複合板 技術資料 ∫ ∫ 物性編 ∫ ∫ 目 次 1.アルミ樹脂積層複合板の概要…………………………………… 1 1-1 特長………………………………………………………………………… 1-2 規格・構成………………………………………………………………… 1 2 2.基本的性質………………………………………………………… 5 2-1 比重………………………………………………………………………… 2-2 線膨張率…………………………………………………………………… 2-3 熱伝導率…………………………………………………………………… 2-4 荷重たわみ温度…………………………………………………………… 2-5 音響透過損失……………………………………………………………… 5 6 7 8 9 3.機械的性質………………………………………………………… 10 3-1 引張試験…………………………………………………………………… 3-2 曲げ試験…………………………………………………………………… 3-3 等価剛性…………………………………………………………………… 3-4 衝撃試験…………………………………………………………………… 3-5 側圧試験…………………………………………………………………… 10 11 12 13 14 4.応用物性…………………………………………………………… 15 4-1 熱的性質…………………………………………………………………… 15 4-2 防火性能…………………………………………………………………… 16 5.強度・たわみ……………………………………………………… 17 5-1 曲げ強度設計……………………………………………………………… 17 5-2 たわみ設計………………………………………………………………… 18 5-3 サッシ深さ設計…………………………………………………………… 19 6.静荷重試験………………………………………………………… 20 6-1 パンチング加工製品の静荷重試験……………………………………… 20 ※記載されている数値は、測定値の代表値です。 ※記載されている情報の誤った使用または不適切な使用等によって生じた損害につきましては、 一切の責任を負いかねますのでご了承ください。 ※内容は予告なく変更することがありますので、最新の情報については弊社までお問い合わせ ください。 ※記載された内容の無断転載や複製はご遠慮ください。 1.アルミ樹脂積層複合板の概要 1-1 特長 積水樹脂プラメタル㈱が提供するアルミ樹脂積層複合板は、アルミニウムシート(スチールシート) とプラスチック(発泡タイプ、ソリッドタイプ、不燃性無機フィラー混入タイプ)のサンドイッチ構 造で構成された化粧材料で、表 1 に示すような特長を有しており、幅広い用途に使用できる素材です。 アルミ樹脂積層複合板の特長を表 1 に示します。 【表 1 アルミ樹脂積層複合板の特長】 アルミシート(スチールシート)と樹脂(発泡タイプ、ソリッドタイプ、不燃無機質混入タイ プ)との積層構造で製品比重が0.3~2.2以下と軽く、等価剛性でアルミニウム単板に比べ約 軽量性 10%から50%軽減され軽くて強い材料です。 剛性 高分子プラスチックの両面に張力の高いアルミニウムを配置した複合材で剛性が高く耐衝撃 性、耐風圧性に優れています。 平滑性 金属樹脂積層複合技術により優れた平滑性を有します。 耐食性 耐候性 *1、*2 防火性 *3 寸法安定性 加工性 *4 アルミニウム素材に高耐候性焼付塗装を施すことにより耐食性、耐候性に優れています。 難燃認定品と不燃認定品ならびに特定メディアシートとの組合せた不燃認定品を新たにライン ナップしております。 線膨張係数がアルミニウム(スチール)とほぼ同等で、温度変化に対する寸法安定性に優れて います。 構成素材の特長を活かし、切断、切削、Vカット曲げ、R曲げ、接合、パンチング、UVダイレ クトプリンターによる印刷等の加工性に優れています。 断熱性 軽量なアルミシートと樹脂(発泡タイプ、ソリッドタイプ、不燃無機質混入タイプ)との積層 遮音性 複合板ですので断熱性、遮音性に優れています。 *1 製品銘柄により、塗装仕様が異なりますので、都度御確認ください *2 表面材にスチールシートを使用した製品は、基材の防錆性能、表面塗装の耐候性が他の製品と異なるため、屋内 設置限定です。 *3 製品銘柄により、認定の有無が異なりますので、都度御確認ください。 *4 製品銘柄により、加工可能範囲は異なりますので、都度御確認ください。 1 1-2 規格・構成 アルミ樹脂積層複合板は、使用用途と材料構成から、以下の種類に分類されます。 ■アートパネル 表面材:アルミ 厚み :0.1mm(アートパネル1500 用途 サイン、看板用、UV ダイレクト印刷用 のみ0.15mm) 特徴 発泡白系樹脂芯材 塗装:ポリエステル樹脂焼付 製品厚み 1.5、2、3、4、5mm 芯材:発泡ポリオレフィン樹脂系 芯材色:白系 UVダイレクト印刷用は、特定品番品番AP-883UVSです ■スチールアートパネル 表面材:スチール 用途 ホワイトボード、黒板用 厚み :0.1mm 0.27mm(スチールアート 特徴 スチールシート(屋内設置限定) パネル(SS-008L)のみ) 塗装:アクリル樹脂焼付 (裏面材はポリエステル樹脂焼付 サービスコート) 製品厚み3mm 芯材:発泡ポリオレフィン樹脂系 芯材色:黒系 ■ハイエースバン 表面材:アルミ 用途 汎用建材 厚み :0.1mm 特徴 発泡黒系樹脂芯材 塗装:ポリエステル樹脂焼付 製品厚み3、4mm 芯材:発泡ポリオレフィン樹脂系 芯材色:黒系 ■ハイエースバンDP 用途 断熱サッシ用腰パネル、排煙窓ガラス代替 特徴 発泡 PS との複合積層材 表面材:ハイエースバン 厚み :3mm品 塗装:ポリエステル樹脂焼付 芯材:発泡ポリオレフィン樹脂系 芯材色:黒系 製品厚み12、18mm 2 芯材:発泡ポリスチレン 芯材色:白系 ■かまちえーす 表面材:アルミ 用途 框ドアパネル用 厚み :0.1mm 特徴 発泡黒系樹脂芯材 塗装:ポリエステル樹脂焼付 製品厚み3mm ■かまちえーすW+ 芯材:発泡ポリオレフィン樹脂系 芯材色:黒系 表面材:かまちえーす 用途 框ドアパネル用 厚み :3mm 特徴 芯材に特殊シート使用 塗装:ポリエステル樹脂焼付 芯材:発泡ポリオレフィン樹脂系 芯材色:黒系 製品厚み6mm 芯材:特殊シート ■プラメタル 表面材:アルミ 用途 汎用建材 手摺パネル 厚み :0.1mm 特徴 ソリッド黒系樹脂芯材 塗装:ポリエステル樹脂焼付 製品厚み3、4mm ■プラメタルED 芯材:ソリッドポリオレフィン樹脂系 芯材色:黒系 表面材:アルミ 用途 クリーンルーム 厚み :0.1mm 特徴 表面塗装に静電気拡散性塗料を使用 塗装:静 電気拡散性ポリエステル 樹脂焼付 製品厚み3、4mm ■プラメタルFRW 芯材:ソリッドポリオレフィン樹脂系 芯材色:黒系 表面材:アルミ 用途 外装パネル 厚み :0.5mm 特徴 不燃材 塗装:フッ素樹脂焼付 (裏面材はポリエステル樹脂焼付 グレー色サービスコート) 製品厚み4mm 3 芯材:不燃性無機フィラー混入芯材 芯材色:グレー系 ■プラメタルFRC 表面材:アルミ 用途 天井パネル 厚み :0.5mm 特徴 不燃材 塗装:ポリエステル樹脂焼付 (裏面材はポリエステル樹脂焼付 グレー色サービスコート) 製品厚み4mm 芯材:不燃性無機フィラー混入芯材 芯材色:白系 ■プラメタルFR 表面材:アルミ 用途 不燃看板、汎用建材 厚み :0.2mm 特徴 不燃材 塗装:ポリエステル樹脂焼付 製品厚み3mm 芯材:不燃性無機フィラー混入芯材 芯材色:白系 ■プラメタルFR305-SIGN 用途 特定メディアシート用下地材 表面材:アルミ 特徴 不燃材 特定メディアシートとの 厚み :0.5mm 塗装:フッ素樹脂焼付 組合せによる不燃認定 (裏面材はポリエステル樹脂焼付 グレー色サービスコート) 製品厚み3mm 芯材:不燃性無機フィラー混入芯材 芯材色:グレー系 製品銘柄によっては、表記以外の製品仕様もございますので、別途お問い合せください。 