2) あ~ぁ名古屋に転勤だがねぇ

あ~ぁ、また名古屋に転勤になった
我輩は、某自動車関連のサポートをするために、名古屋に転勤になった。
大阪に帰りたいと希望を出したいたので、大阪に転勤になり、そこから
某自動車関係の会社に常駐でサポートすることになったのだ。
この会社では、2年とちょっと常駐する事になった。
名古屋は、その会社がある同じ駅に、ウィークリーマンションを借りて住むこ
とにした。ウィークリーマンションは、レオパレス21でその頃も藤原紀香が
コマーシャルで出ていた。もちろん藤原紀香は、ついていない。
愛知県はさすがにパチンコ発祥の地である。
金のパチンコ玉を使っているホールもあったほどだ。
我輩の好きな台は、なんと言っても「ルパン3世」だ。
その中に出てくる「峰不二子」がまたいいのだ、我輩はこの台でどれほどのお
金をルパンに盗まれたことか…、
あっ、ルパン3世といっても我輩が言っているのはかなり昔の台であるぞ。
峯不二子の台は「不二子におまかせ」といって、演出が楽しいのだ。
「水戸黄門」の由美かおるの実写版入浴シーンと同じぐらい興奮するぞ。
どんなのか知りたいってか?
解った説明しよう、我輩が好きなのは
不二子ちゃんがヘリコプターにぶら下がって
降りてくるのだ。このときに不二子ちゃんの
ミニスカートがめくれて、パンティが見える
のだ。このパンティだが、通常は「白」なのだが、パンティが「黒」だと、
激熱なのだ。我輩は、ハンドルを握り締め、「黒いパンティ」と心の中で
何回も叫んだものだった。
心の叫びもむなしく「白いパンティ」だと、スーパーリーチに発展するものの
大当たりはこないのである。
あぁ、「黒いパンティ…」
あと、銭形警部が不二子ちゃんの図柄を手錠で
捕まえるリーチがあるのだが、
このとき白い水着のガングロの
不二子ちゃんが登場すると、
それはもう「大当たり」確定なのだ。
あ~ぁ、「ガングロ」の不二子ちゃ~ん。
そういえは我輩には、その昔必勝法があったのだ。
必勝法。
話しは高校時代までさかのぼるのだが、
:
我輩は高校時代パチンコで小遣いを稼いでいたのだ。
だから女の子には不自由していたが、デート代には不自由しなかったの
だ。我輩が足を運んでいたのは、結構さびれていて、客入りもまばらな
ニコニコ会館というパチンコ店で、隣りはゲームセンターだった。
このパチンコ店、隣りのゲームセンターとおそらく同じ経営者だろう。
パチンコ店には、インベーダゲーム2台とブロック崩し1台が置いてあ
った。それだけなら珍しくも何ともないのだが、このゲーム機、点数に
よってアレンジボール(アレパチ)のコインがもらえるのだ。今はもう
アレパチなんかなく、コインといえばパチスロになってしまったが…、
昔はおやじがパチンコで、若者がアレパチであった。アレパチは、二百
円でコインが3枚買え、コイン 1 枚で玉が16個あり、台の下のほうに
ある1~16の番号が振り分けられていて、その入った番号で、ビンゴ
カードのように、「縦」「横」「斜め」「縦横」「すべて」と揃えるの
だ、そして、ビンゴになると最高10枚までのコインが出るのだ。
コインの換金は1枚50円である。
アレパチにもフィーバー機があった、 1 回フィーバーするとコイン1万
円(200枚)になる。アレパチは釘を研究するのもおもしろいのだ。
あっ、必勝法の話しに戻すと、
