアンスはクロスプラットフォームファイル共有用に複数 のネットワークプロトコルをサポートするよう事前に設定されています。 NAS アプライアンスはネットワーク上で、それぞれのクライアントのネイティブファイル形 式で保存されるファイルと呼び出されるファイルのあるネイティブファイルサーバとして表 示されます。既存のハードウェアおよびソフトウェアへの投資を無駄にしないためには、企 業で既に稼動中の既存のネットワークプロトコルとワークステーションのタイプにも同時に 対応するよう事前に設定された NAS アプライアンスをお選びください。業界標準および既 存の装置への互換性に適合していますので、NAS アプライアンスは簡単にインストールでき、 長期間ご使用いただけます。 図 2 および 3 に、PowerVault NAS アプライアンスによってサポートされる前とサポートさ に、 れた後の各種プラットフォームを含む複数のプロトコルワークグループを示します。 図 2：マルチプロトコルワークグループ：サポートされる前 図 3：マルチプロトコルワークグループ：サポートされた後 既存のバックアップ方式との互換性 保存場所とファイルの提供に続いて、NAS アプライアンスの次の一般的な使用目的はバック アップです。NAS アプライアンスの評価時には 2 つのバックアップの主なタイプを考慮に入 れてください。この 2 つは、ワークステーションのファイル用のネットワークバックアップ デバイスと企業でのバックアップファイル保管場所に対するソリューションです。NAS ベン ダが、ファイルサーバにワークステーションのファイルをバックアップするソリューション を提供しているか確認してください。NAS アプライアンスは、お客様の企業で既に使用され ているか、今後使用が予想されている最新のネットワークバックアップアプリケーションソ フトウェアにも対応しているはずです。 負荷時の向上した性能 ファイルの提供だけにすべてのリソースが最適化されていますので、NAS アプライアンスは 汎用サーバより格段にすぐれた性能を提供します。ファイルサーバは主に入出力を行ないま すので、PC サーバの性能を評価するのに従来使用される基準が当てはまらないこともあり ます。たとえば、プロセッサ速度やメモリは、アプリケーションサーバには関係があります が、ファイルサーバにはあまり関係がありません。ファイルサーバに負荷がかかった時のデ ータのスループットは重要な検討事項です。 NAS アプライアンスでのサポートがテスト済みの、同時に利用できるユーザー数を確認して ください。ファイルサーバは、ネットワーク接続でサーバの応答時間の低下や接続の解除を 起こさずに、平均的なサイズのワークグループで 30 名以上のユーザーが同時に快適に使用 できるようサポートされている必要があります。 NAS アプリケーションを増設すると、ネットワーク性能が強化されます。頻繁にアクセスさ れるファイルを NAS アプライアンスに移動して汎用サーバへの負荷を軽減したり、スルー プットのボトルネックの可能性を解消できます。また、汎用サーバに通常以上の負荷がかか っても NAS アプライアンス上のファイルへのアクセスに影響はありません。 性能に重点を置く場合、ディスクストライピング（RAID-0）などの高度なディスク構成をサ ポートする製品をお選びください。このディスク構成では 3 台以上のディスクが 1 つの大き なボリュームに構成され、データが複数のディスクに渡ってストライピングされます。 ネットワークが分断されている場合、主なユーザーと同じネットワークセグメント上のワー クグループの近くに NAS アプライアンスを設置し、そのセグメントへのトラフィックを分 離すると性能が向上できます。特定の性能の利点はネットワーク設定と可用性の要件によっ て異なりますが、NAS アプライアンスを使って負荷のバランスが向上します。 高い信頼性 単一目的の NAS アプライアンスは、広範囲にわたる作業を処理する汎用サーバより信頼性 にすぐれています。NAS アプライアンスは、不必要なコンポーネントをすべて取り除き、最 新で高度な組み込み性を実現しています。高い組み込み性は、NAS アプライアンスの安定性 を強化し、不必要なコンポーネントを取り除いたため故障の可能性が低くなります。