4 2 基本的性質 2-1 比重 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄の比重は、表面材であるアルミニウム(スチール、ステンレス)と 構成する芯材の密度とそれぞれの厚さ構成により決まります。 【表 2-1-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の比重・重量】 銘柄 アートパネル カラーアートパネル 製品厚み 比重 重量Kg/㎡ 銘柄 製品厚み 比重 重量Kg/㎡ 1.5mm 0.95 1.43 かまちえーすW+ 6mm 0.85 5.10 2mm 0.87 1.74 3mm 1.10 3.30 3mm 0.68 2.04 4mm 1.03 4.12 4mm 0.70 2.80 プラメタルFR302 3mm 1.87 5.61 5mm 0.68 3.40 プラメタルFRW405 3mm 0.80 2.40 プラメタルFRC405 4mm 1.90 7.60 1.14 3.42 プラメタル FR305-SIGN 3mm 1.97 5.91 1.96 5.88 12mm 0.36 4.32 18mm 0.25 4.50 プラメタル ※1 ハイエースバン ※2 かまちえーす ※1 アートパネル1500 ※4 スチールアートパネル ※3 スチールアートパネル ※3 3mm (SS-008L) ハイエースバンDP 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※1 カラーアートパネル、かまちえーすは、製品厚み3mmのみのラインナップとなります。 ※2 ハイエースバンの製品厚み2mm、4mm、5mmは受注生産となります。 ※3 スチールアートパネルとスチールアートパネル(SS-008L)は、スチールシートの厚みの異なる製品です。 ※4 アートパネルとアートパネル1500は、アルミシートの厚みの異なる製品です。 各種材料の比重を表 2-1-2 に示します。 【表 2-1-2 各種材料の比重】 材料名 アルミニウム 鋼種3105 鉄(軟鉄) ステンレス SUS304 比重 材料名 比重 材料名 比重 2.71 ベークライト板 1.37 MDF 0.5~0.6 7.85 ポリカーボネート板 1.20 石膏ボード 0.86 0.95 パーティクルボード 0.6~0.7 石綿セメント板 1.3~1.7 7.93 高密度 ポリエチレン フロートガラス 2.56 FRP 1.7 アクリル板 1.2 木材(杉) 約0.38 硬質塩ビ 1.4 ラワン合板 約0.5 上記の数値は一般値であり、保証値ではありません。 5 2-2 線膨張率 アルミ樹脂積層複合板は、金属と樹脂の積層材ですが、温度差により膨張、収縮が生じます。 表 2-2-1 に線膨張率の値を示します。 【表 2-2-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の線膨張率】 銘柄 製品厚み 線膨張率 1.5mm 2.4~3.0×10 /℃ 2mm 2.4~3.0×10 /℃ 3mm 2.4~3.0×10 /℃ 4mm 2.4~3.0×10 /℃ プラメタルFR302 5mm 2.4~3.0×10 /℃ プラメタルFRW405 3mm 2.4~3.0×10 /℃ プラメタルFRC405 3mm 1.2~1.5×10 /℃ 12mm 2.4~3.0×10 /℃ 18mm 2.4~3.0×10 /℃ アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす アートパネル1500 スチールアートパネル スチールアートパネル −5 銘柄 製品厚み 線膨張率 かまちえーすW+ 6mm 2.4~3.0×10 /℃ 3mm 2.4~3.0×10 /℃ 4mm 2.4~3.0×10 /℃ 3mm 2.4~3.0×10 /℃ 4mm 2.4~3.0×10 /℃ 3mm 1.8〜2.3×10 /℃ −5 プラメタル −5 −5 −5 −5 プラメタル FR305-SIGN −5 −5 −5 −5 −5 −5 −5 (SS-008L) ハイエースバンDP −5 −5 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表 2-1-1 注記 1、2、3 をご参照ください。 各種材料の線膨張率を表 2-2-2 に示します。 【表 2-2-2 各種材料の線膨張率】 材料名 線膨張率 材料名 線膨張率 鉄(軟鉄) 1.2×10 /℃ アクリル樹脂 5.0~9.0×10 /℃ 2.4×10 /℃ 硬質塩ビ 7.0×10 /℃ −5 アルミニウム −5 鋼種3105 ステンレス 1.7×10 /℃ −5 SUS304系 FRP 2.0~5.0×10 /℃ ポリカーボネート 6.0×10 /℃ ポリエチレン 樹脂 −5 −5 10~22×10 /℃ −5 −5 −5 フロートガラス 1.2×10 /℃ −5 上記の数値は一般値であり、保証値ではありません。 各銘柄の温度変化による伸び/縮む量は次の式から求められます。 δ =C ×Δ T × L δ:製品の温度差による伸び/縮み量(mm) C:各銘柄の線膨張率 L:製品の長さ(mm) ΔT:各銘柄の取付けられた時の温度 Ti と使用時の温度 Ta との差 ΔT = Ta - Ti(℃) ΔT が(+)なら伸び、(-)なら縮み 【計算例】 プラメタル 3mm 製品、長さ 2000mm、温度差ΔT=20℃の場合の伸び縮みは δ= 2.4×10 ×20×2000 = 0.96mm となります -5 6 2-3 熱伝導率 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄の熱伝導率はアルミニウムと芯材の熱伝導率の値より次式により計 算で求めることが出来ます。 t PM t CO t AL t AL + + λAL λCO λAL λPM = t t PM t AL CO :プラメタル、アルミニウム、芯材の厚さ(m) λPM λAL λCO :プラメタル、アルミニウム、芯材の熱伝導率 w/(m・K) アルミニウム(鋼種 3105)の熱伝導率を 170w/ (m・K) 、発泡芯材 0.11w/ (m・K) 、ソリッド芯材を 0.34w/(m・K)、不燃芯材を 0.64w/(m・K)として計算します。表 2-3-1 はその計算結果を示します。 【表 2-3-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の熱伝導率】 銘柄 アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす アートパネル1500 スチールアートパネル スチールアートパネル 製品厚み 熱伝導率 w/(m・K) 銘柄 製品厚み 熱伝導率 w/(m・K) 1.5mm 0.127 かまちえーすW+ 6mm 0.232 2mm 0.122 3mm 0.364 3mm 0.118 4mm 0.358 4mm 0.116 プラメタルFR302 3mm 0.738 5mm 0.115 プラメタルFRW405 3mm 0.122 プラメタルFRC405 4mm 0.852 0.118 プラメタル FR305-SIGN 3mm 0.958 3mm 0.134 (SS-008L) ハイエースバンDP プラメタル 12mm 0.055 ※1 18mm 0.044 ※1 上記の数値は計算値及び測定値であり、保証値ではありません。 ※ 1 測定値 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表 2-1-1 注記 1、2、3 をご参照ください。 各種材料の熱伝導率を表 2-3-2 に示します。 【表 2-3-2 各種材料の熱伝導率】 材料名 密度(g/cm ) 熱伝導率 w/(m・K) 材料名 密度(g/cm ) 熱伝導率 w/(m・K) 2.71 170.0 ポリカーボネート 1.2 0.19 フロートガラス 2.56 0.75 鉄 7.85 83.5 アクリル 1.2 0.19 銅 8.9 370.0 硬質塩ビ 1.4 0.16 スレート板 2.24 1.25 高密度ポリエチレン 0.95 0.34 石綿セメント板 1.15 0.15 FRP 1.7 0.55 石膏ボード 0.86 0.13 スチロール 0.33 0.037 木毛セメント板 0.42 0.10 ロックウール 0.33 0.061 コンクリート 2.2 1.62 グラスウール板 0.30 0.029 ラワン合板 0.6 0.15 ポリウレタンフォーム 0.03 0.014 モルタル 2.1 1.15 空気 0.0013 0.026 ALC 0.7 0.11 水 0.998 0.60 アルミニウム 鋼種3105 3 上記の数値は一般値であり、保証値ではありません。 7 3 2-4 荷重たわみ温度 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄を高温環境で使用する場合は、以下の荷重たわみ温度を参考にして ください。 (JIS 規格試験での、高温下で荷重を与えた時の変形開始温度であり、使用実環境温度ではありません。 ご注意ください) <測定方法> 荷重たわみ温度の測定方法は加熱浴槽内の支持間に試験片を置き、中央に応力を加えたまま温度を 上げていき、変形が始まる温度を測定します。 JIS K 7191-2 荷重たわみ温度の試験方法に準拠 試験法:フラットワイズ(板厚方向に応力をかける) 支点間距離:64mm 応力:1.80MPa(18.5Kgf/cm ) 荷重たわみ温度におけるたわみ:0.40mm 温度上昇速度:2℃/分 試験片サイズ:巾10mm×長さ80mm×厚さ 2 測定結果を表 2-4-1 に示します。 【表 2-4-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の荷重たわみ温度】 銘柄 アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす アートパネル1500 スチールアートパネル スチールアートパネル 製品厚み 荷重たわみ温度(℃) 1.5mm 127 2mm 124 3mm 123 4mm 124 5mm 119 プラメタルFR302 3mm 124 プラメタルFRW405 125 プラメタルFRC405 128 プラメタル FR305-SIGN 3mm (SS-008L) ハイエースバンDP 12mm 銘柄 製品厚み 荷重たわみ温度(℃) かまちえーすW+ 6mm 99 3mm 128 4mm 129 3mm 119 4mm 120 3mm 125 プラメタル 71 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3をご参照ください。 各種材料の熱変形温度を表 2-4-2 に示します 【表 2-4-2 各種材料の荷重たわみ温度】 材料名 荷重たわみ温度(℃) 材料名 荷重たわみ温度(℃) アクリル 87~100 ABS 82〜85 ポリスチレン 80~90 ポリカーボネート 140 硬質塩化ビニル 65~70 上記の数値は一般値であり、保証値ではありません。 8 2-5 音響透過損失 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄の音響透過損失を表 2-5-1 に示します。 【表 2-5-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の音響透過損失】 (単位:dB) プラメタル アートパネル アート スチール カラーアートパネル 銘柄 パネル アート ハイエースバン DP 1500 パネル かまちえーす 厚み ハイエースバン かまち えーす W+ 参考値 FRW PA FR PA 302 FR305 405 -SIGN FRC 405 2mm 3mm 4mm 5mm 3mm 125 7.6 7.8 7.7 9.5 8.6 9.5 12.5 11.7 160 8.5 9.4 10.0 10.7 8.5 10.4 13.8 200 9.1 10.7 11.0 12.9 11.3 12.5 250 10.2 11.1 12.6 13.5 12.4 315 11.4 12.6 13.9 15.8 400 12.6 13.7 15.6 500 14.2 15.7 630 14.9 800 ネート板 3mm 4mm 3mm 3mm 4mm 3mm 12.8 9.6 10.3 18.9 17.4 17.1 15.8 15.2 12.9 10.9 12.3 18.4 18.0 17.9 15.7 14.2 12.3 15.4 13.1 13.8 19.6 19.3 19.4 16.5 13.1 14.8 14.6 15.8 14.0 15.9 20.1 19.6 20.7 15.5 13.4 15.0 17.3 16.6 18.4 15.1 17.4 21.5 20.3 21.8 15.7 17.7 14.8 16.6 19.1 18.8 20.4 17.3 18.7 22.9 21.0 23.8 17.4 17.4 19.1 16.8 18.3 20.7 20.5 22.5 19.3 20.9 24.6 22.7 25.6 18.8 16.8 18.3 20.0 17.6 19.0 21.7 21.4 23.6 19.9 22.0 25.4 23.9 26.2 20.8 16.1 17.3 18.8 20.6 18.1 19.8 22.3 21.8 24.0 20.7 22.9 25.7 26.4 26.8 22.2 1000 17.1 18.7 20.2 21.9 19.5 21.1 23.6 22.8 25.3 21.9 23.9 26.7 27.8 27.5 24.0 1250 18.7 20.6 21.9 23.7 21.1 23.0 25.0 23.8 27.0 23.6 25.5 27.4 29.6 28.6 25.6 1600 20.8 21.9 23.5 25.0 22.4 24.4 26.5 25.5 28.3 25.6 27.4 29.0 31.2 30.3 27.1 2000 22.5 23.5 24.9 26.3 24.5 25.8 27.9 26.3 29.6 27.3 28.7 30.4 32.2 31.1 28.6 2500 23.7 24.4 25.4 26.2 25.2 26.1 28.1 26.5 29.5 28.4 29.7 31.3 32.9 31.1 30.9 3150 24.8 25.1 25.3 24.2 26.2 26.5 28.2 26.4 28.2 28.9 29.5 31.5 33.0 25.7 32.9 4000 25.2 25.1 23.6 20.4 26.2 25.8 27.1 23.8 24.0 28.4 26.8 30.3 30.0 23.7 36.5 周波数(Hz) 3mm 12mm 18mm 6mm ポリ カーボ 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3 をご参照ください。 