このパチンコ店のゲーム機は、点数によってアレパチのコインが出てく
るのだ。我輩はインベーダゲームだと際限なく続けることができるの
だ。コインは、1万点で…2万点…、3万点で…枚、と点数によって
コインを稼げるのだ。我輩は名人なので、1時間ほどかかるが3万点を
出すことなどは、たやすいことのだ。流れ打ちで虹を出すことも簡単に
できるのだ(流れ打ちとはテクニック一種で、あいだ打ちというのもあ
る)必勝法はもうお解りであろう、我輩はパチンコに行く時、コインを
20枚持って行く、このコインは前日換金していない分のコインだ。
そしてコインが残り2~3枚になるとインベーダゲームで増やし、再び
アレパチである。これの繰り返しなので絶対に負けることはないのだ。
しかしながら、運が悪いとテレビゲームから離れられないのだ。
あと、どうしてもすぐにお金がほしいときの裏ワザもある。
これは犯罪になるので、お金がなくてお目当ての女の子とデートなどと
いう滅多なことがない限りやらないのだが、インベーダゲームのカウン
トを無制限に増やすワザなのだ。やり方は、セブンスター(タバコ)の
ナイロンについている銀色のテープ(マイルドセブンではダメ)だけを
取り、それをコイン投入口に入れて、ICライターで銀色テープにカチ
カチすると、カウントが上がるのだ、一回カチカチ言わすと百円入れた
事になるのだ。
ちなみに、ICライターは彼女からの誕生日プレゼントだったのだ。
せっかくなんで、パチンコのついてもう少し話しをしよう。
我輩は、一時期パチプロになろうとさえ思った事があるぐらい
パチンコにハマっていたのだ。負けるのがいやで相当研究もしたのだ。
興味が無いのであれば、ここからは読み飛ばしてくださいな。
まずは、パチンコがなぜ負けるかであるが、
負ける仕組みについて話しをしよう。
パチンコは、使ったお金よりも、返ってきたお金の方が少なければ負けです。
そしてパチンコをしている人の80%以上は負け組みと言われています。
この負け組みがいて、パチンコ店が儲けることができるのです。
賭け事で負ける仕組みは、
宝くじは売上の約50%が賞金に当てられるため発行額6億円の宝くじが
あれば賞金総額は3億円で、差し引き3億円が発行者側の利益になります。
宝くじは当たりを狙う事が出来ないため、理論上は宝くじを1000円買え
ば500円の損になります。
「そんな事はない、宝くじの当たりは狙える」と思っていませんか?
残念ながら宝くじの的中率はどの売場で買っても同じで、ある駅前の売場で当
たりが多く出るのは売上枚数が多いため、結果的に当たりが多く発生するだけ
でどの売場でも当たる確率は同じなのです。
競馬の場合は売上の75%が賞金に当てられますが、予想する人により的中率
が変化するので勝つ人、負ける人が存在します。
それで、パチンコで負ける仕組みですが、
パチンコも競馬のように当たりを多く狙えば勝つ人、負ける人が存在するよう
に考えがちですが、残念ながらパチンコは宝くじと同じで同じ機種であれば
どの台を打っても当たる確率は同じです。(違うと犯罪になります。)
昨日よく出た台、出なかった台、新台、リーチがよく来る台、来ない台、など
など・・・これらの台が大当たりする確率はいつでも全て同じはずです。
「そんな事はない、ハマった後はよく出る」と思っていませんか?
