2013-10MHC会報 拝啓 西方高く北アルプスの峰々を仰ぐここ松本平、8 月は猛暑が続いた毎日、それでも 10 月を迎えて 朝夕涼しげな秋の虫の声に変わる今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。 今日に至るまでの会員皆様のご協力にあらためて感謝申し上げます。さて、各事業の経過と予定 をお知らせ致します。 1、文化交流事業 ①上高地食堂、上高地アルペンホテル、徳沢ロッジにて 11/15 まで展示販売中。 ②大町山岳博物館喫茶室の展示販売は 10 月中旬まで。 ③4/20~上高地バスターミナル 2F 会議室特設会場で開催されている「上高地の美しい自然」 「北ア ルプスの美しい自然」写真展が開始されています ④9/28、 「ネパール音楽・上高地の夕べ」が日本名勝地上高地の市営アルペンホテルで開催されまし た。ネパールの大衆歌謡歌手スンダリミカさんを上高地へ招待して、 「ヒマラヤのように澄んだ歌 声とダンサーの踊り」を、生演奏で市民並びに上高地へ訪れた全国の皆様に鑑賞して頂きました。 上高地バスターミナル 2F 特設会場 「ネパール音楽上高地の夕べ」会場の様子, 生演奏で唄うスンダリミカさん ④講演 -ヒマラヤの麓、多様な文化の花咲くカトマンズ- 日時 10 月 8 日(火)PM6:30~8:30 会場 松本中央公民館(M ウィング)3-2 講師 元トリブバン大学客員教授 鳥羽季義氏 参加費 無料 内容 ネパール・ヒマラヤの映像と「多様な文化が花咲くカトマンズ」を講演。 司会 MHC 理事長 鈴木雅則 2、山岳スポーツ振興事業 ①8/13(火)~16(金)「槍・穂高連峰縦走」・・・9 名参加 8/13 晴、参加者 9 名、上高地を AM8:30 出発。横尾を経て槍沢ロッヂに宿泊。8/14 快晴、AM6:30 出発。花畑が 拡がる槍沢を詰め、殺生ヒュッテから東鎌尾根を登り、槍山荘を経て、絶壁の槍ヶ岳へ登り。PM1:30 見事登頂する。 8/15 快晴。AM6:00 槍山荘を出発。30 分程で大喰岳 3101m登頂、その後中岳 3084m、南岳 3033nを経て、AM8: 30 南岳小屋に到着。小休憩後、キレット越しに、そそり立つ北穂高岳 3106mを望む。 南岳から絶壁を降下し、最低暗部から長谷川ピークを越え、岩稜線を慎重に進む。A 沢コルから飛騨泣きへの絶壁を 登り続け、PM12:30 北穂高 3106mへ登頂。休憩後、狭稜線を慎重に登降し、PM2:30 涸沢岳 3110mに登頂する。 8/16 快晴の朝を迎える。AM6:30 穂高山荘を出発。岩稜を登り続け、AM7:30 奥穂高岳 3190 ㎡に登頂。西方にジ ャンダルム 3163m、北方に踏破した岩稜線が槍ヶ岳まで続いている。ウサギギクが可憐に咲く吊り尾根を辿り、紀美 子平に荷を置き、AM10:00 前穂高岳 3090mに見事全員登頂する。この後、岳沢を下り、上高地へ無事下山する。 ②8/24 土)~8/25(日)日本最高峰富士山 3776m登山・・15 名参加 8/24 曇り、AM8:00 松本を 3 台の車に同乗して出発。中央高速道を走り、大月から河口湖 IC で高速を降り、シャト ルバスに乗り換えて、AM12:00 五合目まで登る。そこから 30 分の徒歩で佐藤小屋へ到着。泊す。昼食後、6 合目に 登ると、山頂へ伸びる数珠つなぎの登山者の行列に出会う。5 合目に戻り、明日の天候を期待して、早めに就寝する。 8/25 雨降り、AM3:00 雨具を着用して、5 合目佐藤小屋を全員出発。7 合目付近で夜が明け、8 合目で朝食。雨の中を 登り続け、AM10:00 大鳥居を潜り抜けると山頂稜線に登り出る。小休憩後、40 分程の登りで、日本最高峰剣が峰 3776 mの三角点に全員登頂する。「バンザーイ!」 、この後お鉢めぐりをして、昼食を摂り PM12:10 下山開始。佐藤小屋、 シャトルバスを経て、中央高速を走り、PM7:40 松本へ無事帰還する。 ③9/21(土)~9/23(月)秋の涸沢と北穂高岳登山・・9 名参加 9/21 晴れ、AM8:30 上高地を出発。明神、徳沢を経て、AM11:45 横尾で昼食を摂る。ここから槍ヶ岳へのルート を右に見て涸沢へ登る。秋の斜陽が差し込む山道を登り続け PM3:15 涸沢ヒュッテ泊。9/22 朝焼けの朝を迎える。 AM7:00、涸沢を出発。涸沢小屋脇を通り過ぎ、北穂沢を登る。1 時間 30 分程で、50mを超える岩場に取り付き、 クサリとハシゴを頼りに登りきる。そこから 1 時間程急斜面の岩稜線を登り続けると、傾斜もゆるくなり、北穂テ ント場に辿り着く。振り返ると、奥穂、前穂高岳の岩峰が迫ってくる。 涸沢岳へ向かう分岐から、10 分程岩稜線を辿ると AM10:30 北穂高岳 3106mに登頂する。山頂で 1 時間程展望の 憩いを楽しみながら、昼食を摂る。北方、キレット越に天を突く槍ヶ岳を望む。AM11:30 下山開始。岩場を慎重 に降り、PM2:00 過ぎ涸沢に到着。