各種材料の音響透過損失を表 2-5-2 に示します。 【表 2-5-2 各種材料の音響透過損失】 (単位:dB) 材料名 鉄板 石膏ボード 石膏ボード パーティクルボード コンクリート 1.0mm 4.5mm 9.5mm 12.5mm 40mm 150mm 22 10 15 19 36 19 27 14 15 24 − 28 24 34 21 22 29 51 − − 28 39 27 29 34 − 2000 20 26 33 41 35 35 35 61 4000 − − 38 38 38 34 − − 合板 ガラス 12mm 6mm 125 19 15 17 250 − − 500 25 1000 周波数(Hz) 上記の数値は一般値であり、保証値ではありません。 9 3 機械的性質 3-1 引張試験 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄の引張試験を行い引張強さ、耐力、伸びの測定結果を表 3-1-1 に示 します。 <測定方法> JIS K 7161 プラスチックの引っ張り試験方法 試験速度:5.0mm/min 試験片形状:一号試験片 単位:mm 全長:175 両端の巾:20 ± 0.5 平行部分の巾:10 ± 0.5 肩の丸み半径:60 標線間距離:50 ± 0.5 つかみ具間距離:115 【表 3-1-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の引張試験結果】 銘柄 製品 厚み 1.5mm 2mm アートパネル カラーアートパネル 3mm ハイエースバン かまちえーす 4mm 5mm アートパネル 1500 スチール アートパネル スチールアートパネル (SS-008L) ハイエースバン DP 耐力 引張強さ 破断点 MPa MPa 伸び 2 2 (N/mm ) (N/mm ) % 2 2 [Kgf/mm ][Kgf/mm ] 銘柄 かまちえーす W+ 6mm 35.2 [3.59] 32.3 [3.30] 1 3mm 42.0 [4.28] 26.8 [2.73] 16 4mm 37.8 [3.85] 24.1 [2.46] 19 3mm 40.2 [4.10] 35.2 [3.59] 7 4mm 43.9 [4.48] 38.7 [3.95] 6 3mm 52.9 [5.40] 40.1 [4.10] 3.8 44.8 [4.57] 31.2 [3.19] 6.8 35.3 [3.60] 29.0 [2.96] 5 23.2 [2.37] 16.4 [1.67] 4.8 22.5 [2.29] 15.7 [1.60] 4 プラメタル FR302 17.5 [1.78] 11.7 [1.19] 6 プラメタル FRW405 プラメタル 32.2 26.1 5.2 プラメタル FRC405 55.5 [5.66] 48.8 [4.98] 1 プラメタル FR305-SIGN 66.9 [6.83] 62.4 [6.37] 1 12mm 11.6 [1.18] 8.2 [0.84] 4.7 18mm 7.73 [0.79] 5.67 [0.58] 5.0 3mm 3mm 引張強さ 耐力 破断点 MPa MPa 伸び 2 2 (N/mm ) (N/mm ) % 2 2 [Kgf/mm ][Kgf/mm ] 製品 厚み 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3をご参照ください。 ※測定値は試験方法により大きく変動します。 10 3-2 曲げ試験 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄の曲げ試験を行い曲げ強さ、曲げ耐力、曲げ弾性率の測定結果を 表 3-2-1 に示します。 <測定方法> JIS K 7171 プラスチック―曲げ特性の試験方法 試験速度:厚さ /2mm/min 支点間距離:厚さ× 16 倍 圧子半径:R1 = 5 支持台半径:R2 = 2(2 〜 3mm 厚)R2 = 5(4 〜 6mm 厚) 試験片形状:巾:25(2 〜 3mm 厚)10(4 〜 5mm 厚)15(6mm 厚) 【表 3-2-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の曲げ験結果】 銘柄 アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす アートパネル 1500 スチール アートパネル スチールアートパネル (SS-008L) ハイエースバン DP 製品 厚み 曲げ強さ MPa 2 (N/mm ) 2 [Kgf/mm ] 曲げ弾性率 MPa 2 (N/mm ) 2 [Kgf/mm ] 1.5mm 113.8 [11.6] 19796 [2,020] 2mm 94.3 [9.6] 14,470 [1,480] 3mm 47.1 [4.80] 10,370 [1,060] 4mm 53.9 [5.50] 9,410 [960] プラメタル FR302 5mm 42.8 [4.37] 8,170 [834] プラメタル FRW405 78.9 13,002 プラメタル FRC405 88.6 [9.0] 20,480 [2,090] プラメタル FR305-SIGN 109.7 [11.2] 20,271 [2,068] 12mm 9.7 [0.99] 1,141 [116] 18mm 5.7 [0.58] 485 [49.5] 3mm 3mm 銘柄 製品 厚み 曲げ強さ MPa 2 (N/mm ) 2 [Kgf/mm ] 曲げ弾性率 MPa 2 (N/mm ) 2 [Kgf/mm ] かまちえーす W+ 6mm 39.4 [4.02] 5,900 [602] 3mm 85.7 [8.7] 15,600 [1,590] 4mm 76.1 [7.8] 12,500 [1,280] 3mm 110.0 [11.2] 28,400 [2,900] 4mm 118.2 [12.1] 30,900 [3,150] 3mm 137.7 [14.1] 38,000 [3,880] プラメタル 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3 をご参照ください。 ※測定値は試験方法により大きく変動します。 11 3-3 等価剛性 等価剛性とは各材料がアルミ樹脂積層複合板の各銘柄と同じ剛性(たわみ)を発生するときの材料 の厚さと重量比を算出したものです。重量比は等価剛性における各製品の重量を 1 とした場合の重量 比です。 各銘柄と各種材料との等価剛性重量比較を表 3-3-1 に示します。 