残念ながらそれは大きな間違いなのです。
そのような仕組みを施すことは法律で禁止されているので、もし見つかれば
パチンコ店は営業停止処分になり、大きな損害を被ります。
パチンコ店はそんな危険を犯して儲けているのではないのです。
初めに書いたように、使ったお金より返ってくるお金が少ないと負けです。
パチンコ店はこの仕組みを利用して儲けを出しているのです。
例えば100分の1の確率で1回大当たりが発生して5000円返ってくる
パチンコ台があるとします。100回デジタルを回せば5000円返ってくる
のですから、100回デジタルを回すのに5000円以上使えば負けです。
パチンコ店はこの仕組みを利用し、デジタルを100回転させるために600
0円程度必要になるように釘を調整します。
客は何も知らずに6000円使ってデジタルを100回転させて大当たりを発
生させますが、5000円しか返ってこないので1000円負けます。
もちろん、運良く100回転以内に大当たりを引いて儲けが出ることもありま
すが、長い間続ければ大当たりは確率通り100分の1になるため勝つことは
できません。
パチンコ台も同じと考えると、違うのはパチンコ台の釘だけです。釘が良けれ
ば使うお金が同じでも、より多くデジタルを回転させることができます。
勝つためには、ボーダーラインを越える台を打たなければならないのです。
そのためには、ある程度の釘を読む技術が必要になってきます。
我輩は釘の読み方も勉強したことはあるのだが…、ここでは紹介しきれないの
し、特定の限られた台になってしまうので、パチンコの必勝理論について話し
をしよう。
まずは、大当たりの仕組みですが、
パチンコ台は、スタートチャッカーに玉が入るとデジタルが回転し、絵柄が2
つ揃えばリーチになり3つ揃えば大当たりし、揃わなければハズレである。
そして当然、パチンコ台の内部では、当たりかハズレを決定するためのプログ
ラムが作動しています。そして、ほとんどの機種の大当たりの判定方式は、
一発判定方式という方式で、パチンコ台の内部では常に大当たり判定用のルー
レットが回っていて、スタートチャッカーに玉が入った瞬間にルーレットが当
りをさしていれば、リーチになって、数字が揃って大当りします。
ハズレをさしていれば、リーチになることもあるが、大当たりすることはあり
ません。つまり、スタートチャッカーに玉が入った瞬間に当たりかハズレかを
判定しているということです。よくリーチになると台を叩いて絵柄を揃えよう
とする人を見かけますが、すでに当りかハズレかが決まった後なので、いくら
台を叩いてもハズレという判定であれば当たることはないのです。
また、現在のパチンコ台は全て完全確率方式で抽選されて、大当たり抽選が過
去の抽選結果に左右されずに常に同じ確率で行われるという事なのです。
サイコロを例にすると仮に1~6の目を持つサイコロを振って10回連続で1
の目が出なかったとしても、このサイコロがイカサマでない限り次に1の目が
出る確率は6分の1です。つまり過去に何の目が何回出ようが1~6の目が出
る確率が変わる事はないという事です。パチンコにも同じ事が言えます。よく
ハマッた台は出るとかリーチによくなる台が当りやすいと勘違いしている人が
いますが、それらは全て間違いなのです。
過去の抽選結果によって大当たり確率が変化する事はないのです。先ほど紹介
した大当たり直撃法を使わない限り、誰がどの条件で打っても大当たり確率は
常に同じなのです。
実際には、「ハマッたら出る」、や「リーチがよく来る台は大当たりしやす
い」等と勘違いしているのです。たまたまそういった台を打っていて大当たり
しただけで、「ハマッていない台」や「リーチがまったくこなくても」大当た
りする事はありませんか?、今まで負けていた人は自分の間違った理論を捨て
てボーダーライン理論を実践する事をおすすめします。
ボーダーラインについて説明すると、
ここではボーダーライン理論を分かりやすく説明するため、サイコロを使った
ゲームを例に説明します。まず、6つ目のあるサイコロを使って親(パチンコ
店)と子(お客)が勝負するとします。
ルール
1
子はサイコロを1回振る度に親に100円を支払います。
ルール
2
親は子が振ったサイコロの目が6(大当たり)の時だけ子に600円を支払い
ます。
さて、この勝負を長期間続けた場合、親と子のどちらが勝つでしょうか?
答えは引き分けです。短期的には子が6を連続して勝つこともありますし、
1回も6が出ずに親が勝つこともあります。
しかし、サイコロの6の目の出る確率は6分の1ですから、何度もくり返せば
子は600円で1回6の目を引きます。そして子は6を引いたのですから、
親から600円をもらいます。これにより、子の利益は±0円です。
この勝負では理論上、親の利益も子の利益も±0円です。
では、子が100円で2回サイコロを振る事が出来ればどうなるでしょうか?
