シ ン ポ ジ ウム :保 健 ・医療 ・福 祉 を 担 う 人 材 育 成 に つ い て − い ま 求 め られ る人 材 像 −④ 出会 う つ なが る 動 き出す 田 中 弘子 青森 県 ソーシャル ワーカー協会 会長 N P 0法 人 日本 ソー シ ャルワー カー協 会市 民活 動支援 委 員長 N P0 法 人 あ お も りN P0 サ ポ ー トセ ン ター 理 事 長 I.「出 会 う ・つ な が る ・動 き 出 す 」 ネ ッ トワ ー ク づ く りの 原 点 大 学 の 恩 師 か ら 「常 に問 題 意 識 を もて」 と う い う こ と を学 び 、 そ れ を意 識 し続 け て きた こ とが 、気 が つ い た ら 仕 事 か らつ なが っ た 国 内外 の 広 域 ネ ッ トワー ク や 地 域 活 動 ネ ッ トワ ー ク づ く りの土 台 に な っ て い た 。 私 の 地 域 活 動 は、 社 会 福 祉 ・社 会 教 育 ・N P0 ・文 化 活 動 ・子 育 て 支 援 ・ま ち づ く り も 「出会 う ・つ な が る ・ 動 き出 す 」 とい う人 と の ネ ッ トワ ー ク か ら、 自然 に積 み 上 げ られ て きた 自分 の生 き方 そ の もの で あ る。 Ⅱ .新 しい 公 共 と い う仕 組 み づ く りに 向 か って い く コー デ ィ ネ ー ター の 育 成 −65− 1.い ろ い ろ な人 た ち と の か か わ りを楽 しむ 2.保 健 ・医 療 ・福 祉 の キ ー マ ン をつ な ぐコ ー デ ィ ネ ー トカ を培 う か わ る(1億 円 ふ る さ と創 生 基 金) (1)卒 塾 生 が 「N P 0法 人 青 森 県 男 女 共 同 参 画 研 Ⅲ .仕 事 や 地 域 活 動 を 通 して 出 会 い ・つ な が り ・動 き 出 究所 」 を設 立 した ネ ッ トワ ー ク (2) 〃 環 境 子 ど も ミ ュ ー ジ カ ル グ ル ー プ 「リ 1.福 祉 事 務 所 の ケ ー ス ワ ー カ ー 時 代 エ ゾ ン」 を設 立 1)官 5)中 央 公 民館 「青 年 プ ロ ジ ェ ク ト塾 」を 開設(1億 と民 の 学 習 の場 を求 め て 、 青 森 県 ソ ー シ ャ ル ワー カ ー協 会 へ 入 会 (1)官 円ふ る さ と創 生 基 金) と民 の と も に学 ぶ こ とが 協 働 に つ な が る こ (1)卒 塾 生 が 「N P 0法 人 ス ポ ネ ッ ト弘 前 」 を設 と を学 ぶ 立 (2)日 本 ソー シ ャ ル ワ ー カ ー協 会 会 長 と の 出 会 い ① 青 森 県 ソ ー シ ャル ワ ー カ ー協 会 再 設 立 にそ そ い だ 会 長 のパ ッ シ ョ ン 4 文 化 会 館 ・市 民 会 館 ・駅 前 市 民 ホ ー ル とい う文 化 行 政 の 仕 事 を して い た 時代 ② 職 場 の 上 下 関係 な しに腹 をわ っ て話 しあ え 1)官 る協 会 の ミ ッシ ョン に共 感( けづ くり と民 の ギ ャ ラ リー の点 と点 を線 に した 、 しか ③ 人 権 学 習 の 場 (1)「 ギ ャ ラ リー ネ ッ トワー ク ひ ろ さ き」 設 立(現 在50ギ ャ ラ リー が つ な が る) 2.保 健 セ ン タ ー の保 健 予 防 、 国 民 健 康 保 険 の仕 事 を (2)弘 前 の 観 光 行 政 と平 成20年 して い た 時 代 検 定 に つ なが る 1)医 2)音 療 職 ・看 護 職 ・食 生 活 改 善 推 進 員 会 と の 出 会 に実 施 す る弘前 楽 団体 の 点 と点 を線 に 、 そ して 面 に し た、 し い とつ なが り かけづくり 2)女 (1)「 音 楽 ネ ッ トワー ク弘 前 」 の 設 立 性 の 視 点 を行 政 の 中 に 吹 き込 ん で い くこ と と 女 性 職 員 育 成 の グ ル ー プづ く り (2)音 楽 ネ ッ トワ ー ク 弘 前 へ 委 託 して 