【表 3-3-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の等価剛性における各種材料との板厚および重量比較】 銘柄 アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす アートパネル1500 スチールアートパネル スチールアートパネル 製品 厚み 重量 Kg/㎡ 1.5mm アルミニウム板 ステンレス鋼板 比重2.71 比重7.93 アクリル板 比重1.2 硬質塩ビ 比重1.4 ポリカーボネート 比重1.2 板厚 mm 重量比 板厚 mm 重量比 板厚 mm 重量比 板厚 mm 重量比 板厚 mm 重量比 1.4 1.0 1.9 0.7 3.9 2.8 2.3 2.8 2.8 3.1 2.6 2mm 1.7 1.2 1.9 0.8 3.8 3.3 2.3 3.4 2.7 3.7 2.5 3mm 2.0 1.6 2.1 1.1 4.4 4.4 2.6 4.6 3.1 4.9 2.9 4mm 2.8 2.1 2.0 1.5 4.1 5.7 2.5 5.9 2.9 6.4 2.7 5mm 3.4 2.5 2.0 1.7 4.1 6.8 2.4 7.0 2.9 7.6 2.7 3mm 2.4 1.7 1.9 1.2 4.0 4.8 2.4 4.9 2.9 5.3 2.7 3mm (SS-008L) 3.4 2.0 1.6 1.4 3.3 5.6 2.0 5.7 2.3 6.2 2.2 5.9 2.0 0.9 1.4 1.9 5.6 1.1 5.7 1.4 6.2 1.3 ハイエースバン DP 12mm 4.3 3.1 1.9 2.2 4.0 8.5 2.4 8.8 2.8 9.4 2.6 18mm 4.5 3.5 2.1 2.4 4.3 9.6 2.6 9.9 3.1 10.6 2.8 かまちえーすW+ 6mm 5.1 2.6 1.4 1.9 2.9 7.4 1.7 7.6 2.1 8.2 1.9 3mm 3.3 1.8 1.5 1.3 3.1 5.1 1.8 5.2 2.2 5.6 2.1 プラメタル プラメタルFR302 プラメタルFRW405 プラメタルFRC405 プラメタル FR305-SIGN 4mm 4.1 2.3 1.5 1.6 3.1 6.3 1.8 6.5 2.2 7.0 2.0 3mm 5.6 2.2 1.1 1.6 2.2 6.2 1.3 6.4 1.6 6.9 1.5 4mm 7.6 3.1 1.1 2.2 2.2 8.5 1.3 8.8 1.6 9.4 1.5 3mm 5.9 2.5 1.1 1.7 2.3 6.8 1.4 7.0 1.7 7.6 1.5 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3をご参照ください。 ■算出方法 算出に使用した曲げ弾性率 アルミニウム E=68,600 MPa(N/mm ) 硬質塩ビ E=2,940MPa(N/mm ) ステンレス鋼 E=193,100 MPa(N/mm ) ポリカーボネート E=2,350MPa(N/mm ) 2 2 2 2 アクリル樹脂 E=3,200 MPa(N/mm ) 2 W×L たわみ= 48×E×I 3 = 3 I = b × h /12 ・・・② I ‘ = b × h’/12 ・・・③ 3 3 W×L ・・・① 48×E' ×I’ W:荷重(Kg) L:支点間距離(mm) E:曲げ弾性率(MPa) 3 I:断面係数(mm ) b:幅(mm) h:厚み(mm) ①、②、③より同じたわみを発現する比較材料の厚みは ‘= h 3 E×h /E’ 3 12 3-4 衝撃試験 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄のアイゾット衝撃試験を行いその測定結果を表 3-4-1 に示します。 <測定方法> ASTM D256 プラスチック-アイゾット衝撃強さの試験方法 図のように試料に切り欠きをいれ、片側を固定して ハンマーで瞬間的に応力を加える。試料破断後のハンマ ーの振り上げ角度を測定して破断に要したエネルギーを 算出する。 【表 3-4-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄のアイゾット衝撃試験結果】 銘柄 アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす アートパネル1500 スチールアートパネル スチールアートパネル(SS-008L) 製品厚み KJ/m(Kgf/cm/cm ) 銘柄 製品厚み KJ/m(Kgf/cm/cm ) 1.5mm 20.00(20.39) かまちえーすW+ 6mm 11.91(12.15) 2mm 14.84(15.13) 3mm 32.70(33.38) 3mm 10.88(11.10) 4mm 17.41(17.75) 4mm 11.86(12.09) プラメタルFR302 3mm 17.84(18.19) 5mm 11.04(11.26) プラメタルFRW405 3mm 15.4 (15.70) プラメタルFRC405 4mm 43.58(44.44) 19.3 (19.68) プラメタル FR305-SIGN 3mm 59.0 (60.16) 3mm 2 2 プラメタル 59.46(60.64) 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3をご参照ください。 13 2 2 3-5 側圧試験 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄をボルト、ビス、リベット等で固定した場合、その接合部に風荷重 等による引張りが作用し、取付け穴側面に圧力が加わり穴が変形を起こします。 そこで弾性変形内の限界応力を求めました。試験は穴径と穴中心と板端末との距離との関係を変え て行いました。各銘柄における弾性限界応力を表 3-5-1、3-5-2、3-5-3 に示します 図に示す引張り試験より弾性限界荷重を Fε(N)とすると、弾性限界応力はσε(N/mm )は以下 2 の式より求めました。 【表 3-5-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の側圧試験結果】 D e (mm) (mm) 銘柄 アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす 製品厚み 1.5mm 2mm φ10 4mm 5mm 3mm 弾性限界応力MPa(N/mm )[Kg/mm ] 2 e/D φ5 3mm アートパネル 1500 2 5 1 19.7[1.19] 36.7[3.74] 28.5[2.91] 23.8[2.43] 19.5[1.99] 28.7[2.93] 10 2 27.6[2.81] 43.6[4.45] 34.5[3.51] 28.8[2.94] 27.4[2.79] 31.1[3.17] 15 3 33.7[3.43] 45.6[4.62] 32.3[2.37] 27.6[2.81] 27.3[2.79] 30.3[3.09] 20 4 31.3[3.19] 45.9[4.68] 32.1[3.27] 28.1[2.87] 27.1[2.76] 32.7[3.34] 10 1 15.3[1.56] 22.3[2.27] 19.7[2.01] 13.2[1.34] 16.4[1.67] 25.1[2.56] 20 2 21.7[2.22] 23.2[2.37] 23.6[2.41] 19.7[2.00] 20.6[2.10] 32.2[3.28] 30 3 26.2[2.67] 23.5[2.40] 26.4[2.69] 18.5[1.89] 25.6[2.61] 34.4[3.51] 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3をご参照ください。 