子は300円で6回サイコロを振れて、1回6を引く事ができ、親から600
円をもらいます。この場合は理論上、サイコロを6回振るごとに親の利益は、
-300円、子の利益は+300円です。
反対に子が200円で1回しかサイコロを振ることが出来ない場合、子は12
00円でサイコロを6回振れて、1回6を引くことができ、親から600円を
もらいます。この場合は理論上、サイコロを6回振るごとに親の利益は+60
0円、子の利益は-600円です。
パチンコもただ当たる確率が6分の1から300分の1程度に変化しただけ
で、このゲームと理屈は同じなのです。
親(パチンコ店)は釘を調整し、子(お客)がデジタルを回転できる回数
(サイコロを振れる回数)を操作し、利益を得ています。
決して大当たり確率を操作しているわけではないのです。
大当たり確率を操作する事は法律で禁止されていてます。
そして、初めに説明したように大当たりを狙う事は不可能ですから、勝つため
にはデジタルを多く回せる台を打つしかありません。
そして、一番最初に説明した親と子の利益が±0円なるところをボーダーライ
ンといいます。パチンコはボーダーラインより上では子が勝ち、下では親が勝
つというゲームなのです。
それでは、我輩の好きな「CR不二子におまかせ」で、ボーダーライン理論を
使ったパチンコの勝ち方について説明すると、
この「CR不二子におまかせ」を、換金率43個の店で一回交換で打つ場合を
例に進めていきます。この台は初当たり確率316.6分の1、確率変動突入
率2分の1です。なお、大当たり1回あたりの出玉は約2150個とします。
また、連チャンを含めたトータルの大当たり確率は316.6分の2です。
この台では、デジタルを316.6回転させるごとに平均2回の大当たりが発
生し、2150個×2回で平均4300個の出玉があります。
玉43個で100円と交換するので、デジタルを316.6回させるごとに、
1万円の回収があることになります。そして、回収が1万円ですから投資も1
万円になるところがボーダーラインです。
ここでは1万円でデジタル316.6回転がボーダーラインになります。
また、ボーダーラインは普通1千円単位で表すので、ボーダーラインは31.
66回となります。ここではボーダーライン+5回転の台を打つのですから、
ボーダーライン31.66回転+5回転=36.66回転、つまり、ここでの
1千円あたりのデジタルの回転数は36.66回転になります。
ではまずこの時の平均投資金額を求めましょう。
初当たり確率が316.6分の1ですから、
(316.6÷36.66回転)×1000円=8636円
この台では投資金額8636円で初当たり1回(連チャンを含めた大当たりは
2回)に必要な平均回転数316.6回転のデジタルを回す事ができます。
平均回収金額は(4300個÷43個)×100円=10000円になりま
す。つまり、この条件のもとでデジタルを316.6回転させた場合の平均投
資金額は8636円、平均回収金額は10000円になります。
ここでは平均回収金額が平均投資金額を上回っていますから、ここでの利益
は、平均回収金額10000円-平均投資金額8636円=1364円です。
つまりこの条件では理論上、デジタルを316.6回転させるごとに1364
円の利益がでることを意味しています。この理論上の収支のことを期待収支
(理論上の収支)または期待値と言っています。
つぎに、釘について説明すると、
ここでは1千円あたりのデジタル回転数の違いが利益を変化させること説明し
ましたが、ではデジタルの回転数を左右しているものは一体何でしょうか?
