北本市発平成２３年２月２４日おむか担当：生涯学習課生涯学習担当／細井・五十殿電話：０４８－５９４－５５６７(直通) 報道機関各位市内在住アーティストのアトリエをめぐるツアーをおこないますまちの中に眠る空き家、空き店舗などを紹介してきた北本ビタミン「おもしろ不動産」。続々と入居がはじまり、物件は入居者自らの改装によってアトリエなどに生まれ変わりました。今回はイベントとしてその一般公開がおこなわれます。まちをめぐるツアーもご用意しております。さまざまなひろがりを見せはじめた、北本のまちをお楽しみください。【タイトル】おもしろ不動産イベント＃６「お宅訪問ツアー～ひろがるまちへようこそ～」【開催日】 2 月 26 日（土）、27 日（日）【内容】おもしろ不動産ツアー「テニスコーツ×荒神明香」日時：2 月 26 日（土）開演 15:00 無料ライブ内容：みどり豊かな北本自然観察公園を抜けたところにひっそりと佇む「ナヤノギャラリー」。古びた納屋を改装し息を吹き返したこの場所で、2/26、二人組バンド・テニスコーツと、アーティスト荒神明香とのコラボレーションによるライブが行われます。ここでしかみられない、贅沢な時間をお楽しみください。＊テニスコーツプロフィール（http://www.tenniscoats.com/）さやと植野隆司を中心とした歌と音。日本のみならず、様々な場所で様々な人と音に出会いながら活動中。様々なキャリアがありながらもいつも結成当初のような状態で、全く型にはまらない活動/演奏を続ける日本では数少ない稀な演奏家たちです。近況として、ライブでは 11 月にスウェーデンのTapeによるレーベルHapnaからのリリースの為の録音を兼ねた北欧ツアー行いました。リリースでは 12/4 から 12/17 までシアターキノで上映される映画「nude」の主題歌として使われた音源が、宇波拓のレーベル、hibari musicより発売されています。(weird-meddle homepage より) ＊荒神明香プロフィール 1983 年広島生まれ。東京芸術大学先端芸術表現科卒業、同大学院修了。パスタや造花、トレーシングペーパーなど、自分の身近にある素材を用い、繊細ながらもダイナミックな空間を構築していく作風が評価されている。東京都現代美術館、サンパウロ近代美術館等で展示をおこなう。3 月には N.Y の Japan Society Gallery に出展を予定している。おもしろ不動産ツアー「藤さんとゆく、北本お宅訪問。ツアー＋ミーティング＠十勝」日時：2 月 27 日（日） 14:00-16:00 ツアー 17:30-19:00 ミーティング＠十勝内容：日本各地のアートプロジェクトで様々な活動を展開している藤浩志と一緒におもしろ不動産物件を巡ります。今回は入居者によって活用され始めた物件と入居者を待つ、まだ活用されていない物件を紹介します。ツアー後には、各物件の役割や関係性をもとに北本の「今」と「これから」について語るミーティングを駅前のラーメン屋 2 階でおこないます。＊藤浩志プロフィール http://geco.jp 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了後、パプアニューギニア国立芸術学校講師、都市計画事務所勤務を経て藤浩志企画制作室を設立。「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「藤島八十郎をつくる」等、各地で対話と地域実験の場を作る。北本では「北本アーツキャンプ」の実施と「北本タワー」の実践を通して活動の連鎖を仕掛ける。当日まわれるおもしろ不動産物件 ●ナヤノギャラリー（荒井 5-164）緑豊かな北本自然観察公園をぬけたところにひっそりとたたずむ「ナヤノギャラリー」。古びた納屋を改装し息を吹き返したこの場所で、26 日はテニスコーツによるライブとカフェユニット L PACK のおいしいコーヒーがお楽しみいただけます。また、両日ともに国内外で活躍するアーティスト荒神明香のインスタレーションがご覧いただけます。 ●団地１０２×北澤潤「リビングルーム」（北本団地センター商店街内） 2010 年 3 月から団地の日々に同居しながら、住まう人々との物々交換によって変化する「居間」を営業しています。最近ではリビングルームに集まった人とモノによっておこなわれるイベント、「リビングルームティータイム」をひらいています。 ●団地１０５×wah document「はみだし探検隊」（北本団地センター商店街内）北本団地の小学生で結成された参加型子ども表現集団「はみだし探検隊」。「船をつくって無人島に行く」というアイディアを実現すべく活動しています。会期中は北本団地商店街内のアトリエや改装中の船「はみだし丸」をご覧いただけます。 ●グリーンドレ巣工房／共同アトリエ（西高尾 2-106）北本に新しく生まれたまちの共同アトリエ「グリーンドレ巣工房」。元裁縫工場を作家自身の手で改装したこの物件は、写真や絵画・服飾などをおこなう 9 人の作家による自由な制作の現場です。当日は初のお披露目展覧会「はじめまして展」を開催しています。 ●西高尾の一軒家／小坂学のアトリエ（西高尾 1-1）昨年 10 月、京都造形芸術大学の一年生による ORERA によって 200 人の力で持ち上げられ一度「不動産」ではなくなったこの物件。新たな入居者の造形作家の小坂学による忠実に再現された時計やカメラなどの作品が物件に息をふきこみます。 ●大きな広間のある家／近藤健一のアトリエ（高尾 4-269）（ツアーのみ公開）自然豊かな風景の中に建つ一軒家。2 階に約 30 畳のフリースペースを持ち、プチ改装も OK なこの物件には、今年の 1 月から七宝作家として活躍されている近藤健一さんとそのご一家が入居しています。 ●トタン／空閑あき他の共同アトリエ（山中 1-20）（ツアーのみ公開）平屋 2 軒がならんだ物件。版画をまなんだ学生たちが卒業後の活動場所として北本へ移住し改装しました。今後はギャラリーや工房なども開く予定です。 ●どうだんつつじの古民家（石戸宿 6-36）桜土手にちかい場所にある古民家。これから調査などがおこなわれる予定ですが、かなり古いものだろうといわれています。今回は改装はおこなわず、この建物の歴史的価値を知る勉強会をおこない、今後の活用の方法を考えます。