組み込 みオペレーティングシステムはファイルシステムの I/O とネットワーキングに最適化されて います。 信頼性に重点を置く場合、ディスクのミラーリング（DAID-1）などのデータの冗長機能を サポートする NAS をお選びください。これは、１台のディスクの内容を 2 台目のディスク に複製するものです。データのパリティ付きストライピング（RAID-5）は、４台以上のディ スクで構成されている NAS アプライアンスに重要な機能です。NAS アプライアンスの主要 なニーズは、ファイル共有のためのストレージの増設ですので、高品質で、知名度の高いス トレージメーカ製のディスクドライブをお使いになり、信頼性を向上するとよいでしょう。 NAS アプライアンスでは、汎用サーバを利用できない場合でもユーザーはデータにアクセス できます。このことにより、ネットワークはより信頼性の高いものになり、汎用サーバの負 荷が軽減され、サーバの機能停止時間を最小限にとどめることができます。 移動ストレージ NAS アプライアンスを移動または一時的なストレージデバイスとしてお使いになると、いく つかの新しい機能がご利用になれます。たとえば、汎用サーバがメンテナンスでオフライン になっている間、NAS アプライアンスをスクラッチサーバとしてネットワークに一時的に設 置できます。あるいは、NAS アプライアンスに大きなグラフィックプレゼンテーションファ イルを保存して、見本市、顧客の会社、または支店などに簡単に運んでインストールできま す。NAS アプライアンスをこのようにお使いになる場合、できるだけ軽くて小型のものをお 選びください。 お求めやすい価格の NAS アプライアンス ネットワークにストレージを増設する場合、最新の NAS アプライアンスは図 4 に示すよう に、信頼性が高く、コストパフォーマンスにすぐれています。また、NAS アプライアンスに はオペレーティングシステムが含まれていますので、汎用サーバのように、ユーザー毎にラ イセンスを購入したり、ソフトウェアのアップデートの費用がかかりません。Windows NT サーバに比べて大幅に経費を節約できます。 カスタマに必要なこ と ハードドライブ 数時間から数日 Dell PowerVault 705N 15 分 Windows NT Server 1 日から 2 日 サーバがオフライン 影響なし リスク 重大 最小 必要な専門度 専門的な IT 知識 基本的な技術知識 不明：数日かかるこ とも 毎週再起動すること も 専門的な IT 知識 取り付け所要時間 ユーザーのダウンタ イム 作業中は 図 4:カスタマに必要なこと NAS アプライアンスは、IT 職員への依存を軽減します。必要なものを完備した NAS アプラ イアンスは、既存のネットワークに簡単にインストールできます。このことにより、システ ム管理者はストレージの増設に伴う日常的な業務から解放され、IT 管理者は時間と経費を他 の重要なシステムやネットワーク問題に集中させることができます。 最小限の管理、クロスプラットフォームでのファイル共有へのサポート、既存のネットワー クセキュリティへの組み込み、最新のバックアップアプリケーションとの互換性などにより、 製品のご使用中にわたって総合的な低価格を実現することができます。 NAS アプライアンスは、ネットワーク上のユーザーに本社から支店にまで、データへの信頼 性に満ちたアクセスを常時提供します。また、IT 管理者は既存のワークグループに簡単に組 み込める低価格のファイルサーバを手に入れることができます。 ダン・ブリンジンスキー（[email protected])は、Dell のネットワーク接続ストレージの プロダクトマネージャで、ネットワーク業界での技術開発や製品管理に 15 年以上の経験を 持っています。Windows NT、UNIX、NetWare 環境でネットワークとストレージソリューショ ンの両方を行なってきました。現在は PowerVault 製品のネットワーク接続ストレージソリュ ーションを重点的に担当しています。パーデュ大学の電気工学部の出身で、デポール大学院 のコンピュータサイエンス修士号、ヒューストンバプテスト大学院の M.B.A（経営学修士） を取得しています。
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