もちろんそれは「釘」です。釘の良し悪しでデジタルの回転数は変化します。
よく釘が良くても当たらなければ負ける。だから釘は関係ないと言う人がいま
す。パチンコ台を運に任せて決めるのであれば、やはりパチンコは釘が一番重
要なのです。
何度も説明してきたように、大当たり確率は誰がどの条件で打っても同じで
す。それならば当然、1回転でも多くデジタルを回転させる事ができる台を打
ったほうが勝てる確率は高くなります。「釘」を見て台を選んでいる人はボー
ダーライン理論を理解し、パチンコで利益をあげていると言えます。
逆にパチンコ台に設置されている大当たり回数を表示するカウンターなどを見
て、「この台はハマッているからそろそろ出そうだな」などと考えながら台選
びをしている人は必ずと言っていいほど負けています。
しかし、だからといって釘が見れないと勝てないという事ではありません。
もちろん釘が見れるにこしたことはありませんが…。
ボーダーライン理論では、確率の分母(CR不二子におまかせでは316.6)
と同じだけデジタルを回転させた場合の期待収支を計算しました。
ここではパチプロが平均してどれだけ利益を得ているかを説明するため、これ
らを12時間あたりにおきかえて表してみます。
ここでは、ボーダーライン+5回転の台を12時間打つ場合の期待収支を計算
します。現在主流のCR機では機種によって多少の違いがあるものの、1度も
大当たりが発生せずに1時間打ち続けた場合、およそ320~360回程度デ
ジタルを回転させることができますが、大当たりが発生すれば大当たりが終了
するまでデジタルを回転させる事はできません。
また、ボーダーライン理論では、確率変動中のデジタル回転数は何回転させて
も0回転として考えられるため、確率変動に突入すれば確率変動が終了するま
でデジタルを回転させることはできません。
これらの時間を考慮すると実際に1時間打ち続けた場合のデジタル回転数はお
よそ250~280回転程度になるため、ここでもデジタルが1時間で250
回転、12時間で3000回転するとして計算していきます。
それで、ボーダーライン+5回転の台を12時間(3000回転)打つ場合
の期待収支ですが、まず初めに平均投資金額を求めます。
(3000 ÷ 36.66) × 1000円=81833円
平均投資金額は81833円です。
ではつぎに平均回収金額を求めます。
ここで期待できる大当たり発生回数は(3000 ÷ 316.6) × 2回=1
8.96回となり、デジタル3000回転では18.96回の大当たりが期待
できます。大当たり1回での出玉は約2150個としましたから、期待できる
出玉は18.96回 × 2150個=40764個。これを43個で100円に
換金すると、(40764個 ÷ 43個) × 100円=94800円。
平均回収金額は94800円です。
よってここでの12時間の期待収支は平均回収金額94800円-平均投資金
額81833円=12967円となり、この台を12時間打ち続ければ理論
上、12967円勝つ事ができます。
パチプロの多くはこの12時間の期待収支が25000円ぐらいを最低と考え
て台選びをしているようです。
さて、ここまではCR不二子におまかせを換金率43個、1回交換で打つ場合
の期待収支について説明してきました。
しかし、実際のパチンコ店では無制限制やラッキーナンバー制といった出玉を
交換せずに遊戯できる営業形態が主流です。
この無制限制の台を打つ場合のボーダーラインについて考えていきましょう。
パチンコ店の貸し玉は1個4円のため1千円で250個の玉を借りることがで
きます。1000円でデジタルを31.66回転させる事ができるということ
は、玉250個でデジタルを31.66回転させる事ができるのと同じ意味で
す。1000円でデジタルを31.66回転できる場合、出玉4300個を4
3個交換で換金すると10000円になり、出玉4300個では316.6回
転しかデジタルを回す事ができませんでした。しかし、この出玉を換金せずに
使うと4300個の玉の価値は1個4円のままなので4300個×4円で17
200円分の価値になり、17.2千円×31.66回転=544.5回転と
なり、出玉4300個でデジタルを544.5回転させる事ができます。
つまり、1回交換時は出玉4300個でデジタルを316.6回転、持ち球遊
戯時は出玉4300個でデジタルを544.5回転させる事ができることにな
り、その差は227.9回転にもなります。
1000円あたりのデジタル回転数が同じなら1回交換時より無制限時の方が
圧倒的に有利です。
ここではCR不二子におまかせを無制限、43個交換でデジタルを3000回
転させた場合の期待収支を計算します。
まず初めに平均投資金額を求めます。
(316.6÷31.66)×1000円=10000円になります。