【表 3-5-2 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の側圧試験結果】 D e (mm) (mm) 銘柄 製品厚み スチールアート パネル スチールアートパネル (SS-008L) かまちえーすW+ 3mm 3mm 6mm φ10 12mm 18mm 弾性限界応力MPa(N/mm )[Kg/mm ] 2 e/D φ5 ハイエースバンDP 2 5 1 44.8[4.56] 50.4[5.18] 34.2[3.49] 6.61[0.169] 1.49[0.152] 10 2 43.4[4.43] 95.8[9.28] 40.9[4.17] 5.40[0.551] 2.01[0.204] 15 3 39.2[3.99] 89.2[9.10] 42.7[4.36] 5.10[0.520] 1.59[0.162] 20 4 41.7[4.25] 106.9[10.91] 40.4[4.12] 4.48[0.457] 1.63[0.166] 10 1 35.9[3.66] 60.2[6.14] 30.4[3.10] 4.05[0.413] 1.19[0.122] 20 2 31.6[3.22] 88.2[9.00] 34.9[35.6] 2.34[0.238] 1.19[0.122] 30 3 33.3[3.40] 72.8[7.43] 35.1[3.58] 2.44[0.249] 1.22[0.125] 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3をご参照ください。 14 【表 3-5-3 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の側圧試験結果】 プラメタル D 銘柄 e プラメタル プラメタル プラメタル FRW405 FR302 FR305-SIGN プラメタル FRC405 (mm) (mm) 製品厚み 3mm 4mm φ10 3mm 4mm 弾性限界応力 MPa(N/mm )[Kg/mm ] e/D φ5 3mm 2 2 5 1 39.9[4.07] 33.6[3.43] 37.9[3.86] 45.0[45.9] 43.1[4.39] 10 2 63.7[6.50] 60.8[6.20] 72.0[7.34] 99.8[10.2] 79.8[8.14] 15 3 77.4[7.89] 69.6[7.10] 72.2[7.36] 100.3[10.2] 93.3[9.51] 20 4 72.0[7.34] 74.1[7.56] 83.6[8.52] 106.6[10.2] 92.9[9.47] 10 1 31.4[3.20] 33.8[3.45] 33.6[3.43] 60.6 [6.2] 39.5[4.03] 20 2 51.2[5.22] 57.8[5.89] 56.0[5.71] 94.6 [9.7] 74.2[7.57] 30 3 58.3[5.94] 59.8[6.10] 57.0[5.81] 92.7 [9.5] 81.3[8.29] 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 4.応用物性 4-1 熱的性質 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄は樹脂芯材を挟んでいるため、他の金属材料に比べ高い断熱性を 持っています。外壁に使用した場合の熱貫流抵抗を【表 2-3-1 製品の熱伝導率】を用いて次式により 計算で求めることができます。 熱伝達抵抗 RS(㎡・K/W] 外側を 0.0878、内側を 0.126 とした場合 製品厚み + 熱伝達抵抗RS(内側) 製品の熱伝導率 熱貫流抵抗 Rt =熱伝達抵抗 Rs(外側)+ JISA1420 建築用構成材の断熱性測定方法に準じ、測定した実測値も併記します。 【表 4-1-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄を外壁に使用した場合の熱貫流抵抗】 熱貫流抵抗(m ・K/W) 2 銘柄 製品厚み 2 銘柄 製品厚み かまちえーすW+ 計算値 実測値 1.5mm 0.23 — 2mm 0.23 0.22 3mm 0.24 0.23 4mm 0.25 0.23 プラメタル FR302 5mm 0.26 0.23 プラメタル FRW405 アートパネル1500 3mm 0.24 — プラメタル FRC405 ハイエースバン 12mm — 0.42 プラメタル FR305-SIGN DP 18mm — 0.62 アートパネル カラーアートパネル ハイエースバン かまちえーす プラメタル 計算値 実測値 6mm 0.24 0.24 3mm 0.22 — 4mm 0.23 — 3mm 0.22 0.20 4mm 0.22 0.23 3mm 0.22 — 上記の数値は計算値及び測定値であり、保証値ではありません。 ※製品銘柄、厚みについては、1-2 規格・構成及び表2-1-1 注記1、2、3をご参照ください。 15 熱貫流抵抗(m ・K/W) 【表 4-1-2 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の断熱性等級に対する熱貫流抵抗値】 断熱性等級 等級との対応値 熱貫流抵抗値(㎡・K/W) 製品厚み 熱貫流抵抗値 (㎡・K/W) 1.5mm 0.23 2.0mm 0.22 3.0mm 0.23 4.0mm 0.23 5.0mm 0.23 3.0mm 0.22 4.0mm 0.23 3.0mm 0.22 プラメタルFR305-SIGN 3.0mm 0.22 プラメタルFRW405 4.0mm 0.22 かまちえーすW+ 6.0mm 0.24 銘柄 アートパネル ※1 カラーアートパネル ※2 ハイエースバン ※1 かまちえーす H-1 0.215以上 プラメタル プラメタルFR302 H-2 0.246以上 H-3 0.287以上 H-4 0.344以上 ハイエースバンDP 12mm 0.42 H-5 (最高規格) 0.43以上 ハイエースバンDP 18mm 0.62 ※上記の数値は計算値及び実測値の為、保証値ではありません。 ※1 カラーアートパネル、かまちえーすは製品厚みが3.0mmのみです。 ※2 ハイエースバンの製品厚みが2.0mm、3.0mm、4.0mmは受注生産品になります。 断熱性等級は熱貫流抵抗値を基準として等級分けされており、JIS A4706で規定されます。 熱貫流率は壁体の内外の空気の温度が異なる時に、高温側から低温側に移動する熱の割合を言います。 室内外の空気の温度差が1℃の時に1㎡の面積から1時間に流れる熱量が熱貫流率で単位はW/(㎡・K)で表します。 熱貫流抵抗値は熱貫流率の逆数で単位は㎡・K/Wで表します。 熱貫流抵抗値は数値が大きいほど断熱性が優れていることを示します。 4-2 防火性能 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄の国土交通省の防火認定を表 4-2 に示します。 【表 4-2 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の建築材料防火認定番号】 銘柄 製品厚み 防火性能 認定番号 難燃認定品 RM-0041 3mm 不燃認定品 NM-1965 4mm 不燃認定品 NM-1968 3mm 不燃認定品 NM-3365 アートパネル 2mm カラーアートパネル 3mm ハイエースバン かまちえーす プラメタル プラメタルFR302 プラメタルFRW405 プラメタルFRC405 プラメタルFR305-SIGN 4mm 3mm 4mm ※表面塗装仕様、表面形状により、認定対象外のものがありますので、詳細はお問い合わせください ※パンチング加工をした場合は、防火認定は対象外になりますので、ご注意ください ※FR305-SIGNは特定のメディアフィルムを貼って不燃認定を取得しております。