各人、夕食まで祝い酒に酔う。 9/23 快晴、AM7:00 涸沢出発。横尾を経て、徳沢で温かい昼食を摂り、PM12.45 上高地に到着する。 ★これからの MHC2013 登山講習の秋山登山 ④南アの女王 秋の仙丈ケ岳(3033m)を登る ・・別紙参照 ⑤晩秋の八ヶ岳縦走登山(赤岳~阿弥陀岳) ・・別紙参照 ⑥新雪の常念岳(2857m)を登る ・・別紙参照 ⑦新雪の燕岳(2763m)と温泉 ・・別紙参照 是非、ご参加ください。 ⑧「岳都グリンデルワルト訪問とスイスアルプス展望ハイキング」報告 「岳都グリンデルワルト訪問とスイスアルプス展望ハイキング」は、2013 年 8 月 31 日~9 月 8 日 までの日程で松本市民を始めとする参加者 30 名により実施致しました。参加者一行はグリンデルワ ルトのシュラッピー村長ら村幹部からの歓迎を受け、スイスアルプスを代表するアイガー、マッタ ーホルンの山麓を巡るハイキングを連日行い、岳都交流と姉妹都市交流の責任も果して参りました。 グリンデルワルトとアイガー3970m 9/1 ロープウェイからベーシック小屋へ、アイガー東壁を仰ぎ休憩。 9/2 ゴンドラでメッリッヘン山頂へ、アイガー、メンヒを望みユングフラウヨッホへ。帰路アイガー北壁を仰ぐ 9/3 ゴンドラでフィルスト山頂へ。ハイキングを始めバッハアルプ湖で休憩。ファルホルン山頂で昼食休憩 後、放牧地を下山、ブスアルプで待つバスに乗り、ホテルへ帰還する PM6:00 夕陽射し込むホテルのレストランで、村長ら村幹部が出席して、グリンデルワルト観光局主催による歓 迎会が開催される。岳都交流の挨拶が交わされ、スイスワインで乾杯!する。 朝焼けのマッターホルン 9/4 ツエルマットを訪ね、6/5、9/6 と、マッターホルン 4478mを巡るハイキングをする。 ⑨「岳都グリンデルワルト訪問 と スイスアルプス展望ハイキング」報告写真展 表題 「岳都グリンデルワルト訪問とスイスアルプス写真展」 期日 2013 年 10 月 18 日(金)~10 月 21 日(月) 会場 井上百貨店本館 7 階大ホール 審査員 山岳写真家 内田良平氏 表彰式 10 月 18 日(金)PM2:00~3:00 会場で挙行されます。 スイス参加者の皆様、また会員の皆様には、出品をお待ちしております。 ・募集要項は別紙参照。 優秀作品は、松本市長賞、松本商工会議所会頭賞、信濃毎日新聞社賞、朝日新聞、読売、毎日各支局長 賞、中日新聞社賞、市民タイムス賞、NHK 長野放送局長賞、他が選抜され、賞状、副賞が授与されます。 3、事務局から ①10 月 8 日(火)PM6:30~8:30 講演-多様な文化の花咲カトマンズ- 講師 元トリブバン大学客員教授 鳥羽季義氏 会場 松本中央公民館(M ウィング)3-2 受付、会場係等 3 人~5 人必要です。ご協力ください。 ②10 月 18 日(金)~10 月 21 日(月)AM10:00~PM7:00(最終日 PM5:00 まで) MHC 姉妹都市交流事業「岳都グリンデルワルト訪問とスイスアルプス写真展」開催 井上デパート本館 7 階第ホール 受賞式 10 月 18 日(金)PM2:00~PM3:00 準備 10/17(水)PM1:00~5:00、片付け 10/21PM5:00~6:00 延べ 20 人必要です。 ※お手伝い表をお送りいたします。 参加者募集 ・・秋の京都の寺社を訪ね、祇園町を散策し、紅葉を楽しみませんか。 ③11/31(土)~12/1(日)「京都紅葉巡りと小倉山」 ・・後日詳しい内容をお送りします。 京都在住の会員、吉田和夫さんが企画してくれた「京都紅葉巡りと小倉山」を実施したいと思います。 紅葉の名刹寺を訪ね、夜は由緒ある高瀬川の食事処で舞妓さんの舞を鑑賞し、祇園町を散策。翌日は 嵐山と小倉山の紅葉を大満喫します。京都ホテルと貸切バス手配は JTB 中部が協力してくれました。 日程 11/31(土) 松本(貸切バス)→京都到着・昼食→紅葉の名刹寺、永観堂・南禅寺→高瀬川二条の食事 処「二条苑」―江戸の豪商角倉了以の別荘だった処、小堀遠州が作った庭園もあるー舞 妓さんの舞を見ながら夕食→先斗町・祇園町散策→京都国際ホテル(泊) 12/1(日) 京都国際ホテル→嵐山へ・紅葉名刹寺、宝厳院・天龍寺→野々山神社・恋の成就を祈願 →常寂光寺・紅葉の名所→小倉山登山(約 300m、時間があれば山頂へ)・・保津峡・嵐 山の紅葉を眼下に望む→貸切バス→松本へ 旅費 40,000~45,000 円 参加人員 15 名 締切 11 月 5 日頃までですが、ホテルなど予約状況により、お早めにご連絡ください。 申込、NPO 法人松本ヒマラヤ友好会事務局へ TEL0263-47-6197、FAX0263-47-5685 平成 25 年 10 月 1 日 MHC 会 員 各 位 NPO 法人 松本ヒマラヤ友好会事務局
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