1千円 ( 2500個 ) 投資後は持ち球遊戯になり、持ち球4300個-250
0個=1800個で、残り玉が1800個の時に再びデジタルは316.6回
転し、4300個の出玉があります。
デジタルを316.6回転させるごとに+1800個の玉が増えるので、デジ
タルを3000回転させた場合は持ち球遊戯ではない初めの316.6回転を
引いて3000-316.6=2683.4、
2683.4÷316.6=8.47
8.47×1800個=15246個の玉が増える事になり、
これに初めの出玉4300個を加えると、15246個+4300個=195
46個の回収が見込めます。
これを換金すると、(19546個÷43個)×100円=45455円。
これにより、平均回収金額は45455円です。
次に平均追加投資金額を求めます。
ここまではデジタルが316.6回転するごとに大当たりが2回発生するとし
てきましたが、実際には通常絵柄で大当たり1回、確変絵柄で大当たり平均3
回が発生します。初めに確変絵柄で大当たりした場合は最低でも2回は大当た
りするので、よほどデジタルが回らない台でない限りは出玉で再びデジタルを
316.6回転させることができるため追加投資は必要ありません。
しかし、通常絵柄で大当たりした場合は出玉2150個×4円=8600円と
なり、デジタルを316.6回転させるためにはあと1400円の追加投資が
必要です。通常絵柄と確変絵柄の確率は2分の1なので、平均追加投資金額も
2分の1の700円になります。これにより、この条件での期待収支は454
55円(平均回収金額)-10000円(平均投資金額)-700円(平均追
加投資金額)=34755円になります。
※上記の計算方法で算出された期待値は推定値であり、実際の収支とは多少の
誤差が生じます。期待値の計算方法は他にも数種類ありますので誤差の少ない
と感じる方法を見つけて算出しましょう。
ここまではパチンコを長時間打つ事を前提としてきましたが、実際に普通の人
が打つ場合は短時間勝負になりがちです。短時間で勝負する場合は等価交換や
1回交換の店で勝負するのが基本ですが、そのような条件の店が近くにない場
合には短時間向けにボーダーラインを考える必要があります。
短時間勝負時のボーダーラインの計算方法はデジタル総回転数を減らして計算
すれば簡単に算出できます。
回転率の計算方法
1000円当たりデジタルが何回転したかを計算する式です。
総回転数÷{(投資金額÷4+大当出玉×大当回数-回収玉数)÷250}
まず(
)の中は玉を何個打ち込んだかの計算式で、投資金額を4で割って玉
数に直し、大当出玉と大当回数を掛けて出玉を算出、最後に回収した玉数を引
いくことにより打ち込み玉数が導き出せます。
そして次に打ち込んだ玉を250(1000円当たりの貸し玉数)で割ってお
金に変換し、総回転数を変換した金額で割れば回転数が求められます。
:
…と、
ボーダラインをクリアするような優良台はあまりお目にかかれないのだ。
勝つためにはボーダーラインを越える台を打たなければならない。
そのためには、ある程度の釘読み技術が必要になるのだ
まぁ「釘」だけでなくそれ以外にも、パチンコ台そのもものバグもあるし、
各、島ごとに分けて、台の傾きの調整や電流の強弱による影響もあるだろう
し、パチンコ台を徹底して研究し、攻略法などを見つけ出すような人もいる
が、誰にでもできることは、「釘」を見ることぐらいだろうと思う。
「基本的な釘の見方」を知りたければ、
[email protected] にメールを送ってくれれば、
メールに添付して送り返そう。
それでは、手っ取り早い攻略法を最後に紹介しよう。
まぁ、この手の攻略法は当てにならないのがほとんどであるが、その昔はいろ
いろと攻略を試したので、その中の比較的攻略できたものを紹介しよう。
当てにならない攻略法
CR不二子におまかせ
CR不二子におまかせK
不二子におまかせK
手順(1)
保留ランプを「2つ」点灯させる。
手順(2)
保留をすべて、消化する。
手順(3)
保留ランプを「4つ」点灯させる。
手順(4)
保留をすべて、消化する。
手順(5)
保留ランプを「3つ」点灯させる。
手順(6)
保留をすべて、消化する。
手順(7)
保留ランプを「2つ」点灯させる。
手順(8)
保留をすべて、消化する。
手順(9)
手を台から離し、デモ画面に戻るまで待つ。
で、セット完了。
保留ランプを点灯させる時に、デジタル2回転以内に所定数を
点灯させる。デジタルが2回転以上回ってしまった場合は、
手順(1)に戻る。
まぁ、最近はいろいろな攻略法が出回っているので、中には攻略できるものも
あるだろうが、そういった攻略方法は、世の中にはまず出回らないだろう。
もっとも出回るとしたら、その攻略法がもう使えなくなってからであろう。
またもや、話しの内容が変わってしまった。
どうか許してくれたまえ。
次の章では、CADのサポート内容を書こう。