「弘 前 音 楽 3)「 ひ ろ さ き創 生 塾 」 に か か わ る(竹 下 内 閣 時 代 祭 」 を平 成20年2月10日 の1億 3)市 円 ふ る さ と創 生 基 金) (1)市 民 が 社 会 参 加 す る とい う種 ま き 導 入 (2)卒 塾 生 が 、 ま ち づ く り にか か わ る仕 掛 人 に な 4)N り、 N P 0法 人化 に 向 か う 開催 民 会 館 ・駅 前 市 民 ホ ー ル に文 化 ボ ラ ンテ ィ ア P 0 や 地 域 活 動 の キ ー マ ンで つ くる 「キ ー マ ンネ ッ トワ ー ク ひ ろ さ き」 の 設 立 ① N P 0法 人 コ ミュ ニ テ ィ ネ ッ トワー ク CA S T(弘 前 市1号 ② の N P 0法 人) 5. ボ ラ ンテ ィ ア活 動 の 課 題 か らNPOの 奈 良 美 智 作 品 展 覧 会 か ら設 立 され た N P 0 を学 ぶ 法 人harappa 1)行 ③ で きる 津 軽 の 新 しい ラ イ フ ス タ イ ル を 提 供 す る 「弘 前 見 探 図 」 ミ ッシ ョ ン 2)有 政 で は な か な か で き ない 縦 や 横 の つ な が りが 償 、 無 償 ど ち ら も 自分 た ち(組 織)が 決 め、 報 酬 が 目的 で は な い 新 しい形 の 公 益 性 の確 立 3.教 育 委 員 会 で生 涯 学 習 、社 会 教 育 、 公 民 館 の 仕 事 を して い た時 代 1)生 (1)地 域 に N P 0 を広 め 、 N P 0活 動 を サ ポ ー ト しな が ら成 熟 した 市 民 社 会 を 涯 学 習 情 報 提 供 ネ ッ トワ ー ク シス テ ム の 開設 (2)行 政 、 企 業 な ど多 様 な 組 織 と人 を つ な ぎ、 課 (各施 設 ・学 校 ネ ッ トワ ー ク) 題 を解 決 して い く 2)コ 3)N ー デ ィネ ー タ ー研 修 開 催 で 出 会 っ た 「大 久 保 P 0の ミ ッシ ョン 一 座 」 とのつ な が り ① 文 化 ボ ラ ン テ ィア と行 政 が と もに学 ぶ こ と て い る 人 や 社 会 環 境 が 危 機 に さ ら され て い る な が 動 き は じめ た 文 化 庁 委 嘱 事 業 「文 化 ボ ラ ン ら資 金 や 人 材 が な くて も動 き出 す とい う 自発 性 テ ィ ア 全 国 フ ォー ラ ム 」 の 第 3 回 を 平 成19 年8月 る 3)ボ に弘 前 で 開 催 ラ ン テ ィア 支 援 セ ン タ ー 開設 に い た っ た ア メ (1)保 障 さ れ た 財 源 が あ る わ け で は ない の に 、困 っ (2)新 4)N しい 公 共 と い う仕 組 み づ く り に 向 か って い P0推 進 学 習 受 講 生 か ら 「N P 0法 人 弘 前 こ リ カ の N P 0 ・ボ ラ ン テ ィ ア 視 察 ど も コ ミ ュ ニ テ ィ ・ぴ 一 ぶ る 」 な ど 数 多 くの N 4)男 P 0法 人 が 誕 生 女 共 同参 画 学 習 か ら 「き らめ き女 性 塾 」 に か − 66− 5)弘 前 の メ ー ン ス トリ ー トで あ る 土 手 町 に は N P 0 事 務 所 が4カ 所 ・N P 0 通 り? Ⅳ .官 と して民 と して の コ ー デ ィ ネ ー ト 1)官 と民 が と も に学 ぶ こ とか ら、 キ ー マ ン と 出会 い ・つ な げ る しか け か ら ・動 き出す と うい う ネ ッ トワ ー クづ く りに つ なが っ た Ⅴ .保 健 ・医 療 ・福 祉 を 担 う人 材 育 成 は 、成 熟 した 市 民 社 会 ・住 民 か ら公 を つ くる と い う 新 しい 公 共 と い う仕 組 み づ く りに 向 か っ て い く コー デ ィ ネ ー タ ー を 育 て る こ と 一67一
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