2016 年度 推薦入試【11 月 21 日 現代社会学部 新聞読解力型】 1 設問

2016 年度 推薦入試【11 月 21 日 現代社会学部 新聞読解力型】
1
設問一
冷戦
(1)
(2)
覆して
(3)
日系
住民投票
(③)
(4)
選択肢
(5)
排外
設問二
間接民主制
(①)
(②)
社会主義体制
(④)
住民投票
設問三
例
ある問題に賛成か、反対かを、住民が直接、投票で意志を示すことが住民投票である。価値観が多
様化して生じた新たなニーズを、政党は必ずしもすくい取れなくなる。そうすると住民は自分たちの思
いが政党に十分に代弁されていないと感じる。その結果、住民投票が用いられるようになる。
(133 字)
設問四
例
政治家はときに企業や団体に強く影響されて住民のためにはならない判断をしかねないので、住民
投票を通じてそれを正すことが期待できるという意味。
(69 字)
設問五
例
私は住民投票の積極的な利用に賛成する。議員を選出する選挙であれ住民投票であれ、自身が政治
の主体であると自覚し、政治に参加できる機会は多いほど望ましいと考えるからだ。
[A]の末尾や[C]に紹介されているような負の側面がたとえあっても、それは住民投票という制度に本質
的な欠点ではない。
選挙でも住民投票でも実は同じだが、選挙民や住民が十分に政治的関心を育み、投票率が高ければ、
民主主義が十全に機能していると判断できる。住民投票にポピュリズムの危険があるとはいえ、政治は
エリートに任せるべきだというパターナリズムのほうが優れているというわけではない。
(267 字)
2
設問一
(1)
内向き
(2)
紛争
(3)
投資
(4)
官僚
(5)
派遣
設問二
①
ツアー
②
プロダクツ
③
アントレプレナー
④
ビジネス
設問三
(1)
(2)
NPO
(3)
Twitter、Facebook、LINE
(4)
2.4
現代の若い世代が、当面する社会問題の解決策や具体的提案を、積極的に用意する傾向。
(40 字)
設問四
例
たとえば、街のゴミ拾いやボランティア活動に熱心に取り組むことに表れているように、社
会問題に関心を抱きつつ、実際に社会の役に立ちたいと考える傾向である。1980 年ごろから後に
(1)
生まれた世代は、高度成長やバブル景気のような経済が右肩上がりの時代を体験していない。高
齢化や財政危機で日本の社会の見通しが立たなくなった時代しか知らない世代だ。それゆえ、自
分たちで社会を何とかしようという意識が育まれていると考えられる。(204 字)
例
日本の若者の自己満足度は先進諸国に比較すると極端に低い。また、自分の参加で社会現象
が変えられるという希望も極端に低い。この統計に基づくと、「ソーシャル」な傾向を明らかに
(2)
備えているといえる日本の若者は全体の 3 割から 4 割に過ぎない。それでも私自身の周囲にはソ
ーシャルな傾向が感じられる。2011 年に大学生だったやや年長の兄や姉に相当する世代で、東日
本大震災のボランティア活動に携わった人々を、私は直接何人も知っているからだ。したがって、
実感としては若者の間に「ソーシャル」な志向が広がっていると思う。(248 字)