手作り自家製石けん ∼オリーブ石けんを作ろう∼

手作り自家製石けん
∼オリーブ石けんを作ろう∼
1 材料及び器具類
(1)オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
(1050円/2L
(2)苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)
( 800円/500g )
(3)精製水
( 100円/500ml)
(4)カップケーキ型
( 100円/8カップ )
(5)メスシリンダー
(7)電子はかり
(8)ビーカー
(9)ガラス棒
(10)マドラー
(11)ウォーターバス
(12)温度計
(13)ペットボトル
(14)ゴム手袋
)
2 オリーブオイルが肌にいい理由
(1)油を構成している脂肪酸の80%前後が、
「オレイン酸」である
人の肌になじみやすい
(2)天然の保湿成分「スクワレン」を自然な形で含んでいる
(3)天然の保湿成分、洗浄成分の「グリセリン」を多く含む
水分を肌に引きつけながら、洗浄力に優れる
3 作り方
(1)苛性ソーダ水溶液を作る(オリーブオイル200ml用)
①精製水72mlに苛性ソーダ21gとかす。
(乾燥肌、冬向き)
精製水72mlに苛性ソーダ22gとかす。
(脂性肌、夏向き)
*使用するオイルの量に合わせて、苛性ソーダ水溶液を作る
②38∼40℃まで冷やす(ボール等に水をはり、 ビーカーごと冷やす)
冷めていたら、湯せんしながら上記の温度にあたためる。
(2)オリーブオイル200mlを38∼40℃にあたためる。
(3)ウォーターバスにオイル、苛性ソーダ溶液の入った、容器ごと入れ同じ温度にしておく
方法もある。
(石けん作りでは、温度が同じになっていることが大切)
(4)オイルに苛性ソーダ溶液80mlを少しずつ注ぎ、マドラーでかき混ぜる。
*(20分間、飛ばさないように注意、なるべく早く)
*作業する時は、手袋をすること
(5)20分かき混ぜたら、放置し型入れのタイミングを待つ。したたるタネで、表面に絵が
描けるようになればOK。
*早すぎると型の中で、タネが分離する×
(6)型に入れる。バットにケーキカップを入れ、石けんのタネを流し込む。
(7)発泡スチロール箱などに入れ、保温し反応を進める。
(8)切り分けられる固さになったら、適度な大きさ、形に切り分け乾燥させる。
*直射日光が当たらない場所
4 作り方その2(ペットボトルでシェイク)
(3)までの行程は同じ
(1)ペットボトルにオイル200mlを入れ、苛性ソーダ溶液を80ml準備
(2)ペットボトルに、苛性ソーダ溶液をすべて入れ、もれないようにフタをする。
20分間シェイク。その後、15分ほど放置。そして、型に入れる。
あとは、前の作り方の行程といっしょ。