詳しくは弊社ホームペー ジをご確認ください。 16 5.強度・たわみ 5-1 曲げ強度設計 アルミ樹脂積層複合板の各銘柄に荷重が掛かる場合、荷重の種類と支持方法がわかれば、次式で表 面材の応力が求められます。 σ:表面材にかかる応力(Kgf/mm ) 2 応力計算式 2 2 2 σ=α h= P:荷重(Kgf/mm ) b:支持間隔または短辺の長さまたは直径(mm) t:プラメタル板厚(mm) h:見掛け厚さ(mm) hco:芯材厚さ(mm) α:支持方法により定まる係数 P・b 2 h t −hco t 3 3 【表 5-1-1 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の見掛け厚さの二乗(h )計算結果】 2 銘柄 プラメタル プラメタルFR302 製品厚み h 3mm 1.68 銘柄 2 4mm 2.28 3mm 3.14 プラメタルFRW405 プラメタルFRC405 プラメタル FR305-SIGN 製品厚み h 4mm 9.25 3mm 2.52 2 <計算例> プラメタル FRW405(芯材厚さは1-2規格構成参照) 板サイズ 900×900 支持条件 四辺支持 等分布荷重 荷重条件 0.0002 Kgf/mm (200 Kgf/m ) の時プラメタルFRW405は 耐えうるか 2 2 h = 9.25(mm ) 2 2 a/b = 900/900 = 1.0 から 表 5-2-2 よりαは 0.287 σ=α P・b 2 h 2 =0.287 0.0002×900 9.25 2 =5.03(Kgf/mm ) 2 表面材アルミの耐力は表 5-1-2 より 15.3(Kgf/mm )> 5.03(Kgf/mm )故に OK 2 2 【表 5-1-2 アルミ樹脂積層複合板 各銘柄の表面アルミの耐力】 銘柄 プラメタル プラメタルFR302 プラメタルFRW405 プラメタルFRC405 プラメタルFR305-SIGN 製品厚み 材質 耐力 MPa(N/mm ) [Kgf/mm ] 3mm A3104-H24 216[22.03] 4mm A3104-H24 216[22.03] 3mm A3104-H26 232[23.66] 4mm A3105-H14 150[15.30] 3mm A3105-H14 150[15.30] 17 2 2 5-2 たわみ量設計 アルミ樹脂積層複合材の各銘柄に荷重が掛かる場合、荷重の種類と支持方法がわかれば、次式でた わみ量が求められます。 δ:最大たわみ(mm) 2 P:荷重(Kgf/mm ) b:支持間隔または短辺の長さまたは直径(mm) t:プラメタル板厚(mm) 2 E:曲げ弾性率(Kgf/mm ) β:支持方法により定まる係数 ν:ポアソン比 たわみ計算式 P・b 3 E・t 4 δ=β <計算例> プラメタル 3mm 製品 (厚さ 3mm) 板サイズ 800×1200 支持条件 四辺固定 等分布荷重 荷重条件 0.0001 Kgf/mm (100 Kgf/m ) 2 の時プラメタルのたわみ 2 a/b=1200/800=1.5より 表5-2-2よりβは0.0240 P・b 3 E・t 4 δ=β =0.0240 0.0001×800 =22.9(mm) 3 1590×3 4 【表 5-2-1 支持方法における係数】 形式 α β 二辺支持 3 5 等分布荷重 4 32 二辺固定 1 1 等分布荷重 2 32 一辺固定・一辺自由 等分布荷重 荷重状態 3 3 3 4 46 1 3(3+ν) 32 β 3(5+ν) (1−ν2) 256(1+ν) ν=0.33 ν=0.33 α=0.312 β=0.0418 2 等分布荷重 等変化荷重 支持 α 3 一辺固定・一辺支持 一辺固定・一辺自由 円板 等分布荷重 固定 3(1−ν2) 256 2 3 5 16 一辺固定・一辺支持 2 1 等変化荷重 5 35 18 ν=0.33 β=0.0104 【表 5-2-2 支持方法における係数】 四辺支持 等分布荷重 a/b 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0 3.0 4.0 5.0 ∞ α 0.287 0.332 0.376 0.416 0.453 0.487 0.517 0.545 0.569 0.591 0.610 0.713 0.741 0.748 0.750 β 0.0443 0.0530 0.0616 0.0697 0.0770 0.0843 0.0906 0.0964 0.102 0.106 0.111 0.134 0.140 0.142 0.142 四辺固定 等分布荷重 a/b 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0 ∞ α 0.308 0.348 0.383 0.412 0.436 0.454 0.468 0.479 0.487 0.493 0.497 0.500 β 0.0138 0.0164 0.0188 0.0209 0.0226 0.0240 0.0251 0.0260 0.0268 0.0272 0.0277 0.0284 【表 5-2-3 支持方法における係数】 四辺支持 中央集中荷重 a/b β 1.0 1.1 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 3.0 0.1267 0.1381 0.1477 0.1621 0.1714 0.1769 0.1803 0.1845 0.1851 四辺固定 中央集中荷重 a/b β 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 ∞ 0.0612 0.0707 0.0755 0.0778 0.786 0.0788 0.0792 5-3 サッシ深さ設計 サッシから脱落しないよう、次式でサッシの必要のみ込み深さが求められます。 サッシ深さの計算式 r △L=△X・SF+△R △L:必要なサッシ深さ(mm) △X:たわみによる短辺のズレ(mm) SF:安全係数(3以上に設定する) △R:温度差による伸縮量(mm) <△Xの計算> r= 2 2 b+4δ 8δ △X=r π 180 ∞ δ:最大たわみ(mm) b:短辺の長さ(mm) r:たわんだ時の局率半径(mm) sin−1(b/2r)−(b/2) 19 △X:たわみによる短辺のズレ(mm) SF:安全係数(3以上に設定する) △R:温度差による伸縮量(mm) <△Xの計算> r= δ:最大たわみ(mm) 2 2 b+4δ b:短辺の長さ(mm) 8δ △X=r π 180 r:たわんだ時の局率半径(mm) sin−1(b/2r)−(b/2) <△Rの計算> 3.0×10−5:プラメタルの線膨張率 △R=3.0×10−5×△T×b/2 △T:温度差 ※ 長辺の場合においても、短辺と同様に計算を行う。 <計算例> 計算条件 δ=40(mm) b=800(mm) SF(安全係数)は3 △T(温度差)は30℃ r= (40)2 (800)2+4× 8×40 △X=2020 3.14 180 =2020(mm) sin−1 800 2×2020 − 800 2 =2.46(mm) △R=3.0×10−5×30×800÷2 =0.36(mm) △L=△X・SF+△R=2.46×3+0.36=7.71(mm) 故に、サッシ深さは片側 7.71mm以上必要である 6.静荷重試験 6-1 パンチング加工製品の静荷重試験 プラメタル 3mm、4mm 製品については、P-21 に示しますパンチングパターン加工が可能です。 