システム工学

科目コード
学科
学年
科 目 名
単位・時間
必修・選択
単位種別
CS16
電子
5年・通年
システム工学 : Systems Engineering
2(50+50)
必修
履修単位/COC
教 員 名
芝田 浩 : SHIBATA Hiroshi
副担当教員
授
本授業では、情報処理に関わる基礎技術として組込みシステムに関連した技術全般に対する基礎知識と実際の応用例についての理解を深め、
業
専門知識・技術とそれを活用することができる能力を身につける。学習する過程において、情報処理に関わる基礎技術を修得し、組込みシステム
概
の仕組みをより深く理解することを目指して、学生によるプレゼンテーション等の課題を課することもある。
要
到 達 目 標
(1)システム工学と組込みシステムに関して,その概要を理解する.
(2)組込みプロセッサについての要素技術の概要を理解する.
(3)組込みオペレーティングシステムとミドルウェアの概要を理解する.
(4)組込みソフトウェアの開発技術の概要を理解する.
(5)組込みソフトウェアの開発事例について、その概要を理解する.
学 習
教育目標
週
1
2
授
業
計
画
評 価 方 法
評価方法は、①2回の試験の得点、②演習および課題のレポートを総合的
に判断して評価する。それらの割合は、①60%、②40%である。
COCとの 離島社会の課題に対する課題解決する研究における基礎技術を習得す
JABEE基準
関連性
る。
前 期
後 期
項 目
内 容
項 目
内 容
週
組込みシステムとは
統合開発環境(IDE)
組込みソフトウェア
組込みシステム概要 組込みシステム技術
16
プログラミング言語
要素技術
組込みシステムの現状
言語処理系
C-(1),D-(1)
組込みシステムの事 ディジタルカメラ
例
ICカード対応自動改札システム
-
17
組込みソフトウェア
要素技術
デバッグツール
シミュレータ
プラットフォーム標準化の意義
3
システム開発
さまざまな組込みシステムと開発工程
18
組込みソフトウェア
要素技術
オペレーティングシステム(OS)
デバイスドライバ
ミドルウェア
4
システム開発
組込みシステムのためのシステムエン
ジリアリングプロセス
19
組込みソフトウェア
要素技術
スケジューリング
耐故障性
保護機能
20
組込みソフトウェア
要素技術
セキュリティ
制御ネットワーク
組込みインターネット
21
組込みソフトウェア
要素技術
分散フレームワーク
センサネットワーク
22
組込みソフトウェア
要素技術
ホームネットワーク
動的アップデート
23
ソフトウェア開発技術
ソフトウェア開発プロセス
開発方法論
24
ソフトウェア開発技術
モデルと抽象化
構造化手法
25
ソフトウェア開発技術
オブジェクト指向開発手法
アスペクト指向
26
ソフトウェア開発技術
ソフトウェアアーキテクチャ
プロダクトライン開発
5
6
7
8
9
10
11
授
システム開発
システムアーキテクチャ設計
組込みシステムのためのハードウェア 業
システム開発
設計
組込みシステムのためのソフトウェア システム開発
設計
計
SoCアーキテクチャ
ハードウェア要素技術
プロセッサ
FPU
ハードウェア要素技術
メモリアーキテクチャ
割り込みと例外
画
ハードウェア要素技術
オンチップデバッグ機能
システム開発
システム要求分析
12
ハードウェア要素技術
応用指向プロセッサ
マルチコア
27
ソフトウェア開発技術
モデル駆動アーキテクチャ(MDA)
コーディングルール
13
ハードウェア要素技術
インターコネクト
ネットワークオンチップ
28
ソフトウェア開発技術
リファクタリング
コンポーネントとパターン
14
ハードウェア要素技術
SoCの低消費電力化
セキュリティ機能
29
ソフトウェアの品質とディペンダビリ
ソフトウェア開発技術 ティ
静的検証技術
15
リコンフィギャラブルコンピューティング
ハードウェア要素技術 ハードウェア/ソフトウェアの協調設計
高位合成
30
動的検証技術
ソフトウェア開発技術 ソフトウェア保守と変更管理
構成管理
授業方法
注意事項
(自学自習を含む)
教科書・参考書
講義を中心とし,問題演習で理解を深める.また,不定期に課題レポートの提出を求める.
教科書、ノート等、指示されたものを持参してくること。授業で学んだ後に内容をまとめて復讐すること。さらに、わ
からない箇所があったら調べたり質問すこと。
戸川 望「組込みシステム概論 (組込みシステム基礎技術全集)」CQ出版