2015 年 2 月 13 日＜ご参考資料＞ BNP パリバインベストメント・パートナーズ株式会社スウェーデンの政策金利引き下げスウェーデンの政策金利引き下げについての政策金利引き下げについてスウェーデン中央銀行は、現地 2015 年 2 月 12 日に政策金利であるレポ金利を 0％から 0.1％引き下げマイナス 0.1％とし、更に 100 億スウェーデン・クローナ相当の国債の買い入れを含む量的緩和を実施すると発表しました。政策金利の引き下げは、0.25％引き下げて過去最低の 0％にした 2014 年 10 月以来となります。なお、多くの市場関係者は今回のスウェーデン中央銀行の決定を予想していませんでした。スウェーデン中央銀行は声明の中で、インフレ率が目標の 2％に向かって上昇することを確実にするため、必要であれば迅速に追加の緩和策を実施する可能性があるとも述べています。スウェーデンのインフレ率は原油価格の急落やユーロ圏の経済悪化の影響で目標の 2.0％を大幅に下回る状態が続いており、中銀のレポートでは総合消費者物価指数の 2015 年第 2 四半期（4－6 月期）平均値の見通しを、マイナス 0.11％とこれまでの 0.00％から下方修正しています。 2 月 12 日の為替市場では、利下げの発表を受けて、スウェーデン・クローナが対ユーロで 1.4％値下がりしています。＜スウェーデン政策金利の推移スウェーデン政策金利の推移＞政策金利の推移＞ (2002 2 年 12 月 11 日～201 (200 日～2015 2015 年 2 月 12 日) (%) 5 4 2015 年 2 月 12 日 0%→－0.1 %へ 0.1 %の引き下げ 3 2 1 0 -1 2002年 2004年 2006年 2008年 2010年 2012年 2014年本資料は BNP パリバインベストメント・パートナーズ株式会社が上記日付に作成したものです。特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。本資料における統計等は、当社が信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本資料中の数値、図表、見解や予測などは本資料作成時点でのものであり、予告なく変更する場合があります。