各パターンでパンチング加工されたプラメタル 3mm、4mm 製品に砂荷重を掛け、最大たわみと 残留たわみを測定した測定結果を表 6-1 に示します。 <測定方法> 載荷面積:900×900(mm) 支持条件:四辺固定 最大荷重:360(Kg/ ㎡) 20 【表 6-1 アルミ樹脂積層複合板 パンチング加工品 静荷重試験結果】 (単位:mm) パンチングパターン 開口率 A 4Φ×9P 並列 15.5% B 7Φ×21P 40°千鳥 20.8% C 8Φ×12P 60°千鳥 40.2% D 8Φ×20P 45°千鳥 25.1% E 10Φ×15P 60°千鳥 F 7ロ×18P 並列 G 10ロ×18P 並列 30.9% H 4Φ×8P 60°千鳥 22.7% I 8Φ×20P 60°千鳥 14.5% J 4Φ×10.5P 並列 13.7% 40.3% 18.1% K 4Φ×12P 60°千鳥 L 7Φ×12P 60°千鳥 M 5Φ×10P 60°千鳥 22.7% N 7ロ×15P 並列 21.8% 10.1% 30.9% 銘柄 100kg/㎡ 150kg/㎡ 200kg/㎡ 250kg/㎡ 300kg/㎡ プラメタル3mm 12.5 16.0 19.0 22.0 24.0 360kg/㎡ 0 kg/㎡残留 27.0 6.0 プラメタル4mm 10.0 13.5 16.5 19.5 21.5 24.5 6.5 プラメタル3mm 9.5 14.0 16.5 19.0 22.0 25.0 4.0 プラメタル4mm 9.0 14.0 16.5 20.0 21.5 24.0 4.0 プラメタル3mm 13.0 22.0 24.0 27.0 31.0 34.0 11.0 プラメタル4mm 13.0 19.0 22.0 26.0 29.0 32.5 9.0 プラメタル3mm 10.5 15.5 20.0 22.5 24.5 27.5 7.5 プラメタル4mm 10.5 15.0 18.5 21.5 23.5 25.5 8.5 プラメタル3mm 12.5 17.5 22.0 24.0 27.0 30.0 12.5 プラメタル4mm 13.0 17.0 20.5 24.0 26.5 29.5 12.5 プラメタル3mm 12.5 17.0 20.5 22.5 25.0 28.0 5.0 プラメタル4mm 11.5 15.5 19.5 22.5 24.5 27.0 6.0 プラメタル3mm 10.0 16.5 19.5 23.5 25.5 29.0 12.5 プラメタル4mm 12.0 18.5 21.5 25.5 28.0 30.5 12.0 プラメタル3mm 11.0 17.0 20.5 23.5 26.0 29.0 7.0 プラメタル4mm 11.0 17.0 18.5 22.0 24.0 26.0 6.0 プラメタル3mm 7.0 11.5 15.5 19.0 21.0 23.5 4.5 プラメタル4mm 9.0 13.0 16.0 19.0 19.5 23.0 6.0 プラメタル3mm 11.0 15.5 18.5 21.5 23.0 25.0 6.5 プラメタル4mm 10.5 14.0 18.0 20.0 23.0 25.0 7.0 プラメタル3mm 8.0 12.0 15.5 18.5 19.5 21.5 4.0 プラメタル4mm 8.0 12.5 16.5 18.5 20.5 22.5 5.0 プラメタル3mm 9.0 15.0 20.0 23.0 26.0 28.0 10.5 プラメタル4mm 9.5 15.0 19.0 22.0 24.0 26.5 10.0 プラメタル3mm 10.5 15.0 18.0 19.0 22.5 25.0 8.0 プラメタル4mm 9.5 13.5 17.5 20.5 23.5 25.5 6.5 プラメタル3mm 8.5 14.0 18.5 21.0 23.0 26.0 7.5 プラメタル4mm 10.0 15.0 19.5 23.0 25.0 27.5 8.0 参 考 値 プラメタル 無孔板 3mm 7.5 11.5 14.0 16.5 18.5 21.0 5.5 プラメタル 無孔板 4mm 7.5 11.0 13.0 15.5 17.0 19.0 3.0 プラメタルFR302 無孔板 3mm 8.0 13.0 16.0 17.0 19.0 20.0 2.0 プラメタルFR305-SIGN 無孔板 3mm 6.0 7.5 9.0 11.5 12.5 13.5 1.5 4mm 6.0 7.0 10.0 12.0 13.0 14.0 0.0 2mm 16.0 21.5 24.0 28.0 31.5 34.5 6.0 プラメタルFRW405 無孔板 プラメタルFRC405 アートパネル 無孔板 カラーアートパネル 無孔板 3mm 11.0 14.5 18.5 20.5 22.5 24.5 3.5 ハイエースバン 無孔板 4mm 8.0 11.0 13.5 16.0 18.0 20.0 2.0 かまちえーす 無孔板 5mm 8.0 10.5 13.0 16.0 17.5 20.0 2.0 ハイエースバン 無孔板 DP かまちえーすW+ 無孔板 アルミ2mm 無孔板 12mm 4.0 6.0 7.5 9.0 10.5 12.0 0.5 18mm 2.0 3.0 4.0 5.5 6.0 7.0 0.5 7.5 9.5 12.0 14.5 15.5 16.5 0.0 4.0 7.0 8.5 10.0 10.5 12.0 1.0 6mm 上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。 21 パンチング標準加工パターン ■Type:A ■Type:B ■Type:C ■形状:4Φ×9P 並列 ■形状:7Φ×21P 40°千鳥 ■形状:8Φ×12P 60°千鳥 ■開口率:15.5% ■開口率:20.8% ■開口率:40.2% ■Type:D ■Type:E ■Type:F ■Type:G ■形状:8Φ×20P 45°千鳥 ■形状:10Φ×15P 60°千鳥 ■形状:7ロ×18P 並列 ■形状:10ロ×18P 並列 ■開口率:25.1% ■開口率:40.3% ■開口率:18.1% ■開口率:30.9% ■Type:H ■Type:I ■Type:J ■Type:K ■形状:4Φ×8P 60°千鳥 ■形状:8Φ×20P 60°千鳥 ■形状:4Φ×10.5P 並列 ■形状:4Φ×12P 60°千鳥 ■開口率:22.7% ■開口率:14.5% ■開口率:13.7% ■開口率:10.1% ■Type:L ■Type:M ■Type:N ■形状:7Φ×12P 60°千鳥 ■形状:5Φ×10P 60°千鳥 ■形状:7ロ×15P 並列 ■開口率:30.9% ■開口率:22.7% ■開口率:21.8% ※プラメタル 3mm、4mm製品は上記の14パターンのパンチング加工が可能です。 ※タイプB、C、E、F、H、I、J、K、L、Mは90° 振りパターン使いが可能です。(縦横のピッチが異なるため90° 振りが可能) ※タイプA、D、G、Nは0° と90° 振りパターンは変わりません。 ※上図の図示は、0° を示します。 ※上記の標準パターンは当社のHP上で原寸にてプリントアウトが可能です。(URL http://www.plametal.co.jp) 東京都千代田区内神田2-3-9MECビル 4F 大阪市北区西天満2-4-4堂島関電ビル 6F 名古屋市中区丸の内2-20-25丸の内STビル 9F 052-229-1915 052-229-1933 206 2014.0801 ②F
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